12月31日

塩漬け肉を昨日から乾燥。
今日は勳煙をかけてみた。
予定通り、低温で燻製してみることに。
まだちょっと水分多い。それから、熟成足りない。
暫らく、冷蔵庫とか陰干しとかで熟成を待つ。

よく、料理屋の店先に吊るされてるでっかい骨付き生ハムの塊。 そこからこそぎ落として使うじゃん。 ああいうのが目標。
今回は500グラムぐらいに切って使ってるけど、うまくいったら、もろに「アバラ肉!」と判るくらいの塊でやってみたい。
とりあえず、やるとしたら冬が終わる前に始めないとな。
ちょっと温かいと、陰干しした時に腐ったり、虫にたかられたりするから。
12月26日

昨日、豚3枚肉を2sほど買った。
お正月用と言うワケでは無いけれど、とりあえず塩漬けにしてみました。
どーしようか、これ。
4つのブロックに切って漬けてあるので、いろいろ楽しめると思うけど。
ただの塩漬けのまま保存しておけば、沖縄料理屋で食べた塩豚肉の茹で料理にも出来るし、カルボナーラスパゲティの肉にも使える。(“カルボナーラ”はベーコンと非なる塩漬け豚のこと{すの字談})
もちろん、スモークすればベーコンだが、サイボクハムのベーコンがいっぱいストックされているので、いまさら普通のベーコンでは意味が無い。
勳煙の温度を低めに、生ハムっぽく仕上げるってのもいいなあ。
なんか、アイディアがあったら、知恵を貸してくれい。
29日には塩抜きをしてしまうので、是非その前に。
12月13日

昨日のダブル麺作るために取った大量のスープ。
ボトルに入れて冷蔵庫にしまったんだけど、ブルースに習った「すごいウマイチャーハンの作り方」を思い出す。
それは、ガラスープで炊いた飯でチャーハンを作るという、極めて当り前のこと。
早速、実行。
炊きあがった米は、サラサラ。スープの油脂分のせいかと思われる。
この飯、当然鶏ダシの風味があるが、味がそれほどすごくイイわけでは無い。ちょっと不安に・・・
最終的に、ハッキリと味の違いが判るほどのチャーハンになるのか?
とき卵と炒めて塩振った時点で不安解消、大解消!
ウマイ!もう、これだけでウマイ!やっぱり塩って凄い。旨みを一瞬で引き出す。
人類の歴史は火を制御するところから始まったのではなく、塩を鍋に入れるところから始まったのだと、この瞬間確信。
マルクスの唯物歴史観を上回る塩歴史観に開眼。
この段階ですでに完成のような気に。肉とネギ入れて味のバランスを壊すのが怖くなる。
が、料理は思いきり。と霧島瑶子も書いてたしな。思いきってベーコンとネギも加えて炒める。

ウマイ。
とにかくウマイ。
コクがある。後味もいい。俺が今までに作ったどのチャーハンよりもウマイ。
このスープ炊きの原理を教わった時にブルースが作ってくれた海鮮チャーハンよりもウマイ。(あん時は、自分で「失敗したー」と言っていたが)

ブルース先生、本当にありがとうございました。このスープ炊きチャーハンで、また一つ人間として成長した気がする。
そんな、今日の晩ごはんだったのでございます。
12月12日

こないだからリンク張ってるカーロスさんの「喰いしごき委員会」のマレーシア編で気になる料理が紹介されていた。
2種類の異なる麺を一つの器にいっしょくたにして喰うというのだ。
ああ、気になる、気になる。
と、いうわけで作ってみることにしました。マレーシアまで喰いに行くのもアレなんで。
スープはトリ系スープとカーロスさんに聞いたので、トリガラを圧力鍋でスープに。それ以外は一切ナッシング。野菜とか、そーゆーの一切無しで純粋にトリガラだけのスープ。
味は、塩。

