だから、どうした3


 

「懺悔」

ネタでもなんでもないのですが、あまりにあほらしい失敗をしたので自虐的に自己申告など。(^^;;

先日、思い切って検索サイトさんに登録してみました。
……自サイトのアドレスを間違えて登録して、しかも丸一日気が付きませんでした。(一日経って試しに自分でクリックしてみて気が付いた。なんでその日に確認しなかったんだよ〜〜バカにも程がある)
横着して自分のサイトアドレスをアドレスバーからコピーして張り付け登録したとき、頭の「http://」まで張り付けちゃったのですね。気が付けばhttp://が二つ並んでいるというどうしようもない間抜けなアドレス……。
あまりにも馬鹿馬鹿しすぎてもう笑うしかないです…。
もしも万が一覗いてみてやろうかとクリックして下さった方、これ読んでましたら謝ります。ごめんなさい。跳べなかったのは私がアホだったせいです。m(_ _)m
そして検索サイトの管理人さん、馬鹿な登録人でごめんなさい…。(涙)



 
「あれこれ」

「不安」――いよいよアニメオリジナル放映が始まるようですが、第一段のタイトルが「美少女姉妹の弟子入り志願」
妖怪退治屋志願者のお話らしいのですが、この軽いタイトルに、軽いコメディタッチの話になるんじゃないかと不安たらたら。弥勒が珊瑚が戻ってこないとヤキモキするなど、なんとなくラブコメ調なイメージが…。
妖怪退治屋が果たしてきた使命とか、珊瑚の背負っている背景とか考えると、この弟子入り志願者の動機があまりにもそぐわない物であったらTV見るの止めるかも…。(--;)
悪い方に考えたくはないのですが、アニメオリジナルで時々はいる場に合わない変なギャグとかステレオタイプのキャラ描写とか見ると、激しく不安です。
ちゃんと原作の背景に添った話を作ってください!間違ってもおちゃらけた弟子入り志願者なんぞ出さないでくれ〜〜〜〜と祈願中。

「慎み」――突然思ったのですが……アニメの兄上ってアクション時、外股の動きってないですよね…。内股な訳じゃないですけど、わりと膝を揃えた感じが多いというか、女性のアクションポーズに近いというか慎み深い動きというか…。原作も初期の頃なら、兄上が大胆に脚を開いて飛び退くようなポーズがあったのですが、最近は全然なし…。
そのせいか、アニメでのりんちゃんとの初顔あわせシーンで兄上が身体を起こしたとき投げ出した脚がちょっと開き気味だったのが、妙に生々しく感じたものでした。
何にせよ…… どこ見てるんだ! 私のスケベというか、アホ〜〜〜〜!

「音楽」――お正月、家で「バカ殿」を見てましたら、「雪女」のコーナーで犬の曲がBGMに使われまくってました。 やはり時代劇にはまるいい曲揃いなのね…とひとり満足。(笑)

「セクハラ」――少し前(実はだいぶ前)に発売されたシミュレーションRPGをプレイし直していました。
それでは主人公と、主人公の所属する騎士団の名前を自由に決められるのですが、不意に思いつきで主人公の名前を「ミロク」、騎士団名を「セクハラ大王」と決めてみました。
……ゲーム中、強敵(しかも女性だ)を前に実にきっぱり「僕はセクハラ大王のミロクだ!」と自己紹介してくださいました。
ストーリー分岐のあるゲームだったのでこのルートを進んだのはだいぶ前。こんなシーンがあることなど綺麗さっぱり忘れてたんですよね。
思いっきり吹きだしたあと、後悔しました。
セクハラ大王に倒された敵の某女性騎士……なんだか哀れだ…(T▽T)

「こだわり」――PSのゲーム「犬夜叉」、攻略サイトさんを回って内容とかチェックしていたのですが、 やっぱり仲間に出来るのは原作通りのメンバーだけなんですね。(涙)
ストーリーも原作の焼き直しだそうだし、戦闘バランスもかなり悪そう。奈落や殺生丸と戦うのも嫌なので購入は結局見合わせることにしました。
出来ることなら奈落が黒幕で直接は戦わないサイドストーリー的な内容の方が良かったな〜〜。(--;)
それで殺生丸や鋼牙、楓婆ちゃんとかも仲間にできるとか、メンバーは自由に入れ替えできるとか、かごめがパーティー内にいないとき限定で桔梗がゲストキャラになってくれるとか、もう少し捻ってくれたシステムだったらすぐにでも買いに行ったのに。
で、画面で見る限り、チビキャラとかWSC版のと大差ないように感じたのですが、PSの容量を一体どこに使ってるのでしょう。
ストーリーもマルチに色々変わるというわけではなさそうだし、……結局声に使ったのでしょうか?それともバトルモーション?
テンポが悪くなるのでバトルアニメが細かかったり「声」の出るゲームは大嫌い(アンジェ○ークすら、音声OFFでプレイしてた)な私にしてみれば、まったくありがたくないシステムですなぁ…。



