4月26日
25日焼肉。26日飲み会。胃が痛い。
このうち、25日の焼肉の話をしよう。そのほうが面白い。
1ヶ月ほど前、職場のヤツが「亀スープ見つけた〜!」と。
亀スープ・・・ウミガメ喰いはワシントン条約で禁止されてるし、スッポンじゃありきたりだしな・・・果たしてなんなのよ?
気になるところだ。
おまけに、焼肉屋のサイドメニューだという。
看板に明記されているから間違いないという。
俺とそいつの都合が中々合わずに、1ヵ月半の歳日が流れた。
そして、4/25
俺はあちこちで言って廻った。
亀スープ喰ったことあるかい?これから行くのさ。おめえらもどうだ?
ゲテモノの予感に尻込みする奴らを尻目に、尻に帆かけて3人ほどで出かけた。
その看板というのが、こちらだ。
げッ、げぇ〜〜!!
4月23日
籤は神聖なもの。
人間の責任を超える重大事の決定のため、神意を確かめるために古代から行われてきたのが口寄せや御神託、占いであった。
しかし、これらは人の口や占いの解釈が介在するため、その神意を純粋に伝えることは出来ない。
権力者の意向という不純物が混じりこんでしまうわけだが、というかむしろそのためにあった。独裁のためにあったわけだ。
誰の目にも明らか、絶対に人為の介入しない方法をとる籤は、誰にも平等で美しい。籤の発明は民主主義の発明にも似ている。
御神託から御籤への変化は神の下での平等を意味したわけだ。
ところで現代人の諸君。人間の能力に関り無く、万人平等対等な条件で対立した利害を解決しなければならないとき、アナタならどうやって選ぶ?
ジャンケンだよな?
少なくとも、俺はそう。
籤と同じくらい平等で、それ故に同じくらい神聖。けれど、ジャンケンには神意が込められる余地が、無い。
伏せて、あるいは隠してシャッフルすると言う過程を持たず、全てが表に曝け出されたまま、人間が自分の意思で決めたジャンケンの手だけが結果を左右する。
人為だけしかない筈なのに、しかし平等である。
お互いが自分の手に責任を負うわけだから、文句の出ようも無い。
完璧なるシステム。もはや神は要らない。
ニーチェの登場を待つまでも無く、ジャンケンによって神は死んでいたのだ。
じんいがしんいをこえたしゅんかんだ。
法王選挙もジャンケンで決めりゃ早ええのにな。
4月19日
3日から16日間徒然肉の更新が無かった。
これは仕方が無いのだ。
なぜなら、この間、ローマ教皇は空位だったからな。
以前このコーナーでも告白したとおり、俺は反キリスト秘密結社「赤い聖杯」のエージェントだ。
この組織は13世紀にエチオピアで反ローマ教会、反カトリックとして誕生したのだが、その後プロテスタント、ギリシア正教会との確執、ルネッサンスにおける人間主義との交流を経て、反キリスト組織へと変貌を遂げたのだ。
この2週間は、教皇を決めるコンクラーベの裏面で行われる教会内の派閥争いに乗じてローマ教会の弱体化を図るミッションに参加していたのだ。
だが、今回は俺の負けだ。
バチカン地下水道を血で洗った戦いの末、ローマ教会最後の切り札ミッション・インポッシブル(「不可能を可能にする伝道師」の意)と揉み合ったまま地上に吹き上げられた俺は、そこでコンクラーベの終了を意味する白い煙が上がるのを目にしたのだ!!
俺は、ミッション・インポッシブルの首筋を捉えた手刀を下ろし、また彼も俺の首に絡んだロザリオをほどいた。
ベネディクト16世は78歳。次の我々の勝負はそう遠くない未来だろう。
次こそは決着をつけよう。さらば!さらば好敵手!!
