独り旅 <Pの小屋>

甲府〜秩父

山梨県から埼玉県に国道140号線で直接抜けてみよう!


2006年12月2日

目的 甲府の江ノ電を見る
出発時間 8:00
希望帰宅時間 今日中
行動予定 富士山と紅葉の写真も撮りたいなあ

あらあら、もう12月で今年も終わりです。
気がついたら今年はGWの九州と夏の北海道以外にドライブしていません。年末恒例の富士山撮影にも。
本当はこの日に車検から上がってくるはずのプレリュードを受け取ってその足で富士山を撮りに行こうと思っていたのですが、車検あがりの日が先に延びてしまった。来週でもいいのですが、そろそろ冬装備を気にした方がいい季節でもあります。
そこで、以前から行こうとは思っていた甲府の江ノ電を見ることにして、帰り道はまだ通ったことのない国道140号線雁坂トンネルを通って山梨から埼玉に直で抜けてみることにします。山梨県に行くのですから当然富士山も期待して、ちょっと遅いのはわかってますが紅葉も残ってればいいなあ、と。
8:20 ここ数日晴れ続きで毎朝富士山がよく見えて、夕焼けも綺麗なので天気についてはあまり気にしていなかったんです。この日も朝から晴れてた。
起きてからわりとのんびりしてて、出るのが8時を過ぎてしまいました。
高速道路はビートじゃあまり走りたくないので下道にしますが、その時間からだとどこに向かっても混みます。とりあえず所沢から立川方面に出て青梅街道で山梨入りするつもりで出発します。
114800
101.3
8:45レ ちこまかと走って浦和所沢線に出て羽根倉橋を通過。
橋に出る手前で「なんで?」と思うくらいに待った。すでに渋滞にはうんざり。
車の流れは順調なものの、このさき航空公園付近で渋滞しているらしい。
8:55レ どうしても渋滞が嫌で、所沢ICから関越道に入る。
明らかに遠回りですが、圏央道経由で青梅に出ます。所沢>立川と通れば地図で見る限り真っ直ぐ青梅方面に向かえますが、圏央道だと鶴ヶ島まで北上した上に大きく弧を描いて青梅に入っているため距離的には倍近くなるかと思われます。でも混んでるのはやだし、圏央道って走ったことないからちょうどいいかと。
関越道の流れは順調。昨日、ビートの幌の固定フックをゆるめに調整したのでがちゃがちゃやかましい(笑)。でも締め付けすぎると雨水が室内に侵入するので仕方ないです。
鶴ヶ島JCTから圏央道へ。思ったより走っている車がいる。風景は実に単調。木が見えるだけ。狭山丘陵かな、アップダウンが大ききなってくるとちょっと風景も変わってくる。
何も考えずに走ってたら「青梅 瑞穂」の出口が見えてきた。青梅に行きたいのではありますが、瑞穂はちょっと違う。なので通過した。頭の中では終点まで行けばいいのだと思っていた。ところが今はあきる野までつながっているらしい。明らかにあきる野は行き過ぎなので、日の出で降りる。1550円。実は鶴ヶ島あたりからトイレに行きたくて仕方がない。しかし圏央道にはSA/PAの類はない。
114866
9:25レ
10:00レ 国道411号線滝山街道で奥多摩方面へ。沿線の雰囲気はいい感じ。いかにも奥多摩。
のんべんだらりんと走る地元の車についていきますが、どうにもトイレに行きたくて落ち着かない。前にいるワゴンRの無意味なブレーキランプ点灯に嫌気がさしてセブンイレブンに車を停める。トイレは使用中。買い物し終わっても出てこないので諦める。
道を逸れて線路沿いの国道にでてみる。駅にならトイレもあるだろう、と。二俣尾駅に出たが、駅前に車で乗り付けられる様子ではない。と、言うか車での入口がわからない。その先も御嶽駅まで同様。駅の様子は中学の部活で来てるから知っているつもりです。この辺からバスに乗って山登って、中央線や西武線で帰ってた。今考えるとすごいよな。
いいかげん我慢も限界に近くなってきた。なのに道路工事なんてやってるし。
鳩ノ巣駅付近でやっと車の停められるトイレを発見。観光用の駐車場らしいです。車はいっぱいいますが、人影はない。みんな山に吸い込まれたようです。
