2001. 7.25

西吾妻山(標高2035m)

西吾妻山
天狗岩から眺める西吾妻山
登山日 :平成13年7月20日(金)
天 候 :晴れ
メンバー :62k氏、のりちん
山形市にある某会社駐車場で朝6時半に62k氏と待ち合わせ、米沢の白布温泉を目指した。
8時50分、湯本駅からロープウェイで5分ほどで天元台高原駅着く。
そこから「しらかばリフト」で6分、続いて「しゃくなげリフト」で9分。
さらに「つがもりリフト」に揺られてのんびりオオソラビソやコメツガの原生林をながめると、
9時半には標高1820mの北望台まで来てしまう。

コースは人形石〜梵天石〜西吾妻山頂
下山は若女平コースを降りる。
夜は日本秘湯の会会員の「吾妻屋旅館」で1泊し露天風呂を楽しむ予定だ。
眼下に広がる雲海 山形市から米沢市まで車での移動中は
ずぅ〜と曇り空だった。

それを証明するかのように
眼下には雲海が広がっていた。

太陽が昇るにつれ雲海は消えていき、
山形(東北地方南部)は、この日、
梅雨明けが宣言された。
   北望台からはやっと登山道に入る。
   中大巓北側、オオソラビソの樹林を抜けると
   1964mの人形石に着く。(→)
   東吾妻への分岐点で展望も良い。


人形石
木道を進む♪ 人形石から中大巓南側を整備された木道を歩く。
奥に見えるのは梵天岩、天狗岩、吾妻神社など
ある2004mの山。

この辺りはお花畑(いろは沼)で
いろいろ咲いていた。
(花の画像はページ下の方)
 鞍部には大凹と呼ばれる水場がある。
 団体さんが群がっていたので
 素通りして先を行く。

 水場の先にある急坂を登り湿原を越え、
 またひと登りすると、巨石群の梵天岩が現れた。
梵天岩
天狗岩 梵天岩のすぐ先には
天狗岩と呼ばれるゴツゴツした
石野原の広場に出る。

遠くに飯豊連峰が見えた。
  天狗岩奥には、
  吾妻神社が祀ってあった。

  なかなかカッコいいぞぉ!> 62k氏
62k氏と吾妻山神社
西吾妻山まであとわずか。 天狗岩の南から下って
吾妻連峰最高峰の西吾妻山を目指す。

ここから約30分。
   オオソラビソに覆われた山頂に到着。
   展望は得られない。

   後から来たおばちゃん3人組に
   写真を撮ってもらいました。

山頂到着!
かまぼこ型の吾妻小屋 昼食とれそうな場所を探しに
西吾妻小屋まできてみたがイマイチ。

(かまぼこ型の小屋は思ったより大きかった。)
   時間はちょうどお昼。
   西大巓方面に足を運び
   小石の多い岩場で昼食にする。

   まずはビールで乾杯!
   西大巓を見ながらは、また格別だ。
奥に見える西大巓
登山口付近にある滝 単独で来たベテランさんと3人で若女平を下る。
沢なのか道なのかわからないコースで、
苔むした石がゴロゴロありとても滑りやすい。
かなり荒れていた。

斜度が緩みダケカンバ現れる所が若女平で、
またブナの急な下りなる。
ヤセ尾根になると松、杉と変わり、
藤右衛門沢の林道に降りる。

(←)藤右衛門沢を渡れば車道まですぐ。
・最近少しづつ花にも興味を持ち始めて名前もろくに知らないが、ワタスゲだけは前々から知っていた。
 でも実物を見るのは初めてだったので、ちょっと興奮。(*^▽^*)


・西吾妻はまろやかで女性的な山容だが、石と湿原の山だった。
 手軽に2000mまで来られるので「コレでよいのか?」と思いつつ、東吾妻方面や縦走も行きたくなった。

・登りでは団体さんが多かったが、下りの若女平コースには私達3人しかいなかった。
 みんな下りもリフト使っているみたい....。

・今回62k氏とこの山域に来たのは、ツアースキーのメッカでもあるのでその下見も兼ねていた。
 来シーズンにでも真っ白になった西吾妻に来ることができればいいなぁ〜。

湿原で見かけた花です。
ゴゼンタチバナ ミヤマリンドウ ワタスゲ
チングルマの果穂 イワオトギリ イワイチョウ
追記(7/27):夢幻猫さん、tabさんに花の名前教えもらいましたぁ!
ありがとぅ!!またよろしくぅ〜!(*^-^)



下山後は予約していた吾妻屋旅館さんでお世話になる。
とても涼しい所で、眺めも良く、露天風呂を満喫!
登山の疲れをとって翌日は「兜山」に向かいました。

吾妻屋旅館 旅館近くから見る兜山
日本秘湯を守る会会員
標高1120mにある1軒宿
吾妻屋旅館
吾妻屋旅館に対峙する兜山
宿を出てこの山目指す

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