◆ だから、どうした ◆
ネタコーナー、一発妄想ネタなど他。 以前のネタはこちら 1 2 3


 
「アニメ蛮骨初登場」

辻谷氏サイトによると、110話で蛮骨が初登場するそうです。
で、それによりますと……「お前、頭いいから、字書けるだろ」の台詞が「知ってるだろ」に変えられているらしい……。

アニメでの台詞やシーンが変えられるのはいつものことで、その結果、意味が変わったりキャラがヘタレたりと変になるのもいつものことですが、……これはまたなんとも…な変更ですな。
まるで、蛮骨をはじめとして、他の面々が「字を知らない」みたいだ…。
凶骨、銀骨、そして蛇骨あたりは怪しいですけど、霧骨や睡骨だって字くらい読めるでしょ。確かにあの時期今と違って文盲率は高いですけど、ヨーロッパの同時期に比べたら識字率は高かったらしいし。

「書けない」と「知らない」は意味的にものすごい隔たりがございます。かくいう私はもちろん字は知っています。でも、「直筆の手紙を書け」と言われたら「書けない」と答えます。理由は簡単、「字が下手くそ」だからです。(^^;
;また手紙だ形式という物がございます。礼儀知らずだの非常識だのと思われないよう完璧な手紙を書けと言われたら、「お願いですから、勘弁してください」と思います。蛮骨はもともと自分で手紙を書こうとして悩んで失敗してるのだから、字が書けない知らないのではなく、むしろ「字が下手(なんか紙からはみ出しそうなくらい、大きくて勢いのある字を書きそうなイメージも)、もしくは格好良くお礼参りの予告をする文章が思い浮かばない」から、隊で一番達筆で見事な文を書くと思われる煉骨に押しつけた、と私は解釈しておりました。というか、なんでも書面に残す大名家に雇われ、一目置かれるほどの集団が、字を知らないって事自体あり得ない。

高橋先生は作品中で「このシーンはこれこれこういう意味」というような説明臭い台詞はあまり使いません。だからファンは些細な表情や台詞に「これはこういうことなんじゃないか」とか「こういう意味なんじゃないか」と、しなくてもいい深読み裏読み三昧、勝手な解釈で山のように妄想したりで一喜一憂いたします。だからこそ、安易にもとの台詞を変えて欲しくないのです。短くてさりげない台詞の背後には、それ以上の複雑な感情や背景が込められていると思いますから。

……ところで、辻谷氏は七人隊全員登場で犬も視聴率が上がるか?という事も書いてました。視聴率が落ちてるの少しは心配してるんでしょうか?
犬を休んで放送したコナン映画第一弾の視聴率は18パーセントを超えた模様。最近の犬アニメは11パから良くて12パちょい。昨年末放送された犬映画もそれに毛が生えた程度の視聴率。
アニメオリジナル連発でがたーっと視聴率下がったって事は、アニメオリジナル部分がつまらないって事。アニメしか見てなくて、オリジナルで愛想を尽かしてしまった人は、本編部分に戻ったことすら知らないだろう…。やっぱり危機感持って大事に作って欲しいな…犬アニメ。



 
「衣の使い道」

映画第二段で犬君の火鼠の衣がキーワードになるというのは、以前に高橋先生もどこかで仰っていた話ですが。 映画の神久夜は夢幻城復活のアイテムとして、火鼠の衣を狙ってくるという話だったんですね。 ですが、ちょっと待ってくだされ。

おとぎ話のかぐや姫では、火鼠の衣は話だけで実在しないものでした。ですが、この世界では動物何だか妖怪何だか知りませんが、実在している生き物です。
しかも、犬君の水干、袴と上下セットで作れてしまうほどです。毛を刈って織物にしたにしろ、毛皮を取って縫い合わせたにしろ、これってけっこう量がいりません?火鼠の大きさが象並だって言うのならともかくですが。とにかくあれだけの着物が作れるくらい毛が取れるって事は、数もけっこういるんじゃありませんか?

それを捕まえに行った方が早くありませんか?

それをせずに犬君を狙うという事は、やっぱりあれですか?神久夜の目的は!
犬君の着物をひっぺがす事ですか?

