◆ あとがきもどき ◆


 
【日常の風景 4・5】
一応、奈落戦が終わって弥勒の風穴も消えた後の呑気な時期……という事で。




【追儺】
ついな、おにやらい――と読みます。節分行事の元になった、大晦日の宮中行事だそうです。疫病の鬼に扮した舎人を矢(桃の弓に葦の矢とか。雅…)で討って退散させる真似をしたとか。民間の節分行事で豆を使うようになったのは室町時代。それ以前は石ぶつけていたという話も…(痛そ〜)。鬼の祭神を持ち、「鬼は内」と唱える地域もあると聞いて、なんとなく泣いた赤鬼の話を思い出しました。




【雨の日語り】
本日、地元は雨でした。……それだけです、はい。久しぶりに弥勒様メインを書いたら、あの丁寧な口調を書くのが難しくなっていました。七人隊の面々って口が悪いですからねぇ…。(^^;;

【鬼面】
冷酷非情な兄上を書きたかった。ただそれだけです。

【帰り道】
人魚シリーズ「舎利姫」を読み返していたら見せ物のシーンがあったので。TVで保護動物の密猟ニュースとか見ると、人間の好奇心というか怖い物見たさの野次馬根性もけっこう罪だなと思う…。

【日常の風景3】
情が移るほど長くいれば、こんな時もあるかなぁと。

【花散る里】
桜精は元ちとせさんの「ワダツミの木」のイメージです。「あなたが迷わぬように」というフレーズがやたらと耳に残っています。

【日常の風景2】
これもそのまんま、殺生丸はいつ寝てるのかという単純な疑問。…というか、寝顔が見たい…。

【日常の風景】
そのまんま、邪見の日常はこんなものではないかと…。

【雛送り】
三月三日桃の節句当日に唐突に浮かんだ話。番外編を別部屋にすることにしたのは、これのためです。あまり日にちをおきたくなくて急いで仕上げたので、読み返したらなんだか情緒不足。そのうちに手直しを入れようかと思ってます…。「少女」の素性は、いずれかの時代、政略結婚で嫁ぐ直前に、政権争いに敗れて滅ぼされた家のお姫様って所です。

【顔のない子供達】
「可哀想」と一方的に決めつけられるシーンが最初に浮かびました。それで、「可哀想」なキャラといったら誰だろう、可哀想だけど面と向かって言われて落ち込まない強さを持っているのは誰だろう、と考えたらりんに行き着きました。

【月のない夜だから】
「アニメ○書」をちらっと立ち読みしたら、なんだかりんも邪見をバカにして邪険にしているような事が書かれていたので。「りんは邪険をバカにするような、馬鹿な女の子じゃないやい!」という勢いで考えてみました。
 
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