俺は生き抜く。泥を啜っても生き抜く!!そのために闘う-----!!
運命にすら反逆してやる!!!
運命---------これほど反逆し甲斐のある相手もいねーな
そう思うだろ? あんたも!!




2002年2月。三度台北の地を訪れた我々食べまくりバカ。
すの字、ブルース、ヒルマ、杉並、肉弾頭の5人は前回台北ドラゴンシリーズよりのお馴染み。さらにふなっの新顔を加えた一行は、初日の昼飯より早速、そのバカっぷりを発動する!

台北市街に一番良くある一膳飯屋に入った俺達。最初の一食は、とにかくスタンダードでうまいに決ってるところで喰おうということだ。
そして、もう一つ。やっぱり水餃子。
なんと、前回のドラゴンシリーズを読み返してもらえればお判りだと思うが、俺肉弾頭以外は前回、水餃子を食さずにこの国を後にしてしまったのだ!(蒸し餃子は食べたが・・・)
俺にとって、台北と言えば、まず水餃子なのだ!みんな、喰え!というのも含めての、オーソドックスな飯屋での第1食。
店の名は「北京湯色店」
おお?この店は湯(タン)がメインなのかな?

それでは、湯を多めに頼もうかな。と、注文書(こちらが書き込むシステムらしい---「台北ドラゴンシリーズ3 山西狂刀ひとり旅」参照)に書き込んだものを見て欲しい。

左上の点心類のところにバカバカと注文を書き込んであるのが判ると思う。
これだけならともかく、麺が2種類と炒飯、それと、右下の湯を3種類も書いてあるのが、実に馬鹿っぽい。

そんなに喰えるのか!オイ!!
という疑問をジェスチュアで投げかける店主に対して、「ふふふ、俺達は今まで何度もそう言わせてきた、しかし・・・常に俺達の勝ちだったね!」と、日本語で嘯く俺。
なんと愚かであったことか!

結局、勝手に書きなおされて、とくに湯は1つだけに減らされてしまったのだが、しかし、これがあとで俺達も感謝する店主の英断であった。
バカな観光客の注文なんぞ、全部受けて金だけとっても構わないだろうに、この優しさ。
俺達が台湾にノックアウトされている理由の一つはそんなところでもあるのだ。

注文書ほぼ原寸大の写真
↑重いので、暇な人だけ見てください。注文内容がハッキリ読めますよ。


ところで、何故かこの店、ドリンクメニューがない。
飲茶してえのに、これは如何なることか?
店の奥のヤカンなどに興味を示す俺とふなっだが、中はただの水。店主は無愛想に飲め、と勧めるが、だけど流石に生水は・・・・ヤバいよ。
おや?隣りの席のもう帰った客達の食事跡を見ると・・・・なんと、ペットボトルやら空缶です。勝手に買ってくるのがこちらのスタイルってことなのかー?

幸い、コンビニに関しては日本など問題にならないほど普及しているのがこの台北。風邪気味で喉の乾いたヒルマが代表してウーロン茶やらミネラルウォーターだの買って来たのだった。
さあ!準備は整った!改めて勝負だ。ドンと来い!

そんなこんなで 俺達の注文を店主が勝手に書き直した、言うなれば最強のお勧めメニューとは・・・・・・
こいつらのことだッ!