独り旅 <Pの小屋>

島根(出雲・宍道湖)・鳥取砂丘

山陰地方ロケハンドライブ


2004年10月16日

目的 山陰地方ロケハン
出発時間 3:00
希望帰宅時間 翌日20:00までに
行動予定 宍道湖の夕日を見る

山陰地方って行ったことがなかったので、行ってみました。
島根県・鳥取県を目的地にしますが、たまたま知っていた宍道湖を見に行って見ることにしてみます。
行くことに決めてから宍道湖の夕日が綺麗らしいと言うことを知り、それを第一の目的にします。
どうせなら京都府の日本海側から鳥取に入り、島根に行こうと考えてました。
連休を使って3日間使うつもりでしたが台風で取りやめになり、土日の2日間強行ドライブになっちゃいました。
どう考えても休み無しの無謀なドライブですが、行きたくなっちゃったんだから仕方ない。
ナビも新調したので試運転がてら行ってみます。

2:40 使える時間は土日の2日間のみです。3連休は台風で没、翌週にも企みましたが天気が良くなく夕日が見れないんじゃ行っても意味がないので没、今週は天気が良さそうなので強行決定。
宍道湖の夕日がメインですから、夕方に松江に着けばいい。さいたまから距離にして約800km、高速をずっと行ったとして半日あれば着くかな?と言うところ。逆算して朝の4時頃出ればほぼ間違いなく夕焼けの時間には着く。ハイウェイナビゲータで時間を計ってみると8時間ほどで着ける。若干時間が出来るので、日本海側手前の天橋立から行ってみようと考え、ひとまず目的地を天橋立に設定。会社から帰ってちょっと寝て、3時前出発します。さいたまから天橋立まで599km、13:00着と新調したナビは言っている。天気予報を見ても問題はなさそうだ。プレリュードのクラッチに違和感があるものの、行きたい気持ちが勝ってしまいました。
83029
(0)
レ2.47 首都高速戸田南ランプ通過。すぐ東京都突入。首都高に渋滞の情報はない。
レ3:15 東名東京IC通過。すぐ神奈川県突入。この先障害や渋滞の情報もない。
タクシーとトラックだらけ。クラッチが心配なので100km/h巡航。のんびりムード。
レ3:50 静岡県突入。
トラックが多いが、スピードリミッター装着が義務づけられたからでしょうか、鬼のようにかっ飛ばすトラックはいない。そのかわりトラックがトラックを追い越すところに遭遇してしまうと時間がかかってちょっとつらい。
レ4:00 裾野IC通過。辺りは真っ暗で何も面白くない。
4:20 富士川SAで休憩と給油。443.2km走って48.49L、9.14km/l。今週会社に乗って行って減った分が半分近いのであまり参考にはならない数値です。でも、東名の一番標高の高いあたりなはずなのでこのあとの燃費はいいことでしょう。 83201/443.2
(172)
4:30
レ5:40 愛知県突入。ここまで全く順調。風景も見慣れた感じであまり楽しくはない。
6:00 東京ICから300km、上郷SAで休憩。名古屋は目前。
83384/182.7
(355)
6:10
レ6:45 岐阜県突入。だいぶ明るくなってきた。
いいペースで走っているつもりだけど、横をものすごいスピードで新幹線が駆け抜けていった。やっぱりかないませんな。
レ7:00 滋賀県突入。猛烈に眠い。
7:15 多賀SAでダウン。車を停めて、そのままシートバックを倒して仮眠。
ふと、目を覚ましたら8時前だった。トイレに行って一服して、エンジンかけて「さあ、出発!」と車を出したらクラッチが「みよ〜ん!?」な感じ。なんじゃこりゃ?やばいぞ!と思ったもののそこで車を停めるのもよろしくないと思って本線に合流。幸い普通に加速は出来る。しかしシフトアップするときのクラッチのつなぐ感覚が「みよ〜ん」のまま。クラッチペダルから足を話してワンテンポおいてからクラッチがつながる感じ。つながっちゃえばアクセルをがばっ!と開けても平気だけど、ここでとどめを刺しても困るので、5速に入れたらそのまま走行車線を走行。次のICで降りよう!と思ってもあるのはPAばかり。次の八日市ICが遠く感じた。
83498/297.2
(469)
8:00