 
「祝!新記録!」

コミックス24巻発売になりました。いらっしゃいましたね、お兄様。
琥珀の匂いを追って現れた顔見せの回が収録されておりました。
23巻は言わずと知れた「奈落の殺生丸様独り占め計画」が載ってましたし、25巻では霧骨お片づけの回が収録になります。
それで何が新記録かと言いますと、「単行本3巻連続出演」なのです!(笑)
それも別のエピソードで連続登場!今までならせいぜい一つのエピソードが2巻にまたがって収録されていただけだったのに。
これは兄上様の登場頻度が上がってる!という事ですね!
終わりが近付いているせいかもしれませんが、この調子で兄上様の出番が増えて「目指せ!レギュラー化!」を期待したいところです。

24巻中扉絵は奈落の旦那。いい男でした。(^-^)

「本人以外は本当にどうでも良いこと」

パロ書き始めてから一つ野望があります。
どうしても一度でいいから使ってみたい台詞があるのです。

それは何かと言いますと。

「おし通る!」(byもののけ姫、アシタカ) もしくは。
「推参(おしてまいる)!」(byうしおととら、鎌鼬) だったりします。

でも残念ながら今まではまったジャンルはみんな西洋ファンタジーが土台の物ばかり。今一つこの手の台詞は使う機会がありませんでした。

でもこの「犬夜叉」は時代劇です。
それも戦国時代です。
戦闘バリバリオッケー、漢字の台詞オッケーの世界です。

ひょっとしたら今度こそ使える機会があるのでは?

なんと言っても兄上様は容姿端麗、その姿あくまで優美にしてしなやか。
それでありながらその戦闘力は妖怪界屈指の剛の者。
そして身分だっておそらくは一族を率いる頭だった立場。
という事は!
もしも妖怪世界で戦なんぞがあった日にゃ、殺生丸、一族を率いる戦大将の立場になるんじゃないですか?(どきどきどきどき)

ちょっと想像してみましょう。
押し寄せる妖怪大軍団。
迎え撃つ殺生丸の手勢。
竜を駆り先陣を切る殺生丸。
雲霞のごとき大軍を前に鋭く名乗りを上げるのです。

「西の犬妖殺生丸、参る!命が惜しくは疾く道を開けい!」

いやああああ!恰好いい!

ああ、劇場版でこういう殺生丸が観たい!ぜひ観たい!絶対観たい!
妖怪大戦争とはいわん。
剛の者殺生丸ここにあり!なお話をぜひぜひアニメで!

あれ…?結局野望はどうなった…?



 
「御年はいくつか?」

元寇時代に来日した大陸渡りの妖怪の息子が劇場版の敵。
犬父が派手に活動していたのがその頃、って事は鎌倉時代。戦国時代から300年ほど前の事なんですね。
って事は犬母と出会ったのもそれ以降?
殺生丸、犬夜叉とも少なくとも生まれてから300年以内…だと思ってもいいのでしょうか。
齢300歳の美少年…うーん、これもなんかすごい言い方だ。(^^;;
某作品登場の「130歳のピチピチレディ」に匹敵しそうですな。(笑)

そういや殺生丸って美少年、美青年、どっちに見えます?(突然聞いてみる)
私はなんとなく美少女、もしくは美女、って呼びたくなってしょうがないんですけど。
でもだからと言って女々しい、女っぽいというのではなく、「もののけ姫」のモロの君とか烏帽子御前のようなイメージで。
弥勒様が風穴の呪いで落ち込んでいたら、平然と「僅かばかりの不幸を賢しらに見せびらかすな。その腕、切り落としてやろうか(うろ覚えby烏帽子)」と言い放ってくれそうな雰囲気が好きです。



 
「ほんとにどうでも良いこと」

聞くも馬鹿馬鹿しい連想。
最近アニメの方で新しいBGMが使われるようになりましたが、その中に「モ○ラ〜〜〜♪」を思い起こさせるメロディがありました。
そういえば23巻で殺生丸が誘拐されたりんを連れて立ち去るシーン、雑誌掲載中にゴジ○とベビー○ジラのようだと思った覚えが…。
そうか、殺生丸がゴ○ラなら、犬夜叉が○スラでもちっともおかしくないじゃないか。
すると小美人さんは珊瑚とかごめで、危機になったら並んで歌うのだろうか。
桔梗はやっぱりガメ○になるのだろうか。弥勒はおなごに弱いからキ○グコングだろうか。
だとしたら奈落の旦那はみんなの敵キングギ○ラがふさわしいのだろうかと、ここまで考えて我に返った。……私はアホか…(--;)。

