11月27日
で、ウミウシは旨いのか?

…や、なんか、ダイバーの間でウミウシの観察ブームとか聞いたんで、ここであえて食べバカ的に発言してみた。
ネコよりもウミネコの方が旨いようである。
であれば、ウミウシは牛より旨い?
じゃあ海豚は豚より旨いのか?とかそういうのは抜きにして、実に興味あるウミウシの味。

こんな時のウィキペディア。
…ウミウシは食用に適さず、とある。
そっか、そうだよな。アレだけ動きの鈍い生き物だ。旨ければナマコのように特定の調理法が確立されて、もっと有名になっているよな。

しかし、ウィキには、それをあえて喰った研究者の話も載っている。
煮るとちっちゃくなって、味が無くて噛み切れない、だそうである。

って、オイ!この談話を発した研究者って、昭和天皇だってよ!オイ!!
いいのかよ?天皇がそんなもの喰って!?

ちょっと感動した。さすが昭和天皇。褒めて差し上げたいが、この人は褒めにくい。
よっ!社長!とか、よっ!大臣!とか言っても格下げになってしまうからなあ。
このウミウシにしたって、研究のためとか言ってるけど、きっとおいしそうだから食べたんだ。食欲には勝てなかったんだろうと思う。
そういう意味では食べまくりバカだが…俺たちにとってはこの「バカ」は賛辞なのだが…
おおっぴらに彼をバカと呼ぶと、なんか不敬とかどうでもいいことを言われそうで嫌だね、全く。

よっ!天皇!この…食べまくりバカ!!
11月23日
新嘗祭の日は、大藪晴彦と松田優作に、感謝、感謝。

それはそうと、豚のおっぱいの肉を喰った。
肉屋で安かったので。
牛のおっぱいの肉はたまに置いてある焼肉屋があるので、何度か喰ったが、実にチーズ臭い。
牛乳臭いと言うのが本当なのだろうが、それの煮詰まったような、さらに血の臭みも混じるのでまさにチーズ臭いと言った風情だ。
ところが、豚はそうでもなかったのよ。
豚の乳というものを飲んだことが無いので知らないが、類推すると豚乳は牛乳よりも臭わないということなのだろうか?
その肉屋では、さらに安く豚マメ(腎臓)も売っていたが、どうやって使っていいのか解らなかったのでスルー。
パイにしろとでも言うのか?とにかく需要が無いのか、まあ、安い。グラム30円くらい。

それはそうと、18日に振った「航時軍団」の話であるが、じっくり読ましてもらうといっておいてアレだが、翌日が出張だったので電車の中で読み終えた。意外と薄い本だったので。
まあ、あれだ。ありがちな話だな。
つまり古典だ。みんな、これを真似して、このテーマをありがちにしたのだろう。確かに面白い。そして、設定の煮詰め方は後発の時間テーマのSFよりしっかりしている。
そういう真似しやすいところで後発が劣ってどうする?
こういうテーマの走りである古典は絶版にしちゃ駄目だよ、早川さん。

ちなみに冒頭の一文、「金狼感謝の日」と言うシャレである。

11月18日
うー、寒い。鍋の季節だな。
でも、恒例あんこう鍋はまだもう少し先、12月と言うことになるだろう。
恒例だけに。

アマゾンドットコムで「航時軍団」ジャック・ウィリアムスン著を手に入れる。
古いハヤカワSF。昭和54年発行とある。もちろん今は絶版だ。
月刊少年マガジンやその増刊でミステリマンガを描いている加藤元浩がその作中で言及し「オススメ!」と言っていた本だ。
そこでは、「現在は入手困難だが…」と言われていたが、アマゾンドットコムは一撃で古本を探し出す、現代の雷だ。
不可能は無い。
じっくりと読ましてもらう。