トイレに行って、ここから幌を開けてオープンドライブ。いらいらしてデジカメをいじる余裕などありませんでしたが、都水道局の廃線跡が見えてきて思いだしたようにいじり出す。奥多摩らしいドライブがやっと堪能できる。
10:20
駐車場を出たときに前を行ったトラックがげろ遅い。
奥多摩駅を避けるバイパス道路に折れるところで赤信号になって、トラックは先に走っていった。信号が青になり発進したら、対向から来たレグナムが強引に先に入ってきた。急いでいるんだろうと思っていたのですが、こいつがまたのろい。1分と我慢していられずにつつきまくる。動じない○志野ナンバー。青梅街道に戻る交差点で止まったときに、後ろにいたバイク軍がすべて前に来た。やっと後ろの様子に気づいたようで、ここからは多少ペースが上がったが、私にはまだ我慢のならないペース。容赦なくつつく。奥多摩湖手前でどいたのでアクセル踏み込んだけど、またさっきのトラックが前に・・・。さっきの馬鹿以上に遅い。奥多摩湖の紅葉もかすむほど不快。
トラックが大月方面に去ったら快調なドライブ。以前にも走った大菩薩ライン。いい感じです。しかし、トラックがまだいるときに奥多摩湖から出てきたBMWが後ろで退屈そう。姿が見えなくなったな、と思ってると猛然と追いついてくる。避けてあげようとするのですが、また姿が見えなくなる。この630とは塩山までずっと一緒になります。
まえに反対から来たときはさほど感じなかったのですが、勾配がかなりきつい。ビートは油断してると失速します。舗装もあまりよくなくて、気張ってカーブを曲がるとかなりの衝撃がボディに来ます。腐った足回りも利いて「大丈夫かな?」と思っちゃうほど。そういうときに限って後ろからBMWがやってくる。でもドライブは楽しい。紅葉はとっくに終わって、落ち葉の舞うなかを華麗にオープンドライブ。
峠を越えて今度は下り坂。舗装の悪さがますますボディに響く。10:45、山梨県に入っても変わらず。ずんずん坂を下ってつづら折りに走ると、さっき走ってた道が上の方に見える。かなり下ってるんだねえ。埼玉からも見えなかった富士山、やっぱりここでも見えない。全回は絶景だったんですけどね。スカッと見えてたら大菩薩峠の方に行ってみたかったのですが、まるっきり見えないので今回はスルー。
後ろのBMWを前にやった直後、前集団に追いついちゃった。退屈。塩山に近くなってくると周りじゅうが葡萄畑になる。いいね。山梨に来たって言う気分だね。
さて、塩山には今回用はありません。向かうのは甲府:正確には増穂町の江ノ電です。鰍沢のちょっと手前、甲府市を超えて行かなくてはなりません。市街地は通りたくないので、中央道勝沼IC方面に向かいます。
11:55レ 国道20号線に出て勝沼ICからオープンのまま中央道へ。ガラガラ。
走行車線をゆるゆると走って12:05、甲府南ICで降りる。450円。
国道140号線笛吹ラインを笛吹側沿いに走る。まあ、ただの河川敷の道ですが停まらないから快適。目指すのは増穂町の利根川公園。いつものように大雑把な範囲でしか場所を知らない。持ってるのは10万分の一道路地図のみ。昭文社のGIGAマップル「情報発信 関東道路地図」、買ったものではなくもらい物というか拾いものですが、廃線もうっすら書いてあったりしてなかなかよろしい。今回向かっている山梨交通もちゃんと載ってるし。サイトや文献で見た地図の記憶を頼りに現地へ向かいます。
三郡橋で川を渡り、増穂町役場にひとまず向かってみる。
12:30 役場の横にあったエネオスへ。300.4km走って18.3リットル入った。やけに燃費がいいように思ったけど、走り出してすぐに燃料系の針が下がりはじめたから口までは入ってないね。
さあて、利根川公園とやらを捜します。役場に来てみましたが、駐車場には入れるものの土曜に開いている役場などあるわけもなく、町内の地図も全く見あたらずになんの収穫もなし。道路地図を眺め、利根川らしき川にめぼしを付けて、道路になってるはずの廃線跡にも見当を付けて二つの交差する地点を捜す。さっき役場の道に出た細い道、突き当たりがスーパーで大きめのバスターミナルだったのと、一本道だった割に狭くて一時停止が多いのであれが廃線跡であると推測。バスターミナルは電車の終点甲斐青柳駅の跡でしょう、たぶん。なのでその道を戻りながら公園を捜してみる。駅二つ分ほど甲府よりの長沢新町駅跡付近だと言うこともヒントのひとつ。