サンデー本誌新年号に劇場版情報。新しい画像も何点か紹介されておりましたが、……瑪瑙丸って奈落よりも不健康そう…Σ( ̄□ ̄;!!。
顔色悪いし目つき悪いし、犬父と同世代だったりしたらそろそろ若作りしても無理が出てくる頃?
そうか、あんまり年寄りが無理しちゃいかんよ…としみじみ思うくらい顔色が悪かったです。
本当に美形悪役って設定なのか?奈落の方がずーっと恰好いいよと思った。

そして桔梗と殺生丸のツーショット画像。
何気なく眺めていたら、何か違和感。

桔梗、着物左前に着てる!

いくら死人だからって、あんまりだ〜〜〜。(T−T)本番では直ってることを切に祈る…。



 
「迷台詞」

アニメでの迷台詞といったら、もうぶっちぎりで「すべてがくどぉ〜〜〜い!」だと思っております。
次点がその前の「恥辱の極み云々」の一連台詞。…だと思ってましたが、ここにまた私的同位置迷台詞が誕生しました。
それはあれです!「りん、おとなしくしていたか?」

別人殺生丸様ここに極まれり!(笑)
単に天然、ってだけじゃなかったんですね。子煩悩だったんですね。それともちっちゃいのが好きなんでしょうか。 蜂蜜でもなめたんかい、ってくらいに性格も言葉も甘く観えたこのシーン。もう笑うしかない…(^^;;。
ま、いいか…アニメは動きとお姿さえ美しければいいです、それ以上は期待しません。

そして原作の迷台詞。私的に押したいのは犬君の「おい」
何かというと、アレですね。
最近、顔を合わせてもやたらと去り際があっさりしている兄上様に思わず犬君が呼び止めてしまう、あの「おい」です。
奈落の城とか、霧骨成敗した後の兄上にこの言葉をかけてましたね、犬君。
やっぱりあれだけしつこくかまってくれたお兄ちゃんが、いきなりあっさり無関心になったので寂しいのでしょうか?(そんな事はない)
私としては「おい」に続いて実力行使で引き留めるまで言って欲しいなぁとか思ったり。
別にやましい意味じゃなくて、奈落相手に共同戦線とは言わないまでも情報提供しあうとか、何らかの協力体制に持ち込んで欲しいのですわ。 お互いを認めあうには、一つの目的を達成するまでの道程を共にするのが一番手っ取り早いんじゃないかと思ったりもしますので。
それに兄上の方は以前は事あるごとに犬君の昔を知ってるぞ、てなアピールしてましたよね。 「相変わらず動きが鈍いな」とか…。
でも犬君の方は兄のことそれほど知っちゃいないと思うので、 ぜひぜひ、お互いをふかーく知り合っていただきたいです。
あの二人の天然風味の陰険漫才とか見たい。(笑)




「抜けエピソード補完」

辻谷氏のHPから。
七宝ちゃんの次は弥勒様珊瑚ちゃんの「山の中の姫」エピソード。
どうやら劇場版のアフレコで主役お二人が大変だったために、犬夜叉かごめは少しお休み、という意味合いがあったようです。
確かに椿編は主役二人大変だものね…。

ただ私はどうやらかごめが霊力をふるうエピソードはあまり好きではないようです。仲間のために切れた、というような火事場の馬鹿力的霊力は別ですが、霊力の強さを強調されるとなんとなく…うーんとか。(--;)
かごめが生まれ持った霊力だけで勝負しているのを見る度、一生懸命自分を抑えて鍛錬で霊力をふるっていた桔梗の力を掠め取ってる(言葉汚くてすみません)ように見えてしまうのです。
他の面々が戦う力を得るために何らかの代償を払っているのに、かごめはなにも払っていない分、働かず先祖の財産だけで暮らしているくせに1人で勝手に育ったように自己主張している世間知らず。
そんな感じに見えてしまいます。



