12月31日
さあ、明日から新年だ。
と言っても、この1月1日と言う奴、なんの科学的根拠も無い。
365日の他の日に較べて、何の特殊性も持っていない。
なめてるのか?覚えにくいよ。
凡百の、8月9日とか11月4日とかよりも年初めに相応しい何かがあるのか?
科学的に、特殊性のある日は、春分、秋分、夏至、冬至だろう。
古代エジプトでは春分、秋分に年が始まることになっていた。地球一周で2年だ。暑さ寒さも彼岸までと言うのだから、暑いだけの年、寒いだけの年が交互に来たと言うことだ。
や、もちろん、エジプトには今の日本のような形での四季はないけどさ。
今でも、イランなどシーア派イスラム教徒は春分に一年が始まるという。
今日本が採用しているグレゴリオ暦は、1582年に裁定されたが、それまで使っていたユリウス暦が抱えていたシステム上の欠陥(400年に3日ずつ狂う)によって1500年の間にずれた11日間を“元に戻さずに”使ってしまったみたいなのだな。
本来の元日である冬至はいまや元日の10〜11日前ということだ。

つーわけで、1月1日と名づけられているだけで、他に何の変哲も無い明日が来るからっていちいち気分を改めないで行く気で行こうか。

12月29日
28日は忘年改であった。
忘年会は14日。
今年後半はほとんど食べまくっていないのに、同じイベントを意味もなく繰り返す。
ホントーに行き当たりばったりだ、俺たち。
14日には連絡するのを忘れていた親分にも、また連絡忘れ。が、なんと向こうから当日参加の連絡。
いい加減ながらもうまく行くようにできているのか?
いいや、どんな結果になってもなんか、うまく行ったような気になってしまうからだろう。
カルタゴの勇将ハンニバルも、スキピオ・アフリカヌスに敗れたときに言ったそうだ。
「たまには負けるのも、気分が変わっていい」

それはそうと、昨日は忘年改になる前に、俺とすの字とブルースで新宿の「讃岐うどん」の店に入った。
テーマは「もう、讃岐に行かなくていいや」と言えるかどうか。
答えはブルース曰く「いやあ、また、讃岐に行かなくちゃって気持ちがむくむく湧いて来たぜ〜」
なんか凄い本場讃岐風のシステムや店の構造を意識して、なおかついろいろ本場風の食べ方を指南しているみたいなんだけどね。
讃岐で買ってきたお土産用乾麺を自分で茹でたほうが旨いってのは問題だよなあ。

12月21日
黒米を食す。旨し。

ま、たまに喰ってんだけどね。新潟産の黒米。
炊くときに白米に1〜2割混ぜて一緒に炊くので、なかなかなくならない。
歯応えがあるわりにぬるっとしてて、なかなか面白い食感。
でも、この米は長い品種改良の間に白米に取って代わられている。何故か?
明白に、白米のほうが旨いからだ。
たまに喰うならいいけれど、毎日おいしく食べている白米に、敵うわけがない。
おいしくするために数千年の間、今日より明日、明日より明後日、と積み重ねてきた結果が今日の白米・・・旨くないわけが、ない。
おめでたいときになんで赤飯炊くのか意味不明。一番おいしい白米をこそ、この時に食べまくるべきじゃあないのかね、諸君?

12月17日
異教徒を、殺せと言わない、宗教家
五七調で。
イエス・キリストがなんで宗教界でエポック・メイカーたり得たかってーと、多分、コレだよね。

聖書をよく読んでみると、びっくりすることがある。
天界とか悪魔とか魔女とか、そーいうことハッキリ書いてねーの。
キリスト教世界感って、昔の神学者が聖書にあるそれっぽい記述を自分なりに解釈して想像して書いたモンが元だよな。
つまり、パロディだよ!同人誌だよ!