レ8:10 気持ちよく晴れた朝、今から東京方面に折り返して、来たペースで走り切れれば大丈夫ですが渋滞がないわけがない。クラッチトラブルに渋滞と上り坂は禁物です。夜まで時間をつぶしてから帰ろうか、チャレンジで折り返して中央道を回って買ったベルノに置いていこうか、いや八日市で入庫させて電車で帰ろうかと、いろいろ考えながら走ってました。ちなみに所持金2000円。どうやって帰れと言うのでしょうか。JAFを呼んでもレッカー移動できません。そういえば自動車保険にレッカーのサービスがあったな。なるようにしかならないだろうと、割とのんき。
そんなこんなで八日市ICで名神を降りる。ETCレーンには誰もいなくて、降りた先の信号で停車。青になって恐る恐る発進したら難なく動いた。目の前に自分の会社のGSがあった。最悪そこだな。
8:20 ナビでベルノを探し、意外とすぐ近くにありそうなので9時の開店を待つためにセブンイレブンで停車。
ATMで銀行の残高を見たら1200円しかない。やばい。最悪、カードで金を借りるしかないな。土曜日でもその受付が出来るか確認のため9時まで待って再度ATMへ。受付は出来そうなのを確認して、ナビにあったホンダベルノ八日市店に向かう。ところが。なんとそこに店がない!建物はあるがもぬけの殻。つぶれちゃったらしい。車検証入れを漁り、サービス網一覧を見て最寄りのホンダを探す。近江八幡にありそうなので即向かう。GWに近江鉄道を見にうろうろした辺りなのでなんとなく道はわかる。わかるどころか、その時と全く同じ道を走っていた。その店まで10km程、緊張しつつ様子を見ながら走る。
83518/316.9
(489)
9:30 ホンダベルノ近江八幡店に到着。開店間もないお店に乗り込み、具合を話してみてもらった。
工場長らしき人が話を聞いてくれ、見てくれる。クラッチ板は3速4速でエンストできるのでまだ無くなりきってはいない、クラッチマスターシリンダーやレリーズにオイル漏れは見受けられない、故に異常はなさそうだが、そういう症状なら気を付けて走って帰り、地元のお店に持ち込んだ方がいいでしょう、とのことだった。クラッチ板がまともだと仮定して、そんな症状になるのに考えられることを聞いてみたら「あまり起こりえることではないが」の枕詞が付いて、レリーズのカップからオイルが漏れていながらホース内だけでオイルが移動するために目に見えないのか、もしくはプレッシャーディスクのバネがイッちゃってるか、かもしれないとのことだった。どのみち外側から見ただけではどうしようもないとのこと、走れるなら出来るだけ移動しようとお店を出た。
関係ないが、不思議な訛りが印象に残った。やって来たお客とお店の人とのやりとりはもっとすごい。遠くに来たんだな、という感じが沸く。
レ10:00 さて、仕方ないから名神に戻って帰りましょうか、と竜王ICに向かう。しかしちょっと待て。この時間から東京方面に走ったら渋滞まっしぐらだ。ましてや中央道なんてすごいぞ。ついでに山越えで上り坂付き。それじゃあ、夜までここらで時間つぶして空いた時間に移動するか?時間つぶすって言ったって近江鉄道眺めてるくらいしかないよな。琵琶湖なんて行ったら渋滞して同じだろうし。走りながら考えて出た結論、「まだ走るなら松江まで行ってしまえ!。止まっちゃったら、その時考えよう。」現地で車中泊して、あした帰るつもりでしたがそれはやめて夜のうちに高速を走って帰ることにします。
レ10:15 竜王ICから名神高速へ。名古屋方面ではなく大阪方面へ。
2時間ロスしてしまったので、天橋立や鳥取砂丘はあきらめて宍道湖にまっすぐ向かう。夕暮れにはじゅうぶん間に合うはずだ。
10:35 大津SAでトイレ休憩。 83571/370.7
(542)
レ10:40 京都府突入。
レ10:50 大阪府突入。
レ11:00 茨木IC通過。大阪だねぇ〜。太陽の塔が見えた。
そういえば真っ昼間に景色見ながら通り過ぎるのは初めてのような気がする。
しかしま〜、この辺りには凶暴な人が多いですなあ。今時、高級車だからって威張る人もいた。メルツェデスで威張ってもバカみたいですが。関わらないに限りますな。まして知らない土地ですし。
レ11:10 兵庫県突入。名神から中国道へ。
レ12:00 お昼ちょうど、安富PA通過。
12:10 揖保川PAで休憩。