しかし、“もちろん”今は絶版…と書いてしまったが、よく考えると同時代に出版された作品も、版を変えたりものによっては訳まで変えていまでも出版されている本が意外といっぱいあるぞ。
名作は語り継がれると言うことか。
では「航時軍団」は名作ではないと言うことか?
まあ、読めば解る。
11月16日
13日に大久保に行ったとき、百人町を歩いていると、目の前を歩いているおっさんが大声で鴨肉賛歌。
「とにかく、鴨はうまいんだ!葱で鍋とかにしたらもう言うことがないんだ。鴨と葱があれば他は何も無くていいんだ。鴨にはとにかく葱で…とにかく鴨はうまいんだ!だから、鴨が葱背負って、ていうだろ、それくらいうまいって事なんだよ。とにかく鴨はうまいんだよ。これがまた葱と合う…」
ホントにこんな感じ。マジ、エンドレス。
その2人が急に曲がってとある店に吸い込まれていくのを見て、間髪いれず吹き出すブルース。
確かに面白おかしい、変な話だが、それほど笑うほどでは…と一瞬疑問を感じた俺だが、その二人が入った店の看板を見上げて、納得。
ああ、そうか。
「あのおっさん、鴨葱喰う話したまま、てめえがカモになることに気づいてねえのか!?」
2人が入ったのはパチンコ店。
「シュール!超シュール」
パチンコはネギを背負ったカモの遊技場である。この場合のネギは財布である。

武橋洞でも、面白い人間の宝庫であった。
タクシー代2600円に26000円払ってしまった後輩と、行きつけの飲み屋に可愛い子がいると呼ばれて行ったらババアばかりで5万円も取りやがったと怒る先輩のコンビ。
結局、その日も2人して同じ店に行こうとして、しかし武橋洞のおやじにもっと安い知り合いの店を紹介してもらった様子。

隣の席では、小学生と大人3人。大人たちに仕切りと自作のクイズを出しては悦に入っている様子。見たところ5,6年生くらいだが、数字ダジャレのクイズばかりで歳の割りになんとレベルの低い、と思っていたらなんと2年生とのこと。
えー、お年の割りに、なんと利発そうなお坊ちゃんで…

小学生が捌けると、今度は見るからにオタクな3人の男。話題もオタク。そこへ女3人。
こいつらも見るからにオタク。
そして、言わずと知れた俺とブルースもオタク。
うわあ、この瞬間、店の客、オタク率100パーセント。
おまけに、こっちのテーブルでブルースが何気なくグレンラガンの話をしたら、10秒後にあっちのテーブルでもグレンラガンの話が盛り上がった。
打ち合わせなどしていないのに。
イヤなシンクロ。

そのあとは、何故かオタクの話を続けてしまう。俺の行っている空手道場の師範の一人がオタク。俺がオタクということを知ってからやたらガンダムネタを振る。
稽古中でも構わず振る。
攻撃技の練習のときにやたら「狙い撃つ!」「狙い撃つ!」と…う、うるせー!!
みたいな話でブルースがやたらとバカ受け。
今思うと大した話じゃないが、あの時は酔っていたから仕方が無い。

というわけで、意味も無い人間観察の日であった。

武橋洞は全く変わらぬおいしさであったよ。
しかし、改装とかで店を中断したことは無いと言われた。あれ?昔俺たちが「武橋洞閉店した!」とか騒いだときのあれは何だったのかしら?


11月13日
大久保界隈で飯を喰う。
前はよく、この辺り。新大久保から西武新宿に掛けての一帯を歩き回って飯屋を探したものだが。

武橋洞 この武橋洞と言う店が気に入って、ブルースと2回くらい行ったのだが、ちょっと間を空けている間になくなってしまった。

今回は、そういう店がこの界隈なら探せばまだあるだろうということでの探求。

歩き回りながら、横道とか覗いても、店はいくらでもある。あるにはあるんだが、しかし、なんか違うんだよな。
求めているものと、根本的に何かが違う。
てなことを言っている間に、自然と足は武橋洞跡地へ…

結論から言います。
武橋洞はそこにあった!!
え、なんで?

