2001. 9.28

以東岳(標高1771m)
野宴会山弱部ミニオフ登山
以東岳
森林限界間際から覗く以東岳
登山日 :平成13年9月23日(日)〜24(月)
天 候 :晴天
メンバー :夢幻猫さん、のりちん
前日は以東岳麓の大鳥池でテント泊し、AM11:00に山頂小屋目指して出発した。
コースは直登コースとオツボ峰経由コースがあるが、
直登はかなりの急という事でオツボ峰経由コースを登る。
直登・オツボ峰の分岐 意外に急坂...。
キャンプ場から水門を渡るとすぐ分岐。
オツボ峰方面はここから左へ。
直登コースは急だと聞くが、
こっちのコースもかなりの急坂だ。
まだまだ?地図見るのりちん 振り向けば大鳥池が見えた
地図も見るふりして、
休んでばかりいる”のりちん”(笑)
森林限界を超えると以東岳も視野に入り
振り返ると大鳥池も見えた。
森林限界を越えると景色がかわる 名前あるのかな?
三角峰手前。
実に気持ちがよい!
三角峰南側にあるにある岩
(2万5000図に載ってます)
ここまで見えるとは思わなかった! オツボ峰の分岐点
新潟の海が光って見える! オツボ峰到着 PM3:10

折角稜線に出たのに、またしてもバテバテのりちん(T-T)
山頂までのコースタイムは4時間。このままではかなり遅くなりそうだ。
猫さんは元気なので先に小屋に行ってもらうことにした。

スローペースで、以東岳山頂にはPM4:30到着
熊の皮を広げた大鳥池 稜線は景色がいいよねぇ〜♪
眼下に見える大鳥池
熊の皮を広げた形が特徴だ。
歩いてきた稜線
鳥海山と月山が見える
 拡大
朝日連峰の主峰大朝日岳 山頂から縦走コース
大朝日岳もくっきり! 分岐のコースと遠くに見える吾妻連峰
でぇ〜んと構える飯豊連峰 小屋でビールが売ってました!
飯豊連峰は、ひときわデカく見える。 無事小屋に着き、ビールで乾杯する。
以東小屋から見た夕日 以東小屋から見た夜景
日本海・佐渡島北側に沈む夕日 拡大 日没後、新潟の夜景が見える

夕食はアルファ米と中華丼を食べ早々と寝る。
昨晩(大鳥池キャンプ場)は寒かったが、さすに山小屋の中は快適!
薄めのシュラフから足を出して寝た。(時間と共に足はシュラフのに引っ込んだけどネ・笑)


朝4時半頃、日の出時間が気になって目を覚ます。
5時過ぎに山頂へ登ると、奥羽山脈のシルエットがとても綺麗だ。
蔵王に雁戸に、山形神室、二口山塊、舟形連山の特徴ある山々がわかる。
麓は雲海に覆われ、まるで湖のようだ。
山脈奥に微かに見える線は太平洋だろう。

山頂からの眺める朝日 山頂から見た「影以東岳」
AM5:30 面白山付近から昇る日の出 拡大 影以東岳と以東小屋 拡大
朝 山頂から見た鳥海山 朝 山頂から見た月山、葉山
雲海に突き出た鳥海山(左)と 月山、葉山の間に見える神室連峰(右)
以東小屋 以東小屋のご主人
快適な一夜を過ごした以東小屋 飯豊と雲海をバックに小屋の管理人さん

以東小屋のトイレはまだ使用できない。(ボヤの出火原因は落雷らしい)
一泊一人1500円(小屋の画像は仮設トイレ前から撮影)

宿泊者は約20人弱で、快適でした。
同じ2階に泊まった鶴岡から来たご夫婦には、
下山後、駐車場で冷たいジュースまで頂きました。どうもありがとうでした(o^−^o)

小屋前で記念撮影 下山時みた大鳥池
野宴会キャップを被って記念撮影!
小屋のご主人に撮ってもらいました。
大鳥池を目指して下山する。拡大
AM7:15
急坂です その1 急坂です その2
直登ルートだけあって、急坂の連続....。
滑り止めの付いた軍手などあると重宝するかも。
東沢でいっぷく! 大鳥池周遊
AM8:50 東沢まで降りる
猫さんは写真撮影。
のりちんは横になってリラクッスモード
池を半周歩けばオツボ峰方面への分岐点。
キャンプ場にはAM9:30に到着

以東岳で見かけた花

キャンプ場に到着後はテント撤収し泡滝ダムに戻る。詳しくはこちら

今回の山行きは晴天に恵まれ素晴らしい景色を眺めることが出来た。
小屋のご主人も、「こんな天気が良い日が続くのは珍しい。」とおっしゃるほど。
今年の運を全て使い切ったのか、これから遊びに出かける時の天気が心配だ。

10月に入ると紅葉が、夏シーズンはオツボ峰付近で花が咲き競い見事だそうだ。
時期的にどちらにも当てはまらなかったが、トリカブトとリンドウなど紫色の花が目立った。

食事のメニューは夢幻猫さんに全てお任せ状態。<(_ _)>
臨機応変の献立、ドライフーズの活用術、バランスのとれた食材等々、今回の山食は大変勉強になりました。
山に限らず、いろいろと使わせて頂きます!

即席ラーメンの「チャルメラ」(徳用5ヶ入)は四角いと思ったら丸かった。
snow peak”カップ・イン・チタン”のクッカーSにぴったりの大きさ!今後「チャルメラ」は定番になりそう。
(もちろんドライフーズ入りで!!)

相変わらず、日頃の不摂生な生活が登りを苦しめた。辛いときは日頃鍛えるようにしようと思うのだけど、
下山すると山の良いところばかり記憶に残り、辛さを忘れて、まただらけた生活に戻ってしまう...。イカンイカン。


今まで登った山で一番辛かった(やっぱりテントが...(;^_^A)が、一番素晴らし山だった。
一緒に登ってくれた夢幻猫さんに感謝です。また行きましょうねぇ〜!


/ HOME / 山形県の山 / what's new / LINK / mail / BBS /

Copyright(C)  Norichin