だから、どうした2



 
 
「名は体を表す」
 
冥加――知らないうちに神仏の加護を受けること。不思議に助けられたありがたい様
 
邪見――間違った見方、邪な考え方。
 
二人のキャラクターそのままな素晴らしいネーミングですね〜〜。いつもちゃっかりと助けられてる冥加爺ちゃんに、せこくていつも悲惨な目にあってる邪見…。
 


 
「主従関係」
 
冥加――犬夜叉の父ちゃんに使えていたノミじーちゃん。博識で情報通。犬一行にいろいろと情報を提供したり、父ちゃんの仮の墓を守ってたりとなんとなく父ちゃんの重鎮っぽいが、鉄砕牙の本当の姿を知らなかったり、なにより危ないとなるとすぐに逃げちゃう調子の良さといい、父ちゃんのプライベートなくつろぎタイムでの道化+話し相手的な存在だったのではないかと思う。巨大な犬妖怪の父ちゃんにしてみれば、戦闘能力皆無で日和見の傾向のある冥加は警戒する必要もないペットみたいなものだろう、信用はしてても頼りにしたとは思えない。
また天生牙について一言の言及もないのは、存在を知らなかった可能性大。例の鉄砕牙発見時、冥加の態度は「鉄砕牙をたくされた犬夜叉こそが、父君の意に添うた跡継ぎ」的。同じように殺生丸が刀を託されていることを知らないからこそ、犬父の長子である殺生丸に対して「その身体で試し切りをしなされ」なんて無礼な事を言えたのだろう。「様」づけで呼んではいるが、なんとなくお家騒動時の「○○派」「××派」っぽい。この場合は当然冥加は犬夜叉派。
 
冥加は犬一族とはあまり関わりがなく、父ちゃんの子飼い、庇護を受ける代わりにいろんな話題や情報を提供して犬父を楽しませ、そして、犬母や犬夜叉に対して強い親しみを覚えていることから、「犬父の人間界でのお供」ってのが、一番無難な役割だったんじゃないかと思う。
 
邪見――いつから殺生丸に使えているのか不明。なんとなく犬父とは、殺生丸を介してのみ遠くから知っている、という雰囲気がある(勝手な思い込みかも知れないが)。
気難しい主に仕えてため息が尽きないようだが、割と平気で失言を繰り返すのを見てると、主は口でなんと言っても簡単に自分を殺したりはしない、というのを感じているのだと思う。
別に殺生丸が優しい、とかではなく、今までも敵対行動をとらない相手に手を出したことはないので(唯一手を出したのは初登場時の武将だが、これは邪魔だから退けようとしたら首が取れちゃった、って感じに見えた)。
直接面倒かけられない限り、どうでもいいのだと思われる。気に入らない相手だからすぐ殺してしまえ、という程熱くなる事はまれなのだろう。実際犬夜叉への牽制にかごめ達に危害を加える、などという事は一切していない。
その辺知っていることから、結構長く仕えているのではないかと思われる反面、その辺の土着の妖怪が通りすがりの殺生丸に横柄に用を言いつけられ、なし崩しに側仕えになってしまった、という可能性も高い。
 
邪見は単独では体も小さく、さほど高い能力があるようには見えない。その辺に一匹で居たらそれこそ恰好の苛められ役、誰もが怖れる強大な主の庇護下にあるというのは、邪見程度の妖怪にしてみれば、もっとも賢い処世術だろう。ましてや主の持ち物(人頭杖)を常に預かってるとなれば、小妖にしてみれば大変な出世。力はあってももっと粗暴で感情次第でなにするか判らない妖怪があちこちにいることを考えれば、主替えをしたところで今より待遇が良くなるとは限らない。多少邪険にあしらわれようとも、殺生丸のように強大な力を持ちつつ些細なことには関心を持たない主(鷹揚…ではないと思うけど)というのは、邪見のようなタイプには離れがたい良君であると思われる。
 


 
「でた!」
 
TVでドキュメンタリー番組「東大寺・大仏誕生」を見ておりましたら、BGMに犬夜叉の曲が何曲か使われておりました。弥勒様の「風穴」や、桔梗のテーマ、あと七宝ちゃんのテーマとか。おお、さすがは犬夜叉、時代ロマンを感じさせる映像にぴったり!と思っておりましたら、でましたよ!兄上のテーマ!
それも「妖艶」!やったー!と思っておりましたら、使われた場面は……。
 
呪いをかけるのにも使っていたという、木で作った人形が映し出されておりました。
 
実にはまっておりました、さすがは兄上のテーマ……はまりすぎて、ちょっとトホホな気分でした、はい。(^^;;)
 