中世ヨーロッパの野蛮で無知蒙昧な社会を経る千年の間に、キリストの教えは宗教からおまじないへ堕してしまったようだ。
その後、ヨーロッパが文明化されてから300年程度。宗教に戻らずおまじないのままで世界に流布されてしまったのは恐怖だよ。

12月15日
昨日は久しぶりに食べまくりバカだった。
これまた久しぶりの池袋で。
30分も歩かないうちに珍しい店発見。ココ、ホームグランドなのに。
モンゴル料理だ!草原に広がるアノ大群を思い浮かべさせる料理の数々。
そして、余勢を駆って台湾小調(闘え!!餃子道場参照)襲撃・・・となるところが、ここで大事件発生!
と、詳しいところまで含めてこの項は後日アップの予定。
ここで一言だけ言っておくと、初参加のまきまきさんは「食べまくりバカ」でした。
久しぶりにバカ度でまけた・・・・。

ここで、最近の流れではアメフト魂。
しかし、次の第3部の構想のため今回はお休みです。
クライマックスシーンは、目を閉じるとまぶたの裏に浮かぶほど念入りに作ってあるんだけど、そこへ行くまでの構成が、まるでできていません。
嵐の山小屋に閉じ込められた人々を襲う殺人者の正体!7色の紐を利用した4次元のトリックとは?20年前の東北の寒村で起きた陰惨な事件から繋がる怨讐の連鎖との関りとは?
謎が謎を呼び、円環を形作って再び謎にもどるそのサスペンス!
まだまだ、書くべきことは山のようにあるのです。

12月13日
今、このページの一番下まで文字色が灰色になっているのに気づいて直した。
丸々1ページ、アメ魂色。

ああ、それはそうと、昨日昼飯に「茶樹きのこラーメン」なるものを食す。
茶樹きのこのこのことは少年チャンピオンの「虹色ラーメン」で精進麺対決をやったときに知ったのだが、今日昼時ラーメン屋の店先のビラでその実在を発見し、興味を持たされたのこと。
俺はラーメン事情には疎いんで知らなかったが、ラーメン界が茶樹きのこに注目していると聞いて、マンガに用いたのだろうか?馬場?
マンガでも、そのラーメン屋の宣伝でも、植物素材としては破格のアミノ酸含有量!!と多少ヒステリー気味の説明。
まあ、確かに旨み豊富でしたよ。
干し椎茸位には。
俺は干し椎茸を使うからいいや。

ブルース曰く、「俺は動物素材使わなくても、唐辛子とニンニクと玉ねぎとトマトだけで旨みたっぷりのソースを作って見せる!」とのこと。
龍と化した飛田を擁する海原イレヴンを止められるチームは、事実上存在しなかった。
だが、彼らを倒さねばアメリカの威信は失われる・・・そして、なにより連邦司法長官ジョナサン“シッティングブルブル”ハーグラーの命は確実になくなってしまうのだ。
数々の醜態を晒した結果、あだ名をハンマーからシッティングブルブル(すわりションベン)へ変えられてしまったハーグラーは、すでにCIAの暗殺リストに載せられていることを自覚していた。
生き残る道は一つ!海原の敗北である。

そのハーグラーはペンタゴン地下の秘密作戦室で、海原を倒す究極チームの編成を指示していた。
まだ日本に帰化していない、ハワイ出身の幕内力士、100メートル走世界記録保持者、走り幅跳び世界記録保持者、メジャーリーグ昨年度ゴールデングラブのセンターフィールダー、アメリカン忍者などなど、その候補者全てが海原のパクリである。
もはや、アメリカの威信どころか、この男の頭にはプライドという文字は存在していないようであった。
そこへ!核シェルターにもなろうかという作戦司令室の壁をショルダーブロックでぶち破って2メートル10センチ210キロの肉弾が現れた。
「・・・・・・・・・・アメリカン・モンスターマン!!」
文字通りのモンスターはハグラーを片手で軽々とネックハンギングに捕らえた。
「グフフ・・よくも下らないチームを考え付くものだな。あとのことは裏NFLにまかせてもらおうか」
ジョナサン“シッティングブルブル”ハーグラーは絶命した。

次回から、最終章“脅威!裏NFL編”に突入。
乞うご期待!

12月11日
松田、お前はバカか!