さて、麺。食感がよりかけ離れている方が面白いだろうということで、ビーフンとタンメン用の麺にすることに決定。
が、麺がない。
夜になってから喰うことを決定したので、もう、製麺所が開いてない。スーパーでも、麺単品は品切れ・・・・・・。
しょうがないので、麺を打ってみることにした。
とはいえ、実は麺など打ったことなし。おまけに、作り方もよう知らん。
とりあえず、強力粉、薄力粉半々で、卵で練ってみる。
1時間くらい置いて、平たく延ばし、2ミリくらいの幅に切る。
もうすでにタンメン用の麺とは違うものになってしまったが、まあいい。
卵麺とビーフンを茹でて、あと、具がないのは寂しいので、余計な味をスープにつけないネギとキクラゲだけを具にチョイス。
そして、完成
ああ、うまいじゃないか! もちろん、スープはただのとりスープ。まずくなりようがない。
麺は、ことのほかうまい出来。生まれて初めて打った麺がこんなにうまいなんて。
台北の雲南人和園で喰った麺と同じ系統の食感。ピラピラ〜っての。
やはり俺は、無意識にアレを目標にしてしまっているのだな。今後の俺の麺作りの方向性が決定してしまったぜ。
しかし、こうなるとビーフンもたしかにいいのだが、具のひとつくらいにしか感じられなくなってくるぞ。
当初の目的としては失敗ってことになるのかな?
まあ、うまかったから、よし。

12月11日

ビーフンを食す。
夜中、腹が減っていたが、喰うものがなく、とりあえずビーフンを茹でた。
茹でながら、調味料を揃える。
豆鼓、山椒の実、唐辛子、オリーブ油・・・おお、蒸し豚作った時に出た肉汁も取っといてるんだった。そうだ、ニョクマムも入れとくか。
適当に炒める。
しかしウマイ。
まあ、まずくなりようがないのだが。

海原高校アメフト部、決勝進出。ニュースは街中を駆け巡るが、その晩、数人の暴漢に花井京太郎が襲撃された。
危ないところを救ったのは、剣道部副将、生駒鹿之助である。
謎の敵は決勝の相手、ガントレット学院が送り込んだ刺客なのか?
不気味な脅迫状も送られ、妻鹿を除く2人のカバディ部員は、早速チームを抜ける。
当然のように鹿之助を勧誘する花井。
が、一匹狼の鹿之助は誘いを断るのだった。
陸奥六介がつれて来た吉岡元、金で1試合だけ雇われた須之内巌流を含め、なんとか人数は揃うが、吉岡は右膝に故障があるので走れないから、ライン。須之内は試合に出るだけでプレーには参加しないという不安材料だらけのキックオフであった。

12月3日

昨日は温州料理を喰いに行くなどと、数日前から掲示板で息巻いていたな、俺。
結局、昼にちょっと喰って、それほどでもないと感じたので、南欧料理を喰ってきた。
結構うまいが、意外と値段が張る。満足度と較べれば当然納得の行く勘定なのだが、最近は凄いうまいくせに驚くほど安いアジア系料理を食べまくることが多かったので、なんだか高く感じてしまうぜい。
総じて、洋食は高い。何故よ、ブルース?

そんなこんなで、準決勝当日の朝、花井京太郎は海原高校カバティ部の部室を訪れる。
「カバティ」とは、敵陣に潜入し、敵に捕まえられないようにしながら敵にタッチして自陣に戻って来ることを競い合うインド発祥のスポーツである。
「今日の試合に足りない3人のメンバーを借り受けに来た!ただし、本来部外者であるあんた達にケガをさせるわけにはいかない。補充要員には、試合が終わるまで、ケガだけはしないように逃げ回っていてほしい・・・・・・この中に、殺人フットボールで名高い川浜高校から1試合逃げきる自信のあるものはいるかい?」
逃げきる自信・・・・・・カバティプレイヤーのプライドを刺激すると共に、本当にプレイもせずに逃げ回ることを正当化させる言葉である。花井は本当に部外者に迷惑をかけずに、8人だけで試合に勝つつもりであった。
部室の隅でインドカレーを喰っていたカバティ部一年生妻鹿億也が立ちあがった。
「逃げて見せろと言われちゃあ、カバティアとして逃げるわけに行かねェや。そうッスよね、キャプテン!」
カバティ部主将、副主将、そして妻鹿億也の3人が試合に出場することになった。