 
「袴の神秘」
 
日常的に袴着用と言えば犬兄弟。お二方ともくくり袴(裾を紐でくくってある袴の総称)を愛用しております。雰囲気的に弟は【狩袴】、兄は【指貫】(平安貴族の男性がはいてる袴)かと思っておりますが、服飾、歴史などに詳しい人がいらっしゃったら正確な名称を教えていただきたいです、はい。
それで袴なのですが、ちょっとした時代交渉の本を読んでおりましたら、戦国時代の袴の構造についての記述がございました。それによりますと、袴というのは着用のままでも簡単に用が足せるよう、実に合理的な作りになっているとのこと。
右と左の足部分が別々に作られ、腰の部分で深く重なり合うように出来ていて、普段は股の部分も重なっているけれども足を大きく開くと中心が割れ開くのだそうです。ふーん…成る程。
では、兄たちの袴はどうなってるんでしょう。真ん中が重なってるだけには見えないし、それに物を食べてるのを見たこと無いし、何より美形なんでトイレに行くわけはないんですが。
 
 
これってひょっとして野外××X(判りづらい伏せ字)が、やりやすい?
 
ごめんなさい、ごめんなさい、下品な俗人でごめんなさい、お兄様!もう言いません…
モウソウスルダケニシテオキマス…

 


 
「記憶喪失」
 
最近、数年前に発売になった某漫画原作のゲームを遊んでいます。
その中に、原作中敵対していた兄弟剣士がおります。
ゲームの中では、その原作中登場したキャラがみんな記憶喪失で違う世界に飛ばされるという設定。
それでこの兄弟も記憶を失っているのですが、なぜかお互いが兄弟である、という事だけは覚えていて、そしてなぜかなぜか!
むちゃくちゃ仲良しなんです!
 
とくに兄さんの方ときたら、弟激ラブの過保護なくらい弟想いになってる!で、……妄想がむらむら。
ひょっとして犬兄弟も記憶喪失で過去の確執をすっかり忘れた状態で誰かに「あなた達はとっても仲の良い兄弟なんですよ」と刷り込みされたら、本当に仲良くなっちゃうのかも!(かなり妄想爆裂)と、ここまで来て考えた。
記憶喪失は兄だけで十分。そして弥勒様にぜひとも刷り込みしていただきたい!
 
「あなたと私は宿世よりの恋人同士。そして来世も共にと誓った仲なのですよ」
 
……刷り込み完了したら兄ちゃんはどうなるんだろう…煩悩…(笑)。
 
 


 
「茨道」
 
弥勒×殺生丸。
私自身は茨道とは思ってなかったんですけど、確かに接点がないのでマイナーでも仕方ないと思ってたんですけどさ。やっぱりまずいですか?そういう意見をちょっと目にしてしまいまして、少しだけへこんでます、めげないけど。(笑)確かに私自身もたまに思います。なんで弥勒と殺生丸?不思議な組み合わせですね〜〜(^^;;)
でも登場キャラ中最高の美と強さを誇る殺生兄さんと対等に渡り合うといったら、相手は限られてしまいます。
りんちゃんはまだ子供だし、今の所はどっちかというと「保護すべき群の子供」といった位置付けだと思います、兄にとっては。
では奈落の旦那は?旦那の方は殺生丸様にご執心ですが、兄は「姑息な奴」と嫌がってるみたいだし、なんとなく奈落の旦那の片思い〜〜な雰囲気の方が好きなので、ちょっとカップルにはしづらい…(しづらいなら、カップルにしなきゃ良いだろう、というご意見もあるかと思いますが)
弟くんは今のところ確執の原因がよく分からないのでどうやれば仲良くなるのか考えつかないし、女性陣はそれぞれ意中の人がはっきりしてるし。
 
私的に弥勒様と殺生丸様が絡んでるところが見たいんですよ〜〜恋愛抜きでもいいから。
 
19巻で弥勒様の質問に兄が答えているシーンを見て、あの張りつめた雰囲気がすごくつぼにはまったんです。
ああいうシーンがこれからも原作で出てきてくれないかな…兄と弟の和解に弥勒様、ぜひとも一肌脱いでいただきたいものです。
   


 
「どろどろ」
 
奈落が捨てた城の地下に残った肉片から妙な髪の毛妖怪が出現。でかい口じゃ〜〜歯、磨いてる?
口臭があったら、毒ガス並みにひどいだろうな、でかいから…なんて事を呑気に思っておりましたのですが。
お肉状態というか、破片状態では鋼牙も匂いを感じないんですね〜。
桔梗にも気配を感じさせなくなった奈落も、ひょっとしてこんな風に欠片のままであちこちに潜伏してたりして…なんて事を考えてしまいました。(笑)確かに犬夜叉の風の傷と兄の闘鬼神でかなり細々と切り刻まれてたはずだし…。
分散したまま力を蓄え直して、あとでまた一気に合体!とか?
奈落の旦那の身体に関しては、もう何でもありな気がしますわ…。(^^;;)
今後もまた兄の身体を狙ってくるんでしょうかね。下等妖怪100匹吸収するよりも、兄の方がずっと妖力は強いと思うので効率良いはずですが…でもその分消化吸収するには強力な胃液…もとい、力がいるでしょうし。
兄を狙うには、またこつこつと基本能力アップしてからって事ですかねぇ…。
 
