記事No | : 2250 |
タイトル | : 内観療法 |
投稿日 | : 2013/09/10(Tue) 12:54:16 |
投稿者 | : 桃青 |
病気になった御主人や御姑さんに対する感謝の念を起こさせることによって、介護の苦悩からの脱却を計るのが目的であるなら、自分がこれまでして来たこと、相手からしてもらったことをくまなく思い出させ、そこから相手への感謝を見出して行くという真宗の教えから生まれた内観療法というものがある。
これも、相手が御主人であるなら、甘い新婚時代もあったであろうから、感謝の念や相手に対する愛着を引きだしやすいからもしれないけれど、出逢ったときから険悪ムードだった御姑さんでは、難しいかもしれない。
「信仰心がないひとは困る。」と言われた御上人に、
「信仰心云々もあるでしょうが、相手が愛しい御主人とそれほど愛しくもない御姑さんでは、同じ病気になっても受け止め方が違うのではないでしょうか。」
とも申し上げておいたのだが・・・。