しばし近所をひたすらうろうろしますが、全くわからない。疲れはじめた頃、道沿いにベルト状に続く公園らしきものと駐車場を発見。いったん車を停めて幌を締めてトイレに行っておく。あたりを眺めても、これが何なのかの説明は一切ない。でも、利根川とやらは公園の下を流れていると言う話も聞いたような気がする。だとするとこの下に川があってもおかしくはない地形。とりあえず公園沿いに走ってみる。上流方向に行ってみたけど何もないので引き返し、廃線跡の道手前まで戻ったらありました。オレンジ色の電車。
114999
300.4
12:50 これが見に来たかった甲府の江ノ電です。
昔ここを走っていた山梨交通という路線の電車です。鉄道が廃止になって、2両の電車が上田交通(→ここも廃線・保存車巡りしてます。お好きな方はどおぞ。)へ行ったのちにさらに江ノ電に行って走ってました。江ノ電で廃車になったのちにここへ戻ってきて保存されています。昭和61年と言いますから結構前ですが、私がこれの存在を知ったのは恥ずかしながらつい最近です。
この電車がここで走っていた頃は1輌だけで使われていたようですが、江ノ電に行って2輌編成になり運転室を片方撤去、車体の真ん中にドアをひとつ増やして、顔も江ノ電風になってます。色こそここにいた頃に戻されてますが、それ以外は江ノ電時代のままなので「江ノ電」としてこの電車を見ていた私にはどう見てもオレンジ色の江ノ電にしか見えません。江ノ電時代にもいろんな色に塗られましたから、衣替えだけしても私には江ノ電そのものです。ついでに江ノ電の中で一番好きだった電車でもあります。
オレンジ色のお化粧はともかく、窓枠と同じ色とおぼしき銀色に塗られた代車や床下機器は異様ですが、撤去されたとは言え残っている連結麺側の乗務員室ドアや、一部木枠の窓枠、一本の鉄棒を曲げて輪っかにしたステップなどは眺めていて飽きません。ライトのついていない側にテールライトを付けてやるだけでも、山梨交通時代の顔にだいぶ近づくと思うんですが。
115006
7.5
13:05
見たいものはじっくり見たので、帰ります。ただ、そのまま帰るのではなく秩父を抜けていきます。理由は、単に通ったことがない道だから。国道140号線雁坂トンネルを通りましょう。
しかし、また甲府の駅を超えて行かなくてはいけません。来た道を戻るのが結果的にベストだったんですが、「通ったことのある道は戻りたくない」という悪い癖が徒になりました。
線路跡らしい道を走って北上、東に折れて田富町へ入り、県道で北上、竜王で中央線を越えようと思っていた。交通量の多い市街地を走ってうろちょろ。混み出すと避けて、を繰り返しているうちに方向感覚を失いかける。さすが盆地、どっちを向いても山が見える。日の向きだけが頼り。出来損ないの高速道路みたいなのを走って、広い県道に出たまでは順調だった。沿線の中古車屋さんにあるカウンタックのハリボテを見ていても笑う余裕があった。県道5号線で国道20号線に出る手前でついに進まなくなる。あまりに動かないので脇道に逸れてみたが、やっぱり20号線に出るところで並ぶ。うんざりしてきた頃に20号線に入り、しばらくとことこと走っていたのに、甲府駅か近づくにつれて動かなくなる。ブツっとキレて脇道へ。通っていいのか?と思うような細い道を抜けて出たのが国道140号線だった。その時点ですでに14時をまわっている。1時間で30キロ進んでない。相当ストレスがたまる。
この道に出てしまえば空いているだろうという考えは甘かった。線路が寄り添っているので市街地も続き、車も多い。万力公園とやらを過ぎたら流れがよくなったが、トラックが前にいっぱいいていやなのでファミリーマートで休憩。何も食べてないのでお腹が減った。おにぎりを1個買った。
