2001. 5. 2
牡鹿半島 | |
金華山と鯨料理満喫キャンプ |
GWだから(?)金華山行って鯨食べてこようと突然決まった。 決行:4月29日(日)〜30(月) メンバー:妻と二人 |
宮城県牡鹿町鮎川は、 かつて捕鯨基地として栄えた所で、 町の歩道には画像のようなクジラ関係モノが いたる所にある。 クジラの博物館「おしかホエールランド」もある。 7年程前に来た時見学したので、今回はパスする。 (でぇっかいくじらの”ちんぽ”もあったはず..(◎_◎) !?) |
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牡鹿町もう一つの目玉「金華山」へは、 鮎川港から高速船(→)で15分くらい。 12人乗りの「くろしお3号」は 往復で2000円だった。 がんがん飛ばしてくれるので面白い。 うみねこが餌を求めて近寄ってくるのも 三陸ならでは。 画像は金華山の金華山港 |
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原生林におおわれた信仰の島 (島なのに金華山と呼ぶ?) 金の神をまつった黄金山神社をめざす。 ずぅ〜と登り...。 |
よく手入れされている表参道。 3年続けてお詣りすれば、 一生お金に不自由しないそうな...。 来年、再来年も来なければ!! |
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鹿:おぉ?おまえ新顔だな? 食い物持ってきた?ん?食い物。 |
鹿:エサだよ。え・さ(怒) 100円だから買って来いよ。おらっ! |
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鹿のエサねだり攻撃も上手くかわし、無事参拝終了する。 (高校生の時、修学旅行で奈良に行き鹿に噛まれた事を思い出す。笑) 港に戻ってしばらくすると「くろしお3号」が迎えに来てくれた。 さっ!今度はメシ!メシ! |
妻が頼んだグルメ定食 うに、鯨、あわび、帆立、ほや等 (半分は”のりちん”もらう。横取りではないゾ。) |
のりちんは鯨刺し定食 鯨(ミンククジラ)刺しとワカメサラダ。 |
地元のおばちゃんに聞いた話だけど、 昔、鮎川に住んでいる人は何かかしらクジラ関係の仕事をしていたという。 (鯨漁師、鯨解体屋さん、加工屋さんなどなど) 解体屋さんの前を通ればタダで鯨肉を分けてもらえたそうです。 捕鯨禁止になり、現在は数量限定の調査捕鯨船しか捕ることが出来ないので、 町民は鯨肉を町から有償配給されているのだそうです。 (日本では和歌山の白浜とココだけ。) お土産屋さんに売っている冷凍の鯨肉ブロック(板に乗ったかまぼこ位の大きさ)で、 物にもよるけど約2000円〜約6000円と、とても高価。(お土産向きじゃない。) 子供の頃、図鑑で「鯨は捨てるところがない。」と書いてあったのを覚えている。 ひげは歯ブラシに。脂肪は石鹸に....。(あと忘れた。) もし、今も捕鯨が許されても捨てる所がないくらい使い切るかは疑問だが、 昔から鯨に頼ってきたこの町に大きなダメージがあったのは確かだ。 グリンピースや捕鯨反対を唱えている国の「個体数が少ない!」と言うのもわかる。 でも、彼等は個体数だけ見て、昔ながらの鯨文化を見ているのだろうか? 捕鯨禁止の締め付けはますます厳しくなっていくと思う。 この先、鯨肉を食べることも出来なくなるかもしれないが、 捕鯨で培った文化だけは忘れないでほしいとこの町に願った。 |
鮎川から10分程車で走る。十八成(くぐなり)キャンプ場に着く。 とても地味なキャンプ場だが、この素朴さがたまらない。 テント設営後、車で20分程のホテルにお風呂を借りに行き、軽く呑んで寝た。 |
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一人500円の素朴なキャンプ場 | 朝、海を見ながらコーヒーを入れる。 |
テント(ホントに寝るだけのキャンプでした。)撤収して朝飯は鮎川の食堂へ。 うに丼と鯨刺し。海鮮丼を食べる。 お昼はまた、うに丼といくら丼、イカ刺し、帆立等々を食べ、腹一杯にして山形へ向かうのでした。 |
番外編:海の幸を満喫したら山の幸が喰いたくなる.....。
帰宅途中、自宅近くのF沢に寄る。沢の水や山菜が気になり立ち寄ったのだ。
林道脇に生えている”一夜こごみ”を摘んでから帰る。
牡鹿町でたらふく海の幸を喰ったのに、今度は山の幸が喰いたくなったのだ。
雪解け水で流れの速いF沢 | 妻:さがしていまぁす。あっ!あった。あった。 |
妻のお気に入り”一夜こごみ”は、おひたしにして食べました。 |