配下となって襲いに来るのは神楽と神無だという事ですし、私の脳内ではお城で三人の女が顔を合わせて腐女子の会話に興じている図がぐるぐると回っております。

神久夜「ふっふっふ、やはり若い男が着ている衣は良いのう…」
神楽「汗くさそうだね。…うーん、やっぱりさあ、あたしとしては、殺生丸の肩のモコモコと豪華そうな着物もひっぺがしてみたいんだけど」
神無「……お坊さんの墨染めの衣って、いいと思う…」

なんて会話が繰り広げられていたりして…。



 
「アニメオリジナル展開予想」

まだまだ続くオリジナル、まだまだ遠いぞ白霊山!
って事で、これからのアニメオリジナルの予想をしてみました。

1.弥勒様隠し子騒動。オチでは本当の父親が判る。

2.りんの初恋、もしくはおっ母そっくりさん女性との遭遇。オチは人里で暮らすかどうかの選択、当然殺生丸達と行く。

3.殺生丸様、お迎えに来ました!と西国から犬一族の美男か美女が来訪。すったもんだの末、連れ戻すことを諦めて大人しく帰っていく。(何しに来たんだ)

4.殺生丸様従僕志願。殺生丸様にお仕えしたい小妖怪登場。邪見と張り合って自分の方が役に立つことを存分にアピールするが、ラストでは邪見の根性に負けを認め「やっぱりわしでは無理じゃ」と呟いて去っていく。

その他、いつものように、かごめや弥勒や珊瑚に惚れるオリキャラ登場。七宝や雲母も惚れたり惚れられたり、犬夜叉はやきもち焼きまくったり。

……なんだか、あったら嫌な展開予想になってたりして。(^^;;

で、見たいアニメオリジナル話は地念児その後。
働き者で、力持ちで、体が大きくて、優しくて、お人好し!と、犬夜叉界きっての旦那向き男!にもかかわらず、やっぱり非人間的な外見と半妖の素性のせいで寂しい独り者の地念児さん。

寂しがりやなのにおっ母さんだってもう高齢。200才まで長生きしそうな妖怪風おっ母ではありますが、やっぱり人間。いつまでも元気ではいてくれません。大人しくて気の弱い息子のことが気がかりでしょう。
ぜひとも、地念児さんの優しい心根に惚れ込んだ、肝っ玉母さん風の嫁さんを登場させていただきたい。
嫁さんに三つ指ついて「幾久しく、よろしく可愛がってくだされ」なんて挨拶されて、ポッと頬赤らめてあたふたしながらも嬉しそうな地念児さんが見たいのです。
もしもそんな話があったら、どれだけ展開がベタだろうが、ありきたりだろうが、強引だろうが諸手をあげて拍手喝采!を捧げたいと思います。……無理だろうけど。



 
「西から来た猫3」

ついに終わった豹猫三部作。さあ最後だ、盛大につっこみ入れるぞ!と盛り上がっていたつっこみ魂のやり場が無くなってしまった最終話でございました。キャラがご都合主義に変えられるのはもうオリジナルの宿命みたいなものですし(涙)

とりあえず見終わって思った事といったら、「無駄なシーン多すぎ!」「キャラ多すぎ!」ってとこでしょうか。
さんざん50年前の「手下」の存在を仄めかされていたわりに、殺生丸本人は別にどーとも思ってなかったみたいだし。猫たちの執念深さもさんざん強調されていたわりに、ラストはあっさり終わってしまったし。せめてお館様に自分達の命を捧げて復活させるくらいの執念見せてくれれば不気味でよろしかったのに、なんか、ファンタジーものとかでよくある「魔人魔獣を復活させて自分達の思いのままに操っちゃおう計画をたてたら、逆に利用されちゃったお間抜け敵団体」のような…。

正直、第一話の現代でのブヨいじりも、第二話での50年前の回想シーンも「猫の復讐劇」の伏線になってなかった気がするんですが。鋼牙達の役回りもミロサンで全然不都合ないですし、村人も狼連中も狸もいてもいなくても別に問題なかったのでは?
予告編で「50年前何があったんだ!」って犬君が深刻に言っておりましたが、無いも同然。なんで犬君に「戦に出る資格はない」なんて台詞が出てきたのかも、判らない。敵の首魁を逃したのが納得いかない、って程度ですよね、あれは…。別にもったいつける程の因縁でもなかったように感じます。

