ヨーロッパを周ると多くの都市で観光客を対象にその都市毎のカードを発行し観光案内所等で発売しています。 日本にもやや似た形式のものが多少生まれていますが、外国のように徹底したものはまだ少ないですね。 例えて言えば「東京カード」を買いますと、山手線の中のすべての公共交通機関や博物館等の公共機関が一々切符を買わずに利用することが出来ると思って頂いてよいでしょう。 特に言葉の不自由な外国人には助かりますし、切符を買う為の時間や行列に並ぶ暇もはぶくことが出来ます。 左のカードは一日券ですが三日とか一週間などの券も非常にお安い値段で発行されています。 我、鎌倉でも遅まきながら「通行手形」なるカードを発行しましたが、使える範囲が狭くまだまだですね。
縦横に走るトラム |
縦横無尽に路面電車(とラム)が走るオスロなどはほとんどの観光名所を電車で周ることが出来ます。 地下鉄やトラムは線路の無いところは走りませんから間違えても安心、又反対方向に乗ればよいのです。 その点どこにでも行き複雑路線の多いバスは間違えるとややこしくなります。 | 停留所に張られたNOに乗る |
環境に優しい乗り物としてヨーロッパでは路面電車(トラム)が見直されて居ることはご承知の通りです。
世界の路面電車を追いかけてHPを作られた私の知人(旅行記トップよりリンク)の写真集を御覧頂くと
その様子が良く理解できます。 日本の市電の感覚を越え郊外電車と言う方が当たるかもしれません。
オスロの市役所は海に面し内部 は、ムンクなどのノルウエー人 画家の壁画で飾られていいます。 市役所前の港からバイキング公 園のある対岸までの遊覧船も勿 論パスでOK、美術館・民族屋敷 などもオスロカードが利用できま す。 |
フログネル公園の欄干のブロンズ |
何とも不思議な彫刻群 |
バイキング博物館 |
ノルウエー版明治村でしょうか、 民族の歴史や風習をそのままに 移築して民族衣装で見せてくれる 設備や王宮殿・繁華街どこに行く にも「オスロカード」が大活躍、 コペンハーゲンカードでは、相当 遠距離の郊外まで電車を利用して 行くことが出来ました。 |
このように便利な「パス・カード」の類が多くの町で、スイスパスのような全国規模のまで数多く発行
されているのを利用しない手はありません。 ツアーの場合は業者さんが案内してくれますが、
やはり醍醐味は「自由気まま旅行」です。
私のような語学ダメ人間でも何とかなるものです、皆さんも是非チャレンジしてください。