記事No | : 1999 |
タイトル | : Re: 不老不死の理 |
投稿日 | : 2013/04/10(Wed) 11:27:28 |
投稿者 | : 桃青 |
私は、不老不死の理に死を位置付けて安穏を得たのだが、
各々安穏となる死の位置付けは、またそれぞれ違うのだろう。
ただ、仏教は死後の世界をこう言っている、ああ言っている。と、仏教を伝えるその内容が仏教的でないのなら、それは問題ではないだろうか。
道教的な御伽噺、キリスト教的な御伽噺で語られる内容は、結局ほぼ全て道徳の鼓舞に終始することになるようだ。
道徳を伝えることは悪いことではない。
が、仏教はせっかく「仏教はすでに道徳の彼岸をみつめている。」と、ニーチェからも評価されるのであるから、道徳の彼岸を語らないまでも、せめてその道徳の彼岸の存在を示唆するような話を法を伝える場である法座では聞きたいものだと思う。