アクションの見せ場は犬夜叉と殺生丸に任せて、因縁話ももっと焦点を絞って、前後編くらいで丁度良かったんじゃないかという気がしました。



 
「西から来た猫2」

たとえどれだけ冬嵐が色っぽかろうが、夏嵐が可愛かろうが、殺生丸が問答無用で強かろうが、何かある事に「何かしたのでは?」と責任をなすりつけられる犬君が不憫だろうが、やっぱり入れてしまうつっこみ。今やつっこみネタを考えるために観ているかも知れない犬アニメ。

まずはつっこみ繋がりで犬君!兄と顔あわせたとたん喧嘩してるんじゃありません。今回の敵が兄と顔見知りであることは判ってるでしょ?
なぜに最初に兄に猫たちとの関係をきかんのじゃ!
そして冬嵐!あんたは50年前、両腕揃ってる兄と戦ったんでしょ?挑発するつもりなら、どうしてそこをつっつかん。いやみったらしく皮肉っぽく「おや、ちょっと見ない間にその腕どうしたんだい?あんたもヤキが回ったみたいだね」くらい言ってやったらどうですか、せっかく女王様っぽい風貌なんだから。

そして気になる鋼牙の役回り。これはやっぱり過去話の聞き役ですか?鋼牙ってのは時間稼ぎとかには使いやすいキャラだと思います。かごめに惚れてるって言うそれだけで動いてくれるし、複数で動いているから会話も多く入れられるし、そこそこ強いわりには、パワーバランス崩すほどでもないし。でも今回はいなければいなくてもいいと思うんですけど、何がどうあっても妖怪戦争に持っていきたかったんですかね。
過去話に関しては……個人的にはあの過去自体どうかな〜〜って気がしますが。犬君に対して殺生丸が怒るのは、ほとんど「言いがかり、八つ当たり、逆恨み」に近い感じがして、殺生丸らしくはないっすね…。アニメでの兄上の強調キーワードは「孤高」じゃなくて「冷酷そうに見えて実は情に厚いのよ」なんでしょうか。あの手の有象無象のザコ妖怪がどうなろうと、「知ったこっちゃない」ってのが殺生丸だと思うのですが。でもこの辺は個人的な思い込みも入ってますし、来週また違う真実が明らかになるかも知れないのでこれ以上のつっこみは止めときますが、、やっぱりどうしても一言言いたいのが隠れ里です。

隠れ里が城下町である意味は?

いえ、単純に、ザコとの市街戦→門での中ボス戦→城内部でのラスボス戦という舞台効果のためだとは思いますが。
隠れ里というのは基本的に外部と隔絶されている里ですよね。でしたら当然自給自足が原則の筈。かなりの広さの田んぼ、畑が必要になります。外から食料が入ってこないんですから。まず、「町」ではなく「村」の形になるのが自然ですね。
百歩ゆずって田んぼは描かれないところにあるとして、「町」の規模も大きすぎです。あれだけドッスンドッスン戦ってて、殺生丸と犬君が互いの位置を把握できないんですから、広さも建物も相当あると見ていいのではないでしょうか。あれだけの規模の隠れ里なんて、どうやって出来ましたか?時は戦国、戦を逃れた難民が一度に大多数移住してたら、当然どっかの武将がはなった間諜に見つかるでしょう。徐々に増えたとしたら、隠れ里の存在が庶民の間に知られてるという事になります。その場合、侵略に供えて血気盛んな若い連中が自警団もどきを組織してる可能性大だと思われますが、町並みを見る限り争った形跡はありません。牢屋にいるのは大人しく震えている人たちだけ。それにあの規模の町の人間を全部牢屋に入れたら、それこそあの辺人間であふれかえっている筈なんですが、かごめが入れられた牢屋、かなりスカスカで開いてましたね。他に人が閉じこめられている気配もなし。
そしてさらに、城下町ですから城があります。外部から人の出入りがない事が前提の隠れ里で、なぜか立派な塀があります。侵略に供えてなのでしょうか。だとしたら当然、支配者層の人間がいるはずなんですが、その様子もありません。そもそも、あそこにいるのは戦を逃れてきた人たちとのこと、落ち武者とかそんなのではないのですね。はっきり言って、かなり不自然な舞台設定です。劇場版で妖怪化したかごめが空飛んでたくらいです。
いっその事、妖力で作り出した猫一族の村、とでもしてくれた方が、まだ説得力があったような気がします。