加速しきったらクラッチは踏まない。走っている間は何ともないが、やっぱり発進は気持ち悪い。
でも引き返す気など微塵もない。
83722/521.1
(693)
12:20
レ12:30 岡山県突入。そろそろガソリンを入れたい気分。
辺りに民家など見あたらない。完全に山の中。車もめっきりいなくなった。
レ13:00 落合JCTで米子道へ。燃料残量警告灯が消えなくなった。
13:20 蒜山高原SAで給油。
624.3kmも走ったのに50.2L、14.5km/l。すげえな、北海道並み。5速のまま巡航は燃費にも優しいね。
向こうに雲のかぶった大山が見えた。鳥取県も目前かな。
83825/624.3
(796)
レ13:35 鳥取県突入!いや〜、来たね〜。
右手に大山がズガーン!すげえ!走りながらEXILIMで撮ったのですが、山はともかく側壁まで止まって写ってる。恐るべし1/8000秒。
溝口IC付近から見る大山はすっげー綺麗だった。降りちゃおうかと思ったが、ぐっと耐えた。
レ13:50 前方に海かな?が見える。うお〜!日本海まで来たか!?米子道終点、米子料金所通過。
レ14:00 国道をちょっと走ったと思ったら出来かけの山陰自動車道・安来道路へ。そして島根県突入!
しかし片道一車線の道、前方はタンクローリーがのたのたと走っている。かなり退屈。いなくなったので喜んでアクセル踏んだが、気がついたら後ろの車がついてきていない。不安になってアクセルを緩める。
レ14:30 松江の市街地に入ったな、と思ったら宍道湖に出た!来てしまった〜!
夕日がよく見えるという岸公園付近に直接来てしまったが、駐車場なんて見あたらない。宍道湖大橋を渡って対岸に行ってみたら数台分の駐車スペースはあるものの、すでに車がいっぱい。ちなみに今日の日没は17:32、それまですっとここにいるのもなんなのでとりあえず湖畔を周回してみることにする。
83897/71.4
(868)
14:45 道の駅秋鹿なぎさ公園で車を停める。道路をはさんで一畑電鉄も見える。車を降りたらちょうど電車がやってきた。京王線5000系のお古。そういえば、西武線のお古がまだどこかの駅に置いてあるはずだ。どこの駅だったは思い出せない。
とりあえず、道の駅だからおみやげでものぞいてみようかと思ったが、なぜかお店もレストランも開いていない。張り紙に「台風18号で壊滅状態なので当面休業します」みたいなことが書いてある。店舗の中はがらんどう。どれだけすごかったんだろう?
仕方ないので湖畔に出て写真など撮ってみる。対岸が見えないよ。でかいねえ。半海水で蜆が獲れるらしいよ。
14:55 さて、日没まであと2時間半ある。せっかくだから出雲大社にでも行っておこうと思う。
距離にしてざっと10kmちょっと、30分もあれば着くだろうと思っていた。ところがぎっちょん。なんとも交通量が微妙に多く、流れも遅い、信号もしょっちゅうひっかかるでなかなか前に進まない。遅めの車をぶち抜いてしまいたくてもクラッチが心配でできない。完全に動けなくなってもかまわないのは今のうち、夜になってそうなってしまったらどこにも駆け込めない。時間といい、クルマといいドキドキのドライブ。景色を愛でる余裕など無い。
15:45 一畑電鉄の駅を通りすがりにチェックしながら行き過ぎるが、お目当ての西武線のお古電車は見あたらない。そんなこんなで大社町に入る。見れたら見ようと思っていた旧大社駅の案内看板を発見。廃線になった大社線の終点。JRになって平成の廃止だから比較的残っているのかな、と思っていたら期待を裏切るほどどかんと残っていた。残るどころか保存されている。「駅舎が残っている」ということだけ知っていたので、いつもの廃線跡を想像していたのにちょっとびっくり。訪れる人も結構いた。日中に駅(跡)前なにやらイベントをやっていたらしく、その後かたづけが行われていた。
さて、駅舎が立派です。こりゃ、壊すのもったいないな。初詣の時期は相当な乗降客数だったのでしょう、臨時改札がでかい。ホームは完全に残っていて、線路もホームの分だけある。おまけで蒸気機関車が1両保存されている。線路の先を見ると見事に道路になっていた。ここから出雲市駅まで、比較的廃線跡がよくわかるようなのでいずれまた来てみたい。

