ラスベガス&ロス(ディズニーランド、ユニヴァーサルスタジオ)旅日記
〜初の子連れ(2歳9ヶ月)海外旅行〜
ヨミニクイケドガマンシテクダサイ
2000年12月29日(金) 日本からロス経由でラスベガスまで
第1歩として、まず小倉から成田空港へ行かなくてはいけない。これが非常に遠い。
2日ほど前から始めた持ち物準備は入念にチェックを行った。なんせ2歳の子連れで行くため、
荷物の中には武器がいっぱい。その中味は〜しまじろうの未開封1月号・ディズニーのぬりえ・
鉛筆練習帳・新聞にあったアンパンマンのページ・のりとはさみ、そしてお菓子・・などなど盛りだくさんである。
とにかく周りの人にできるだけ迷惑をかけないように祈るだけであった。
9:50に自宅を出発。10:19の新幹線でまず博多へ行き、いつもは地下鉄だがトランク所持者には実に不親切な
地下鉄なのでタクシーで福岡空港へ向った。団体受付で、羽田からリムジンバスにのる事を条件に荷物を成田まで
一気に運んでくれるという話があり、お願いした。でも乗ったという証明は何もないのだが・・・
12:20分にANAが出発。お〜!エコノミークラスの座席にもテレビがある!と興奮したが使えるのは国際線のみ
らしい。離陸早々、こどもの時間稼ぎ作戦として手作りおにぎりを出し、昼食を機内で食べる。
羽田には飛行時間1時間強という近さ。途中、雪をかぶった富士山もお見送り。羽田から成田までは3,000円という
高値のリムジンバス。電車のほうが安いが階段の上り下りがめんどうなので迷わずバスへ。
途中江戸川区で現金強奪事件があったとかで、車内のチェックが入る。。師走は物騒だ。
成田に着くと、助っ人MY MOTHERの登場。今回はこれが総勢メンバー。
窓側ではないが中央で4人並びの席が取れて一安心。女性陣は免税店でお買い物。
私は子供と輸入禁止のカメさんを見ながら時間をつぶす。
国際線の出発時刻は17:15。かなりの人でである。まわりをみて若干子連れがいることに一安心。
なんせ機内に約10時間。ぐずられたら・・・の不安がつきまとう。
さらに直りかけのみずぼうそうと時差+17時間がどのように影響するのだろうか。。。
いよいよ搭乗である。よくお子様連れは先に入れるが、最後に入ったほうがよい。窮屈な身動きできない機内にいる
時間が短くてすむからだ。席は真ん中の4列。後ろはスッチーの業務エリアなので思う存分背もたれ下げる。
そして機種は最新型!一人一人にモニターがついている!これで映画やらゲームが使い放題。マリオコレクションや
ラスベガスのカジノゲーム、ゴルフに将棋などが搭載されていた。これも子供に使える。機内はほぼ満席。さあ出発。
成田からロスまでは行きは8時間55分。離陸してまもなく夕食(^O^)。カツカレーか鱈のクリーム仕立の選択。
カツカレーを選択したものの味のほうはちょっと・・・。そういえば「チャイルドミール」があるのを知らなくて失敗した。
事前に申込めばプリンとかハンバーグなど特別メニューでこしらえてくれたのです。しかも娘は小麦アレルギーのため
パン・パスタがだめとあってマイッタ。というわけでこの旅行期間中、子供の食事はお菓子が中心に。
それはそれでご機嫌となり一安心。
テレビではポケモンが上映されていて、いっちょまえにヘッドホンして見入っている。出発してから4時間くらいたつと
照明も消えお休みタイム。日本時間の夜中の2時ごろにロスの朝は始まるわけで、しっかり早めに寝なければ。
娘はその後4時間程度寝てくれたので助かった。自分は、1時間程度の睡眠のみで、映画MI2を鑑賞、コンピュータと
将棋をさしたりした。そして到着2時間くらい前に夜中の朝食である。これぞ海外旅行の醍醐味??
娘もおとなしくしてくれたため、無事にロスに到着。私にとっては、残された大陸・・・アメリカ大陸初上陸の瞬間だ。
ロスに到着し、おむかえの人にくっついていき、ラスベガスへの国内線乗り継ぎ場所までバスで移動する。車内には日本
人が10人程度。アメリカ時間12月29日9:00過ぎで、日本時間は30日の未明の2時過ぎである。さすがに眠い。国
内線の出発は午後13:30発だ。ここで3時間程度待たなくてはいけない。たいしたお店もないのでつまらない。仕方な
く喫茶店でシェイクを飲みながら時間をつぶす。。。でたあ!アメリカっぽいこの甘ったるさ!飛行機が見え、子供もごき
げん。しばらくして昼食をとっておこうと、ホットドックを購入。これはうまかった。でも問題はポテト。まずくはないが、誰が
こんなに食べれるかっちゅうねんというくらいに盛り付けてある。どこにいってもそうだった。こんなにポテト食べるから
体の大きいひとが多いのだろうか?