それから原作登場のエピソードも切り張りで入ってるあたりも、劇場版の焼き直しっぽいですね。予告編の「私の獲物だ」なんてまんま奈落戦の台詞だし。
メインのテーマは犬父の倒した敵→復活させるために襲ってくる一族→巨大化復活した敵を謎の合わせ技(今回は鉄砕牙と天生牙か?)で粉砕とこれも劇場版と一緒ですし。
最後に細かいですが、狼野干の「殺生丸殿は快調に戦っていた」の台詞も軽く聞こえて個人的に好きではありません。もう少し別の言い回し、たとえば「敵を縦横無尽に薙ぎ祓い」とか、「向かうところ敵なし」とか、戦国っぽく讃えていただきたいです。



 
「西から来た猫」

狼野干のつぶらなお目目に眼が眩んでしまってましたが、感想に書かなかった「豹猫四天王」のつっこみなど。

えーと、猫さん達の50年前の目的ってもともとは「東国に攻め込む」なんですよね。殺生丸の一族を滅ぼす、とかではなくて。……なんで殺生丸が迎え撃ったんでしょ?
殺父ももともとは西国の妖怪。って事は息子のなわばりももともと西国、とみていいでしょう。犬君は東国来てましたが、これは四魂の玉目当て。兄が東国に来てたとしたら、父の墓探し(そもそも父が死んだのは何年前?犬封印より前でいいの?)のためだけだとしたら東国が攻められたってどーでもいいのでは?
自分が襲われたんなら、襲ってきた奴だけ追っ払えばそれでいいんじゃないのか、その辺の妖怪配下に入れて妖怪戦争って、別に覇権が掛かってるわけでも無しほったらかしててもいいんじゃないでしょうか、個人的に猫族が嫌いなら、やっぱり群れて戦うのも変な気が。
墓守やってた冥加が婚約者から逃げ回ってたことにされてたり、もしや、もともとの設定とかって全部忘れてますか?

それから日暮家の犬君。この後の本編でも同じようなシーンがありますが、あっちでは始終落ち着かない感じでお風呂も食事(カレーだったが)も合わずに手持ちぶたさ。
ひたすらかごめに張り付いていた様子が微笑ましかったのですが。今回の犬君はなじんでます。
猫と楽しそうに遊んでたり(虐待にしか見えないが)、食事と言われて嬉しそうにかぶりついてたし、ステーキソースが平気ならカレーもバリバリ食べそうです。かごめが現代に行ってる間、犬君も現代生活おくってても問題なさそうなほどに馴染んでます。凄い違和感、むしろ現代の方が性にあってそうじゃなかったですか?楽しそうにニコニコしてて。
ついでに食事シーンはやたら下品。よく気が付くという設定ならお母さん、お肉は切り分けてあげましょう。それからかごめさん、猫虐待中の犬をたしなめるなら、先にぶよを保護しましょう。おすわりで一緒に潰れてるじゃないですか。(怒)

とどめはかごめ達が戦国に帰ってきたときに待ちかまえていた弥勒達。本気で危ないと思ってるなら、その場で警告してすぐに現代に帰らせればいいのに、のんびりともう襲われるの確定みたいな…あんた等、実は自分達だけ襲われたからかごめ達にも苦労してもらう気満々だったんじゃない?実は嫌われてませんか?かごめ。
相変わらずキャラの描き方に関しては「誰これ別人」なアニメオリジナルです。もういい…ドラマ部分は出来るだけ削って、アクションだけやって…。

さらにさらに。この流れで行ったら、原作ではまだのはずの殺生丸と鋼牙の初顔合わせになりませんか?あと第三話目で天生牙が使われるみたいですが、犬君は殺生丸が天生牙を使いこなせるということをまだ知らないはずですよね。いいのか…?原作前にTVシリーズ本編でこんな事して。
つくづく、この話は劇場版でやるべきだったのでは?の気がしますわ。