16:00 ひとまわりして車に戻ると、なんだか妙に陽が傾いて感じる。やばい、夕焼けが迫る。
しかしここまで来て出雲大社を見ていかないのもなんだろう。1.5kmほど離れた出雲大社に向かう。
16:10 でかい鳥居をくぐり、出雲大社到着。充分とは言えそうもないが、広い無料駐車場に車を停めて歩く。
駐車場が境内のすぐ脇にあるので参道が妙に短く感じる。たぶん、さっき車でくぐったのが一の鳥居だろう。距離的にそんなもんだ。本当は一の鳥居から入って参道通ってお参りして戻らないと御利益無いような気もするんですが、どうなのでしょう?
建物自体は地元の大宮氷川神社とさほど変わらないのであまり感動はない。しかし見渡す先は山、それだけで遠くに来たのかもと思える。出雲の国ですからね。・・・クルマのことが心配であまり感慨にふけきれない。
一般的にここは縁結びの神様だと言われてますね。独り者の私にはうってつけなはずなのですが、私自身そんなもの望んでないし、何年か前にバイクでここに来た友達にもなんの変化も見受けられない(ように見える)ので縁結びには期待をせず、交通安全のお守りを売っているのも見てお願いしたのは「無事帰れますように」。今の願いはそれだけ。二番目は修理にお金があまりかかりませんように。
どうでもいいですが、女数人でここに来てお参りしてるのが結構目に付きました。お参りして現地ゲットも可能なんじゃないですかね?
16:30 軽くひとまわりしてお参りして撤収。日没まで1時間しかない。その30分ほど前からが景色的にいいらしい。30分でどこまで戻れるか。時間とクルマの不調の焦りで走行距離をメモってない。
夕焼けだけならどこでも見えるが、「宍道湖と夕日」となったら当然湖の東側にいなければならない。おそらく時間までに松江まで戻るのは不可能だろう。ならばせめて湖の南側から行って、少しでも夕日の浮かぶ宍道湖の見られる確率を上げておくことにして国道9号線を行く。大きな湖があるせいで避ける道もなく、夕方の混雑が重なって車の進むペースはかなり遅い。見る見るバックミラーに見える空がオレンジ色に染まっていく。北側と同じく車を停めるところなど無い。ちょっと太陽から目をはなすとあっという間に地平線に近づいている。
宍道町来待付近の路側駐車場に停められたときにはすでに太陽が半分隠れていた。山で陰になってしまっていて湖に夕日は映らない。もうちょっと先まで行けば夕日に染まった宍道湖が見られそうだが、そこに着いた頃には日は沈んでいるだろう。残念だが、今回はここでタイムアウト。一番の目的にしていたのに無念で仕方ない。駅の跡なんて見てるんじゃなかった。曇っちゃうよりはいいか。そう思っておくことにしよう。
17:25 さて、日も暮れてしまいました。車が何ともなければどこかで寝て日本海側を天橋立あたりまで走って加悦鉄道跡でも見て帰るところなのですが、とにかく渋滞にだけは巻き込まれたくない。と、すればおそらく混まないで帰れるであろうこの時間にこのまま帰路に就くのが一番利口と判断。もちろん、来た高速道路で帰るのが賢明なのですが、どうしても鳥取砂丘だけは寄っておきたい。真っ暗けであろう事は百も承知。地図を眺め、そのまま京都府に降りて中国道で帰ればいいや、と決めてみた。とりあえずナビで鳥取砂丘を行き先に設定、そしてびっくり。近いのかと思ったら160kmもありやがる。到着予定時刻は21:30だって。何時についてもどうせ真っ暗だ。とりあえず車を出す。
19:10 米子までは来た道を戻り、国道9号線をひたすら東へ。道の駅ポート赤崎で休憩。敷地内にコンビニがあるぞ。おにぎりを買って、停めた車内で食う。道路の向こうはJR山陰本線の線路。ちょうど寝台特急出雲が東京に向かって走っていった。あれより早く帰れるかな〜、などとちょっと疲れた頭で考えてみたりした。日中なら目前に大山がいるはずだが当然真っ暗。振り返れば日本海のはずですがやっぱり真っ暗。これほどむなしいドライブもないですな。 84051/226.0
(1022)
19:35
国道9号線をひた走る。
魚見台や白兎海岸も通っているが、真っ暗け。なんにも見えません。
20:35 鳥取砂丘に到着。看板はあれど、砂丘はどこだ?
土産物屋の駐車場に車を置き、看板の先に歩いて行ってみる。
見事に真っ暗闇。なんにも見えない。すぐに足下が砂地になった。おお、どうやら鳥取砂丘に俺は立っているらしい。月明かりしかない鳥取砂丘・・・・本当に俺はここに来ているのか?本気でわからない。デジカメで写真撮ってみても真っ暗けな画像が残るだけ。ストロボ使っても数メートル先までしか写してくれない。何となく地平線が先の方にあるのがわかる。たぶんその先は海だ。
真っ暗な砂地をちょっとだけ歩いてみるが、足下が全く見えないうえに振り返るとどっちから来たのかわからなくなりそうだったので程々で戻る。いけないのかもしれないが、砂をひとつかみ持って帰る。何万年もかけて岩になって石になって細かくなり海に流れてここに積もった砂。”ろまんちっく”ぢゃあ〜りませんか。
ちなみに真っ暗闇な砂丘の画像、帰って画像処理したら何となく風景らしきものが浮かび上がってきました。色までは出ませんでしたけどね。ここに行ってきたらしいんですよ、俺は。
84113/287.1
(1084)