あっという間に時間もすぎて、国内線の出発時間がやってきた。ラスベガスまでは1時間足らずでついてしまう。
離陸してしばらくするとソコは広大な砂漠の上・・・そして突如あらわれるラスベガスの町並み。ピラミッド型のホテル
「ルクソール」が一際目立つ。MGMホテルの手前にぽつんと小さく見えるのが我がサンレモホテルだ。やっと最初の
目的地ラスベガスに到着である。荷物受取のロビーにて早速スロットマシーンのお出迎えだ。すごい空港だ。
おむかえの人に案内されて一路ホテルへ。巨大ホテル群の中にひっそりと立つサンレモH。唯一日本人の経営らしい。
入口にはいるとこれまたフロントに広がるカジノ群。チェックインに何だか手間取っているのでその間に、明日のグランド
キャニオンツアーの確認の電話をいれておく。20分以上まってようやくチェックイン。1度部屋に荷物を置き、フロントで
添乗員さんの説明を受ける。注意事項として、21歳以下の人がカジノに入ると捕まっちゃうよとか乾燥しているので水は
大量に飲んだほうがいいとか。。ついでにラスベガス名物ナイトショーの予約について聞いてみたが、どうやら割高なの
で自分で探すことにした。どっちにしても「ミスティア」や「O」などの人気のショーは年末ですでにいっぱいのようだ。
ナイトツアーの集合時間まで2時間程度あるので、まずはサーカスサーカスという家族連れに人気のホテルにタクシーで行
く。ほぼラスベガスの端から端だが、所要時間15分で10ドル程度。このホテルでバッフェ(バイキング形式の食事のこと)
をいただくことにした。一人約9ドルなのでそんなに高くない。家族が食事している最中に、私は向いのホテル「リヴィエラ」
のショー「スプラッシュ」の明晩の予約をしにいく。向いといってもホテル一つ一つがあまりにもでかいので時間がかかる。
VIP席で58ドルはショーの中では安い方。18歳以上禁止ということで2枚購入。食事も早々に終え、再びサンレモに戻る。
ラスベガスへ到着間近
18:40ナイトツアーに出発。ストリップと呼ばれるメインストリートをバスは行く。すごいホテル群だ。ちっぽけなサンレモ
でも700室。となりのMGMは7000室もあり世界一だそうで端の部屋になるとフロントまで30分かかるとか。
そしてホテルの前では様々な無料のショーが繰り広げられる。バス中からタイミングよくヴィラジオホテルの噴水ショーを
観ることが出来た。先ほど行ったダウンタウン地区を過ぎると350mのストラフィストタワーという名所に到着。ココの名物
はなんといっても地上300mのところにある、ジェットコースターとビッグショットと呼ばれる逆バンジーのような乗り物だ。
エレベータで一気に109階まで登る。おー!すごい夜景だ!!360度砂漠の中にある不夜城のようにぎらぎらと輝くネオ
ン。撮影タイムを終え、怖がる母と娘を置いて二人でビッグショットへ。8ドル也。イスに座らされがっちり上半身を固定。
だが足は宙ぶらりん。イスは4席づつ円形になっていて真ん中に心棒があり、一気に上にあがるという乗り物だ。だんだん
手に汗がにじんでくる。とその瞬間!!ぐお===んと一気に空に投げ出されるかのようにイスが空に突き上げられた。
「ぐわ〜〜っ。助けてクレ〜っ」と叫ぶのは私。一発目の突き上げが終わるとあとはゆったりと余韻を楽しむ?かのような
上下の動きがあって終了となる。帰りにはお決まりの写真を8ドルで購入。このマシンは凄すぎる!!とくに足が地に付い
てないというのがミソ。本当に空に放り投げられたような感じがしてこれは絶対におすすめ。そのあとはこれまた名物
フリーモントストリートのイルミネーションショーです。夕方から1時間おきにやってるそうで、ちょうど9時にあわせていった。
賑やかな通りのアーケードの天井を使った、音楽と映像のショー。これはまあ期待したほどでもなかったが、見る価値はある
か。その後はスーパーによって、お水を調達し最後はギャラリア免税店です。これはたいした規模ではなかったのですが、
となりのコンビニにおにぎりが売っていたので大量購入した。やっぱ米ないとだめ。
サンレモに戻ってきたのは23:00頃。せっかくなんで私たち夫婦は50ドルだけスロットで遊ぶことにした。母と娘は部屋
でお絵描き。スロットは突然に波がくるようで当たり始めると続くのでそこでいかに突っ込むかが鍵のようです。
しかしどうしてもゲームセンターにいるような気がして入り込めなかったので早々に引き上げました。結局カジノは次の日
もスロット少ししただけで終わっちゃいました。 AM2:00睡眠 長〜い1日がようやく終わりました。