15:00レ 一呼吸おいて出発。前には誰もいない。快適なドライブだよ。国道140号線秩父往還/雁坂みち、熊谷寄りは何十回と走ってますが、トンネルが開通したという話を聞いた頃には熊谷周辺は寄りつかなくなって走る機会もなかった。地元埼玉のみちですから、一度くらいは通っておかないとさ。
道の駅花かげの郷まきおかを通過。今回は道の駅はすべてスルーしてます。理由は特にありません。寄る理由がないから、かな。比較的快適な走行だったのですが、前集団に追いついたらやや苦痛。元凶は二台前の3rdプレリュード。間にいるゴルフも、抜いてってくれればいいのになぜかおとなしく続いている。10分くらいそのままだったのかな。後ろにもアテンザが来ちゃって落ち着かないので、二台抜きのチャンスをうかがっていましたが、この上り勾配ではビートでは相当な無茶をしなくてはいけない。そのうちゴルフがカーブでかなり強引に抜いていった。続いて直線になったので私もプレリュードを追い抜いてゴルフを追う・・・のですが、追いつけません。と、思ってたら前にはコンビニに寄る前にいたトラックがのたのた。いつまで経っても追い抜けずに、ついにゴルフは視界から消えた。ダムの横でやっと追い抜いたらトンネル続きになる。日もだいぶ傾いてきて、紅葉の残る山が赤く燃えている。いいね。
道の駅みとみを通過。アテンザはここで消えた。料金所が見えてきた。雁坂トンネルです。普通車は710円、軽自動車のビートは560円だったかな。あたりは寒いらしく、料金所のおじさんはお金を受け取ったら速攻で窓を閉めていた。何キロあるのかは知りませんが、一般国道最長らしいですよ。開通まで相当な時間がかかったようです。ビートでアクセルを踏み込んだだけでわかるほどの勾配のままトンネルに突入、ひたすら真っ直ぐです。前にも後ろにも誰もいません。対向には結構車を見る。トンネルの真ん中で3時ちょうど埼玉県に入った。壁に書いてあったので気がつきましたが、それ以外の目印は全然ありません。トンネルを抜けたと思ったらまたトンネル。これがまたものすごい急カーブで驚く。埼玉県に入ったな、というのが地元埼玉の人間にはわかりやすい風景の変化。奥多摩とも山梨とも違う雰囲気。ゴルフに追いついたと思ったら数台連なっていた。下りの峠道はやや退屈。
彩甲斐街道とやらのバイパスはいい感じだったよ。かっこいい橋とループ橋があった。三峰山を超えて道の駅大滝温泉を通過。前に車はいるものの、もう急いでないのでドライブを楽しむ。
三峰口駅入り口の交差点で右折、三峰口駅に行ってみる。もちろん、電車観察のため。
細めの路地を進むと電車が見えてきた。秩父鉄道の終点、三峰口駅です。
15:40 はじめからここにも立ち寄るつもりではいました。秩父鉄道の電車や機関車が保存されているらしいので、見に来たかった。秩父鉄道車両公園というらしい。どこにあるのかと思ってたら、三峰口駅に併設でした。駐車場は駅にしかなく、しかも有料。ただ、一日500円です。車をおいてカメラをかついでいそいそ駅へ。木造のいかにもローカルな駅舎。いまでも駅員さんのいるこういう駅があったんですねえ。いい雰囲気だ。出札口で入場券を買い、駐車場に車をおいてきたことを告げる。関東の駅百選認定駅記念入場券も買ってみた。普通の入場券共々160円、普通の入場券も実に懐かしい硬券。駐車場をもらい、駐車料金共々860円払う。入場券は三峰神社のお正月配布用らしいシートのついた袋に入れてくれたよ。そのまま改札を入って現役の電車観察。ちょうど急行の出発するところだった。 115109
105.9
この急行用の電車が西武線のお古を改造した電車です。池袋線で飽きずに眺めて乗った、大好きだった電車が不細工な顔に改造されています。通勤電車でしたから3ドアだったのを真ん中を塞いで2ドアにして、レッドアローのお古のシートを付けてある急行電車。一目で西武線だとわかるのですが、どうにも不細工で悲しくなる。でも、眺めてると模型で作りたくなってくるから不思議です。
