10月29日
ボウラー。
職場のボウリング大会の幹事をやることになった。
1週間前、ボウリング場に打ち合わせに行った時、フラフラとボウリングを投げ倒した。
7ゲームほど。
この俺様、10年以上の年季の入ったストレートボウラー。曲げるなんてのは男らしくねえ!と言い続けて十余年。思い出したようにやるだけじゃあ、アヴェレージ160弱にしかならない。
そろそろ曲げてもいいころじゃあないのか?
7ゲームごろごろスピンかけまくって、なんとな〜く判ってきた。あくまでなんとなく。
この、付け焼刃のフックボウルで、俺はボウリング大会に臨もうと思う。
明後日。

だが、1つだけ変えない物がある。
ボールは16ポンド。
そこのボーリング場に16ポンドボールがある限りは、16ポンド。置いてなければ15ポンド。
今、俺が初めてのボーリング場に行くときの恐怖は、そこに17ポンドや18ポンドのボールがないだろうな!?ということだけである。
あれば、投げないわけにはいかなくなるからだ。
10月21日
昨日は久々に焼肉を食す。
その店は、網に載せて、備長炭で肉を炙る。
いわゆる昔ながらの焼肉、つまり無縁ロースターのことだが、あれは厳密には網焼とは言い難いと思う。
鉄板の面積は焼き面のほぼ半分を占めているあのロースターなら、焼け方はむしろ鉄板焼に近いだろう。
もちろん、肉の脂が滴り落ちるので、鉄板そのもので焼くよりはサッパリとたくさん食べられるだろうが。
網と炭で焼くのは、明かに意味が違う。接触熱で焼くのと放射熱で焼くのだから、違う食べ方だ。
オーブンレンジに近いんじゃないかと思う。
どちらが優れていると言う気はないが、網焼きの方が人気があるのは火を見るよりあきらかだ。
だが、俺は実はあの昔ながらの無煙ロースターで焼いた肉が大好きなのだ。もちろん、網焼き、炭焼きもすきなのだが、やっぱり昔馴染みのジュジュ〜ジュワッ!ってのが捨て難いのだ。


敵か!?味方か!?突然助力を申し出た謎の男の正体に思いを巡らせる海原イレヴン・・・・・・・いや、花井京太郎には既にその迷いはなかった。
「ようこそ!海原13人目の戦士よ!」
2人はしっかりと右手を握り合った。
しかし、・・・・13人目とは?男を仲間として認めたとしても、イレヴンの次は12人目ではないのか?
いいや、違う!日本の病院にいる細田則幸のことを忘れる花井京太郎では、ない!
だからこそ、みんながついて来るのだ。
「もう、ポジションは空いてねーぜ」
何故か反抗的な飛田に、男は言う。
「一番大事なポジションが空白じゃないかよ!・・・監督がよォ!!」

ハグラーを運び出した救急車の音が遠ざかる頃には、謎の男=獅子土虎之助によって、一人一人に作戦が授けられていた。
ディフェンス・フォーメーションの時、それぞれの選手がやるべきアクションが、耳打ちされたのだ。
「なんか、できそうな気がするぜ」
「見事な作戦だ。あんた、アメフト暦は長いのか?」
「いいや、アメフト見るのは今日が初めてだが、心配するな。俺は将棋8段なんだからな」
「なにィ!」
「ちょっと待て、作戦立てなおすぞ」
しかし、無情にも試合再開のホイッスルは鳴り響いたのだった。

10月17日
少子高齢化対策だそうだな。
子供が減ると、先々人口が減って、国力が弱まるから大変なのだと・・・・・
バカな!俺が子供の時には、人口爆発で日本存続の危機!?などと言われていたのに。
暑いといっては怒り、寒いといっては不安がる、先の読めないガキの集団か!
無理に子供増やしたって、今度は中国みたいに困るに決まってるぞ。
問題は子供の少なさじゃあなくて、年寄の多さだよね。みんな、理論すり替え過ぎ。
確かに、若年層に生活を支えられる高齢者の割合が増えることは由々しき事態だ。
そこで、どうだろう?65歳以上限定バトルロワイヤルは。
毎週毎週100人くらいずつでサバイバルマッチを勝ち抜かせ、半分くらいを間引きしてみては?
生き残れる側の老人は充分働けるだろうから、若い人間の負担にもならないし、そういうタフな年寄りならば敬ってやってもいいしな。
ダラダラ生きてても年寄になれるってのは、尊敬できない年長者層を作り出す原因になってると思うよ、実際。
しかし、65以上ともなると、まともに歩けない人もいるだろう。
スチールの片手杖とかよくついてるよな。
とーぜん、槍を仕込まないと。
だけど、仕込み槍の連中も、車椅子軍団には敵うまい。なんたって、肘掛に仕込んだマシンガンが火を吹くぜ〜〜〜!
コレくらいの歳になると、1回くらいは癌になって、内臓を摘出したことがあるかもしれない。
そんな時は医者に頼んで、替わりに火炎放射器を入れるべきだよ。
口から本当に火を吹くんだ!
義足のバズーカは一撃必殺だ!
義眼のレーザーアイは全てを貫くぞッッ!!

