back to top page

2005.112006.01

日記の フリ 日記というよりは、気になったこと、興味のあることを忘れないようにメモしてる、ってほうが正しいので「フリ」。

日付ごとにアンカー付けています。e.g. http://www5a.biglobe.ne.jp/~nanatsu/diary0512.htm#yyyymmdd


2005年12月

その他


12/30(金)
KinKi Kidsコンサート@東京ドーム。昨年 のアリーナ席から一転、スタンド2階席、それも一番後ろから2列目。昨年と今年の私の気持ちのありようが反映されたなあとも思った。今年はゆっくり距離を 置いて楽しみたかったので、かえって良かったと思った。移動するステージを見るまでは。あれは実際、羨ましかったな。

昨年は見ていて苦しくなるというかさみしくなるというか、ひしひしとした雰囲気や、彼らのプロ意識にばかり感じ取ってしまい、楽しんだという気分ではな かった。でも、今年は素直に楽しいと思った。それぞれのソロでは二人の「違い」を楽しんだり(踊る光一、聴かせる剛)、ファンとの近づき方にも違いを見た り、きれいなハモリ、かっこいい踊り、二人の存在を楽しめた。つまらないと思った最新のアルバムもライブで聴くと良く聴こえたり、少し前の曲が懐かしかっ たり、選曲もいい。「雪白の月」は本当に素晴らしかった。


12/29(木)
先日、母と電話で話していて、話の流れから「メイドカフェなんて知らないだろうけど…」と言うと、「ニットカフェなら知ってる」と 言う。ネットカフェの聞き違いかと思ったら本当に「ニットカフェ」。近頃、男の人でも編物をするのがはやっていて、それができるカフェだという。刺繍カ フェ(?)もあるという。まさか母の口からカフェの話が出るとは思わなかった。


12/28(水)
仕事納め、そして忘年会だった。幹事さんたちが考えた余興は、事前にみんなに三択形式のクイズの問題を出してもらい、みんながそれに答え、一番よくできた 人に景品が、というもの。クイズの問題はネットで調べられないように自分自身や出身地についての問題という縛りが一応ある。問題用紙に集まった問題を眺め ていると、人それぞれの個性が出て眺めているだけでとても面白い。小さい頃のエピソード、将来なりたかったもの、行ってみたいけど叶っていない場所、最近 読んだ本、旅行先でのトラブル、などなど。

麻野一哉・飯田和敏・米光一成『日本文学ふいんき語り』双葉社 を読み終わる。一部文字を大きくするのが逆に面白さを減らしている気がするので、なしにして欲しい。ゲーム化計画の部分は正直興味はなくて、その部分を抜 きにしてもそれでちゃんと面白いと思う。前作同様、やっぱり脚注に魅力があって本文より参考になる。

ニュースが終わったNHKをつけっぱなしにしていたら、わけのわからない番組が始まって、それが結構面白かった。「サラリーマンNEO」。再放送っぽいけ れど、見たのは初めて。


12/27(火)
開高健+谷沢永一+向井敏『書斎のポ・ト・フ』潮文庫 を読み終わる。5日間25時間にわたって行われた鼎談の記録。25時間分、全部なのかなあ。もっといろいろ話してそう。読んでみたくなったのは、井沢実 『スペイン語入門』、マイクル・クライトン『大列車強盗』、高木彬光『白昼の死角』、アルベール・スパジアリ『掘った 奪った 逃げた』、篠沢秀夫『篠沢フランス文学講義』。殿山泰司の文体も気になる。


12/26(月)
新文芸坐で映画。

ユ・ハ監督『マルチュク青春通り』(2004・韓国)。 青春の熱さやもどかしさ。つかめそうでつかめなかった女心も含めてすべてが青春って感じだったなあ。過剰な情熱を足りない部分に補うことはできない、不恰 好さだからこそ青春なのかも。余剰は余剰、欠けは欠け、だからこそ。

チョン・ユンチョル監督『マラソン』(2005・韓国)。 『マルチュク青春通り』が目当てだったので、大して気にとめず観はじめた。が、内容を知らなかったからこその発見があったし、とっても良かった。二つの手 離しの意味の違い。二度目に手を離したときは、捨てたのとは違って見守ることも愛だと気付いてのことではないか。カメラワークが良かった。こういう行動が 起きたら感動だよなあというところに本当にそうなったり、反面、思ってもみなかったところを突かれたりして、期待と不意の両方に浸った。

