SAJコンバインドチーム記録会(2001.9.23) 前半ランニング10km

  記録会前の2日は白馬山麓には雪が降るほどの寒い日でした。
  しかし、記録会当日は雲ひとつない見事な快晴になりました。
  今回はマススタート方式で午前中にランニング10km(2.5km×4周)、午後ノーマルヒルでジャンプ2本で
  競われました。
  記録会の開始時間は9:30との情報をいただき、私達は8:30頃会場であるスノーハープに行ってみました。
  選手の皆さんはすでに試走をしていました。レースが始まる前に、白馬村スキークラプの方がスタートリストを
  配布して下さいました。まさか、こんな物が用意されてるなんて思ってもみなかったので、とても感動しました。
  そこには選手62名の名前とゼッケンNo.とStart Lineが記載されていました。栄光のNo1(ゴールドゼッケン)は
  阿部さん・次晴さんのMixチームでした。各列にゼッケンNo.の小さい順に10〜11名の選手が並んで、
  2mおきに6列作ってスタートの合図を待っていました。スタート少し前に、スキー界、そしてスポーツ界の
  リーダー的存在でいらっしゃった、先日お亡くなりになられたJOCの八木祐四郎氏のご冥福を祈り
  会場の選手・観客の皆さんで黙祷をささげました。
  そして9:30少し過ぎに一斉スタートとなりました。

  1周目トラックを出る時には誰がどこにいるのやら よくわからない状態でした。選手の皆さんが全員トラックから
  山のコースに入ったところで、私は観戦位置を移動しました。山から戻って来て、トラックのすぐ脇を通るのですが
  そこで観戦すれば、1周で2度声援を送れるので、その位置で観戦することにしました。
  スタート時には団子状態だったんですが、再びトラックに戻って来る頃には見事に バラけていました。
  1周目一人抜け出した選手がいました。日大の月居(つきおり)選手です。その後少し離れて萩原さん・健司さん。
  その後ろは10人前後のグループになっていたと思います。そのグループには彦さんやMIXチームの阿部さんも
  いました。阿部さんはみんなの声援に手を挙げて応えていらっしゃいましたよ。その後も続々と選手が
  やってきました。選手の皆さんはトラックを周って、また山の中へ消えて行きました。
  次にトップで出てくるのは誰だろう?と、待っていたところに独走でかなり勢い良くトラック脇のコースに
  出てきたのは1周目と変わらず、月居選手でした。勢いは全然衰えていません。ますます加速しているような…。
  その次に現れたのは、アインズの正木誠選手。こちらもかなりいいペースで飛ばしていました。
  次に現れたのは、萩原さん。すぐ後ろに健司さん。それから数人後ろに彦さん。阿部さん。
  そして3周目。やっぱりトップは月居選手。その後ろはあれ?また入れ替わってる。アインズの宮澤選手が2位に
  追い上げてきました。正木誠選手が続いて3位に。その後ろは、萩原さん・健司さん。この二人はずっとほぼ同じ
  ペースで走られていたようですね。彦さんも10位以内の位置で頑張っていました。
  そしていよいよ最終周。月居選手、独走は変わらず。最初から最後まで疲れを見せない見事な走りでした。
  2位宮澤選手も3位正木誠選手も順位変わらずゴール。この二人も途中から一人旅でしたが、スピートも
  順位も落とさない見事な走りでした。4・5位争いの萩原さん、健司さんは最後の直線勝負でした。
  私はゴール70mくらい手前で見ていたのですがそこからは確認出来ず。(ジャンプのスタートリストを見て、
  0.8秒差で健司さんが先にゴールしたのを知りました)
  6位畠山選手(早稲田大) 7位正木栄二選手(近畿大) 8位森敏選手(野沢温泉SC) 9位北村選手(東京美装)
  そして10位に富井彦選手。少し辛そうな表情もありましたが、最後は颯爽と私の前を駆け抜けて行きました。
  ゴールドゼッケンの阿部さんも会場のファンの方々の声援を受け、見事に16位でゴールしていました。
  その後も最後の力を振り絞って多数の選手がゴールしました。
  頑張っている選手の姿を見ると、自分も応援せずにはいられなくなり、私も応援頑張ってみました。
  なので、試合が終わったあとは気分爽快でした。とりあえず、後半ジャンプが始まるまで一休み…。

  後半のジャンプはゴール順の逆で選手が登場します。

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