痛快!ゲタ履き番長


 莫逆学園に忽然と現われた滝醍醐はバンカラ派のナイスガイであった。
 転校初日から極悪不良グループ『暗黒騎士団』に目をつけられるが、豪放かつ無神経な醍醐は一切意に介さない。
 学園のマドンナ弓五月に熱を上げ、彼女を巡ってガリ勉委員長吉永駿平と、学園全体を巻き込んだ痛快な騒動を巻き起こす。
 いつしか、ミスター初段鈴生幻斎、韋駄天小僧石田新八、ガッツマン浪速京一郎ら快男児がその侠気に惚れて集結し、醍醐をゲタ履き番長として祭り上げていた。
 そうなると『暗黒騎士団』も黙ってはいない。学校外にまで広がる底知れぬ組織力を動員し、ゲタ履き軍団を分断にかかる。
 厳冬の能登半島で幻斎が根来忍軍と相討ちし、浪速が弓五月の盾となって富士の樹海に散る段となって、ついにゲタ履きの怒りが天を突いた!
 創立記念日の無人の校庭で、『暗黒騎士団』に最後の決着を挑む。
 暗黒99人衆の命を捨てた集団戦術血縛り魔円陣の執拗な攻めを受け、前日20階の窓から突き落された石田新八を受け止めた時に痛めた脊椎に壊滅的なダメージを負ったゲタ履きは、無念にも騎士団長に手が届かず、ついに崩れ落ちる。
 その窮地を救ったのは、ガリ勉委員長吉永駿平であった。
 竹内流腰廻柔術の秘術で雑魚を一掃した駿平の想いに応え、重傷の身をおして騎士団長と一騎討ちしたゲタ履きは死闘の末の勝利を掴み取る。
 ついに学園に平和が訪れ、ゲタ履きと駿平には、堅い友情が結ばれたのであった。
 その平和を脅かす者が現われた。長崎に本拠を持つ犯罪シンジケート『仏滅維新軍』である。
 彼等のやり口は騎士団のような子供のレベルではなかった。彼等の犯罪の証拠を偶然知ってしまった石田新八はシャブ漬けで廃人にされてしまう。
 維新軍の目的が日本制覇であることを知ったゲタ履きは、愛する者を守るため戦うことを新八に誓う。
 怪我をおして戦う幻斎、浪速に加え、かつての敵騎士団長八十島八十八までもが立ち上がる中、盟友吉永駿平だけがはっきりした態度を取らない。
 木曾で、関が原で、京都で、シンジケートの支配から市民を解放して凱歌を上げる一方では、勇者たちの貴い命が失われて行くのだった。
 原爆ドーム攻防戦ではついに現われた敵の首領太田弾生の妖術に苦しめられるが、駿平の命を懸けた必殺のハリケーンに乗じて脱出に成功する。駿平は、弾生が自らの父であることを告白して死ぬ。
 ついに鳴門大橋で対決になった。
 武装番長と化し、ダイナマイトを駆使するゲタ履きと弾生の妖術で橋は瓦解し、二人は鳴門の渦潮に呑み込まれてしまった。
 発見されたのは、二つにちぎれた弾生の死体だけであった。

と、ここまでが「痛快!ゲタ履き番長」の最終話手前までのストーリーである。
みんなも思い出して来た?懐かしいよネ!
最終回だけ見逃してしまった可哀想な俺のために、誰か、最終回のストーリーを教えてちょーだいよ〜。

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