しかし、試合を開けてみると殺人プレイを行うのは川浜高校ではなかった。海原高校のスプリンター遅井が、反則ギリギリのラフプレイで次々と川浜を襲い、すでに3人を負傷交代させるのであった。
クォーターの狭間で、花井は遅井を責める。
「卑怯なマネはやめろ!正々堂々闘うのが俺達のアメフトだろう!!」
だが、驚くべき告白!1年前、試合中の事故で川浜が殺してしまったのは遅井の兄であった。このラフプレイは兄の仇であったのだ!
しかし、どんな理由があろうとも、正々堂々闘わないのなら試合には出さないと突っぱねる花井。人数ギリギリの海原にとって、それは負けを意味する。
「待てよ。どんなラフプレイをしようと、審判が止めるまでは正当なプレイだ。五分の状態で闘っていれば、正々堂々と言えるだろうよ」
と、飛田はプロテクターを脱いだ。右肩脱臼、右まぶたカット、脊椎打撲。負傷退場した川浜の3人と同じケガを、飛田はしていた。
「お、お前もか!?」
なんと、花井京太郎も津軽犀象も南部豪も陸奥六介も市楽馨も、そして、素人の細田幸則までもが同じケガをしていたのだ。普通なら負傷退場しているようなケガを、自らの肉体に刻み続けていたのだ!!
みんなの心は、実は一つであった。
「兄弟の仇ってんなら、しょうがねえ。好きなだけラフプレイしろよ。どんなケガにでも、俺達つきあってやるからよォ」
第2クォーター開始直後、川浜イレブンの目の前で自らの腕を折り、非礼を詫びる遅井。そこから正々堂々の勝負が始まったが、満身創痍の海原高校はもう一つ、タッチダウンが奪えない。
そして、残り1分。
「俺に、まかせな」
それまでカバティ部先輩と一緒に逃げ回っていた妻鹿億也が、みんなの闘志によって目覚めさせられた。
クォーターバック花井の球を受け取った妻鹿は、オフェンスラインの後ろから飛び出し、独走でタッチダウンラインを目指す。
「カバティ、カバティ、カバティ、カバティ・・・・・・・・・・」
カバティ、とサイドステップ。カバティ、とストップアンドゴー。
カバティ、と呟くたびに敵をすり抜けてゆく妻鹿の勇姿に、客席も燃えた。スタンド全体をカバティコールが包んだのだった!
しかし、独走には限界がある。川浜風車陣によって、ついにタッチダウンライン目前に潰される妻鹿。
もはやこれまでなのか?
しかし、その背後には遅井浩二がいた。一瞬前までは、何十ヤードも彼方にいたはず・・・・・
人間の認識力を陵駕する遅井のスピードが川浜風車陣を破ったのであった。
妻鹿のパスを遅井がタッチダウンゾーンに持ち込んだ瞬間、試合終了のブザーがなった。
満身創痍ながらも、海原高校は県大会決勝に駒を進めたのであった。

11月26日

焼肉屋で、肉が減ってる。
いろんな牛の部位置いてる焼肉屋で、タンすじとかギャラとか子ブクロとかツラミとか喰った。
だけど、シビレとかヤンとかフワとか、そういう部分が喰えなかった。特に、シビレ(クビの後ろ)大好きなのに。
なかなか入らないみたい。
バカじゃねえの!大騒ぎしすぎ。
もち喉に詰めて死ぬ確率のが高ェーよッ!!
そんなこんなで、苦戦を強いられる海原高校アメフト部。
その時、応援席から2人の男が飛び込んできた!
陸上部エースの100メートルスプリンター遅井浩二と、野球部の名センター市楽馨である。
「見ちゃいらんねえぜ。俺に任せな」と、市楽。無言で協力する遅井。
どんな無茶なパスもキャッチしてしまう市楽と、あっという間にタッチダウンラインの向こうまで走りこんでしまう遅井のランで敵チームを翻弄し、海原高校はトーナメントを勝ち進む。
しかし、準決勝の相手、川浜高校アメフト部が、かつて、試合中に殺人を行ったと言う噂が流れ、海原高校アメフト部の選手達は一夜にして、合宿所を脱走したのだった。

残った精鋭は、天才クォーターバック花井京太郎、ロングジャンパー飛田鷹虎、相撲三人衆津軽犀象、南部豪、陸奥六介、スプリンター遅井浩二、センターフィールダー市楽馨、そして、寝過ごして逃げ遅れた素人のデブ細田幸則の8人であった。危うし、海原高校アメフト部!

