丁番カタログ
丁番のサイズは、扉の厚さ(見込厚)と、扉の幅、および扉の重量を参考にして選ぶ。
種類 |
特徴・用途 |
角丁番
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・軸は上下カシメのため、羽は外れない ・穴のない溶接用の角丁番もある ・小箱、家具、窓、軽いフラッシュ戸など、小物から建具まで幅広く使われている |
儀星丁番
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・軸の上下に儀星(ボタン型、平型、剣型、丸型など)がついている ・芯棒を外して重量扉などの吊り込みが容易にできる ・主として玄関ドア、勝手口、間仕切ドアなどドア用として使われる |
自由丁番
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・ナックル内部にコイルバネが入っており、扉を開け放すとバネの戻りで扉が閉まる ・片開きと両開きがある ・カウンター下のくぐり扉などに使用される |
ピアノ丁番
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・主として、ライティングデスクの扉のように重量がかかる場合、中にホコリが入るのを防ぐ場合、反りが出そうな薄い扉などに使用する ・サイズは150o〜1820oまである |
丁番掛金
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・軸が上下に動くので、丁番をつけたまま外すことができる ・同じ動きをするものに、ルースピン丁番、ぬきさし丁番がある ・網戸など、軽い扉で必要に応じて取り外しをしたい場合に使用する |
曲がり丁番
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・キャビネット用の丁番で、キャビネット丁番と同様の使い方をするが、扉が枠の中に収まるタイプに使用する ・ 上下に丁番の厚み位のすき間ができる |
キャビネット丁番
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・キャビネットヒンジともいう ・右勝手、左勝手があり、上下の丁番の方向も違うので、間違えないように注意すること ・サイドボードや吊り戸棚、流し台の扉などのキャビネット用の丁番 |
隠し丁番
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・扉が閉まった状態の時、丁番が表から見えない ・種類はいろいろあるが、ほとんど掘り込みが必要なものである |
スライド丁番
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・扉が閉まった状態の時、丁番が表から見えない ・取り付け後、約2o前後の調整ができる ・家具、システムキッチン、クローゼットの扉などに使われる ・扉のカブセ量に注意する(通称、全カブセ、半カブセ、インセット扉用) ・キャッチ付きとキャッチなしとがある |
アングル丁番
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・縦框専用の丁番 ・片開き、両開き用がある ・家具扉などに使われる |
※メーカーの廃業、廃番により取扱いができない商品もございますのでご確認願います。