今時間がないので詳細はまた後日
11月11日
やべえ。
やべえ、山崎パンのチョコブラウニー、マジやべえ。
減量中なので、甘いものを買う。
甘いものが冷蔵庫に入っていると安心して買ったり食べたりせずに済むという論理だ。
これが俺のロジックだ。
ところがこれが、喰ってしまった。いっぺんに。
ロジックじゃねえマジックだ。
不思議と喰ってしまったんだ、いっぺんに。
チョコが濃くて、食感がざらついていて、如何にもチョコでケーキはおまけだ。これこそがチョコレートケーキだ。
だkらやべえ、山崎パン「とっておき宣言」のチョコブラウニー。

まさに、うまいまずいではなく、好みの問題だ。

11月9日
というわけで、もう一度栃木へ。
今度は宇都宮へ。
掲示板で栃木の人が教えてくれた、石田屋焼きそば店で焼きそばを喰らう。
小、中、大、特大とサイズがあって、更に野菜、ハム、肉、卵のトッピングを順次増やすと値段が上がっていくシステム。
全部具の入ったミックスを、俺は特大、親分とブルースは大で頼んだわけだが、思っていたよりも一段階ずつボリュームが違う。
でかい方に。
太めでしっかりした歯応えのある麺。分厚い豚肉。
麺もボリューム、具もボリューム、盛りもボリューム。
薄味で、テーブル上でソースを掛けて味の調節ができるようになっている。
これは納得。濃い味なら食べきれない人多いだろうな。

そんで、時間が中途半端になってしまったので、結局帰りがてら、また佐野でラーメン。
佐野ラーメンは2度目だが、前回は“変わっている”と自称他称されている店で喰って酷評したので、このまま終わっては佐野ラーメンに対してアンフェアだろうと、また別の店で喰ったもの。

親分は、醤油ラーメン系統ではこういう麺はまあ、あり。という評価だったが、俺とブルースは「もう、佐野ラーメンは食べない」であった。…ちょっと、あの麺はねーよ。

ただ、その店の本棚には95パーセント本宮ひろ志だったのは笑った。
どんだけすきなんだよ?
「ドン〜極道水滸伝」読んだのなんて、何年ぶりだろう。
11月8日
食べバカ更新。
前回は越後新潟県。
今回は加賀石川県だ。そして、越中富山も少し入っているよ。
、あるで北陸紀行みたいだが、いつもどおりの行き当たりばったりの結果で、特に意味は無いよ。

そして、読み返すと、今回のレビューは「旨い」「旨い」の繰り返しみたいだね。
一体どんなデブやだよ。芸が無いッたらありゃしないよ!

ちなみに石塚英彦は旨いものを喰うと思わず「うまッ!」と言ってしまうらしいね。
喰っていきなり「まいう〜」とか言ってる時はそれほどおいしくないってことか?

まあいい。
これをアップする寸前に親分とブルースから連絡があって、突然明日栃木に行くことになった。
また栃木かよ!?
まあ、前回は佐野、今回は宇都宮だ。
今度こそ、ななしの栃木県民さんが書いてくれた焼きそばを喰いにいくぞ!

オヤスミ…
11月2日
食べバカ更新。
今度は長岡名物イタリアン。
こうして書くと、新潟おバカ旅行を思い出して胸は熱くならないが腹が厚くなる。
こういうさらっと紹介できて、なおかつ珍しいものに当たるといろいろと嬉しい。
こないだも栃木で焼きそばと揚げ芋の店(といっても売店)に行って、帰りに勢いで焼きそばの本を買ってしまった。
日本中にご当地やきそばあるねえ。何故か栃木は焼きそばの宝庫。
いろいろと焼きそば行脚もしたくなってきたよ。
どこかでひっそり焼かれてる、焼きそばを探しています。
私たちは焼きそばの申し子です。名前は食べまくりバカです。もうすぐあなたの住む町へも、焼きそばを食べに行くかもしれません。
ので、求む!焼きそば情報。

古い徒然肉

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