11月23日

イタリア料理屋において、ガーリックオイル(アリオ・エ・オリオ)が、店毎に秘伝のタレとして伝わっていることはあんまり知られていないようだ。
最近、人とペペロンチーノスパゲティーの作りかたのコトを話していて気がついたのだ。その場にいた全員が、単純にオイルにニンニクと唐辛子を入れたものだと思っていた。
確かに、材料はそれだけでいい。実際に、素人ならそうやって作るしかないだろう。
しかし、専門店と素人の違いは、この熟成された秘伝のオイルの違いに集約されてしまうのではないだろうか。

オイルにニンニク、唐辛子、その他の材料を入れて調理加熱した後、フライパンに残るオイルの余りをツボに戻しているらしい。そして、またそれを調理に使い、余った分を戻すのだ。
このサイクルによって、いろいろな食材のエキスが染み込み、熟成されてえもいわれぬ風味を持つようになるのだ。
日本のヤキトリ屋も、同じシステムを採用しているので、日本人の感覚にはよく判る話だ。
あるコックによると、客の食べ終えた皿の上のオイルこそ、その風味の宝庫だという。
食材のエキスは、客に出し、食べている間にもオイルに染み出し続けているのだから、最後に皿に残ったオイルこそが一番のタレになるのだろう。
いつも誘惑と闘っている、と彼は言うが、どうも怪しい。全部、ツボに戻してしまっているのではあるまいか?

イタリアンのシェフならば、このオイルを師匠からノレン分けというか、分けてもらうことによって初めて一人前になったと言えるというのだから、また大変な世界である。
イタリアには、本当に何世代も伝えて百年以上の熟成度のオイルを使用する店がごろごろしているというのだから恐れ入る。
中にはビン一杯で何千万リラで裏取引されるオイルもあるという。当然、人死にもあるわけだ。
その中でも値段のつかない特級と言われるのが、眉唾物のいわくだが、紀元前から継ぎ足され続けたという幻の“シーザーオイル”である。(イタリア語ではカエサルオーリオなんだろうね)
中世には、このオイルの争奪戦にヴァチカンも巻き込まれて、法王の命さえ奪われたと言われている。
結局法王庁の奥に封印されたが、1年ぶりに法王即位式のために取り出されたシーザーオイルはすっかりすえた匂いになってしまっていたと言う。オイルの価値が、毎日毎日料理に使うことによってオイルを育て続けていた何百人もの料理人の手間にこそあったということを、聖職者には理解できなかったのだろう。

いまでも、いくつかにツボ分けされたシーザーオイルは、イタリアの高名な料理店で回転を続けているが、護油騎士団の監視によって国外持ち出しは厳しく規制されていると言う。
護油騎士団は、イスラム教徒からシーザーオイルを奪回してカトリックの聖人に列せられたツォマーリオ・アレッサンドロを初代団長として、現在は文化保存団体としてイタリア政府にも公認されているが、数年前、京都大の化学教授が高圧力下でのオイルの早期熟成の研究を発表する前に急死した事件への関与も噂されていた。

まったく、食欲と言うものはたやすく人間の理性を破壊するものだ。
11月19日

17日は秩父へ蒟蒻を喰いに、みんなで遠出。
しかし、とんでもない事件勃発!そんなバカな!!
生か!?死か!?愛か!?憎しみか!?
その全貌については、近日公開、乞う御期待。

ところで、陳健一麻婆豆腐店に行って以来、山椒のファンになってしまった俺。
昔は嫌いだったのにね。
山椒が入ってるから七味唐辛子使わない。とか言うくらい。
もっとも、今でも七味はそれほど好きでない。一味とか、山椒とか、単体で使う方が好み。
で、山椒の挽いてあるヤツは匂いが弱くて不満だったので、今日スパイスミルを買ってきました。
これで、いつでも山椒の痺れる風味が楽しめるぜ。
Loftで600円でした。スパイス好きさんは是非。

今日はバーチャファイター4で初段のカゲに負けっぱなし。
そのカゲの登録プレイヤーネームは、
武田好誠(T.武装戦線)
11月15日

周知の事実として、俺はヒーロー好き。
トクサツ好きとは一線を画すヒーロー好きである。
もちろん、いつもの俺基準による分類によって、であるが、ヒーロー番組ファン必ずしもヒーローファンならず、である。
もちろん、一致する場合も充分にあり、ではあるが。
よく言われることであるが、「ヒーローは、高いところから現われる」こんなのはただの形式主義、様式美であろう。
ヒーローとは、来て欲しいときに来てくれる。そして、ピンチに陥った人間にとっては頼もしく、悪党にとっては恐怖を誘う登場であればなおよし。
これこそがヒーローの登場であろう。
くどいようだが、あくまで俺基準での話である。