21:00 さて、引き上げましょうかね。ナビで行き先を自宅に設定、708km、9:19着だそうだ。どこを通っていくのかは確認しなかった。途中で寝るだろうから、中央道まわりでベルノの開店時間ちょうどくらいになるかも。走りながら考えることにする。
鳥取から南に降りる道はいくつかある。高速道路もあるからどれかで中国道に出るのだろうと思っていた。
レ22:00 砂丘を出て国道9号線をそのまま走ってすぐ兵庫県に入る。丹波通過。
ちょっとした山道で民家もあるのに、気がついたら恐ろしいペースで走っている。知らない土地だからと余裕を持って走っているつもりだが、後ろにつく車は遠慮無くつついてくる。前に車がいるっちゅうの。追い越すのも簡単なはずだが、いつまでも後ろでぶいぶいやっている。莫迦(ばか)か、こいつら?登坂車線で道を譲ったらカッ飛んでいきました。ガードレールに突き刺さっても助けてなんてあげないよん。そんな心配ご無用っぽいCR-Xでしたが。
22:45 福知山市万久里のローソンで休憩。
どうやらこのまま9号線で京都まで連れて行かれるらしい。鳥取で「↑京都 217km」とか見ていて、まさかそれを本当に行くとは思ってもいなかった。
道行く車は少ないのに、コンビニはどこも駐車場に車がいっぱい。店内にはそれほどのお客はいない。みんななにやってるの?
84221/395.9
(1182)
22:55
レ23:40 なんの高速道路高忘れたが園部ICから入る。京都縦貫自動車道らしい。
レ24:00 料金所通過。ここで謎の高速道路は終わっていったん一般道へ。
京都市のど真ん中、怖いので遠慮がちに走る。あいかわらず京都は交通マナーサイテー。嫌い。
レ24:35 京都東ICから名神へ。クラッチもまだ平気そう。でも眠い。
1:00 黒丸PAで休憩。猛烈に眠い。車を停めて速攻で寝た。
・・・
気がついたら4時、3時間も寝ていたらしい。寒い。トイレにだけ行っておく。
あと464km、10:06着と、ナビは言う。
84362/537.0
(1333)
4:00
4:30 養老SAで給油。
明細なくしちゃって何リットル入ったかわからない。
84420/594.4
(1391)
4:40
レ5:00 小牧JCT通過。ナビは気持ちを察しているかのように中央道に導く。
5:45 また眠くなってきて阿智PAで停まる。
軽く寝る。
起きたら空が明るくなってきていた。なぜかこの辺だけ雲が出ていた。
84550/129.8
(1521)
6:30
レ7:30 山梨県突入。関東県内に来ると安心するね。風景も見慣れているような気がする。しかしここから八ヶ岳越えの上り坂続き。無理しないように行く。
高井戸まで150kmだって。ベルノに寄るにはちょっとペース速いか?100km/hで走ってればちょうどいいか。
レ8:05 大月ジャンクション通過。幸い渋滞は全くない。ここまで来ればもう縄張り圏内。走るのに緊張はしない。
8:10 談合坂SAで休憩というか、時間調整。
普段はすごい混雑するところだけど、朝はガラガラ。トイレに行って缶コーヒー買って飲んでしばらくぼ〜っとしていた。