バカさいこー!バカでなくてなんの人生か!?
とにかく、俺の中の松田まつり続行中。

それはそうと、今日は職場の忘年会で、何故か新橋の寿司屋で呑み。
有名なところらしく、この寒いのに行列ができていた。
まぁ、悪くはないが、しかし、金沢や新潟の回転すしよりも明らかに落ちる。
海鮮である以上、これは如何ともし難いことだとは思うが・・・やはり行列ってのは滑稽だな。悪いけど。

何度潰されようと、決してロングパス主体のショットガン陣形を変えようとしない海原、獅子土QBの作戦。
血まみれで倒れた獅子土は、空を見て笑う。
「漸く、将棋を指している気分になってきたぜ・・・花井のいるチームの参謀なんざ、大ゴマを3枚も持っているようなもの」
何度でも立ち上がる!
「・・・将棋の醍醐味は、駒落ちで指してこそのもンだぜ!」
確かに、遅井、市楽、妻鹿、須之内らの俊足バックスを擁する海原には、ランニングバックを飛田一人に任せて、4人のワイドレシーバーをフィールド全体に散らすショットガン陣形が最大の効果があるだろうが・・・それは天才QB花井京太郎あってのものなのだ!
何故、失敗を繰り返す?天才策士獅子土虎之助ともあろうものが!?
しかし、その頃には一旦空まで舞い上がった飛田鷹虎が地上に戻って来ていた。なにか、大事なものを抱えて!
「オラララァァァ!!」
またもや、囮のランニングバックが、架空のボールを抱えて宙を飛ぶ。
気合が入りすぎて、芝居で飛んでるのがますます丸見えだ!
が、なんと、敵ディフェンス全員が吸い寄せられるように着地後の飛田に殺到した!ボールも持っていないのに!
悠々と山なりパスを出す獅子土。
市楽がキャッチし、遅井が運ぶ。妻鹿のステップと須之内の目くらましの援護を受けて、遅井はあっさりとタッチダウンを決めるのであった。
「サノバビーーッチ!なぜ、QBを潰さない!?見え見えの囮に引っかかる?」
監督の叱咤に、呆然と己を見返すアメリカンたち。
「ふふふ、頭じゃあ解っていても、命懸けで飛んでくるプレイヤーがあれば、それを囮とは思えまい!」
飛田鷹虎は架空のボールに命を懸けた。“空”に自らの命を吹き込み実としたのだ。
飛田鷹虎は変わった。今、海原の飛車は敵陣に成り込んだ。
鷹は軍師という雲を得て、“龍”になったのだ!!

12月10日
む、無理だ〜! いくら松田さんでも、ジャンボジェットを止めるなんて〜〜!!

生きてるって素晴らしいな。
生きていれば、こんな無茶なマンガも読める。
無茶、サイコー。

「む、無茶だ〜」
飛田が叫んだ。普段から無茶ばかり繰り返している飛田をして無茶と叫ばせるほどに、獅子土にはアメフト能力が無かった。
ワンプレー毎に、獅子土の小柄な肉体が宙を舞った。
海原の相撲ラインは敵ディフェンスの突進を通常の倍の時間止めておける実力を持つ。それが、花井の落ち着いたプレーを促し、多彩な攻めの幅を持たせることができるのだ。
しかし、獅子土がプレーに要する時間は実に通常の3倍!
とてもパスを出せる状況ではない。もたついている間にタックルをかまされ、スポーツ経験の無い獅子土の体は満身創痍になって行くのだった。
かろうじて、飛田のランプレイで細かいゲインを重ねてはいるものの、単調になった攻撃が敵のディフェンスに阻まれるのも時間の問題であった。
第2クォーターが終了して僅か4点差のビハインドで済んでいるのが奇跡のようであった。
「もう我慢できねぇ!パスできねえクォーターバックなんて要らねえよ。野球やってた市楽の方が、よっぽどいいパスだすんじゃねえのか!?」
喰ってかかったのは、日ごろから知能派の獅子土にいい印象を持っていない飛田である。
「いいや、チームが今日勝つには、替わるわけにはいかないねえ。なにより、俺が一番選手一人一人の能力を把握しているからさ」
「そのしたり顔がむかつくんだよ!幅跳び7メートル05センチとか、ランゲイン平均何ヤードとか、そんな数字暗記しててなんになるんだよ!俺らは将棋の駒か!?」
「そんな、小学生でも覚えられる程度のデータで軍師気取りはしねえ・・・・・将棋指しってのは、数ある歩の一枚でも、そいつだけの働きどころを解り抜いているのものさ。例えばおめぇさん、飛田鷹虎の場合・・・能力は“熱血”!その効用は・・・・“不可能を可能にする”だッッ!!」

