11月29日
今日はいい肉の日。素晴らしい。
今週のハチワンダイバーは凄かった。
久々にマンガで魂が震えた。
普段買わないヤングジャンプをとりあえず買った。
買って帰ったから、他のマンガもとりあえず読んだ。
ゴミにしか見えない。今、他のマンガ読んでもゴミにしか見えない。
主人公菅田の変貌の瞬間である。このマンガを菅田とそよの物語だと読んでいたら、今週の話は谷間の話かもしれない。
しかし、これは菅田と将棋の話である。菅田と鬼将会の物語ですらない。菅田と将棋の物語である。
ハチワンダイバーというタイトルの本当の凄みが、ついに今回出た。
物語のキモとなる山場である。その、前舞台である。
バキが死刑囚と戦っても、古代生物と闘っても、勇次郎よりも強くなったという説得力は最後まで出せなかった。
しかし、今、菅田が谷生よりぶっちぎりで強くなっても、全然違和感がない。
今回はそういう話だ。
読んでない人には何を言われているかも解らないだろう。
コミックスで楽しみに読んでいる人には、失礼をした。
しかし、今回は凄い。
今回のハチワンダイバーは本当に凄い。
とりあえず、この日記を書き終わったら早速ネット将棋を指すよ。

11月28日
昨日の戦車に肉薄、であるが、俺はパイナップルアーミーで説明していた地雷を持って運んで戦車に取り付く日本軍方式、の印象が強い。
俺の脳内イメージでは、地雷を小脇に抱え、砲弾飛び交う中を弾着をサイドステップでかわしながらまっしぐらに前進する絵がある。
解る人は解ると思うが、疾風アイアンリーガーのOPのブルアーマーだな。


11月27日
意外だが、戦車の天敵は歩兵である。
肉薄してキャタピラ壊すんだと。

タイの象に似ているな。
古代タイつーかシャムでは、象軍団が最強部隊だが、その足下に接近した決死隊が象の足の腱を切断する。衛兵隊がそれを阻止すると言った攻防が一番アツいんだそうな。
この決死隊は外人部隊が多く、山田長政率いる武士団はこの傭兵稼業で成功し、シャム日本人街を築いたんだとか。
ところで、タイ映画「トムヤムクン」によると、この象の足を守る衛兵が使っていた戦闘術こそが古式ムエタイ「ムエ・ボーラン」だとのこと。
つまり、サムライVSムエタイ戦士!ムエタイサブミッションVS組手甲冑術である。
燃える。滅茶苦茶燃える。誰か映画にしろ。
11月26日
ここのところ、この徒然肉に書こうが書くまいがエキサイティングな週末が続いてはいたのだが、この3連休に到って失速。
寝て過ごした。
と言っても、最終日25日の前半は餅つきの準備に費やしたよ。
12月9日は町内餅つき大会の日なので、今から倉庫の置くから臼を引っ張り出し、お湯を張っておく。
木臼なので、こうして1年の埃を木の間から染み出させ、また、乾燥で入ったヒビを湿らせて埋めるために。
去年40臼ついて全部はけたので、今年は50臼つくことに。
「誰がそんなにつくんだよ!?」という尤もな意見が飛び出したところで、ついつい腹の中の天邪鬼が頭をもたげ「俺。俺が15臼つく」と宣言してしまったので、今年はちときついか。
ハンマートレーニングだと思えば、まあいいか。
しかし、23日に一緒に馬肉を喰った義兄は95キロの巨漢でビールの王冠を親指で曲げる怪力の持ち主なのに、つくより返しの方を率先してやっているのだ。どうよ?
たしかに、連続で返しをやっていくと、意外とつき手よりも握力が必要なことは解るのだがな。


11月23日
最近映画づいてる勢いで、ついに地元以外で見始めた。
渋谷の映画館でインドネシア映画「ザ・レイド」を見た。
インドネシアの伝統武術シラットを武器に最初ッから最後までアクションしかしない映画という評判。
22日で大方の公開は終わり、23日は近郊では渋谷のみ。
渋谷には似合わないと言われ続けたこの俺、ANNEのJOE道に迷う。
予告編の頭、見逃した。
まあ、それはそうと、評判にたがわぬアクションの連続。
闇黒街のボスが住む高層ビルに20人の武装警官が突入してすぐ罠にはまり、ホンの数人になるまで上映開始後10分。ビルの住人が次々襲い掛かるのを倒し続けるのに残り全部だ。
ビルしか舞台がない。
アクションは本当に凄い。敵も見方も体術が一流。命懸けのスタントであらゆる方法で殺しあう。全く手抜きなしの刺激的なアクションが、
しかし、緩急ナシで続くと飽きるんだな。
こんな刺激的なのに眠くなるなんて……
驚きだったぜ。

