2002. 5. 16

ソロ・キャンプ
高畠町蛭沢キャンプ場

日にち  :2002年5月2日(木)〜3日(金)
場 所  :山形県高畠町蛭沢キャンプ場
メンバー :のりちん一人

5月2日の午後から、高畠町に点在する洞窟を見に行き、(詳しくは後ほどレポアップします。)
近場の蛭沢湖畔にあるキャンプ場に泊まった。

湖畔でバス釣りをする人達は数名いたが、日が暮れる頃帰っていき、
泊まりのキャンパーもなく、静かなソロ・キャンプをしてきました。


      ミニ・タープは久しぶりの出番。 東に山。西に湖の場所     
広いとは言えないキャンプ場だが、誰も利用していないので好きな場所にタープとテントを張る事ができた。
山側と湖畔側にスペースがあり、山側は小虫がうるさかったので湖畔側を選ぶ。

料理は苦手です。。。。 腹が減ったので、早めにメシにする。

メニューは、きのこソースとペンネ。
化学調味料一切なしの野菜入り豚キムチスープ。
それとパン

ソロの時はフリーズドライ食品ばっかデス。
腹が落ち着いたところで、枯れ木を拾い焚き火をする。
乾燥しているので小さな葉っぱ1枚の着火で燃える燃える。

あまりにも着きが良いので、焚き火の周り30cm程、
地面が見えるようにして飛び火に警戒した。

暗くなるまでゆっくり読書などする。
とても大切な時間(笑)

陽が落ちたら火を見ながらスキットルのバーボンをちびちびと呑む。
誰もいないので、大声で歌など唄ってみる。
白い目もなければウルサイというクレームもない。
もちろん拍手もない。当たり前だけどネ・・・ハハハ♪ (*’▽’)


ここに来る前に4つの洞窟巡りをしてきた。どれも縄文時代の洞窟遺跡で、家族単位で生活してたようだ。
また、中心は洞窟内部よりむしろ洞窟前の広場であったと説明書きがあった。


洞窟の替わりに、テントの前の広場で縄文人とダブらせて焚き火の火を見た。
火は1万年前も同じ火で、彼らは何を思っていたのだろう?
人間は何処から来て何処に行くのだろう・・・・・。


そんな事を思いながらぐびっと呑み、焚き火に枯れ木を足した。


スキットルが空になったので、ほろ酔い加減の中、焚き火の消火をしてから、「のりちん洞窟」へ入って寝むりについた。

( u _ u ) クゥゥゥ。o◯




のりちんは小心者なんです。。。 翌朝は人の声で目が覚めた。
時間は5時半
テントのジッパーを降ろし外を見たが誰もいない....?


遠くにバス釣りしに来た兄ちゃん達が何か話しているようだ。
もう少し寝ていたかったが、すっかり目が覚めてしまったので
散歩する事に‥‥。
キャンプ場の水場とトイレ。

ソロの時は出来るだけ水場を使わないように心掛けている。
水を最低限に抑えるのも訓練のひとつ。
(何の訓練だ?)


山側のサイトはここの(水場とトイレ)の間から上に登る。
意外とキレイにしてありました。

反対側の岸辺から撮影 テントをひっくり返し底を乾かす。

遠くから見ると変な風景(^w^) ぶぶぶ・・・


岸辺にテントを張ったから、時たま「ちゃぽん!」と
魚(バス?)のライズが見えた。
朝の火興しも簡単!

朝食の「山菜おこわ」と「たまごスープ」
を食べた後撤収準備をする。
ソロの装備は撤収も楽だ。
拡大して見る?


この日食べた「山菜おこわ」の袋を、
自宅のゴミ箱に投げようと見たら、
賞味期限が3ヶ月前になっていた(笑)

さわやかな朝でした(^O^)

何が「ふしぎ」なのかな??? ホントに田んぼの真ん中にある温泉
この日は1時までに自宅に戻らなければならなかったのだが、さっぱりしたくて近くの温泉にサクッと入る。

別名「ふしぎな温泉」と呼ばれる湯沼温泉は、田んぼの真ん中にポツンとある。

泉質は弱アルカリ性単純温泉。なかなか良いお湯だった。



ココのキャンプ場は、以前に62kさん、ランクル80さん、ホットスルメさん、S自動車Aさんと来たことがあり、
前回と全く同じ場所にテントを張った。何年前だったかなぁ〜。と当時の事を思い出し懐かしんだ。

今年に入ってソロテント泊は雪中だったが、やはり暖かいと気持ちに余裕ができる。
この時期、キャンプ場に誰も泊まりがいないと言うのも珍しいが、お陰でソロキャンプを満喫出来た。
一人しかいなくても焚き火を見ながら一杯やるのは良いもんだ。

キャンプ場に来る前に廻った洞窟遺跡の一つ「日向洞窟」は、大きな湖の湖畔に位置していたらしい。
その湖は今も「白竜湖」と言う名前で高畠町の隣、南陽市赤湯に小さく残っている。湯沼温泉は昔湖だった場所にあるのだ。
先代が掘り当てた温泉だったが、雨が降るとぐちゃぐちゃて辺り一面泥の沼になって大変だったらしい。
”ふしぎな温泉”の由来も何となく見えてきた。


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