8月24日
ブレイブボードを買ってみた。
昔ッからバランス感覚が悪く、バランスものは避けてきた俺だが、スポーツ品店で並んでいたのを見て、意味は無いが無性に欲しくなったので買ってしまった。
面白い。
毎日短時間でも練習していると、結構乗れるようになる。段々上達していくことが自覚できて、面白い。
この感覚、初めて自転車に乗れるようになった時、バタフライが泳げるようになった時、を思い出した。
新しい身体感覚を身につけるとは、こんなにも面白いことなのか。

8月23日
今、東京12チャンネル(現テレビ東京)の「午後のロードショー」がアツい。
いや、まあ、この局の洋画枠は昔っからいろんな意味で凄いのだが、この平日昼の、ゴールデンタイムじゃないから無理に大作映画を持ってこなくていい時間帯に流す映画は、更に曲者。
来週月〜木、再来週月、火でロッキー6部作を全て流すというから、これは是非ミネバ。
一気に見ると、シルベスタスタローンという男の、一生涯を俯瞰することになるのでは?
まだスタローンは生きてるけどね。

で、今日は「バレット・モンク」であった。
タイトルだけで、昔映画館で見たことを即座に思い出した。
今や「三国志」などで世界的俳優になってしまったアンディ・ラウが、筋肉ムキムキの生臭坊主を演じ、霊能力を使って難事件を解決していく中で、仏教のカルマについて考えさせるという怪作だった。
一番怪しいのは、アンディが筋肉ムキムキを演じるのに当たって、筋肉の着ぐるみを纏っているところだ。
爆笑させながら、アクションは香港の「本物」、ストーリーだけかってにどんどん重くなっていく、という衝撃作だった……と記憶している。

記憶というのは、主を裏切る。俺の場合は特に。
アンディ・ラウではなかった。主演はチョウ・ユンファだ。
チョウ・ユンファ扮するチベット僧が、仏教の秘奥を秘めた巻物を巡ってナチ残党と闘うハナシであった。
俺は、いつチョウ・ユンファが服を脱いであの見事な(そして見るからに作り物の)筋肉を披露してくれるのかと、それを楽しみにしながら見ていた。しして、ユンファは、脱がなかった。
調べると、アンディ主演の、俺が記憶する映画とは、「マッスル・モンク」という、名前は似ているが、全然別の関係ない映画であった。
この二人、チョウの「ゴッドギャンブラー」(原題:賭神)に対しアンディの「ダンディギャンブラー」(原題:賭侠)など、いろいろと混乱を誘う絡みが多い。
ところで、「マッスル・モンク」を映画館で見たときは、ブルースも一緒だったと思うが、如何?

8月10日
参加者全員の都合がイマイチ同機せず、福島行きは少し延期っぽい。
まあ、いずれ行く。乞うご期待。

そういえば、数日前だが、映画「マチェーテ」を見た。
悪党面した主人公の元メキシコ連邦捜査官が、マチェーテ(山刀)をぶん回して悪党どもの首をコロコロ斬りおとして行く痛快巨編である。
ホンモノの痛快巨編。多分、「痛快」に重きを置くために、他の要素のほとんどを切り捨てたような。
ラストの敵味方分かれての大乱戦がカッコイイ。主要メンバーの武器とかコスチュームがとにかくカッコイイ。
で、ラストにそういうカッコをさせるにはどう持って行ったらいいか?だけを考えてストーリー作っている感じ。
スティーブン・セガールが悪役なのも新鮮。しかし、こいつは面もキャラ付けも本来悪役向きなので、ある意味とても自然であった。
主役のトレホがとにかく悪役面で強くて怖そうなので、バランスを取れるラスボス役がほかに思いつかない。
さすが、ロドリゲスとタランティーノである。
バカ映画好きは必見。
ブルースが未見なら、DVD貸そうか?

7月31日
福島に行くかも…と立ち上げたのは2週間前か。
未定。
立ち消えにはなっていないので、期待していた方は、まだまだ乞ご期待ということでよろしく。

ところで、軍足いいな。
足指がフリーなところがいい。
硬い靴や靴下で足指の自由度を奪っていると、そのうち足指を怪我する。
裸足時間を持つことが、当然最適の対処法だが、それがかなわないならせめて、軍足をお勧めしたい。
7月17日
縁は異なもの。
思わぬところで、意外な再開をしてしまうものである。
ブルースのPCが熱暴走を起こし昇天したとのことで、買い替えに付き合った。
コンピューターは秋葉原ってところで買えるらしい。
予算を数千円超過したのを、ねだるように強引に値引きさせ、購入したあと、飯食うにも中途半端な時間をもてあまし、さて、どうしようかというところで、
ところも何故か喫煙所で
いきなり声かけられた。
「いやー、どうも、お久しぶりです」と。
誰だ?……むしろ、どっちだ?どっちの知り合いだ?
と、お互い顔を見合わせたあとでまた、声の主に目を戻すと、
どっちも、だった。共通の友人だ。それも直接会うのは3,4年ぶりじゃないか。という旧友。
共通の趣味で、数年前は毎週会っていたヤツだ。
ホント懐かしい。いや、数分立ち話しているうちに全然懐かしくはなくなった。長いこと会っていない、という感覚は全く無くなり、ホントに毎週会っていたときのノリに戻ったからだ。
まあ、立ち話もなんだから、つーことで、少し歩いて御徒町の土風炉に入った。
まだ5時前で、開いてる飲み屋が他に無かったからで、特に意味は無い。
実に面白いヤツで、久しぶりだがとにかく面白い話を交わしていたのだが、内輪の話なので特にここに書くようなことではないが、一つ、決まったことがある。
今度、馴染みの店に行くことになった。
とと炉だ。
前日、俺からブルースに「とと炉に行こう」と振ったのだが、一言の元に断られた。
「今の放射能状況が判っているのか!?バカー」であった。
と、その話を土風炉で出したところ、「行きましょうよ!ボランティアなんて柄じゃないが、この時期に福島県に行って、何もせずに酒だけ飲んできた、なんて最高の話のネタじゃないですか。20年はこの話だけで持たせられますよ」と、そいつは言うのだ。
酒の勢いも手伝って、その場の3人で近日中に福島に行くことになった。
よく考えると……酔ってたし……と誰かが言い出さない限り、近いうちにとと炉に行った記録を上げられることと思う。

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