2001. 7.25

兜山(標高1199m)

兜の形をした(?)兜山
新高湯温泉「吾妻屋旅館」から眺める兜山
登山日 :平成13年7月21日(土)
天 候 :晴れ
メンバー :62k氏、のりちん
前日は、西吾妻山を登り新高湯温泉「吾妻屋旅館」で一泊して、今日は兜山を目指す。
車で西吾妻スカイバレーの白布峠を越えて福島県側に入り、檜原湖を横目に見ながら
金山集落から右折し、檜原峠(金山峠)を行く。この峠道は米沢〜会津間の昔の街道で、
米沢からは船坂峠〜綱木峠〜檜原峠を越す会津街道(福島側では米沢街道)の峠道だ。

  いつか、じてんこ(自転車)で西吾妻スカイバレーの白布峠を越え、
  檜原湖畔でキャンプして会津街道を通り米沢まで周遊できればと思い、
  その下見を兼ね遠回りをして兜山登山口のある綱木集落を目指した。

が、檜原峠は現在工事中で通行止め。行ける所まで行ってみたが、しっかり工事中で車は通れない、
泣く泣く来た道を戻る。西吾妻スカイバレーは片道930円の有料道路(ちょっと高い)。
往復したので予想外の出費となってしまった。(>_<)

白布温泉から米沢方面に向かう途中にある関町集落から、
綱木峠を越えると、ひっそりとした綱木集落に着く。
「山形県の山」ではグランドと書かれてあった場所は、確かにグランドだが草ぼうぼうで案内板もなく、
檜原峠の(山形側も工事中)建設小屋(プレハブ)が建っており、わかりにくかった。
綱木川に丸木が渡してあり道がついていたのでここで間違いないと確信。
準備をしていよいよ登山スタート。

車を止め見上げると山頂か?
グランド(?)に車を止め、
見上げると兜山てっぺん(かな?)が
ちらりと見えた。
    綱木川に架かる危ない橋を渡ると
    兜山登山口の道標があった。
危ないこの橋から始まる
とにかく汗だく。暑い〜! 杉林を抜け、沢沿いのはっきりしない急坂を登る。
昨日の西吾妻山とは比べられない程暑い。
尾根に出ると、さらに急坂が待っていた。
予想以上の暑さと急坂でぐったり...。
途中何度も休憩を入れて約2時間後山頂に到着。
62k氏 のりちん
フルマラソンや、自転車(ロード)をこなす
62K氏は余裕のようだ
のりちんはバテ気味で、62K氏からストックを
1本借りてなんとか頂上に立つことができた。

山頂から蔵王方面を望む
西吾妻山より兜山の
山頂に立った時の方が
達成感があった。

山頂より遠く蔵王方面の山々を望む。

尾根の急坂にはロープが付けられてある。

所々にある道標を見ると平成13年5月と
書かれてあった。

その間、人が入ったのかどうか不明だが、
刈り払いはされておらず
ヤブコギしなければ進めない箇所も多かった。
急坂にはロープが付けられている
2万5000図では登山道どころか沢も載っていない。
肝心な所に道標が無いので目印の赤テープを頼りに進むしかない。
山慣れした人との同行が望ましい山ようだ。

終始急坂が続くので、ストックは必需品かも(のりちんはコレで助かりました!)
下山は急坂なのでとても滑りやすい、沢沿いの道は間違いやすいので特に注意が必要。
沢の水を求めてか、どこからともなくカモシカか現れ驚いた。

下山後は小野小町ゆかりの温泉「小野川温泉」でゆったり汗を流してから山形に向かった。

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