長々と前置きをして、何だ?というと、俺の魂を揺さぶるもろ“ヒーロー登場!!”なシーンが週刊少年チャンピオン今週号(51号)において2つもあった、ということが言いたくて言いたくて堪らないってコトなんだよね。
今号からの新連載「刀真」そして、長期連載「優駿の門GT」である。
どこがどうカッコイイのかということはネタばらしになるので書かない。
つーか、見れば判るハズだ。
でも、どーしてもどこがカッコイイのか判らない人はメール送って下さい。長文でこんこんと説明させていただきます。
11月14日

今日は昼飯にチャンジャを喰った。
最近、韓国料理屋などで大評判(なのかな?)のチャンジャ。
タラのヒレやらモツやらを辛いタレに漬け込んだ、いわゆる珍味系の惣菜だね。
で、コレを職場のすぐ隣にある韓国食材店で買って来て、弁当のおかずにした。
朝時間無くて、でも白米がやたら余ってて勿体無かったので、とにかく、豚肉炒めたのとナス焼いたのだけ米に乗っけてったので、ちょっと寂しかったのだ。
ついでに韓国のカップラーメンまで買ってたりして。
まだチャンジャって日本の食卓に浸透して無いから酒のつまみだと思ってる人のが多いけど、俺はコレ、海苔の佃煮とタメを張るほどの飯のおかずだと思っている。
合う。絶対に熱いゴハンに合う。
俺などはおにぎりに握り込むコトさえある。それくらいイイ。
ちなみに、俺のベストゴハンパートナーはイカの塩辛。できることなら、イカと塩以外にはナニも入ってない塩辛で行きたいモノだ。

11月13日

今、漫画ゴラクの「食キング」ではおにぎり編が進行中だ。
おにぎりっていいよね〜。
俺は、シャケの脂身とか皮の部分の入ったおにぎりが大好きなんだけど、大概の人はそこはおにぎりに入れないよね。
異端、俺はまたもや異端。
もっとも、炊き立ての飯に塩を効かせて握るなら、具がなくても相当美味しい。
それが、おにぎり。
海苔と、染み出てきた塩が舌に触れるこの瞬間がたまらん。
これも、おにぎり。
そう言えば、最近はコンビニおにぎりにもしおむすびが出まわっている。全く、よく考える。しあし、俺はそのセンスを強く、強く、支持するものである。
尤も、しおむすびなら自分で握るがね。

そんなこんなで、試合当日。
津軽たち相撲部3人衆のブロックは完璧であり、素人とは言えワイドレシーバーが敵陣に斬り込む時間を十二分に稼ぐ。
そして、花井京太郎のパスは百発百中であった。キャッチミスしない限りは確実にパスが通るのだ。
と言って、素人たちのランを潰すのに力を注ぐと、飛田鷹虎の中央突破がある。ガードの上を飛び越える飛田のジャンプは、2人3人で止められるものではない。
楽勝と思われたが・・・しかし、11人しかいない海原高校はオフェンスもディフェンスも同じメンバーのため、素人たちからスタミナ切れで動けなくなっていく・・・危うし、海原高校アメフト同好会!

11月12日

そんなこんなで、「激震!!アメフト魂」のストーリー紹介。

「お前のジャンプ力を、この花井京太郎に預けてくれ!」
突然現われた転校生にそう言われて、ロングジャンパー飛田鷹虎は怒った。たった今、体が大きくなり過ぎたことを理由に陸上部をクビになったからだ。
当然、夕暮れの河原で殴り合う2人。
「やるじゃねえか・・・俺とココまで張り合えるヤツは、そうはいねえぜ」「お前も、流石だゼ。そのガッツは、アメフト向きだ」「アメフト!?」「そう、アメフトで全国制覇するには・・・俺にはお前が必要なんだ!!」「へへ・・・そこまで買ってもらって、応えらんなかったら男じゃねえな」
「グフフ、面白いヤツらよな」
土手の上に、学帽、鉄ゲタの巨漢が2人を見下ろしていた。
誰あろう、相撲部キャプテン、津軽犀象その人であった。

