東京レア飲料

ホ ッ ピ -

 

◆ 名前の由来 「本物のホップを使った本物のノンビア」との意味をこめてホッビーと名づけられたが、発音がしづらくホッピーになった。(ホッピ-ビバレッジ様サイトによる)

◆ 歴史 昭和23年コクカ飲料株式会社(現ホッピ-ビバレッジ)より、麦酒様清涼飲料ホッピ-が発売される。ナント酎ハイより歴史がある飲み物である。当初はノンアルコ-ル飲料として発売され、その後「焼酎割り飲料」としての飲み方が定着したとされる。発泡酒ブ-ムの今、価格面も然る事ながら、低カロリー+プリン体ゼロなので、健康管理の面からも注目の商品だろう。工場の位置関係上、販売は東京近郊がメインだったが、近年はネット販売や、流通の変化から徐々に全国区商品になりつつある。

◆ 飲み方 主に無味無色の甲類焼酎を割って飲む。ホッピ-そのものはアルコ-ル度はゼロに近く、ノンアルコ-ル飲料として、休肝日の寂しさを紛らわす為に飲むのも手と思う。 ホッピ-は酒屋やス-パ-で入手可能(商品名はホッピー330)なので、自宅でも気楽に楽しめるのが良い所。中身は居酒屋で使う業務用のものと同一で、違いはあちらが360mlに対して、市販品は330mlというだけ。(真偽は不明だが、業務用と市販品は微妙に味が違うというマニアも居るらしい。) 店では大きく2タイプの出し方があり、1つは焼酎とポッピ-がそれぞれ別の、いわゆる「セット」または「外ビン方式」と呼ばれているものだ。先ず最初にホッピ-を半分使用し、飲み終わったら中身お代りといって焼酎だけを追加し、残りのホッピ-で2杯目を飲む方法である(外1中2)。店によっては、3回位焼酎のお代りが出来るが、2回までが店へのマナ-か? もう1つは初めから調合されて出てくるタイプで、当然中身焼酎のお代りは出来ないし、濃さ等の調整が出来ない。生ホッピ-などサ-バ-を使う場合は、こちらのタイプになる。 使用する焼酎は、20度よりも25度の方が良い。ジョッキ-、グラスはキンキンに冷やすのは鉄則で、店によっては頼む度にグラスを冷えたものに交換してくれるほどだ。ちなみにメ-カ-の推奨の飲み方によると、ホッピ-は「かきまわさい」「氷を入れない(風味が損なわれるから)」が、旨く飲む方法とされる。 --- 追 記 ---黒ホッピ-=原料は基本的に同じ。ロースト麦芽の割合が高いものは黒ホッピー、低いのが白ホッピーである。糖質もビ-ル同様「黒」の方が多い。

◆ 当サイトで、ホッピ-の飲める店 「青戸」あわのす.鳥新 「浅草」正ちゃん 「東十条」大林酒場「北千住」大黒屋.加賀屋 「金町」山吹 「五反野」加賀廣 「押上」松竹.亀屋.大黒屋「本所」とん平 「四つ木」丸福 「関屋」東菊水 「水道橋」うけもち「立石」ホルモン道場.鳥広

 


 

元 祖 ハ イ

 

◆ 名前の由来 改めて考えると「元祖」とは不思議な名前である。「うちが最初」の意味を込めて、どこかの誰かが名付けたのだろう(憶測)。ちなみに本家ハイ、総本家ハイ、家元ハイなどより、遥かに語音に優れる呼び名だ。

◆ 歴 史 先ず酎ハイの歴史から語らなくてはならないので簡単に述べると、ウィスキ-ベ-スのハイボ-ルが先で、コストの問題から自然に安い焼酎へとシフトしたとされる。しかしウィスキ-と違って無味無臭の甲類焼酎を使う故、味が単調で飲み飽きる。そこで様々な工夫が考えられ、その結論のひとつが「元祖の素」なる謎の液体を入れる飲み方であった。昭和23年発売のホッピ-よりは新しいとされ、明確な出現時期の断定は出来ない。「元祖の元祖はどこだ?」ややこしいが、実は店や地域にも諸説があり(曳舟の三祐酒場やら、亀有説やら)混沌としている。インタ-ネット整備があと60年ほど早かったら、こんなに悩まないで済んだだろう。 その元祖ハイが飲めるのは東京下町(下町の定義もあやふやだが)が主で、同じ東京でも山の手など都心部では、その存在すら知られていない。(ネットマニア除く)いわんや中部、関西など大都市を含む他地域では、先ずお目にかかれない。