帰りには勢いでレイドTシャツ買っちゃったけど。

渋谷行く途中で姉夫婦に誘われ、川崎に戻るなり馬肉専門店で夕食を喰うハメに。
とてもおいしかったので近日食べバカに公開予定。

11月22日
今日はいい夫婦に日らしいな。
いったい、11月にいくつの「いい○○の日」を作るつもりなのか?
なんにせよ、11月29日には「いい肉の日」で話題を始める予定。
いいよな?

結局、のぼうの城は2日前に見た。
参ったな。ここ1ヶ月で何本も映画を見たが、正直こののぼうの城が一番面白かった。
大きな演出も、細かい演出も、痛快なところも、ほろりとさせるところも、全部だ。
時代劇にはまだこれだけの力がある。テレビ番組からの延長でお茶を濁さずに、映画にはもっと頑張ってもらいたい。
これならば、「ハリウッドよ!これが時代劇だ」と胸を張ってもいいと思う。
映画という大画面ならではの迫力もある。スペクタクルという概念を洋画からの借り物にせずに、日本映画ならではの手法でこれだけのことが出来るのだ。

この映画、90点である。
マイナス10点は映画の責任ではない。俺が、この俺が埼玉県人、行田市民ではない故の減点だ。地元民はもっともっと楽しめるように出来ている。
羨ましい。
しかし、俺が地元側にまわれるセリフもあったぞ。
「坂東武者の武勇をお見せいたす」
かつては、関東の戦士はその荒々しさを恐れられていたのだ。
関東モン、激しさを取り戻せ。

11月19日
埼玉県はのぼうの城で町起こすつもりか?
とくに知事、必死すぎ。
しかし、多勢に無勢が好きな俺は、もし近所に地元側が無勢側で勝利した史実があったら喜んで宣伝したがるだろうから、その気持ちはよく解る。
映画で言えば、300〈スリーハンドレッド〉も燃えたな。
あとアラモとかもそうか。
しかし、無勢モノの真骨頂はワンマンアーミーだよな。
セガールとかスタローンが演じる超人がバッタバッタと無双するのも痛快だが、潜入モノもいい。
ジャンジャンジャジャンジャジャンクロードが主演したブルージーンコップの売り文句は「敵は囚人1万人」だったな。懐かしい。
エスケープフロムLAとか、そういう系譜の最新作が、今宣伝しているロックアウト。
のぼうとロック。とりあえずどちらもこれから見ると言う方向性で。

11月18日
わりと17日は激動の一日だったのだが、そのネタの全てが、俺が「このことに関する話題は徒然肉には書かないこととする」と決めた事柄に関する出来事だったので、17日は空白となる。
個人的に俺を知っているみなさんは「ああ、あのことか」と思っていただければよい。
そうでない方は、俺がディアボロのスタンドに時を飛ばされたと認識していただくのが一番つじつまの合う解釈かもしれない。

さて、11日に喰った魚沼産のコシヒカリ、略してウオコシをまた食べた。どうすれば一番旨いのかすでに解っているので、今日はそうやっていただいた。
解りやすく言うと塩結びである。しかし、海苔はつける。
とんでもなく旨い。
炊き立ての米を握って、少し強めに塩を利かすと、浸透圧の関係で肉汁ならぬ米汁が握り飯表面に浮き上がってくる。これこそが米の旨みの正体だと俺は思っているのだが、この米汁をパリパリのノリに吸わせ、しかし海苔がまだシナシナになる前に齧ると、海苔を通して塩味の聞いた米汁が舌に貼り付き、得も謂われぬ味わいを醸しだす。これが俺の米に対する回答なのだが、その上で米が旨くなるとその旨さは天井知らずだ。
やはり、握り飯は凄い。
米は米を引き立てるおかずと食べるべし、と俺は一度結論しているわけだが、このウオコシ塩むすびはそんな小賢しい理屈を超越している。
民族意識、国家意識の希薄なこの肉弾頭が、久々に宣言する。「俺はやはり、日本人なのだ」

