2000.7.1

冬山 ・富神山(準備編

ピラミッドな形をした富神山
麓の里から見た「富神山」は こんな感じの三角形です。

前々から思っていた。
冬山に行ってみたい。出来ることならテント泊で、
最低限の荷物を背負って真っ白な景色を自分だけの物にしたい。
自然の中に溶け込んだらどんな感じがするのだろう。
降り積もる雪の中、暗く静まかえった夜に何かを見つけるかもしれない....。



練習という事で、場所は山形市の西にある綺麗な三角形をしている「富神山」に決めた。
標高は402m。夏場来た時のコースタイムは新道登山口から約25分。
はじめての冬山テント一泊にはもってこいの山だ。

しかし、経験者同行ならまだしも、一人で行くとなると、妻や、周りの友人は賛成する人もいない。
お誘いがあればいつでも行けるように装備だけは前から少しずつ揃えておいた。
テントやザックはあるのだが、問題は冬用の寝袋と深雪でもすすめるスノーシューだ。

シュラフ
いろいろ情報収集をし、ショップの人にもあれこれ聞いて悩んだあげく決めたのが、
寝袋はナンガ(国内メーカー)のダウンバック800DX。(使用温度帯は−22゜C)
春になればモンベルのダウンハガーのNEWモデル「スーパーストレッチ」が出る
と言う噂もあったが待てなかった。(当時はとても難しい選択だった。)
+ゴアのシュラフカバーも購入。

スノーシュー
スノーシューはパウダーウィングスライト。
折りたたみ可能でフレーム素材は超々ジュラルミン。(テントポールによく使われている素材)
重量は1100gと軽量で、他のメーカーに比べ、爪先・踵部の上げ下げ角度が大きく登坂能力が高い。
何よりショップにはカタログが無かったのだけど、代理店の(有)セロトーレジャパンの社長さんらしき人が
実際に登坂状況を撮ったパンフを見ていたら何となく欲しくなって買ちゃいました。

テント
4シーズンテントもいろんな種類があるが、
自分のテントはモンベルのGOREアルパインドーム2を前から使用している。
しかし、残念なことに、テント内に天井つり下げループが付いておらず、
上から小物をぶら下げることが出来ない。
試行錯誤の上、リペアシートを円状にカットし、
4φのビニールチューブをくるむようにして上部四隅に圧着した。
チューブに3mmの細引きを通し、真鍮製ろうそくランタン、
ペツルのミクロ、3システムグローブ等ぶら下げてみたが、
余裕でぶら下げることが出来た。(うれしくて一人で興奮!)

リペアシートとチューブで細引きが通る 四隅に取り付けた
リペアシートもいろいろ試してみたが、
モンベルのゴアリペアシートが
接着具合、強度ともに良かった。
適当な高さの所4ヶ所に設置。
寝転んで撮影。


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