LHSのメンバー総出演の映画。全てドイツ語でもちろん字幕なし。ストーリーはほとんど分かりませんが、主役のドイツ人らしい
紳士と太っちょのおっさん、そして韓国人らしいカンフー使いのアンちゃんの3人が、香港(?)を舞台に1930年代のギャングに扮
したLHSのメンバーと追いつ追われつのドタバタ騒ぎを繰り広げるというコメディー。チャイナタウンをバックにカンフー・アク
ションが飛び出したりして、まるで香港映画のような雰囲気。酒場の中国人の女支配人(?)がママ・ルーだったり、ギャングの情
婦がJennifer Adamだったりと、LHSの代表曲が巧みにストーリーに織り込まれていて(ストーリーがわからないのになんでわか
るの?)、全編にLHSナンバーが流れています。しかし"Mama Loo"って本当に中国人がモデルだったんでしょうか(確かに呂夫人
とかが居そうですが)。安酒場の酔いどれピアノ弾き役でLes Humphriesがいい味を出していたり、LHSのメンバー扮するギャン
グ集団が女性上位で野郎どもがアゴでこき使われていたりして、言葉がわからないなりに笑って見ているうちに、いつのまにやら
豪華なステージでLHSが歌い踊るフィナーレを迎えて訳がわからないまま終わりましたとさ。(メデタシ、メデタシ)
LHSのメンバーは一時間半ほどの上映時間全体の四分の一くらいに出演しています。Lawtonは茶色のスーツを着たギャングの役で
端役ながらもコミカルな演技を披露しています。因みに右の写真でLawtonが抱っこしている女の子は彼の娘さんだそうです。
他のメンバーはそれぞれ二言三言のセリフがあるのに、Lawtonはついに喋らずじ
まいでした。でもLawtonファンにはお宝映像です。