それはそれとして、握り飯だけでは寂しいので、主食と一緒に口に入れない、独立性の高いおかずを作って食すことにした。
クリームコロッケである。
ソースをベシャメることには食欲以外の面白味を感じられるので、結構やるのだが、今回はマカロニがないので具としてソーセージを使うことにした。指で潰しながら混ぜ、粉と一緒にベシャメってから揚げた。
毎回ここで考え込んでしまうのだが、クリームコロッケの衣は、ベシャメルソースに直接パン粉をつけるべきか、溶き卵をくぐらせてからパン粉ONすべきか?
誰か自信を持って応えられる人、回答を頼む。


11月16日
昨日書いたとおり、エクスペンダブルズ2のレイトショーのチケットを買ってあったのだが、見たい映画が増加中なので、その前に仕事帰りでチネチッタの前を通りかかったのをいいことにもう一本消化することにした。
のぼうの城か009か、どちらか時間の合う方を、と思ったが……だめだ。どっちもこの回始まったばかりだ。
ゲットバックが時間的に丁度いい。
別に見たいと思っていた映画ではないが、ちょうどいいから見ようと思った。このあと、夜、エクスペンダブルズ2見ようと言うのに、一応アクションの端くれ的な、アクション俳優の端くれ的なニコラス・ケイジ主演の。
つくづく思う。何故ニコラス刑事は大作アクションの主役を張ることが多いのだろうか?肉体派でも2枚目でもない彼が?
主演暦だけ見ればエクスペンダブルズに入っていてもおかしくない。
もっとも、迫力の面で2軍だとは思うが。
てなわけで、16日はダブルヘッダーでエクスペンダブルとエクスペンダブル2軍を鑑賞したわけだ。
スタローンの一番偉いところは、筋肉でもくさい演技でもなく、常人が「いや、ちょっと待て」と考えるベタな企画や演出をそのまま押し通してしまう単純さであろう。
エクスペンダブルズの企画自体そうだが、最初にロッキーをやろうと言い出したときから、それを主武器にがんばってきた。60過ぎてもロッキーを演じるアホさがそのまま続いているこの映画はやはり面白かった。そして、心に何も残らなかった。娯楽映画ってのはこれでこそだな。
11月15日
リンカーン秘密の書鑑賞。
とても面白かった。斧アクション最高。
俺がヴァンパイアハンターになったときも斧で闘いたいと思ったくらいだ。
いや、違うな。やっぱりブラスターナックル一択だ。

エクスペンダブルス2の翌日のチケットも予約済。しかし、
96時間の続編も見たくなった。ロックアウトも見たくなった。
どれだけリュックベッソンなんだよと自分に言いたくなるが、やはり予告編の破壊力はスゲエ。
のぼうの城も段々見たくなってきたし、映画無間地獄が始まってきたぜ。
今思うと、チャンバラ好き、多勢に無勢好きの俺がのぼうの城を見ないこと自体がおかしいしな。

確かに今年は映画当たり年かもしれんな。
11月13日
なんだかんだでいろいろくだらないことがあるうちに映画を見ないでいる。
早く見なければ。リンカーンとエクスペンダブル
ところで、仮面ライダーフォーゼとメテオがSF映画で主演するとのこと。
特撮出身俳優で映画を作る東映の新ブランドの第2弾だとか。俺も知らなかったけど第1弾ではオーズの主役コンビで作られていたとか。
「ぼくが処刑される未来」11月23日公開であるが、何故か川崎ではやらない。
まあ、一応候補には入れとくとして、はやくリンカーン見なければ。

11月11日
魚沼産のコシヒカリを食す。
新潟出身の後輩に味見程度に分けてもらったので。
新潟愛の強い人で、米をくれるときも「今年は不作ですから。魚沼産の実力は本当はこんなもんじゃないですから」と強調していた。
旨すぎた。
普段は、茨城在住の親戚から送ってきた米を食しているのだが、魚沼産の流通外の米はやはり実力が違う。もちもちしすぎて、もはや違う食べ物みたいだ。
本体があまり旨すぎて、おかずと合わせようという欲求が起きない。ナスの漬物と酒盗だけで食べ終えた。
多分、塩むすびが一番旨いのであろう。そういう米だった。
旧たべまくりバカの最終回で書いたとおり、俺は茶碗を持ったままいろんなおかずを食べるのが好きな男である。この米は旨すぎるがゆえに、俺のライフスタイルとは一致しないのだ。