ベルノの開店は9:00だったか、9:30だったか。ほどほどで着けるように出発、できれば到着前に電話をしておこうと思っている。
下り線相模湖IC付近で事故現場目撃。2車線とも塞いじゃっていたのかどうかまでは見えなかったが、その後ろの渋滞はすごかった。ほとんど八王子までつながって全く動いてない。車から降りて電話する人多数。可哀想に。
84758/336.1
(1729)
8:30
レ8:55 調布ICで中央道を降りる。時間的にちょうどいいかも。
ベルノまで30分くらいかな、どこかで電話すればいいタイミングになるよな、と思っていた。
84808/387.8
(1779)
9:10 日曜朝の道はがらんがらん。ほとんど停まることなくホンダベルノに着いちゃった。お店も開いているようなのでそのまま乗り込む。
なんの咎めもなく、いつもどおりいつもの人が対応して話を聞いてくれた。とりあえずクラッチが減っているのは間違いがないだろうということ、クラッチレリーズとマスターシリンダも看ておいてくれること、前回クラッチOHをする前から断続の感覚が変だったこと、エンジン/ミッションマウントをついでに換えて欲しいこと、車検が近いのであわせて不具合か所を看ておいて欲しいこと、ついでにエンジンオイル交換を聞いて頼んでそのままお店に置いて帰る。予約・予告無しで来てしまったので完成は一週間後だとすまなそうにフロントの方が言っていたが、どのみち取りに来れるのは土日だけ、ついでに今度の土曜日は長野でオフ会、好都合。心配なのは支払いだけ。
84826/?
(1797)
10:00 三鷹駅までCR−Vで送ってもらった。
そこそこ混んだ中央線快速にカメラバッグを担いで乗る。新宿で乗り換えて新宿湘南ライナーで大宮へ。E231系の新車に揺られつつ、来週のアシと支払いのことを考えてため息をつく。
11:00 大宮駅着。歩き慣れた道をいかにも日曜の朝な風景を満喫しつつ歩いて実家駐車場へ。ほぼ一ヶ月ぶりのビートで部屋に帰る。エンジンは難なくかかったものの、ブレーキが完全に固着しているうえにディスクに付いたサビがブレーキペダルにまで伝わってくる。先にビートのクラッチをやるつもりだったんだけどな・・・またため息。
12:00 買い物をして、部屋到着。長かったような、短かったような、楽しかったような、楽しくなかったような・・・。写真も撮影枚数は極端に少なく70枚ほど。何しに行ったんだか。ま、いいか。ロケハンは出来た。

いや〜、とんだ旅になりました。本番は電車で行くことにします。あんまり車で走って楽しいとも思えなかったし。やっぱり北海道を経験してしまうと、そこらじゃ満足できなくなりますね。西日本の日本海側は今まで興味を持ったことがなかったのですが、実はいいところがたくさんあるようです。さて、残るは福井・和歌山と九州南部です。めざせ!全県制覇!!

独り旅

Pの小屋HOME

Back