 
「名は体を表す 3」

【りん】
ひらがななんであれですが、りん(鈴)なら、鈴の音は邪気を追い払う魔よけ効果があるため、よくお守りにつけられたりしたそうです。

【楓】
神が降臨する場所として、楓の枝を神前に供えるというお祭りをする神社があるとのこと。

【椿】
榊のない地方では同じ常緑樹という事で、代用に使われたりするそうです。
まがい物扱いって所が悲しい…。

妖怪は神仏がらみ、人間は魔よけの意味を持つ名前が多いです。



 
「名は体を表す 2」

けっこう皆様、意味ありげな名前ですよね。って事でちょっと調べてみました。

【奈落】
とっても有名、地獄の意味。
【神楽】
神様に捧げる歌舞。
【神無】
神無月は10月。神様が出雲大社に集まるため不在になるという月。

【七宝】
仏典にある宝物。「金・銀・瑠璃・しゃこ・瑪瑙・真珠・まいえ」を示すそうです。尻尾に引っかけたとしてもなかなか立派な名前。
【弥勒】
56億7000万年後にこの世に下り衆生を救うという菩薩の名前。罰当たりものめ。(笑)
【珊瑚】
強い魔除け、災いを防ぐ力があるとされ子供のお守りによく使われるそうです。珊瑚ちゃんらしい雰囲気。
あとカルシウムが多く含まれてるので、妊婦さんに削って飲ませたりとかしてたそうです。もしや安産のお守りでもあるのか?。(笑)
【琥珀】
漢語で「虎の魂が死後石になった」という伝説が由来の名前だそうです。
死後って所が……いかにも琥珀らしい?琥珀も薬にしたり、お守りとして身につけたりするそうなので、「魔を祓う」=「妖怪退治」って事で、この姉弟に似つかわしい名前ですね。

【桔梗】
お盆に仏前に供える花、のイメージが強かったりして。
五芒星、安倍晴明判紋を晴明桔梗と呼ぶそうです。魔除けの効果のある形。
その他、平将門に関わる「桔梗塚」の伝説もあり。藤原家の娘で「桔梗の前」と呼ばれ、将門の情報を実家に流すために将門に取り入ったものの、自分が流した情報のために将門が死んだ事を知り、自刃して果てたそうです。使命に縛られ愛した人を自らの手で死に追いやり、その後を追って死を選んだ悲しい女性。なんとなく桔梗と重なります。

【かごめ(籠目)】
六芒星をさして籠目紋。九字を切る形を紋章化したもので、五芒星よりもはっきりととした呪符、魔よけの意味があるそうです。
籠の目と似ていて、目が多いほど邪悪な者をみはる力があると考えられていたとか。かごめが桔梗よりも潜在能力が強そうなのは、名前からも示されていたのか?(--;)

なお、童歌の「かごめ かごめ」は「籠目籠目」という事で、修験道の人々の儀式を見た子供達が真似をした、という解釈もあるそうです。

なんだかさりげない名前にも深い意味が込められてそうですね。





 
「お料理」

人間が殆どの犬一行と違い、殺生丸一行では人間はりん1人。
何かを食べてるシーンがあったのもりんちゃん1人。そこでふと考えた。

殺生丸一行は調理道具を持っているのか?