 
「抜けエピソード」

辻谷氏のHPから。
アニメは竜骨精との戦いの後、七宝ちゃんの可愛い初恋話になるようです。黒巫女編は抜けちゃったのかな…?個人的には椿編はあまり好きではないし(好きな人ごめんなさい)、話の流れ的にも桃果人編のようにあのタイミングでないとちょっと問題あるんじゃないか?というような内容でもなく、特に重要なエピソードとも思わないので完全カットでも後回しでも気にならないのですが…。かごめが犬夜叉に向かって矢を射るシーンが映画と被っちゃってますし。(^^;;
アニメではかごめにものすごい威力の破魔矢をバンバン射らせているので、改めて霊力の強さを描く必要がないのかも知れませんね。
桃果人編は好きなので後日でもいいのでぜひとも映像化して欲しいのですが。
あ、でもそうすると珊瑚ちゃんと雲母の扱いに困っちゃうか。桃果人のアジトに乗り込んだ後ならみんな一緒にちっちゃくなってしまえば問題ないけど、そうするとどこからアジトに進入するか?という問題が。雲母がいたら他の面々もちゃんと上までたどり着けるし、その辺オリジナルな展開?にするしかないのか。

でもモモちゃん仙人のお話は好きなんですよね。やっぱり後回しでもいいのでアニメ化希望。





「袴の下」
 
先日ネットを彷徨っておりましたら、男性の着物の着付けを紹介してるサイトさんを見つけました。その中で袴の着付け方を図解で紹介されておりまして、袴の裾から着物の裾が見えないように、長着の両裾を帯に挟んでおく、と言うようなことが書かれていたのです。
蛇骨にーちゃんが片裾を帯に挟んで片足むき出しにしておりますが、両方あんな風にしてその上に袴をはくのですね……。
いや、片方だけならいなせで色っぽいように見えるんですが両方だと岡っ引きが「親分、てーへんだてーへんだ!」と走ってるときの尻っぱしょりのイメージが………。
 
もしも殺生丸の袴を脱がせたときの下がこんな風だったら……。
 
とっても嫌だ!
 
やる気むんむんで脱がせた方もなんとなく萎えてしまいそう……なので、やっぱり袴の下は普通の着流し姿の方がよろしいかと思います。くくり袴だから長着の裾が下から見えるって事もないし。だいたいにして両足むき出しにしてる兄上様なんて雅じゃない!兄上様はやっぱりチラリズム!乱れた裾からちらっと見えるふくらはぎとか太股とか足首とか、乱れた髪の間から見あげるちょっと潤んだ瞳とか、白い項とか肩の線とか、そんな微妙なところが色っぽいのであってバッチリどっからでも丸見えなんてのはやっぱりいやーーーーー!と思わず自己主張。
 
でもどうして兄上様の下半身はやおい視点でしか見られないのだろう……私。(^^;;)
 


 
「カレンダーの人々」
 
犬夜叉2002年度版カレンダーが無事に発売になりました。
やっぱりというか、当然というか、アニメ絵描き下ろし犬ご一行中心の作りになっておりますね。
殺生丸ご一行様は7,8月で登場。3人で蛍狩りを楽しんで(?)おられるご様子。
兄は憂いげに空を見つめておりました。…何を考えているのでしょう…絵柄は好みによるかも。
桔梗は11.12月に彼岸花をバックに犬と幻想的なツーショット。
思っていたより大きな版でした。
でも奈落一味はおりませんでした…がっくり。
 


 
「つっこみ所 アニメ45話」
 
兄上様大活躍(?)の回にも関わらず、ちょっとした変更のおかげでなぜか突っ込みたい熱がぶくぶくと湧いてきたこの回。
壊れレポートで語りきれなかったツッコミをまとめてみました。
 
【丸一日の謎!】
原作では灰刃坊戦のあと畳みかけるように登場した兄上様。それがなぜか丸一日行方不明に。
夜中に1人で待つりんちゃんの所へ帰ってきたので、兄上様は剣の行方はわかってたからりんちゃんの保護を優先した!と考えてみたいところですが…灰刃坊が剣を持って行方不明になってからりんちゃんの元へ戻ってくるまでの丸一日。兄上、何をしていたんでしょう?これが当日の事ならともかく、ひょっとして兄上一日剣を探して見つけれられなくて戻ってきた…?
 
そんな間抜けじゃないでしょう、兄上は!!!!
 
