台北のコンビニは、いろんな匂いがする。
煮タマゴとかホットドッグ(もちろん中華ソーセージ)とか調理スナックの充実が日本の非ではないからだ。
おまけにスパイスをいろいろ使っているから、店に入った瞬間は、カレー?カレーの匂いが・・・
そして、本場だけに、もちろん中華まんもあり。


アレ?ちょっとちがうような・・・

金絲包、とある。
早速購入。ホテルの部屋で夜食に食す。
なるほど、饅頭の皮の中に、タマゴと砂糖を練り込んだ皮と同じ生地を入れてある。まさに、チャーハンどんぶりのようなクドさ。
しかし、うまい。


九州牛肉麺というメニューがある。
なんとコレ、喫茶店のメニューなのだ。
台北で非常にお世話になった珈琲館<眞鍋>にて、モーニングサービスをいただいたときのこと。
“九州牛肉麺”の名を見つけた俺は、もちろんそれを注文。
「九州麺って一体!?」
そして、出てきたのがコレ。


汁は、普通の牛肉麺とおんなじ。しかして、その麺は?
「これ、うどんじゃねーかよー!」
でした。
まあ、合うんだけどね。それも、一つの発見かな。
あとから考えるに、「九州」と銘打ってるのは、長崎ちゃんぽんを意識してるからなのか?



ところで、今回の旅行、ブルースを筆頭にみんな良く寝る。
朝は誰も起きて来ない。朝飯なしなんてこともざらだ。
折角の一食が勿体無い!なんてさもしいことを言わなくなるくらい、台北に馴染んで、そしてリラックスしてるということなのか?
そんな朝は、俺は一人朝市に出る。
ホテルから歩いて3分の地下鉄の駅前に、ずらっと屋台が立って、いろいろと青果、雑貨、軽食、食材などを売りまくりなのだ。

こんな風に鶏がぶら下がってるくらいは序の口で、
豚が丸々1頭分いたりもする。豚足は日本でも見かけるが、蹄つきの豚足はあまりみかけないでしょ?
どちらにしても、爽やかな朝の風景には妙にマッチング。
で、俺の朝飯のお気に入りはこの店。

おばちゃんが腸詰やリブを売ってる店。この隣りではおじちゃんが腸詰を焼いている。
夫婦なのか?この店のを焼いているのか?
どちらにしても、旨い。コレと、ニラ入り焼餅で朝飯など喰うと、台湾にいるな〜って感じがする。
焼餅は、お好み焼→チヂミ→の延長線上にある、油タップリのバリバリジュワジュワもの。
素で20元。タマゴ入りで25元。おいしーぞ!




・・・・・・・・・なんてこともあった台北旅行。
そして、最終日、大晦日の閑散とした駅前に話は戻る。
ついに俺とふなっは、開いている飯屋を発見した。他に店はない。選択の余地はないが、もちろん、俺が求めていた台北スタンダードの簡単で狭い飯屋。
いける!そう、確信したのだが・・・・・・

そして、肉圓へ

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