・・・・・・・・年寄サイコー
10月13日
12,13日と新潟に行った。14日にコレを記すが、便宜上13日付けの記録とする。
新潟の石打スキー場。もちろん、まだまだ降雪はない。
何故、シーズンオフのスキー場に?
当然の疑問だが、話すと長くなるので、書いてもやっぱり長いので割愛して説明すると、俺の空手の師匠が空手とスキーの2足のわらじをはいている人で、定年退職後にスキーロッジ経営を計画していて、長年かけて購入、補修をしていた家屋(前身は企業の保養所)が漸く形になったので、お祝いと合宿を兼ねてお呼ばれした、とそういうワケなのだった。

12日は夕→晩まで祝宴となってしまったので、翌13日が稽古日となった。
しかし、なんの因果で、空手着で登山・・・シーズンオフで良かった。ほかに誰もいない。本当に良かった。
が、そこはスキー場。ハイキングコースではない。
「よし、あの山頂まで駆け足だ!」 「押忍!」 「ちなみに、道はない。ゲレンデを直登だ」
「押忍?」
「心配するな、山頂には良く冷えた水とジュースが待っているぞ。4駆ならあっと言う間だからな」
「・・・・・・押忍」
てなわけで、ススキ掻き分けて急勾配駆け上がる俺らを尻目に、師匠のパジェロはブルンブルンと山頂へ・・・・・・。
おい・・・・。おいおい・・・・・
でも、山頂からの見晴らしは最高であったよ。
魚沼平野を一望に見下ろし、その向こうには二千メートル級の連峰。飯主山からはパラグライダーも上がっていたなあ。
山頂で軽く約束組手を行い、稽古終了。
さあ、あとは下りだ。
いや、下りを舐めてはいけない。膝にかかる負担は登り以上。中途半端に駆け下りて脚をぶっ壊すこともありうる。
でも、そこはそれ、俺は忍者好きだから。そういうときは横走りするってことを小学生の時に忍者百科で読んで知ってるから。
俺は、トップで駆け下りた。よかった。忍者本読んでて本当によかった。
と、思ったのもつかの間、上のほうで音がする。ブルンブルン。
生い茂ったススキで視界がホント狭い。向こうは下り坂で制動も効き難かろう。
ヤバイよ!!
必死こいて駆け下りる俺。
頭の中では、インディ・ジョーンズノリの、車から走って逃げ惑う空手着の男たちの恐怖の表情をアップで捉えた映画的ワンシーンが浮かんだ。
何故か、タイトルも同時に着想。
パジェロVS空手軍団!!

近日公開
10月11日
スリランカの首都はスリジャヤワルダナプラコッテである。
3つくらいの単語に別れると思ったが、どこで切るのか忘れたので、点を打たずに一塊に表記した。
正式の首都じゃなくて、暫定ナントカだ・・・・と聞いたことがあるような気もするが、判らないので“首都”で押し通す。

職場の、考古学専行してた後輩と社会科問題出しあった時の俺の必殺技だ。これで、大抵勝てる。
ローマ5賢帝が2人ともでなかった。
ネルヴァ、トラヤヌス、ハドリアヌス、アントニウス・ピウス、マルクス・アウレリウス・アントニウスだったのに。

ちなみに、その後輩の専門は、5,6世紀の東日本の古墳だそうだ。
萌えッ!東日本の古代は俺の妄想のツボ。邪馬台国は岩手にあったとは、鯨統一郎の説だが、俺は北陸にあったと断ずる。
むろん、根拠はない。あったら燃えるのにー、程度の気持ちである。
みんなは、邪馬台国はどこにあったと思う?
・・・・・いや、「どこにあったら燃える」と聞いたほうが良いかな。
教えて欲しいなあ。
10月7日
ハハハ、またまた更新チビリのパターン。こまったね、どーも。