そんなこんなで、アメフト同好会を立ち上げた2人は、素人で人数を揃えるが、8人しか集まらない。しかし、試合の日は迫る。勝たねば、部設立は白紙に帰すのだ。
そこへ、相撲部の南部豪と陸奥六介を連れて、津軽が参加を申し出るのだ!
「だが、一つだけ条件がある・・・・・・俺達3人は、この窮屈なヘルメットなど外させてもらうぜ」
新生アメフト同好会は、早くも風雲急を告げるのだ。

11月9日

昨日、6×9=53+1(ゴミじゃねえ!ロックはゴミの一つ上)と書くべきところを6×6と書いてしまい、20時間も放置してしまったところ、すぎなみに目ざとく見つけられてしまい、こっそり直しておいたところを、更にすの字に指摘されてしまった肉弾頭です。
みなさん、いかがお過ごしでしょうか?

ところで、このごろ妄想特急の方を全く更新してません。
無敵戦隊の更新を数に入れなければ、無更新期間は更に遡ることでしょう。
そんなこんなで、更新しようと思って考えたのです。
アメフト部のない高校に転校した天才クォーターバックが、格運動部のスペシャリストを集めて闘い、やがてNFLに挑むという話を。
試しにブルースに話して見たところ、
「それ、フットボール鷹じゃん」
「えっ?」
「つーか、負けてるじゃん。『鷹』は宇宙飛行士がランニングバックになるんだぜ!?お前に、それ以上に妄想っぽいキャラクターが思いつけるか?コレ以上はもう、宇宙人しかねーぞッ!」
「宇宙人?それ、イイ!!宇宙アメフト、それで行こう!」
「ばっか、宇宙と言えば宇宙スタンドだろう」
と、その後しばらくジョジョの奇妙な冒険第7部宇宙スタンド編の話しになってしまったのです。
もちろん、話しのキモは、スーパーシュトロハイム軍団の、メガシュトロハイム砲発射のシーン。
あれはカッコよかったな〜〜

11月8日

笠原倫というマンガ家がいる。
半端にマイナーで、あちこちの潰れかけた雑誌に描いては、その雑誌にトドメを刺している漫画家だ。
ホームページも持ってるのに、最近とんと更新がない。
だが、俺は天才と思うのだ。
俺よりむしろ、ブルースがこの漫画家の大ファンであるのだ。
なにが天才かと言うと、その言語センスに尽きよう。
6×9=53+1(ゴミじゃねえ!ロックはゴミの一つ上)
「お前等なんか、ずうっと生きてろ」
などの絶妙かつ独特の台詞回しは今でも健在なのです。それはともかく、前後の繋がりがなくてはどこが名セリフか判らないだろうけど。


と、いう話をブルースとよくしてたんですが、でも、笠原倫を超える言葉の天才がいるね。少なくとも日本に2人。
一人は、もちろんあの人。東スポの見出し考えてる人。
この人、天才!
何故、重要無形文化財に指定されないのか?俺の価値観で言えば、人間国宝でもいいくらいだよ!!
だって、そうだろう?
で、もう一人はもちろん東スポマンほどじゃあないけど、(そりゃそうだ。向こうは人間国宝なんだからな)天才と呼ぶに相応しい功績の持ち主。
アメリカの連続ドラマ「カリフォルニア・ハイウェイ・パトロール」の邦題を「白バイ野郎ジョン&パンチ」とつけた人だ!!
なんとなくオシャレな原題(というか、まんまなんだけど)を一転、こんな泥臭いカッコイイタイトルに変えてしまうなんて・・・天才!この人天才!!
水野晴郎が「“卒業生”という原題を“卒業”という邦題をつけたのはワタシなんです」なぞと自慢しているが、このタイトルにいかほどの影響力があったと言うのか?
「白バイ野郎」なんて凄いぞ〜。あんまり語呂のイイ名前につられて、いくつもの番組が後負いする。
「白バイ野郎パンチ&ボビー」「特攻野郎Aチーム」「冒険野郎マクガイバー」「スーパーカー野郎キット&マイケル」「超音速攻撃ヘリ野郎ドミニク&マイケル」「電波野郎Xファイル」などなど、枚挙に暇がありません。
ところが、イイ事ばかりではありません。邦題の傍若無人ぶりについては、では、明日にでも・・・・・・
11月7日

