これから、
小さな仏さまがなにを語ってくれるのか
楽しみですね。
全国には、兜のなかに納められた
冑佛がまだあるかもしれません。
河村さんは、
全国からの冑佛に関する情報を
まっています。
NHK全国ニュース おはよう日本 平成8年7月18日朝7:55 >top 内容一覧
冑佛(かぶとぼとけ)は、
髻(もとどり)におさめるもの、
前立てにつけるもの、
兜のなかに納めるもの、
などがございました。
御先祖様が、
戦場で兜の中に入れて戦った、
と言い伝えられております。
きっかけは、
家宝として代々伝えられてきた
仏さまです。
兜には、仏さまが納められている。
3年前から、
かぶとぼとけの研究を続けている、
静岡県金谷町に住む
河村隆夫さんです。
武士は戦場にでれば
討ち死にを覚悟していますから、
神仏にご加護を期待したのでしょう。
兜の宝珠の中に仏さまが入っている
ことが明らかになりました。
兜から実際に仏さまがでてきたのは
これがはじめてです。
みなさん、
かぶとぼとけ、
という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
むかし武将たちが兜の中に納めていたといわれる、
小さな仏さまのことです。