2001年 FM京都 α‐STATION α‐マンスリーカラーズ

 こんばんは、織田裕二です。
 10月のαマンスリーカラーズは僕、織田裕二がお届けします。まずは1曲聴いてください。
「Love somebody」

♪「Love somebody

 改めましてこんばんわ、織田裕二です。このαマンスリーカラーズ、2回目の登場ということで。
前回、初回はいつだったかと言うと、ちょうど2年前ですね。約2年前、99年の11月だったんですけども。まあそのときはですね。なんていいスタジオなんだという。僕もいろんなラジオステーション行ってるんですけど、このαマンスリーカラーズのこのスタジオが凄く印象深くて。スタジオの窓からね、ちょうど樹が見えて、なんかホッとするな〜っていう。でそのときになんか「また来たいなあ」と思ってて。なんか嬉しいですね。こうやってまたここに来れて。
 前回はね、そのラジオをとったあと、鞍馬の方へ行って川床料理というのをいただきまして。噂には聞いてたんですけど。もう、「あと何日で終わるよ」っていうぐらい、ちょっと寒くなってたんです。川床料理ってどういうもんなんだろうって知らなくてですね、こういったほんとに川の上に座って食べる料理なんだと。
涼を求める京都の暑い夏を乗り切る昔ながらの人の考えた術って凄いなって。僕自身新しいものも凄く興味があってどんどん取り入れる方なんだけど、古くからある、先人の知恵って凄い興味があって、これ凄いいいなあって。で、まあ、そんなこんなで、もう約2年ぶりになりますけど。
 最近何してたかっていうと、8月に世界陸上っていう番組を、また3度目もつたない司会ですが、やらして頂いて。でその時にテーマソング「今、ここに君がいる」というのをリリースして、ます。もう、売ってます。ただね、なかなかちょっと、買いにくいかなっていうのはあるんですけれども。まあその詳しい話は後ほどということで。
近況篇ということで、第1回目の今日は、仕事というか、この2年間なにやってたのかというのを中心にお届けしていきたいと思うんです。ここでその前に、じゃあその2年前はどんな歌を歌っていたかっていうのを言うと、ほんとにちょうど2年前ってやっぱり世界陸上やってたんですね。
 そのときの2年前の世界陸上の主題歌だったこの曲を聴いてください。織田裕二で、「Together」

♪「Together

 じゃあ、早速ですけれども「織田裕二、この2年間何をやっていたんだ」という近況篇に入っていきたいと思います。
 前回のαマンスリーカラーズ「11月」、映画のホワイトアウトの話をしたと思うんですが、観て頂けたでしょうか。凄く自分で「やりたい、原作を映画化したい」と言って約5年かかって、ようやく辿りついたっていう感じで。あの時はもうほんとに最初からみんなに「こんな、おまえ、厳しいもん出来る訳ないだろ」とか「こんなの雪崩にあって人みんな巻き込んで大事故にでもなったらどうすんだ」とかね。「環境問題はどうする、何はどうする」って。とにかくみんなが「No」って言われて。そんなわけない。「アメリカに任しとけよ、おまえ。そんなハリウッドみたいな映画」とかって言われることもあって。冗談じゃないと。「俺たちだって俺たちのためにそういう映画作ったっていいじゃないか」って。「何で最初っからそんな諦めちゃうんだろう」って。なんか半ば意固地になって「絶対やる」と言い放って。そう言ってたらいつのまにかだんだんそれに賛同してくれる人が、5年かかってですけど、出てきて。そうだよな。エンターテイメント映画っていうのが日本に少なすぎるんじゃないか。もっとこういうの作ったりする必要もあるんじゃないの。みんながみんな、なんか作り手のための映画作っちゃってて、聴き手、観手のための、ホントにお客さんに観てもらいたいと思うようなものを作ってんのかなあって。やっぱそこ疑問に思う人も結構いて。
 で、まあ、結果ね、僕はこの間、DVDが出て戴いて改めて観たんですけれど、そのときはそんな大変なのは当たり前だというか、意気込んでたせいもあったんでしょうけれど「よくやったな」って、自分で我ながら思うようなところもあって。でもおかげさまでほんとたくさんの人に観ていただり、嬉しいことに、全然計算外だったですけども、いろんな賞頂いたりして。ホントに、感謝しております。ありがとうございました。観ていただいた方、ホントにありがとうございます。まだ観てないという方、是非、DVDとかビデオとかでも観れますんで、是非ご覧になってください。

 そして、何をやってたかというと、ツアーですね。このツアーもですね、実はホワイトアウトというタイトルをつけたんです。「織田裕二 LIVE & MOVIE『2000』-WHITE OUT-」ていうタイトルをつけて。なぜホワイトアウトがついたかっていうと、映画を公開する前なのに、先に、ド頭の10分間を丸々見せちゃう。
 巨大なスクリーンを使って、その映画の頭10分間、 冒頭わーっといったところで、その映画の主題歌である「SECRET RENDEZ-VOUS」を歌いながら織田裕二が出てくる、と。生歌歌いながら。これは口でこうやって説明してもなかなか判り難いと思うんですけど、もし興味のある方は、ライブビデオ観ていただけるといいかなと思うんですけど。そういったちょっと普通ライブだけ、歌だけしかやってないとか役者だけしかやってないって人だと出来ないことだろうと。なんか人と違うことやりたいっていう思いが非常に強い織田裕二なもんで、なんか俺らしいことでお客さんに楽しんでもらえる方法論はないだろうか、新しいライブの形とか模索しながらやったのが、その「LIVE & MOVIE」っていうタイトルつけて。で、自分が出てる映画、自分で生歌歌いながら出てきちゃうっていう(笑)こうやって話してるとなんか笑っちゃうけど、結構ぞぞぞっとくる演出だったというお話でございますんで、是非観ていただければなあと思うんですけれど。
 でもまあライブはねえ、やっぱり生で観るのが一番いいですから。そういう意味では、もう昨日、1回目のライブ、コンサートツアーをやってきたんですけど、明日、明後日、大阪でフェスティバルホールでライブやるんですよ。まあ、その話はまた後ほどするとして。
 そのWOのライブをやった後に、アルバムとしては、2000年の7月5日に「SECRET RENDEZ-VOUS」をリリースしました。これはかなり今までのアルバムからすると、大人っぽい曲というか、ガラッと変えましたね。で、凄く「ちょっと背伸びした、35、40になっても歌えるような曲を作ろう」そういう感じで。僕の中に、アップテンポな明るい曲も好きなんだけど、こういうじわーっとくるような曲とか渋い曲とか、軽快な洒落た感じとか、そういうのも好きで、そういうアルバムを作ってみたいなと思って。なんていうんだろ、子供は見ちゃダメみたいな、聴いちゃダメみたいな感じで作ったアルバムが「SECRET RENDEZ-VOUS」。非常にクオリティとか含めてガンッと変えたもんですから、かなりギャップがあったと思うんですよね。今までを知ってる人は特に。で、僕ん中ではホントにね、こん中で「SECRET RENDEZ-VOUS」っていう曲自体もそうですけど、アルバムの中に入ってる他の曲たち、「結構いいな」って思ってる曲が多いんで、興味のある方、まだ手に入ると思うんで、廃盤にはなってないと思うんで(笑)「SECRET RENDEZ-VOUS」是非頼んでみてください。

第1回 10月7日放送(1)