ラスト近くのマラソンシーンで、いろいろな場所をいろいろな人たちの応援の間を 通り抜ける箇所、あれはたとえばホームで争ったカップルもいたりしてたしかに夢物語なのだけれども、それでもやっぱり好きだ。 ホームにいた掃除のおばさん二人が面白いな。チョウォンが手を伸ばし、風を感じるように走る姿、それ以上に、人々の手に触れてゆくその場面もいい。

ただ、彼の笑顔で終わらせるか、最後の字幕をなくしたほうがいいのではないかと思った。実 話なのだとか、モデルがどうしたとか、そんな説明はかえって邪魔で、蛇足の気がする

浅田次郎『椿山課長の七日間』朝日新聞社 を読み終わる。


12/23(金)
佐々木俊介『繭の夏』創元推理文庫。(殺人)事件が 関わった人たちにどうしたって変化を与えてしまうように、自分から関わろうとする人たちにもその変化は訪れる。探偵の真似事なんて、決してスカッとするも のじゃないし、対象の人物に近しければ近しいほど解明が苦しさや切なさを伴う可能性だってある。その後悔にも似たような感情を読めたことが嬉しかった。誰 かが死んで、さあ謎の解明だ! ってわくわくだけをあらわしているような物語には惹かれないから。

井上荒野『ヌルイコイ』光文社。物語を読むのに感情 移入をする必要はないんだろうけれど、誰の気持ちにも沿うことができないと周りをぐるぐるまわっているようなもどかしさを感じることは確か。いい人もいな ければ、悪い人もいない。好きな人もいない。


12/22(木)
こちら経 由で知った、ド ラえもん最終話『のび太くん、宿題は終わったかい!?』。じーん……。

リサイクルショップできれいな緑色の手袋を見つけた。手作りぽくも見え、白い糸で右手には木、左手にはトナカイの編みこみが入っている。値段は600円。 これだけ買うつもりが、子供服のかわいらしさに目を惹かれ、姪たちに図書カードを送るのと一緒に送ってみたくなった。でも、サイズが全然わからない。手袋 をいったんレジで預かってもらいながら、5歳と小学3年生って身長はどれくらいなんでしょう? と尋ね、答えを参考に探し、迷い、買った。気に入ってもらえると嬉しい。

別のお店で、ちょっといいなあと思っていたニットの帽子を試させてもらった。すると、これも見て欲しいんですよー、と、とっても面白いニット帽を見せてく れた。長いんです。かぶって、長〜くあまっている部分をマフラーにしてしまえるという。土曜日にもう一度来てどちらか買います、と告げて店を出る。そのと きには、どちらか売れてしまえば迷わずに済むのに、と思ってたけど、こうして書いていると長い帽子のほうに気持ちが動いてきているのがわかった。

あずきかぼちゃとゆず湯。


12/20(火)
火曜日にしか通らない道で、今までに開いているのを見たことが2,3回しかないお店が開いていた。最初は、ただ通り過ぎただけ。次に開いている時は、いい 感じの植物を置いているお店だと思い、来週見ようと思って通り過ぎた。しかし、次の週は開いていなかった。そうして数ヶ月が過ぎて、きょう、開いているの に気付いた。『ものぐさガーデニングのススメ』を読んだ直後のタイミングというのも面白いな。鉢に入った植物が外に並べられて、どれもいいなあと思わせ る。シックな色の小さな花束が300円。これは買おうと決めて、外にある鉢の中からどれにしようか迷いながら、中を見てみようと戸を開けた。

これをお願いします。あと、もう少し見てもいいですか、と断って、中に入り、外にある植物がどれもいいので迷ってる、と話し掛けた。お店の女性は快活に、 そうよ、可愛いのを選んで並べているのよ〜、と楽しそう。火曜日にあいていない理由、今日開いている理由などを教えてもらいつつ、植物についてもたずね、 結局、初雪かずらを選んだ。