唐突だが、「ヒーロー」の定義ってどうよ、みんな?
いろんな意見があると思うんだよね。
でも解答は決まりきってるよ。
「ピンチに必ず現われる」と「来たら絶対安心」。これだよ、これ。
ほかの解答は、認めん。
だから、物語においてヒーローを真にヒーローたらしめようとすれば、ヒーローは主人公であってはならないとすら思うよ。
物語が面白くなるには、絶望、希望の入り混じるハラハラドキドキの山場谷間は必要だ。
物語の中心に出ずっぱりであるべき主人公が絶対安心のヒーローだったら、物語は谷間を持たぬフラットな高原になってしまうだろう。
ヒーローの登場はあとでいいんだよ、あとで。
それまでに、主人公が如何に追い詰められるか?どれだけ絶望するのか?
その落ち込みがデカければデカいほど、ヒーローの登場がもたらす安堵感との落差が、昂揚感となって 見る者の心を揺さぶるのだ。
いっそ、ヒーローなんぞは登場→即、敵壊滅でいいくらいなのだ。
もっと極端に言えば、敵を倒すシーンも要らないね。
ヒーローさえ登場すれば、それが如何に頼りになるか観客に伝われば、それだけでいいんだから。

例えば、ココに幼い兄妹がいる。
命を狙われる。明かに人間以上の殺人能力の持ち主に。
命狙われてることを誰も信じてくれない。信じて助けてくれようとした奇特な人は、あっけなく殺される。
どうやっても逃げきれない。追い詰められ、絶望の中で2人は寄るの街を逃げ惑う。
敵の気配がする。唯一の明かりである、深夜営業のレストランに逃げ込むと、
藤岡弘とスティーブン・セガールがハンバーグセットを喰っていた!

終     劇


本当にこんな映画あったとして、多分、俺は興奮してしまうだろう。
いや、ホント。
そのあと主人公が負けるのが判り切ってるから、ハナシぶったぎってエンドマークって映画は多い。
「明日に向かって撃て」とか「誰がために鐘はなる」とか。
だから、主人公が勝つに決まってるから、そこで終わりにする映画があったって、いいじゃないか。
藤岡とセガールが並んでたら、だって、負けるわけないんだもの。
10月2日
9月の徒然肉が重くなってきたので、新しい頁を作る。
8月は2回しか徒然を書いていないので、そのまま9月をおんなじ頁に表示したが、8月の反動なのか、9月は15回も更新している。
内容はともかく、コレはすごいことだ。特に、「激震!フット魂」NFL編が進展したのは快挙だと思っている。・・のだが、この不定期連載への反響が、ない。
正確に言えばブルース以外の誰一人としてこの熱血僅大作に反応していないのだ。
奥ゆかしく、続きを待っていてくれてるようだが、な〜に、恥ずかしがることぁ、ねえ。
面白い!と声を上げていただいて結構。

トーマス・ハグラー、失神!
普段感情を表に出さない冷静な吉岡元が、歯を剥き出した表情で、人差し指を遠く離れたハグラーに向かって突き立てた!
狙ったぞ!ピンポイントで、俺は当てて見せたぞ!
口には出さないが、しかしその人差し指が吉岡の、否、海原イレブンの覚悟の程を語っていた・・・・

殺気立つスタジアム。アメリカ人お得意のブーイングもすでに出ないほどに、客席は熱く冷え込んでいた。
勝たねば袋叩き。
勝てばリンチで皆殺し。
そんな雰囲気にすら、憶さず瞳の奥に勝利への熱望を絶やさぬ仲間たち、だが、
ディフェンス力の絶対的な劣勢はちっとも好転したわけではない。
その時!
「面白いぞ、海原!その死中に“喝”を求める心意気、俺が買った!!」
客席のフェンスを飛び越えて登場したその男、轟渡るのは確かに日本語。しかし、その身長は150センチそこそこ。
とてもフットの戦力には見えない。
「俺が勝たせてやる、安心しろ。こう見えても、俺は8段なんだ」
段?段とは?この男は達人なのか?それ以前に果たして敵か味方か?そしてその意図は?
以下、次回。


ところで、気がつくと今日10月2日なのな。
俺、32歳になってもバカなままか。

古い徒然肉

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