4月3日
花見をした。花はなかった。蕾ばかり。「花なら蕾」とか言うと微妙な語弊があってアレだが、まぁ、なんというかアレだ。どうせいつも花なんか見てねえ。
花見以外の目的はほぼ果たしたので問題ない。親分の風邪で会えなかったのが残念だが。
初参加の小山田さん、お久しぶりのフニャモラー、最近定着のNatzkAさん、朱狗さん。
そして、予想外に飛び入り参加し、会うなり「アレ、お前なんでいるの?」とフニャモラーに言われたアイツ。
それはそうと、そのとき既にあの男は死んでいた模様。俺は知らなかったが。話題が出なかったところを見ると、他の連中も知らなかったと見える。
ジョン=ポールUは3日未明に死亡。後に残ったのはジョージとリンゴだけか?・・・判って言ってるんだぞ。ツッコミ無用だ。
とにかく、全世界10億のカトリック教徒が悲しみにくれているらしい。
ほぼ同数の非カトリッククリスチャンはともかくとして、20数億のアンチクライストたちはどう思っているのだろう?過去の紛争でヨハネ=パウロが介入したことがある地域と無い地域では印象がまるで違うだろうが。
とにかく、実際に執務できない老害的なトップが変わるのはいいことじゃないだろうか。
新法王選挙はまたいろいろな思惑が絡み、利権が交差して大変であろうが、枢機卿諸君には「根競べ」だと思って頑張っていただきたい。
この駄洒落にて今日の雑記、締め。
4月2日
前述の従兄弟の結婚式の引き出物は商品カタログであった。
最近の引き出物はこの形式が多いが、帰りの荷物軽減、商品の選択性という意味でとてもいいことだ。
おまけに、引き出物の最大の特徴も生かし切っているし。
特徴、それは、如何様にも実用性が低いということだ!
カタログ見てて、アレも使えねえコレも使えねえ、と帯に短したすきに流しを実感する。
使わない物か、もしくは足りているものばかりだ。だから、適当に頼んだ。何を頼んだかも、今日届くまで忘れていたほどだ。
来た物。それはクーラーバッグであった。
そうか、コレ頼んだったっけか・・・・・
奇しくも、3日は花見。まだ咲ききってないけど。
まあ、いいか。使えないこともないじゃないか。
つーわけで、3日、コレ持って行きます。
3月24日
先週の土曜日、従兄弟の結婚式があったので静岡に言った。
帰りに清水港に寄ったので、ソロで食べバカってみた。
この季節、静岡で海産物といえば、もちろん桜海老。
市場では桜海老フェアを行っていた。
静岡の桜海老のかき揚げ天はとにかくウマイ!と最近読んだマンガに描いてあったので、とりあえず市場のうどん屋で天ぷらうどんを注文することに。
うどんは普通のと稲庭が選べるそうなので、稲庭風でお願いした。
それが、コレ
すっげえサックリとした仕上がりのコクのあるかき揚げ。
ただ単にウマイ。
ちなみに、生桜海老の鮨も食す。
こちらは・・・悪くは無いんだが、今ひとつ。桜海老の旨味は干したり加熱したりした方が出るだろうって事と、生のままでは身よりも殻などの雑身のほうが気になってしまうので、鮨としては甘エビやぼたんエビにはかなわないとなってしまうことが残念だ。
とにかく、静岡の桜海老かき揚げは俺の心の食べバカノートに確かに一項目設けて記されたのは確かだ。
3月13日
久々の大人数食べ。全部で7人。
7人の侍、荒野の7人、Gメン75などいろいろな呼び名をブルース、杉並と出し合ったが、俺は7人と言えばまずワイルドセブン。
そういえば、今マイルドセブンが復刻されて愛蔵版で本屋に並んでいますなぁ。
永井豪のギャグ漫画はその時分が一番切れていたと思うのだが、如何に?
一般的にはそれより前のギャグ漫画のほうが論評の俎上に乗る事が多いようだが。
で、結局池袋の台湾料理「南北亭」(旧小調後に出来た店)で喰らった。
いつもの店で、なんら発見はないのだが、いつもどおりの旨さに喜びを感じることも当然可能。今回はいろいろと「お祝い」要素が強いため、無茶な食べバカはちょいと自粛ということで。
看板の揚げパンはいつもと変わらぬおいしさであったが、もう一つの定番である醤油蜆は、妙にコクがあって、いままでのよりもおいしいと、俺と杉並は思ったのだが、他の参加者のみなさんはどうだろうか?