そう言えば以前、親分にも言われたな。「本当にいい米は、もう肉とはあわないんだよ」と。

11月9日
正義、倫理は本能に抗するものである。
何の拘束もない生き物は内なる欲求、本能に従って行動する。
本能に従う行動が悪である場合、それでも正しく生きたいものは本能に反する行動を、内なる欲求を超えるモチベーションで行う必要がある。
そのモチベーションとして正義、倫理は作成されたと俺は見る。
本能行動が善であるときは、正義、倫理は必要ない。何の縛りもなければ、その善である本能行動を進んで行うはずだからだ。

ところで、本能に反して行動するのはつらい。しかし、正義にもとる行為をするのは恥ずかしい。こういう中途半端な小市民は新しい発明を施す。
本能に沿った正義、倫理の創造である。「これは自分の利益のためにやってるんじゃない。それが正しいことだからしたがっているのだ」という言い訳をするための規範である。
だから、解るな?
自分が損する徳目=正義
自分が得する徳目=悪党の言い訳
である。
仁、信、義などはあえて負ける側につくような損の奨励なので正義であり、忠、孝、悌などは社会的強者に阿るので悪党のいいわけである。
しゃらくさい。
善と偽善が混じり合っているのを一緒くたに“徳”と呼ぶからわかりづらくなるのだ。
というわけで結論。
「弱きを助け、強きを挫く」
この一言に尽きる。
11月8日
旨み、とかコクとか言っても通じないことが多い。甘辛塩酸苦の5味以外の味を感じられない、ということはないだろうが、知らない人が多いことは確かだ。
なんのために出汁を取るというのだろう?
職場が川崎大師に近いのだが、職場の自称味にうるさい男が言った。「久寿餅好きじゃない。だって、味がないんだもの」
あれはあのねっとりしたコクがいいんであって、味はきなこと黒蜜の分担だよ!
そんなこと言ったらタレつけて喰うものはみんな、タレ舐めてれば本体要らなくなってしまう。
たしかにこの感覚は自分でダシとって、全く塩味つけてない状態から味見をしながら徐々に味付けしていかないと、その経緯を味わっておかないと身につきにくい感覚かもしれないよなあ。
というわけで、いつもの結論。
格闘技観戦を楽しみたければホンの少しでいい、その競技をかじっておけ。
味を楽しみたかったら、せめて自分の好物くらいは料理できるようになっておけ。

11月7日
ところで、昨日言及の「鬼の背中」ってなんのことだかみんなは解ってるよね?
グラップラー刃牙の父範馬勇次郎の異常に発達した背筋につけられた仇名のことさ。

ところで酒盗を買った。
小学生のとき、母親にこれを「カツオの塩辛」と言って食わされたことを思い出した。
うん、間違っていない。
当時塩辛というのはいかの塩辛しか知らず、塩辛という言葉自体が、あの食品の固有名詞的に考えていた俺は、食べてみて確か驚いたはずだ。
旨かったからだ。
もともとイカの塩辛が大好きだった俺は、「塩辛」が大好きになった。
発酵して旨みの増した珍味を小学生の頃から好む。
これが今の旨み好きに繋がっていると思う。
旨みと俺の食物史、次号へ続きます。
11月6日
悪魔のアイテム、ケトルベルを購入。
凶悪なる鉄塊。俺はこれで背筋の王になる。
背筋の王、縮めてハイキング。
徒然をサボっていたこの数日の間に2回の痛烈なる敗北を喫し、背筋の重要性を痛感したため。
ググってもらえれば解ると思うが、要するに筋トレ器具だ。正しく姿勢を固定し、勢いを使わずに筋力だけで負荷をかける従来のウェイト理論と違い、結構勢いで振り回す。
やってみると、反動を受けた拮抗筋に負荷がかかるので、受動的に鍛えられる。根性がなくても続きそうだ。
一年ほど経ったら鬼の背中をお見せする。

それはそうと、リンカーンとエクペンダブルズを見ねば。

11月1日
胃癌と直腸癌を患った人の家族のフォローで、手術後の説明を一緒に聞くはめに。
当然、切り取ったものも一緒に見るハメに。
壊死しかけて変色してた。素人目にも、このヤバさは解る。

最近食い物の話ばかり書いている中で、こんなグロな話題もどうかと思うが。
ここでモツの写真とか載せたら不謹慎、ということを理解する程度の良識はある男、肉弾頭。
ところで、11月になったところで、今月中に見る映画の宣言。
エクスペンダブルズ2とリンカーン秘密の書。
ほかに俺向きの映画って何かある?

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