佐々木俊介『模像殺人事件』東京創元社。ああ私はこ ういうのがすごく好きなんだなあというのを、ひしひしと感じた作品。抑えたクールな語り口でまとめられているのがいい。下品なところがない。なにを描き、 何を描かないか、その取捨選択も好みだった。


12/19(月)
斉藤吉一『ものぐさガーデニングのススメ』山海堂公式サイトあ り)。ガーデニングという趣味へどう関わってゆくのか、自分で決める指針を与えてくれる内容。できないことはしない、なにをどう切り捨てるか、自分ででき る/できないこと、したい/したいことをはっきりさせる。ガーデニングだけではなくて、趣味を含めて何かを続けようと思ったら当てはまる考えかたかもしれ ない。そういった思想のほかに本当に基礎の基礎のことも書かれているので(水やりの目的とはなにか、土はどういったものを選ぶと良いのかなど)、私のよう な人間には勉強になりました。


12/17(土)
Amazon のおすすめにいきなり『ものぐさガーデニングのススメ』と いうのが出てきた。「なんでものぐさだって知ってるの? でもって、なんでいきなりガーデニング?」と驚いた。考えられるのは『フローラ 逍遥』を調べたことか。せっかくなので、斉藤吉一 『ものぐさガーデニングのススメ』山海堂を図書館で借りてきた。副題が「失敗続きのガーデナーが最後に開く本」。

で映画を2本。

マイク・リー監督『ヴェラ・ドレイク』(2004・英=仏=ニュージーランド)

後半はヴェラの心にそのまま触れてしまったような圧倒的な迫力にさらされた。口に出そうとしても出すことのできないヴェラの様子には胸が苦しくなる。女性 警察官の慈悲深いまなざし(ヴェラに拇印を押させるときに目に涙が一瞬光る)が印象的だった。

仲介役の女性がお金を得ていたということを知り、彼女の聖なる行為が一気に罪へとおちてしまったような気がした。彼女自身も、救いとしての行為だからこそ お金のことなんて考えたこともなかっただろう。

処置を行っているときは、ただただ救っているという気持ちしかなく、捕らえられて初めてそれが罪であることを“発見& rdquo;したかのようなヴェラ。というより、であることを頭では知りつつ、行動せずにはいられなかった心。そして取り調べの刑事が看破してしまった彼 女の過去に私たち観客は気付く(そして、たぶん、夫もそれは知らないのではないだろうか)。その重さ。

映画は、良い悪いを問うていない。ただ描写しただけ。眺めるのは簡単だ。しかし、深いところに切り込んできた。

前知識なしだったため、堕胎の話が絡んできたときには気絶するんじゃないだろうかと思うくらい怖かった。が、我慢してよかった。

:..

エミール・クストリッツァ監督『ライフ・イズ・ミラクル』(2004・ユーゴス ラビア=仏)

こういうノリは少し苦手なんだけど、ロバに免じて。戦時下だって、普段と同じように“生きてしまう”、そんな強 さがあってよかった。


12/16(金)
池谷伊佐夫『東京古書店グラフィティ』東京書籍。著 者の思い入れのある古書店を含め、店内のレイアウトをイラストで紹介したもの。文章よりも、そのイラストに味わいがあって楽しい。続編も2冊出ているよう なので、そのうちに読んでみたいです。

手塚治虫『二階堂黎人が選ぶ! 手塚治虫ミステリー傑作集』ちくま文庫


12/15(木)
フジモトマサル『ウール100%』『ウール101%』文化出版局。 ひつじのドリーが主人公の漫画。のんびり、うっかり、マイペース。

たくさんのふしぎ」12月号は「か くれんば」。文:岩瀬成子/写真:植田正治。


12/14(水)
ジャック・ドゥミ監督『ロバと王女』(1970・フランス)@ル・シネマ

これは愛すべきお馬鹿映画。カトリーヌ・ドヌーヴの美しさを見たら王女にもロバにもさせたくなるのはわかる。色で遊んで、道具で遊んで、それでもちゃんと おとぎの国の雰囲気がある。というか、ありえない世界だからこそ、おとぎの国なのか。結局は妖精が自分が王さまと結婚したいから王女に意地悪したんだなと いうのがわかるんだけど、そうじゃなかったら、王さまと王女の結婚を阻むものはなにもなくて、タブーではないらしく思えちゃうのも不思議だ。王女以外は、 大体において軽率だよな、っていうかちょっと頭が“足りない”感じ。映画の雰囲気が“過剰 ”だからバランスいいかもしれない。とっても面白かった。