3月8日
久しぶりにカレーでも作ろうかと思った。
タマネギは、この間大量に炒めた残りが冷凍してある。ラム肉が冷凍庫で長い間眠っている。スパイスも最低限必要な4種くらいは揃ってる。
ヨーグルト買ってくればインド風のラムカレーが作れる。と思った。
と、ガサガサ探していたらグリーンカレーペーストが出てきた。
タイ風のグリーンカレーは、このペーストにココナッツミルクを混ぜれば出来上がりというインスタントのようなお手軽料理だ。折角盛り上がった「カレー作るぞ」熱が台無しではないか!しかし、
普段なら普通に置いてないはずのココナッツミルクの缶詰があった。つい、意味もなく買っていたのだろう。
水が低きに流れた。
具に、ひき肉、トマト、ナス、筍。それっぽいものを入れてただ単に火を通した。
本当に、なんと手間の掛からない。ルーで作るカレーの1/3くらいの手間で完成してしまう。一生懸命煮込む人と較べたら、かかる時間は1/3より更に短い。
でも、旨かった。しょうがない。これでパクチーがあったら、他所でグリーンカレー喰う必要ないと思うほど、店で食うのと同じ味だった。
2日の超音波炊きの追報告。
なんと、最初に失敗したのは内ブタと本体の間に品質保持のため挟みこまれていたパラフィン紙に気づかずそれをつけたまま炊いたせいで圧力の調整がうまくいっていなかったからであることが判明。
紙を取り外して炊いたら、間違いなく、前に使っていたIHジャーの全盛期の頃より旨かった。
炊飯器の技術は常に進歩を続けているらしい。
ビバ!超音波。
ビバはイタリア語で超音波は日本語だが。
3月2日
超音波で飯が炊けるか?
今まで使っていた電子炊飯器が、内釜のテフロンが剥がれて飯がまずくなったので、買い換えてみた。
前のも今度のもIHジャーだが、今度はそれに加えてなんと、“超音波炊き”である。
加熱前の米の吸水と蒸らしのときに超音波の働きで米の旨味を引き出す、という謳い文句に釣られて、ちょいと高めのを買ってしまったのだ。
一回目の試用は、水が多すぎて失敗。前の炊飯器用に磨いでセットしていた米と水をそのまま移し変えたのがいかんらしい。
今度は、きっちりと水を量って炊いてみることにするが、
超音波の実力や、如何に!?
2月22日
飛蚊症って知ってるかい?
最近俺の視界でイキに暴れまわっているぜ。
今も眼ン中荒れ放題。ボヤボヤしてると裏側からベリベリだ!
どっちもどっちも!どっちもどっちも!!
てなわけで、ホントに飛蚊症で網膜剥離の心配があったので眼科医受診した。
結果、眼底検査までやって網膜には異常なし。ホッと胸をなでおろしたの由。
眼底検査に先立って、瞳孔を開く薬を点眼されたあと待合室で本を読みながら待っていたら、段々字がぼやけて読み辛くなっていくのが面白いと同時に実にもどかしかった。遠くは良く見えるままなのに。
これが老眼というヤツなのだな、と納得。
眼が復活して字が読めるまでが実にイラツキ。活字中毒である自分を再認識した。
2月16日
冷蔵庫にオージービーフの大きな塊があった。
ステーキにしたり、シチュウにしたりと使ったが、飽きたので使わなくなった。
昨日、なんか変色が始まっているのを確認。あわててミートソースにした。
ミートソースなら、当然ミンチだ。どこかにしまってあるミンサーを
探すよりは面倒がなかろうかと、包丁で叩いてミンチに。
終ってみると結構な手間で、やっぱりミンサー出すべきだったような気がする。
人は皆、判断の誤りを取り返しが聞かなくなってから気づくものだ。
戦争ってのはそうしたものだろう。
2月13日
久しぶりの更新です。食べバカ2で吉田うどんの紹介がようやく書けました。
長い1ヶ月であった。
古い徒然肉
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