別に大抵の物は焼けば食べられるので、改めて調理器具なんていらないだろうと思われますが、やっぱり何もないと不自由なんじゃないでしょうか。
秋口くらいまでならそのまんま食べられる瓜だの果実が手にはいるでしょうが、冬になったら温かい食べ物なんかも欲しくなるだろうし、生で食べられる食材そのものも減ってくるだろうし。真冬の川に入って魚を捕るのは、りんちゃんには辛い作業になるでしょうし。
つー事で、もしも鳥とか兎とか、そんなのを捕まえた場合、やっぱり包丁がわりの小刀とかも欲しくなる。いくら何でも、「殺生丸さまー、腸取りたいから、爪(闘鬼神でも可)でお腹割いて」なんて事は言えないだろう、いや、りんちゃんのことだから言うかも知れないが。
そして、お肉丸ごと焼くとなったら、やっぱりばらした方が火が通りやすいのは道理。丸ごと焼いてもいいけど、その場合、中まで火が通る頃には外側真っ黒に焦げてる可能性も高し。
すると、蒸し焼き?蒸し焼きなら葉っぱに包んで土に埋めて、その上で火を焚いて焼けばじっくりと簡易オーブン焼き風味。火が通りにくい芋の類もこれでほっくり美味しく出来上がり。味付け用に塩くらいはどっかから調達してやってくれ、邪見。
でもやっぱりワンパターンじゃ飽きも来るんじゃないか、たまには煮るのも良いのではないか、鉄鍋ならいざというとき兜代わりにりんにかぶせることも出来るし。(笑)

でも、あの双頭竜に鍋釜背負わせるのも、ちょっと似合わない気もする。
やっぱりりんのお食事用料理とは、生ものを殺生丸に捌いてもらって開きにし、邪見の人頭杖で焼いてもらうのが定番なんだろうか。妖怪界一雅な殺生丸と一緒にいて野生児一直線のりんちゃんにおばちゃんは心からの声援を送りたい。そのまま逞しく育っていってくれ!



 
「尻触り」

原作よりもセクハラスケベ親父度が上がってるアニメの弥勒様。
先日のオリジナル紅白巫女にも触りまくってました。出会い頭に触る、介抱のふりでも触る。尻が好きで好きでしょーがない!ってくらいに触りまくってます。
せめて「私の子を産んでくだされ」の決め文句でもあれば、安産型の尻かどうか触って確かめてるのかな、とも思うのですが、アレだとただのスケベです。

ところで〜〜安産型の話ですが。
安産型の尻といったら、骨盤が広めでちょっとお肉のついたお尻が定番だと思います。お肉はちょっとふっくらクッション用です、太りすぎると逆に産道が脂肪で狭まるので難産になります。骨盤が狭い(腰幅が小さい)と赤ちゃんの頭が通るのが大変なのでやっぱり難産です。
かごめの尻を触った後には例の台詞を言ってましたので、かごめはけっこういい感じに発育していたのでしょう。
逆に珊瑚は触られまくっているわりに例の台詞を言われません。「本命だから」というご意見もあるでしょうが、ちょっと下世話な解釈をいたしますと、鍛えてある珊瑚の尻は小さく引き締まっていて、弥勒的には「あまりポコポコと子を産めそうな尻ではない」っちゅー事ではないでしょうか。プロポーション抜群な珊瑚ですが、意外な落とし穴です。でも触りまくってるので、やっぱり触ってて気持ちのいい尻なのでしょうね。

さて!またところでなのですが、普通、坊主といったら女色は禁忌ですね。
ですが、同じ『色欲』でも「男色」の方は黙認ちゅーか、公認ではないでしょうが、坊主といったらお稚児さん!ってなくらいに広まっております。俗説では日本に男色を持ち込んだのは真言宗の空海(あくまで俗説です。真説ではない)といわれる程、切っても切れない関係です。
という事ですから、弥勒様!本当に使命を継ぐ子を産ませる気がないのなら、やっぱりここは坊主らしく、男の尻を触りましょう!
触る相手は当然登場キャラ中一番の雅な美形、殺生丸様!で決まりでしょう。

そして、衆道と切っても切れないといったら、やっぱり戦国武将です。
何たって、武田信玄だって浮気がばれて拗ねたお相手(当然男)を宥めるために、甘い甘いラブレターを書いてた時代です。そして戦国のお殿様といったら、そうです、人見の若様!奈落の旦那です!
当時の武士の衆道には、人脈確保とか絆を深めるといった意味合いもあった模様。奈落の旦那もここはやっぱりアレです、人脈確保のために!
ぜひとも何がなんでも自分の一部としてスカウトしたい登場キャラ中一番の美形で強い殺生丸様!の尻を追いかけていただきたいものです。

読み返すと兄上様限定でセクハラしまくりな私…鼻水と一緒に脳みそも溶けだしているから…という言い訳をさせていただきます…m(_ _)m