◆ 飲み方 焼酎(店によって20度もあれば25度もある)に梅ベ-スの琥珀色の液体を足して、炭酸で割って飲む。氷の有る無いはどちらが正統派とも言えない。琥珀色の正体はある時は業務用であり、またある時は自家製であったりする。(業務用に多少手を入れ自家製と呼ぶ場合もある)自家製の場合、常連ですら「その謎のレシピ」は教えてくれない。(店でレシピを聞くのはマナ-違反である)

◆ 炭 酸 業務用炭酸を使ったり、自家製の場合ありと多種多様。中でも人気と実力を兼ね備えているのがニホンシトロンであろう。千葉の松戸に工場を持ち、多くが潜入取材を試みるが未だ成功者ゼロの神秘のベ-ルに包まれている。(どうしても知りたかったら就職するしかないだろう)ちなみに日本の炭酸文化(清涼飲料水)は、元を辿るとウィルキンソン、三ツ矢など関西がル-ツなのだが、このようなリタ-ナブルビンを利用したスタイルは、東京の大衆酒場独自のものとなった。ただその東京でも配達範囲、酒問屋の問題から守備範囲は自ずと限られ、炭酸メ-カ-(中小がほとんど)と、それを置く大衆酒場との位置関係はかなり密である。

◆ 焼 酎 甲類焼酎がベ-スで、無味無臭無色が基本である中でも人気を誇るのが亀甲宮焼酎(キンミヤ)。このメ-カ-三重県で生産しているのだが、地元では「宮の雪」という日本酒メ-カ-として認知されており、焼酎メ-カ-としての知名度は東京下町の方が強い。

◆ 元祖ハイの飲める店 (抜粋) お花茶屋 東邦酒場 / 住吉 山城屋酒場 / 押上 百尺 / 八広.亀戸 伊勢元酒場八広 和楽 亀屋 / 綾瀬 三幸酒場 駅前酒場 / 堀切 小島屋 のんき

◆ 入手方法 (問い合わせが多いので...)

いせい葛飾区立石1-16-19TEL:03-3692-8080  ニホンシトロン炭酸 1本65円(税込) 美濃屋脇坂商店葛飾区立石8-1-14 奥戸街道沿いTEL:03-3691-0125  ニホンシトロン炭酸 1本50円(税込)  元祖の素  「Aハイボ-ル」 1.8L = 649円(税込) 梅の香 ゴールド600ml 300円(?) 石井酒店 葛飾区堀切3-25-6 (新葛飾病院目安)TEL:03-3691-2540  ドリンクニッポン 単品40円(?)  1ケ-ス 1700円 30本入り (ケ-ス / ビン リサイクル代 500円負担含)  天羽の梅 「Aハイボ-ル」 もアリマシタ < 紳士協定 >「通い箱」をベットに。。。との目的で、買い占めるのは止めましょう!

合同酒精  梅の香 ゴールド 容量:600ml 300円 容量:1,800ml 650円 参考リンク 全国清涼飲料協同組合  亀甲宮焼酎(キンミヤ) 本格焼酎ブ-ムよ、どこ吹く風!とばかりに東京で圧倒的人気を誇るブランド。今回㈱宮崎本店さんに、亀甲宮焼酎を販売している酒店のリストを頂きました。(感謝)この他大手チェ-ン展開リカ-ショップなどでも、目撃証言を頂いております。