12/12(月)
長いこと連絡を取っていない人に手紙を出す夢を見て、目が覚めた。連絡を取ってみようかと一瞬思い、でも、夢の中で自分がどういう内容で問い掛けていたの か思い出せなかったので、やめることにした。実際、なんの用事もない。

堂本剛『ぼくの靴音』集英社。6年間の軌跡。子ども から大人へ、という感じはしない。彼の中にある子どもの部分とと大人な部分、文章にあらわれるその割合が変化しているだけのように思える。明るいトーンで はなく、全体的に内省的。感情の波がわかりやすい、というか、素直に文章に出している(それが許されたのは良かったと思う)。生きにくそうだ。時に自分に 言い聞かせるように書いていて、繰り返しが多い分、読むこちらはその感情吐露に慣れてきてしまうんだけど、書くことで少し楽になるのならそれでいいと思 う。


12/11(日)
島田荘司『摩天楼の怪人』東京創元社。スケールが大 きいってこういうことを言うんだろう。想像の中ででも、自分の視界を広く高くして、鳥が眺めるような視点で物事を考えないとわからないといったような。


12/10(土)
丸善丸の内本店で荒井良二の原画展を見た。エレベーター前のケースの中にあるだけで、期待していたよりささやかだった。キャラクターのマグカップ、お皿、 コットンの人形があって、少し欲しくなるも使わないだろうと考えて我慢する。有楽町まで歩いて無印でお菓子をいろいろ買う。そして、ジョニー・トー監督『ブレイキング・ニュース』(2004・香港=中国)公式サイト)をみた。

『ブレイキング・ニュース』。リッチー・レンの悪役ぶり、良かったなあ。『星願』の彼とは全然違った魅力がある。

レベッカにとっては、予想しないコントロールできない出来事自体が“ブレイキング・ニュース”。しかし最後には 笑う、強い立場であることに悔しさを覚えてしまう。操作への反発と、悪者である側に私の気持ちを持っていかれてせいか。たとえば、“ 強盗さんと殺し屋さん”が食事を作るシーン(そして続く食事のシーン)は素晴らしい。真正面から二人を映し、「店を持ちたい」と語ら せる。しかし、二人の背景に何があるのかは全体を通しても結局語られることはない。甘さや想像の余地を完全に拒否している。それがまたかっこいい。場面の 切り替わりが好きなのと、間のとりかたの絶妙さに惚れ惚れする。だけど、とってもとっても地味な映画。すすんで人にすすめることはできないことを感じつつ も私は好きな映画です。


池谷裕二・糸井重里『海馬』新潮文庫。面 白かった。えらそうでもなく、それほど啓蒙的でもなく、淡々としてるのが良かった。探 偵小説研究会『本格ミステリ・ベスト10 2006』原書房。自分の読んだ本が何冊か入っていると読んでいても面白い。鎌田慧『生きるための101冊』岩波ジュニア新書。読み進めるにつれ て、だんだん息苦しくなってくる。筋が通っている、というか、一環しすぎてて遊びがないからか。坪 内祐三『シブい本』文藝春秋。


12/6(火)
チョコレートを食べる夢を見た。甘さだって記憶にある。そしてきょう一番最初に口に入れた食べ物はチョコレートだった。それも、コーヒーをお願いしたらお まけに出してくれたという! 正夢!