それにしても鋼牙君、神楽にもやられたくせに、相変わらず自信満々ですね。(^^;;)
身体狙われてる兄はもちろん、犬夜叉ほどにも奈落には相手にされてないのに…。
君が狙われたのは、四魂の欠片のためだけだという事を、いい加減気が付いてくれたまへ…。
 
 


 
 
「祝!犬夜叉ゲーム化」
 
前から噂のあった犬夜叉ゲーム化。詳細が発表になる前に、ちょっと内容予想をしてみました。
 
 
 
参考「アンジェリーク」恋愛シミュレーション

 
貴方はたぐいまれな霊力を持つ巫女かごめ。砕かれた四魂の欠片を集め邪悪な妖怪奈落を討ち滅ぼさなくてはなりません。か弱いあなたのために、強い半妖少年犬夜叉が力を貸してくれます。
ゲームの進め方によっては、貴方と犬夜叉がラブラブモードになることも可能(はあと)
通常、四魂の欠片を持っているのは敵の妖怪だけど、四魂の欠片を持っているのは敵だけとは限らない!そんな時は望みを叶えてやったり、力を貸したり、仲間にすることで欠片をゲットすることができます。
そして油断してはいけないのは、あなたのライバルの巫女、桔梗も四魂の欠片を集めているという事。
桔梗はあなたよりも高いステータスをもち、油断したあなたから四魂の欠片を奪うという妨害もしかけてきます。
桔梗より先に四魂の玉を完成させると、あなたは奈落を滅ぼし、そして恋を叶えることができます。
でも桔梗が先に完成させた場合、犬夜叉は桔梗のものになり、あなたは1人で現代に帰るより仕方ありません。
 
かごめ「恋も冒険も叶えるため、今日も恋愛の達人弥勒様の元でおまじないしてもらっちゃうの、うふ♪」
弥勒「かごめの心、犬夜叉に届け!恋愛成就祈願!」
 
………なんか、イヤだ…

 
 
参考「ファイナルファンタジー2」RPG

 
あなたは妖怪退治を生業とする少女珊瑚。邪悪な妖怪奈落の企みで一族を滅ぼされ、あなたは弟琥珀と脱出中。途中で追いつかれ力及ばず倒れたあなたは、あなた同様奈落を敵とする犬夜叉一行に助けられます。
その時に弟とはぐれてしまったことを知ったあなたは、弟が無事でいることを願いながら犬夜叉一行と共に奈落を滅ぼす旅にでます。
そして、ある日、あなたは奈落の片腕として戦う少年の正体を知ってしまうのです。
 
「お、お前は、琥珀!なぜ敵の手先なんかに…待て、答えて、琥珀ーーーーー!!!」
 
苦悩しながら戦う珊瑚。弟を取り戻し、奈落を倒して一族の敵をとるまで、あなたは戦い続けるのです。
 
ま、これはなんだかはまっているかも…。



 
参考「俺の屍を超えて行け」PRG…かな?

 
 
あなたは奈落によって「風穴に飲み込まれる短命の呪い」を受けてしまった法師弥勒。
次々と子供を作り、そして代替わりを続けながら妖怪と戦い続け、誉れ高き法力を持つ弥勒一族として都に有名を轟かせるのです。戦う過程であなた達一族に力を貸してくれる巫女や妖怪も現れます。
彼等の力を借りながら、あなた達一族は戦い続けるのです。
 
なんか洒落にならないのう…(^^;;)

 
 
参考「聖剣伝説2」アクションRPG

 
あなたは半妖の少年犬夜叉。兄に苛められたあなたはある日滝壺に落ちてしまいます。
そこであなたは謎の幽霊に出会い、言われるままにさびた刀、鉄砕牙を抜いてしまいます。
でもその鉄砕牙には、それが抜かれると世界の終わり、という不吉な伝説があったためあなたは村を終われてしまいます。鉄砕牙を抜いたために四魂の玉を守るという運命を背負ってしまったあなたは、巫女楓の助言を受け行方不明の弟を捜す少女珊瑚や、呪いをうけた法師弥勒と共に四魂の玉を守るための戦いの旅に出ます。
そして戦いの中にあなたは、鉄砕牙を預けた幽霊が、あなたの実の父であったことを知り、父の意志を継ぐためにも、ついに正体が明らかになったラスボス奈落との最後の戦いに旅立つのです。
 
 
…あってるんだか、あってないんだか。


 
 
参考「かまいたちの夜」サウンドノベル

 
あなたは戦国時代にタイムスリップしてしまった現代の少女かごめ。
目の前に、木に張り付けにされた犬耳を持つ少年がいる。
 
1 悲鳴を上げ、誰か近くにいないか探しに行く
 
2 犬耳に触ってみる。
 
3 ……なんとなく、袴の紐をほどいてみる。  ←ピッ
 
上手くいけば「ピンクのしおり」が出現。冒険モードからラブラブ恋愛モードに突入できちゃうよ♪
 
 
…もう、止めとけ、自分……