店名 住所 電話番号

(有)礒見酒店 千代田区内神田3-12-10 03-3256-4478(有)和泉屋商店 港区港南1-6-38 03-3471-1939酒のこむろ荏原店 品川区中延5-9-13 03-3781-7895(株)港屋商店 新宿区西新宿1-4-2 03-3342-1636(資)升本酒店   新宿区納戸町9 03-3260-1631(株)上野升本商店 台東区東上野1-23-8 03-3831-4032(株)遠州屋   渋谷区道玄坂1-8-1 03-3463-0035(株)大林支店 北区上十条2-30-7 03-3908-3535(有)鈴木酒店 板橋区常盤台3-9-13 03-3969-5821(株)秩父屋酒店 板橋区大山町40-3 03-3956-0719広屋酒店 練馬区桜台1-4-1 03-3994-1270(有)武蔵屋 根岸商店 世田谷区野沢4-18-8 03-3421-0770酒のこむろ池袋店 豊島区高松2-10-15 03-3959-6822(有)野田屋酒店 豊島区東池袋4-38-5 03-3971-3681熊谷酒販(株) 文京区千駄木5-13-17 03-3824-5678(株)大桝商店 墨田区菊川2-2-13 03-3631-7500酒のこむろ立川店 立川市柴崎町3-14-3 0425-22-2613

◆ タカラチューハイ

お近くの酒屋.コンビニにて入手可 最も近い味!待っていた真打登場! チューハイは昭和20年代の東京下町で「焼酎ハイボール」として生まれたと言われています。宝チューハイ壜詰は、この味わいを再現しました。 「焼酎ハイボール」のさっぱりとした味わい、レトロでおしゃれな壜入りで新登場。王冠を使用することで、缶入りチューハイに比べて強い炭酸を実現しました。ほのかな苦味と爽やかな飲み口で、まさに焼酎ハイボールの味わいです。


 

ホ イ ス

 

スミマセン、ホイスに関しては知識不足で、殆ど引用させてもらってます(;^^) 。独学で知識を付けたら、この部分は更新致します。

◆ 名前の由来 庶民のあこがれだったウイスキーをもじって、ホイスキー。転じてホイスと名付けられたと言う。

◆ 歴史 「幻のホイス様」より部分引用昭和25年には商品化された非常に長い歴史がある。色とほのかな香りに特徴がある。当時ビールやウイスキーは高嶺の花。焼酎は質が悪く、味も匂いもただ強烈なだけ。そんな時代に、「おいしい酒を気軽に飲みたい」と造られたのが、ホイスだ。小売りされることはなかったものの、「酎ハイの先輩」として知る人ぞ知る酒である。

◆ 飲み方 「散歩の達人」より引用滋養強壮に効く健康酒「ホイス」。漢方のトウヒ、チンピ、南米産のコンズランゴウ、チラーク、そしてリキュール、ワイン、ズブロフカなどを加え、炭酸で割る。さわやかで飲み飽きない味だ。 「幻のホイス様」より全文引用(許可済み)ホイスを飲んだことがない人のために、その味をご紹介しましょう。ベースとなっているのは、ロシアの酒、ズブロフカ。そこに、漢方薬であるトウヒとチンピ、南米産の強壮成分であるコンズランゴウとチラータなどを配合し、さらにリキュールやワインなどの酒を加えています。もちろん、門外不出、秘中の風味を加えていることは言うまでもありません。で、飲み心地は……これだけのものが入っているのですから、かなりクセの強い酒と思われるでしょう。しかし、意外にも、さわやかな飲み口。なるほど、これが「チューハイの元祖」たる由縁でしょうか。かすかな甘ささえ感じられます。いちど口にしたら、クセになりそうな旨さです。 と、いうことで自宅で調合するもの難しく、飲みたい場合はホイスのある居酒屋を探すしかないだろう。(この一行だけ、我がオリジナル(;^^) )

◆ ホイスの飲める店  中目黒ばん / 京成青戸こまどり / 常磐線綾瀬串のこたに ホイスと下町料理 / 平成屋末広町店(銀座線末広町駅すぐ) / てっちゃん妻恋坂店(銀座線末広町駅徒歩5分)/ てっちゃん淡路町店(千代田線小川町駅すぐ、丸の内線淡路町駅すぐ)/ てっちゃん京橋店(銀座線京橋駅すぐ / てっちゃん虎ノ門店(銀座線虎ノ門駅すぐ)