フジモトマサル『長めのいい部屋』主婦の友社。赤白 グレーの色で描かれるイラストはやわらかく、短い物語の連なりは、時間の経過とともに少しずつ絡んでゆく。…& hellip;なーんて堅苦しく説明するのは間違ってるのだ。絵は魅力的。話は面白い。それで充分じゃん。外で読まないで家で読んであははーと笑う。

十一月、空想雑貨店『雨ふりの本。』KTC中央出版。 雨は好きではない。が、本のテーマにするにはいい天気なのだと思う。パラパラめくると素敵っぽいけど、ちゃんと読むとつかみどころのない内容。ただ、クロ スオーバーイレブンのCDが出ていることと、夕立が降る時間帯の変化を知ることができたのは良かった。

そもそも、夕立は1900年代のなかばまで、確かに夕方の5時から夜の7時までに降っていたという。それが、後半にはいると、午後1時から夜の11時とい うひろい時間帯のなかで降るようになってしまったそうだ。これはひとえに地球の温暖化が招いた現象だった。(p.18)

12/5(月)
島田荘司『摩天楼の怪人』東京創元社。時計台での殺 人が怖すぎてページはどんどん進めるしかないんだけど気持ち悪くなって進まないっていうか……。


12/4(日)
映画を調べていて、新 文芸坐でこの3日4日にルノワールとベッケルのオールナイトをやっていたのを知る。ああ〜。が、もっとすごいのは、来週の「江戸川乱 歩VS石井輝男/増村保造/実相寺昭雄/塚本晋也」。いいな。けど、体力に自信がないのと、他にもみたい映画が目白押しなのでパスすると思う。

それに、17日からは東京都写真美術館で 植田正治の写真展もはじまる。

コーヒー豆の焙煎を待つあいだ、ずいぶん行っていなかった古本屋へ行った。数年前から動いていない本もたくさんある反面、かいけつゾロリを発見して、見え ないところで動きはあるものなんだな、と思った。入ってすぐ左の第一の混沌場所はすっかり埋もれて奥には行けなくなっている。美術書の棚には「この下は絶 対触らないでください」というメモが。以前から整理つかずの混沌としたところだったけれど、どうしてここの並びにこの本が、というのが面白いし、だからこ そじっくり見る気にもなる。欲しかった本も見つけられ、全部で6冊買う。ビニールに包まれた本に「古書○○書房」と住所、本の状態のメモ、webサイトの アドレスが入っているものもあり、えーweb持っているのかーと帰宅してから見てみたら本当にあった。

谷沢永一『紙つぶて(全)』文春文庫を手に入れたと 思ったら、『紙つぶて—自作自注最終版』文藝春秋が 出た。でも5,250円もする……。堂 本剛『ぼくの靴音』は5日に発売だが土曜日に届いた。実は島 田荘司『摩天楼の怪人』東京創元社がなかなか読み進められなくて、別の本に逃げてしまっている、と自覚している。


12/3(土)
内田繁『茶室とインテリア』工作舎

CLUB Cの 試写会が当たって、佐藤佐吉監督『東京ゾンビ』をみ にいってきた。エロもグロも、はなっから嫌悪しているわけではない。だって『恐怖奇形人間』とか好きだし。この映画でも、特にひどいわけではない。でも、 あっけなく人を殺してしまったあとの軽いノリの雰囲気や、悪意のある言葉の応酬がとても嫌だった。最初から最後まで不快なままだった。私にとっては久しぶ りの最低映画。5点評価で1点。

京橋から八重洲までは近いだろうと歩いていたら、100% CHOCOLATE CAFE というお店があった。隣が明治製菓だったのでその関連かと思ったら、本当にそのようだ。さて、八重洲ブックセンターにたどり着いたのはいいけれど、目当て のものが見当たらない。軽くぐるっと回って首を傾げながら店を出る。帰宅して、メモを見て気付いた。行くべきだったのは、「丸善丸の内本店」。八重洲と丸 の内に惑わされたっていうか……。来週、行けたら行こう。

きょう北斎展に行った知人によれば、14時の時点で70分待ちだったようで、17時までの閉館が「1時間延長します」とアナウンスされたあと、「1時間半 延長します」と再度流れたらしい。中の様子を聞くと、私 が行ったときなんて“ガラガラ”のうちだったんだな! と思い知ったよ。


12/2(金)
『モダン古書案内』マーブルトロンモダン 古書案内 改訂版 オンライン古書店ガイド リンク集

北尾トロ『ぼくはオンライン古本屋のおやじさん』風塵社


12/1(木)
谷沢永一『本はこうして選ぶ・買う』東洋経済新報社


返事のお約束はできませんが、なにかございましたらどうぞ。

お名前

メールアドレス

コメント


サイト内検索 AND OR  うまく動かなかったらすみません

back to top page

2005.112006.01