5分後、それまでとはうって変わった気合を溢れさせながら飛田はフィールドに向かった。
「“士は、己を知るもののために死ぬ”といったところだな」
最後に控え室を出た須之内が一言言った。そちらを振り向いた獅子土は、飛田に聞こえないように言った。
「飛田の評定に付け加えるなら、使用法は“おだてりゃ空まで舞い上がる”だ」

12月4日
いろいろなことがあった。


そうそう、体重は服着た状態で昼メシ喰ってからの計量で87キロジャスト。
見事に公約を果たしました。
3ヶ月間で12キロ。
前半1ヵ月半で8キロ減り、後半1ヵ月半で4キロです、
最後の追い込みは大変でした。
最初は面白いように減るんだけどね、段々厳しくなっていくの。いやあ、参った。
10,11月は仕事も多かったし。「え?公務員ってこんなに働くもンなの?」と思ったくらいには。
それから、えーと、更新頑張ります。
リバウンドも頑張ります。
体脂肪率は体重減少に合わせてかなり減ってるんで、所謂ヤバ目のリバウンドにはならないと思うけど、体重戻すのは体重減らす以上に得意なんだよな、俺。
昨日、早速カップめんとか買ってきて喰ってみたんだけど、でも、驚いたことにそれほどひどく喰いたいと思っていない俺がいた。
節制中は、あれほどギトギトモンが食べたくなっていたってのにね。
旨く肉体と精神のバランスが取れたのかもしれないな。
ちなみに、知らない人が誤解するといけないので書いておきますが、12キロ減量後の状態でも、標準体重より15キロ重いです。

11月10日
総選行ってきた?
地方公務員の俺は、昨日は開票事務で休日出勤でした。
旅行、試合、選挙絡みの残業などなど、少し更新の間が空いてしまったけれど、今日からズコバコ更新するつもりななのでよろしく!
あくまで「つもり」なんで、そこんとこよろしく!!

つーわけで、投票は国民の権利です。
もっと突っ込んで言えば、義務みたいなモンですよ。
棄権するということは、選挙結果、ひいては国政の行方について判断を下すことを拒絶したということですから、まぁ、白紙委任状を出し他の等しい。
「今後、日本でどんな法律ができようがどんなふうに税金を使われようが、一切文句を言わず従います」といってるようなものですから。
テレビの前でせんべい喰いながら政治批判する権限も委譲ですよ。
困りましたね。
人間、煎餅喰う権利くらいは手元に置いておきたいものです。
10月29日
日本では一度だけだが、中国の歴史には南北朝時代が何度かある。
そして、その全てにおいて常に南朝が(漢人の目から見て)正統な王朝であり、しかし、勝つのは北朝である。
金とか元とか契丹とか清とかね。
ま、ようするに漢人の北には強い遊牧民が住んでいて、普段団結しない彼らが一度結集して国を建てたからには必ず勝つ戦闘力を秘めていたからだと、そういうことなんだよね。
たまたま、日本の南北朝も南朝が正統で、北朝が勝ったし、なんか符合を感じたりするけど。
で、現在の中国。
2つの中国で考えれば、台湾が南朝で人民共和国が強い征服者ってことか?

結論・・・朝鮮半島は、北朝鮮主導で統一される。

海原イレブンは、泣いた。一人残らずが全力で泣きながらアメリカ大陸を横断しきった。
実際に、体内の水分を出し切るほどに涙を流すもの。
人のいないところで思い切り泣くもの。
一滴の涙もこぼさないが、しかし心の中では激しく雄叫ぶもの。
泣き方はそれぞれだ。
誰がどの泣き方をしているか、ここまで読んでいる読者諸兄ならばすぐに想像がつくものと思う。・・・・・そう、そのとおり。あえてここで文章にする必要は無い。
そして、これもまた全員が同じ気持ちであった。
「花井を失ったからと、負けるわけには行かない。いや、失ったからこそ負けるわけには行かないのだ!!」と。
しかし、今チームにクォーターバックはいない。それが現実だ。
捨てる神あれば拾う神あり。NFLの正クォーターバックの一人、張ニールセンが花井の補欠を申し出た。
アジア系であるがゆえに差別され続けた張にとって、海原の快進撃は小気味いいのだ。せっかく掴んだエースの座を放り出して駆けつけるほどに・・・・・
「必要ない」
拾ってくれた神の手を振り払う男がいた!
軍師、獅子土虎之助!
「何故よ?ワタシが日本人じゃないからアルか?」
「もはや日本とか、そういう問題じゃあない。アンタは単に“海原”じゃあないってだけさ」
しかし、それでもなにがあろうと勝たなきゃいけない試合じゃないのか、コレは?メンバーが揃わなきゃ、闘うことすらできないんだぜ。
「いるさ、花井の補欠はもうここにいる」
何ッ!
「花井に勝るとも劣らないプレイヤーさ」
ドコだ?
「何言ってやがる。クォーターバックと言えばチームの司令塔。司令塔といえば・・・・花井がいないとなりゃ、この獅子土に決まってるじゃあねえか!!」