これ以外も全部お古の電車です。中央線快速や総武線、南武線、武蔵野線あたりでよく見たJR101系や、都営地下鉄三田線の電車がクーラー付けてここで走ってます。ローカル線のはずなのですが、4扉の電車ばかりと言うことは通勤ラッシュもあるのでしょう。でも、西武101系を無改造で走らせてもいいと思うんだけどなあ。西武線から乗り入れてきていた頃も見ていますが、なかなか似合っていたんですけどね。
ひととおり電車を眺めたら改札を出る。構内には私しかいないので、出ようと向かう私を改札のお兄さんが待っててくれていた。お礼を言って出る。今度は電車に乗って来たいと思う。
いったん車まで戻って通り過ぎ、踏切を越えて車輌公園へ行きます。入園は4時までとあったので急ぐ。入るのは無料です。犬の散歩しているおばさんがいた。
16:30 秩父鉄道で走っていた電車、機関車、貨車が保存されています。車内にも入れるよ。
日も暮れてきていますが、日当たりがよくてまだ普通にシャッターが切れる。一回り眺めて撮って出た頃にはだいぶ暗くなってきた。
測線にいた西武線改の急行電車が出発のための入れ替えで走ってきたのを眺めて、いざ撤収。武甲山がくっきり見える。駅前のそば屋さんの灯りに惹かれるが、今日はやめておく。電車が来なくなる時間だとぐっと人がいなくなって寂しい雰囲気に。でも、なんだか落ち着いた。
ビートのエンジン始動、道を確認。このまま秩父市内まで進む以外に選択肢はない。そこから熊谷を抜けるか、飯能を抜けるか、小川を通るか。気分で決めることにしていざ、出発。
19:50 白久駅で踏切が鳴った。電車が過ぎるのを眺めて踏切を渡って走り出したら、電車と並んだ。
国道に戻るところの信号で赤信号。田舎によくある感応式。ところが、いつまで経っても信号が変わる気配はない。センサーの下にはいるつもりなんだけど。ちょっとバックしてみたけど変化無し。仕方ないので車を降りて、二輪車用の押しボタンを押しに行く。後ろにいた佐川の兄ちゃんが笑いながら手を挙げていた。
さすがに車が増えてきて流れも遅い。秩父が近づくにつれてどんどん。秩父線の踏切でさっきの電車が来たのを見ながら、秩父夜祭りの時はこの踏切の架線を外すんだよね、なんて思いだしていた。ちょっとまて、先週の笑点でたい平がこの日曜日は秩父の夜祭りだ、と言ってたよな。土曜も普通はやるよな。やばいじゃん!慌てだすが、道路は混雑したまま。脇道から出てこようとする車もずらっと並んでいる。はまる前に脱出しなければ。国道299号線に逃げ、県道11号線に折れるところでちょうど5時になった。花火が上がる。祭りが始まるらしい。ぎりぎり脱出成功。意図せず小川町抜けルートで帰ることになった。日没後にはあまり通りたくない道です。定峰峠を越えなくてはなりません。さすがに誰も走っていない峠道を、なぜか絶好調で駆け抜ける。思ったより走りやすい。TOKYO FMのAVANTIを聞きながら夜の峠ドライブ。真っ暗闇ですが、不思議と道がわかりやすい。この道、いいかも。
小川町に出て国道254号線へ。私が知っているこのあたりは何もないところに道がある風景だったのですが、今じゃ沿道は郊外型のお店だらけで大にぎわい。私のもっとも嫌う風景です。18時嵐山町から東松山市へ。東松山ICで国道を逸れて裏道へ。一瞬坂戸市に入って川島町を抜け、上尾市を通ってさいたま市へ。19:10、大宮駅西口を駆け抜けて国道17号線で南下、スーパーに寄って買い物して帰宅。今日の走行411km。なかなか楽しいドライブでしたよ。秩父は最低だ!なんて言ってましたが、やや回復。今度は電車に揺られて行ってみたいと思います。
115211
212.5

走行距離
走行時間
目撃したビート
目撃した5プレ
会計報告
有料道路 関越・圏央道 所沢〜日の出 1550円
中央道 勝沼〜甲府南 450円
雁坂トンネル 560円
三峰口駅 駐車場 500円
入場券 160円
合計 3220円

独り旅

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