今日は久しぶりに包丁を砥いだ。
この、俺の愛用品は中華包丁、あの長方形のゴツイヤツなのだ。
鶏や鮭程度なら一撃で真っ二つだし、かと思うと小魚を三枚に下ろす小回りなんかも効いて、中々重宝な代物。愛着が湧いてしまったりもしているのだ。
コレクター気質がほとんどなく、物にあまり執着しないたちなのだが、こういう使える道具は別物。 やっぱり、モノは使ってなんぼでしょう!
とか言いつつ、最近ソーセージ作ってねーなぁ。ミンサー、使ってねーよ。
塊肉をミンチにするときも、包丁のが早ェーし、始末楽だし、なんかカッコイイし、粗挽きの食感なら絶対上だし、ミンサーって、ホント、ソーセージの時しか使ってない。
包丁サイコー!
ところがこの包丁、斬味が段々落ちていく。もちろん、砥ぎ直せばある程度斬れるが、買ったときの斬味にはどうしても戻らないのだ。
そりゃそうだ。最初はプロの砥ぎ師が砥いだものをそのまま売ってるんだもの。俺の砥ぎでは勝てなくてあたりまえ。
そう言えば、所ジョージはナイフマニアなんだが、買って来たナイフはまず、砥いでしまうんだと。もちろん、斬味は確実に落ちるが、それによってそのナイフは世界にただ一つの“自分の”ナイフになるんだと言っていた。
なるほど、そんなものかもしれないな。

ところで、ココまで書いて急に気になったんだが、俺、この話題で一度徒然書いてるんじゃなかったっけ?
まあいい。徒然なるままにやってるんだから、そんなことはよくあるだろうよ。

閑話休題。
ところが今日は、ワリとよく砥げたのだ。ヤッタ!
試しに長ネギを切ってみたのだけど、力を入れなくても包丁の重みだけで切れてくれるのだ、コレが。 もともと重い包丁なんだけどね。
柄の先を指でつまんで支えるだけの状態でネギの上に刃を乗せると、乾いたネギの外皮に重みで喰い込んだだけの状態で止まっているのだが、
ちょっとだけ指を引いて刃をネギの上に滑らせてやると、途端にゾゾゾッと刃が勝手にネギに喰い込み始め、全く力を使わずにネギが両断されてしまうのだ。
ああ、なんか、正宗VS村正の刀勝負に似ているなあ。


高名な刀鍛冶正宗は、自分の後継者を決めるために、2人の弟子に刀を鍛たせる。
そして、その2振りを小川に突き立てて、上流から落ち葉を流したのだ。
片方の刀は、流れ来て、刃部に触った葉を、触ったか触らないかのうちに真っ二つにし、
もう片方は刃に落ち葉が絡まっているが、師匠の正宗が岸から気合を発すると、絡まっていた落ち葉がは初めて真っ二つになるのだ。
正宗が後継者2代目正宗に選んだのは、後者の刀を鍛った弟子であった。
納得行かないのはもう一人の弟子。より切れ味のいい自分の刀が選ばれないのは何故か?と。
一代目正宗曰く、それでは切れ過ぎる。刀というものは、持ち手が気合を発したとき。切ろうと思ったときだけ切れればよい。そうでない時まで切れては、いつか切ってはいけないものまで切ってしまうコトになる・・・・と。
破れた弟子は師と袂を別ち村正と名を変えてやはり一流の刀鍛冶となる。
しかし、切れ過ぎる刀は悉く徳川家に禍をもたらし、やがて村正の刀は妖刀と忌み嫌われるようになったのだった・・・・・・


という話なんだけど、正宗と村正はもともと活躍した時代も違うし、まあ、コレ、見るからに作り話なんだけど、ただ、一つの普遍の教訓を俺達に伝えてくれる説話だよね。
曰く、「師匠は、自分よりもデキる弟子のことは絶対に認めない」
・・・違う?
11月1日

10日ぶりに、徒然肉。
フルーツパスタ書いてたからなァ。なにか書いてると、ホントに別のもの書く気力が萎える。
ところで、昨日の弁当はすごかった。
くどいんだよ。俺が作っただけあって。
揚げたてのレバカツにソースまぶしたのを、下の飯が完全に見えなくなるまでギュウギュウに敷き詰めたソースカツどん。
レンジしたキャベツを間に挟んだけど。
すっげえ、味が濃厚でウマイんだけど、俺以外の奴にこの弁当渡したら、昼間フタ開けて怒り出すんだろーなー。



古い徒然肉

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