◆ もしも〜だったら◆
ド●フコントを目指しております。(笑) 1


 
【もしも、変態電話を受けたのがこの人達だったら】

1.もしも、電話に出たのが神無だったら

神「(電話のベル)……もしもし」
変「……可愛い声だね…ハアハア」
神「……もしもし」
変「……今何歳…?可愛いねえ…お母さんいないなら、お兄さんとちょっとお話しない…?ハアハア…」
神「……髪の毛茶色で、眼鏡かけてる…」
変「(ぎく)……え?」
神「……マンガのトレーナーに、下、パンツしかはいてない…」
変「(ぎくぎく)……え、え?」
神「……布団敷きっぱなしで、紙くずちらばってる…」
変「(ぎくぎくぎく)……え、え、え?」
神「……牛丼と、ハンバーガーと、ポテトの食べかす…」
変「(ぎくぎくぎくぎく)……な、なんで知ってるのかな?お嬢ちゃん…」
神「……全部、見えてる…」
変「(ガチャ!ツーツーツー)」
神「……用事、なんだったんだろう…」

神無さん、判っていません。

2.もしも、電話に出たのが奈落だったら

奈「(電話のベル)……くっくっく…名乗らずとも良い、わしには全てわかっておる」
変「(ぎく)」
奈「きさまはあさましい欲望に取り憑かれ、それを解消しようと片っ端から電話をしておるのだろう?わしが貴様の願いを叶えてやろうというのだ…」
変「(……なんかやばいところにかかったのか?)」
奈「……くっくっく…電話を切ろうと思っているだろう…だが、無駄だ。言ったであろう、わしには全て判っていると…」
変「……(す、すげぇやばい…てか、怖い…)」
奈「くくく、そう警戒せずとも良いのだ…貴様のその欲望、わしがもらい受けてやろう…その溜まりに溜まりきった人間の愚かな妄執も、何かの役に立つかも知れぬ…今すぐ、我が配下たる妖怪達を差し向けよう…怖れずにそれらに身体を差し出すがよい…妖怪と一体化した暁には、そなたは人間を超えた…」
変「……ごめんなさい、すみません、もうしません、だから許してくださいーーーー!(ブツッ!ツーツーツー」
奈「なんだ、たわいのない…くくく…」
神楽「暇だからって、いたいけな変態からかってんじゃねーよ」

奈落さん、お茶目な冗談でしたか。

3.もしも、電話に出たのが楓だったら

楓「(電話のベル)わしじゃ!」
変「(ガチャ!ツーツー)」
楓「なんじゃ、間違い電話か」

すみません、会話になりませんでした。



【もしも、三人暮らしだったら 7】

三人で暮らし初めて二ヶ月半後。摘み草に行っていた犬夜叉が戻ってくると、台所の方から聞こえてくる2人の声。
以下――窓の向こうから聞こえてくた2人の会話。

弥「触りすぎですよ?」
殺「貴様が、しっかり揉めと言ったのではないか」
弥「だからといって、こんなにしなくてもいいのですよ?ほら、ご覧なさい。手が白く汚れてしまって…」
殺「……これは」
弥「そのうえ、こんなにも濡れてヌルヌルに…」
殺「そなたの教え方が悪いのだ」
弥「私のせいにいたしますか?私があなたにお願いをしたのは、しっかりと指で揉み込んでください、とそれだけです」
殺「どのくらいまで、等とは言わなかっただろう」
弥「確かにそうですが、あそこまで固くなってしまったのでは、普通は触りすぎだと気が付きませんか?」
殺「……これで普通なのかと思ったのだ」
弥「貴方の手になって固くなったのなら、それもよろしいかと……。私は本当にそう思っているのですよ。それなのに……」
殺「貴様が、このままではダメだと言ったからではないか」
弥「そうですね。確かに私の口が滑ったからです。まさかあなたが此処まで真剣にやり遂げようとなさっていたとは、思っていませんでした」
殺「……余計な事をしてしまったことは認める」
弥「いえ、埒のない事をくどくど申しました。私も、少々戸惑っております」
殺「このままでは悪いのか?」
弥「もう一度、固くしないことには、今宵は寂しいことに…」
殺「では、どうすればいいのだ?」
弥「こうするしかありませんね。多少きつくなるかも知れませんが、構いませんね?」
殺「致し方有るまい」
弥「では、急ぎましょう…犬夜叉が戻ってくる前に

「てめえ等!人に隠れて何をやってやがる!」

怒鳴りながら台所に飛び込んだ犬夜叉が見た物は!

粉袋を抱えた弥勒と、鉢一杯の白い物体を前に途方に暮れている殺生丸。
夕餉用に団子を作ろうとして水加減を間違え、ドロドロになった団子ダネに粉を足して丁度いい加減に戻し、失敗を誤魔化そうとしている所だったとさ、ちゃんちゃん♪。

その日、大量に出来てしまった団子を、犬夜叉は腹がはち切れそうになるまで食べさせられたそうな。めでたし、めでたし。
 
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