世界一うまい小龍包を出す店をご存知か?

ソノ筋じゃあ、「鼎泰豊」(ティンタイフォン)ってことになっているらしい。
台北市にある。信義路二段194号にその店はある!全世界の小龍包マニア憧れの聖地が、そこにあるッッッ!!!
って大概のガイドブックに載ってる店だそうだ。
上海点心の店で、メニューはほとんど蒸し物なのに、世界のレストランランキングでコンスタントに十傑に入っているらしい。(ブルース曰く)
「世界点心ランキング」じゃなくて、「世界中華料理ランキング」でもなくて、「世界レストランランキング」でだぜ!!(ブルース曰く)
それが・・・世界一ウマイ小龍包が新宿で喰えるんだぜ!!!(ブルース曰く)
と、言うわけで「並ばない」「行列の店に入らない」をキャッチフレーズにしている俺達が禁を破ってまで食した鼎泰豊新宿高島屋店の小龍包は・・・非常においしゅうございました。
スープがタプタプしてて、噛み締めると口の中で破裂してスープが迸る、アレ。
擬音で言えば「ハプッッチュ〜〜」ってのが俺の理想とする小龍包なのだが、
新宿鼎泰豊には確かにそれがあったのだ。
次はいよいよ本場の世界一の店にチャレンジだ!
決意を新たにする我々であった。
プロローグおしまい。

あ、さて、今回台湾を訪れるにあたって我々はいくつかの達成目標を設定していた。
まず一つは雲南料理を喰らうこと。そして、2つ目はこの鼎泰豊本店にて点心を、特に小龍包を嗜むことである。
以下、香港最強の武侠マンガ「風雲」を手に入れるとか、そーいうのもいろいろあったが、そこらへんは近日公開予定の「杉並台北レポ」にその場を譲るとしよう。
鼎泰豊上海点心本店には、他の国の支店では出さない特別メニューがあるという。しかし、それは土日の開店直後しか出さないとも、言われている。
9時開店。開店待ちの行列が必ずできる店である。どんなに遅くとも、8時にはホテルを出ねば間に合わないということ。 ・・・しかし、
初日に雲南料理にノックアウトされ、すっかりモチベーションを失った俺達は深夜の台北を彷徨った。
翌日のことなど考えもしない。2時過ぎにちょっと妖しげな屋台で25元(100円ちょっと)とか30元の担仔麺とか魯肉飯を夜食に喰らい、すっかりゴキゲンな俺達。
何故か公園入口に掲示されている不動産物件の安さに驚き、誰が台湾に居残って生活するかなど浮かれる俺達。
翌日は10時過ぎに目を覚ましたのであった。
ので、勝負は2泊3日最終日、日曜日に持ち越されたのであった!

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