…見当違いの方ばっかり探してる兄上に業を煮やして神楽が教えに来たってオチなら、泣きますよ…。第一、それでは台詞は「剣を追ってきただけ」じゃなくて「剣を探しに来ただけ」になってしまう。言葉上はちょっとの差でも意味は全然変わってくると思いまっせ。
 
【なんで台詞変えたの?】
闘鬼神を手にした殺生丸を見ての刀々斎の台詞。「ただでも物騒な闘鬼神。それが殺生丸の手にわたっちまうとは」これは本来刀々斎が殺生丸の剣の使い手としての力量を怖れての台詞だと思ってました。危険な闘鬼神が殺生丸に扱われることにより、より危険で効果的な武器になってしまった事に脅威を持ってることを示す台詞です。
それがアニメの方では「作らせたのが殺生丸だったとは」。
 
…いや、剣の善し悪しってのは結局刀鍛冶の力によると思うので、それこそ「自分の力量をわきまえずに結果的に手に余る刀を注文しちゃうお間抜けな剣使い」ってのも存在するはずなのです。だから、剣の注文主だから云々ってのは、誉め言葉にも脅威を示す言葉にもなってないと思うのですが。だいたいにして刀々斎は殺生丸の刀の依頼を断ってるじゃないか…。
 
いくらそれ以前の台詞で「この剣を依頼したのはそうとうの使い手」みたいな事を言ってても、これでは素材選びや刀鍛冶選びの目の付け所を評価されてるだけみたいで、兄上様の強さはそっちのけにされてるように聞こえます。一番の脅威は「物騒な剣でも使いこなせてしまう兄上の底の見えない強さ」なのです。
 
【予知能力でもあるのか?】
「依頼主が取りに来るまで此処にいる!」と座り込みをした犬夜叉君。
でもこの時点で犬夜叉一行は灰刃坊が「誰かの依頼によって闘鬼神を打った」って事を知ってましたっけ?ビデオ見直しても灰刃坊が「依頼されて作った」ってな事は話してなかったように思うのですが見逃してるだけか?少なくとも原作では一言も言ってません。良い素材が手に入った(普通は鉄でしょうが)とか新しい工法を試してみるとかで刀鍛冶が自分の意志だけで刀を打つことだって当然あり得ると思うですが、なんで刀々斎はもちろん他の方々も当たり前のように「依頼主がいる」と思いこんだんでしょうねぇ…。
 
 
【説教癖は止めなされ】
順番が代わり、原作では殺生丸戦での変化の後に入る冥加のお小言や刀々斎の諭しがその前に入ってしまいました。壊れレポートでも触れましたが、今回はこの順序の変更が一番の謎、だと思ってます。普通、自分にとってあんまり良くないことが起きた場合、それが一回こっきりだったら「たまたま」とか「偶然」ですませたりしませんか?でも同じ事が二度三度と続くと、「何がどうなってるんだ」と不安になる――原作での諭しはまさに二度目以降。このタイミングだったからこそ、犬夜叉も真剣に耳を傾けたのだと思われます。
 
それに冥加も刀々斎もアニメの時点では犬夜叉の変化してる姿を目にしてはいないんですよね。又聞きの説教なんて、「五月蠅い」以外のなにものでもなく「ちょっとのことを大げさに騒ぎやがって」と本来の犬夜叉だったら反発して当然のタイミングだと思います。犬夜叉は自分の身体とと鉄砕牙の関わりを知らないのですから。
あの諭しは犬夜叉が自分の身体に不安を感じ始めた時点でされて、だからこそ真剣に受け止められる筈だったのです。だからでしょうか…アニメの方では諭しの後で刀を放り出してます。
「重い鉄砕牙を使いこなす」これは今後の犬夜叉にとって一番大事な課題になるはず。
なんでこんな軽い描き方になっちゃったの…?
 
【月齢の謎】
これは他の方が指摘してらした謎なのですが。
朔の夜の翌日、満月が上っておりました。(笑)
殺生丸が登場する回の夜のシーンでは上っているのは大抵満月。
殺生丸に満月はアニメの標準装備なんでしょうか。実際の月齢関係なく、殺生丸のバックには常に満月が上る?専用の満月とかがあったりして…(^^;;)
 
【神楽姐さんは実は見かけ倒し?】
犬君と兄上の戦いを見て「あいつ、強い…あいつなら」と言ってくれた神楽姐さん。
でも一般素人女ならともかく、それなりの使い手でもある妖怪の神楽が実際の戦いを見るまで殺生丸の強さを感じ取れないってあるのでしょうか?
身のこなしや妖気から実力を計るって事が出来ないの?
原作で奈落の城に犬夜叉が突入したとき、神楽は実際に戦う前に犬夜叉の実力が上がったのを感じ取ってましたよね。敵になるかも知れない相手の力量を見定めることも出来ないほど、鈍いわけはないと思うのです。せめて「あいつ強い」の前に「やっぱり」とか「思った通り」とか事前に値踏みしてたような台詞つけてくれればよかったのに…。
 
ストーリーを判りやすくするのはいいのですが、キャラクター達まで判りやすい小粒なキャラにしないで下さいませ…と切に思います…。
   
「だから、どうした」に戻る  語り小屋に戻る