FISワールドカップ ノルディックトーナメント
in Lahti 公式練習(2000.3.2)
私達は今回、残念ながらラハティに宿を確保することが出来ず仕方なく、ヘルシンキから言うとラハティより
1つ先(電車で30分くらい)のクォーボラと言う街に宿泊してそこから毎日電車通うことになりました。
公式練習の日、ヘルシンキから宿泊地のクォーボラに移動後、次の電車でラハティに戻る。
ラハティの駅から会場までは徒歩30分くらいで、公式練習の開始時間まで少し時間に余裕があったので
歩いて行くことにしました。駅から会場までに行く途中の建物の切れ間からチラッとジャンプ台が見えた。
ラハティのジャンプはLH(K=116)・NH(K=90)・MH(K=65)の台が平行して並んでる。山の中にあるわけでも
ないので、街中にそびえ立って見えていた。なんだかカッコイイ。
下に見える“FINISH”はメインスタンドのクロスカントリーのゴール地点
わりとのんびり歩いて行ったら、すでにノルディック複合スプリント(K=116)の公式練習が始まっていた。
自分がラハティにいてジャンプ台の前に立っているのが不思議でしょうがなかった。でもせっかくそこまで
行ってボーッとしていてもしょうがないので、競技を真剣に見ることにした。しばらくしたら日本選手の番に
なった。小林くん・大斗くん・高沢さん・彦さん・森さん・健司さん、みんなとても元気そうだしたよ。調子も
良さそうでした(高沢さんはこの日はちょっと不調だったかな)。外国勢ではビーク選手・ラユネン選手・
シュテヒャー選手等が好調そうだった。
日本選手が飛び終え、少したった頃、リフトの上の方から、日本選手のウェアーを着た人が数人降りて
くるのが見えた。誰だろ?と思ってよく見たら、ジャンプチームの田尾さん(全日本チームコーチ)・船木さん・
岡部さんの3人でした。複合の公式練習を見ていた日本のファンの方々に取り囲まれていて、サイン・
写真等に笑顔で対応されていた。(私も少しお願いしてしまいました。ハハハ。)
そうこうしている間に2本目のジャンプが全員終わって、3本目はみんなどうだろ?なんて楽しみにしていた
けれど、スタートゲートに目をやると、誰もいない…。どうやら公式練習は2本で終わってしまったらしいです。
ラハティの会場での選手の控え室はリフトを上ってすぐのところにあるらしく(白馬みたいな感じかな)、
その控え室へはどこか裏の道から車で上って行ってしまうので、競技以外で選手の姿を近くで見ることは
できませんでした。海外の大会って選手がそこらへんを何気なく歩いていそうなイメージがあったので
少し残念でした。(公式練習のジャンプ陣の3人の姿を間近で見られたのは本当にラッキー!!)
17:00から純ジャンプNH(K=90)の公式練習と予選が行なわれました。
今回のラハティから仲村和博くんも遠征メンバーに復帰して、8人の選手の姿を見ることが出来ました。
(メンバー:西下くん・仲村くん・船木さん・宮平さん・葛西さん・岡部さん・斎藤さん・原田さん)
原田さん・葛西さん・西下くんは好調そう。(原田さんは口も好調!!「風呂入ったか?歯磨けよ?」と
原田節を炸裂していた。)斎藤さんは、今回は少し不調そうでかなりピリピリしているのが伝わってきた。
岡部さんも足を引きづっているように見えて心配だったけれど、翌日は普通に歩いていたのでホッ。
3本目が予選となって、仲村くん・斎藤さんが予選落ちしてしまった。非常に残念…。
この日、会場には12・3人の日本人のファンがいました。予想以上の多さにビックリ。みんな全然知らない
メンバーだったけれど、同じ思いでフィンランドに集まって来たこともあって、お互いの名前は知らない
ままだったんだけど、すぐに仲良くなった。競技がすべて終わって、会場をあとにするときも、
「それじゃ、また明日!!」ってな感じで再会を約束して帰って行きました。
聞くところによると、みんなラハティに宿を押さえられなかったようで、ヘルシンキから通い(片道約1.5時間)
と言う方もいました。今回は選手まで、毎日車で3・40分かけて通っていると言う話も聞いた。(でもこれは
大きい声では言えないが、日本の大会事務局(?)の手配が遅れたからだ。と言う説が濃厚らしい。)
いやぁ、みんなフィンランドまで応援に駆け付けるなんて、頑張ってるねぇ。私も頑張るわよ〜。
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2000/3/3 ノルディックトーナメント in Lahti 大会第1日目
ノルディック複合団体戦(K=90)公式練習/試合&ジャンプNH(K=90)へ
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