10月22日
すきっ腹に島唐辛子を食す。
昼休みに沖縄物産展だかで上司が買ってきたヤツを、面白がって俺に食わせたのだが。
意外と甘みとコクがあって、旨い。しかし当然辛い。しかも引かない辛味だ、これは。
辛い、しかし旨い、の状態の後、猛烈な空腹感が襲い掛かってきた。
すきっ腹でむき出しの胃壁に唐辛子の刺激物が作用し、胃壁に空っぽ感を強くアピールしたのだろう。
数年前も、空腹に耐えかねて生ニンニクを齧り、旨いは旨いがあとで猛烈な空腹感にのた打ち回ったものだ。
ピンチの後にチャンスあり!!
崖底へ向かって滑り出した列車は、いきなり、逆走を始めた。
地獄送の逆走?そう、それは生への大激走。
海原の重量級フォワードの豪腕が、3人の相撲取りの命の引張りが、なんと、6両編成の列車を引き戻して行くゥゥゥ!
ショットガンを持った国粋主義者どもには、須之内の流れ六方が突き刺さった。
「今のうちに、乗客を救い出すんだ」
花井は列車から少女を救い出した。
しかし!善意は裏切られるためにある!
花井の胸にナイフが突き立った!
返り血を受けて、少女の瞳が無邪気に歪んだ!
「やった!アメリカの敵を倒したよ、ママ!」
「は、花井〜〜〜!!」
裏切りと凶刃にハートを破壊され、スパープレイヤー花井京太郎の肉体が奈落の大渓谷に落下して行ったのだった。

10月21日
妄想は加速する。
今日、右耳をすっぽりとガーゼで覆い、テープで止めて出勤した。
誰かが聞く。・・・それ、怪我?喧嘩か何かしたの?
「いや、その、えーと・・今、嫌なニュース多いじゃん。せめて、そういうのから片耳だけでも塞いでいたいんだよね」
イマイチ。
別の誰か・・・あれ、どーしたんスか?耳、殴られたんですか?
いや・・・・・・フッ、戦争・・テロ、汚職、殺人。世の中、嫌ンなるようなニュースばっかり溢れてるよなあ・・・・
はあ、まあ・・・
だからせめて、片耳だけでも塞いでいたいんだよ・・・
なるほどね。
だけどね、耳は塞いでも、それでも!目だけはしっかりと見開いておきたいんだよ!
ヤリスギ。
その耳・・・
今、世の中に満ちている汚いニュース・・俺はそいつらから耳を塞いでおきたいんだよ。だけど、片耳だけは開けて、それでも世界を見ておきたいんだ。
うん、まあこんなもんかな。

アメリカ全土が震撼した!
アメリカは東西冷戦を制した。
アメリカは中東を制した。
アメリカはアフガンを制した。
しかし、日本から来たスクールボーイの一団を御することさえできないのか!?
西海岸を荒らしまわる海原旋風は、すでにNFL加盟チーム4チームを破り、無敗であった。
残り28チームの打倒を宣言し、ニューヨークに乗り込まんとする海原イレブンは、大陸間横断鉄道に乗車した。
その先に待ち受ける刺客、それは・・・・・1億の熱狂的NFLファンであった!!
危うし、海原イレブン!!

