記事No | : 2271 |
タイトル | : Re^2: 養子 |
投稿日 | : 2013/10/01(Tue) 12:02:03 |
投稿者 | : 桃青 |
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> 小さな小さなことを大ごとにして騒ぎ立て
> るのが人間の性なのですね。
>
仏教は物事を仏眼で見られるようになることを目指しているはずなのですから、法を説く立場のかたが率先して○○家の存続の重要性を説いてどうするのだ、という気持ちはあります。
法を説く立場のかたなら、せめて「○○家の継続も大切ですが、それよりもっと大切なものがありますよ。」
と説いていただきたいものだと思われてなりません。
もっと大切なもの・・・。
例えば日蓮宗なら「一大事の因縁」とか、ね。
毎日のように欲令衆を読み、
「諸仏世尊は、衆生をして仏知見を開かしめ清浄なることを得せしめんと欲するが故に、世に出現したもう。
衆生をして仏知見を示さんと欲するが故に、世に出現したもう。
衆生をして仏知見を悟らせめんと欲するが故に、世に出現したもう。
衆生をして仏知見の道に入らしめんと欲するが故に、世に出現したもう。
舎利弗、是れを諸仏は唯一大事因縁を以ての故に世に出現したもうとなづく。」
と、大声で調子よく唱えている、その仏知見とは、清浄なること、とは、なんなのですか、ということです。
> お墓の話が出ましたが...義父が辺鄙な辺鄙な市営霊園にデカイ石で墓を買ってしもうたwww
> あんなん、どうするんじゃ!お守りするの、うちらの代だけで終わりなのにwww
> あんなところに私は入りたくない。我々亡き後、遺した子供が迷惑するのが火を見るより明らかだからです。頭痛い問題です。
>
あー、よくおられますよ。
「家の墓のほうが、○○んとこより大きい。」
「うちんとこの墓は村の中で一番大きい。誰それはエラソーなことを言っているけど、墓は小さい。」
と、言われるかた。
戦前は墓の大きさが社会的身分とシンクロしていたので、その名残で大きな墓に拘るかたはまだまだおられますね。
墓石屋もそうした施主の自己愛の心を上手にくすぐって高い墓石を買わせるのでしょう。
> しんのすけさんが書かれているように、最近、『卵活』と称してDNAにこだわった方々が卵子の冷凍保存を始めていると聞きます。
> 私も無意味なことに 思えます。
「自分の子孫を残したい。」て、動物の本能でしょうから・・・。
でも、その本能に振り回されている状態が、そんなに素晴らしいことだとは思えないですけども。
それと、自分の精子や卵子を残したい、という気持ちと、名所旧跡に自分の名前を落書きする気持ちは、どこか相通じているように見えて仕方ないです。