・・・の、続き

大爆発!!
陸橋が音を立てて崩落していく。
ここは大西部。渓谷の狭間を走る列車の進路で爆破された橋が落ちてゆくのだ。
急ブレーキ!間に合うのか??
間一髪、崖下に機関車をぶら下げた状態で辛うじて停車した機関車だが、続いて手に手にショットガンを持った暴徒が取り囲む。
キル・ザ・ジャップの大合唱。もちろん、海原イレヴン抹殺を画したアメリカンナショナリストたちの仕業だ。
ショットガンが火を噴き、イレヴンを急かす。
「き、貴様ら〜。俺たちの命を狙うのは許そう。その程度、覚悟せずにアメリカ組んだりまで来たわけじゃあねえ!だがな、この列車にはアメリカ人も乗っているんだぜ?同胞まで見殺しにするのがてめらの流儀か!?」
花井の制止する間もなく、熱血漢の飛田が屋根に上って啖呵を切った!
無謀、しかし、痛快!
その快男児を狙った弾丸が空を切った。
飛田が避けたのではない。なんと、機関車の重みに耐え切れず、列車は再び死のダイヴへと動き出したのだ!!
危うし、海原イレヴン!!

10月19日
10月13日の公約、イカ塩辛のパスタ。
作ったのは18日だが、昨日は更新などせずに寝たので、あらためて本日報告。
塩辛を漬始めたのは11日だから、丁度一週間目の、これは熟成塩辛だ。
にんにく、オリーブオイルでさっと火を通したパスタに塩辛を和える。<写真1>
そして、かる〜く火を通した完成品がこれだ。<写真2>
風味は、イカ墨パスタと同じカンジ。
当然、生臭さはもっと上だが、コクもまた、塩辛パスタのほうが強いと言えよう。
うん、旨い。想像通り行き過ぎたきらいはあるにせよ、旨いことに変わりは無い。
一つ想像外だったのは、イカの身。
加熱して硬くなるのを想像していたのだが、これが歯応えが全く無く、歯の間でねっとりと柔らかくつぶれるのだ。
塩漬にすることによってアミノ酸分解が進み、もはや弾力を保てなくなったのだろう。
新鮮なイカの弾力が失われることに悲しみを覚える向きにはお勧めできないが、パスタとの歯応えの調和という意味では、これはプラスだと、俺の歯茎の感覚は言って居るがね。
これは飽くまで好みの問題であろうなあ。
まあ、俺にとっては今回の試作、まずは成功である。
10月15日
煮物、朝喰ったら「失敗だ」と思った。
昼、弁当に入れていったら結構旨かった。
冷めてからのほうが味が染みるね〜。

10月14日
今日は筑前煮を作る。
減量を始めてから、意識して根菜を摂るようにしているのだ。
鶏、里芋、ニンジン、筍、昆布、干し椎茸。
生椎茸のほうが歯応えがいいかとも思ったが、敢えてコクのほうを取った。戻し汁も、煮るのに使った。
明日、喰おう。
10月13日
イカ墨のスパゲティがあるなら、いかの塩辛のスパゲティはどーだ?
てな疑問を解決するため、今塩辛をつけております。
イカ墨とかアンチョビとかタラコとか雲丹とか、生臭モノが合うスパゲティに、塩辛をあわせるのは結構いい発想ではないかと思うのですよ。
早速実験です。
ブルースのアドバイス。墨も一緒に混ぜちゃえば?とのこと。
黒造りにしてみました。ハイ。
一昨日捌いたイカのワタと身を塩で水出しして、昨日混ぜ込み。墨も。
今ンとこ、いい感じに行ってます。
乞うご期待。
10月12日
人間の性は悪だ との強烈な台詞とともに徒然肉が消息を絶ったのが、2003年8月31日。
それから1月半が経ったと言うわけか。
実は、財布盗られただけなんですけどね。それも、ほとんど自分の不注意のせいで。
いやあ、参った。
9月は激動の月でした。去る9月13日、職場の同僚と「3ヶ月で体重を10キロ減らせるか否か?」で賭けをすることとなり、凄いことになっていたのです。
今、97キロだから、12月3日の時点で87キロ目標ね、とそいつと約束した直後、体重量ったら99キロでした。
12キロ減量・・・・がーん。
ま、約束ですから。
で、今日の朝、乾燥重量89.5キロ。最終計量は昼食後、服着た状態という契約ですから、乾燥重量85キロくらいまでは下げておかなければなりません。
で、現時刻の体重、92キロ。
・・・・・てへっ!焼肉食べちゃった。

古い徒然肉

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