2001年 FM京都 α‐STATION α‐マンスリーカラーズ

第1回 10月7日放送(3)

 今目の前にスタンドポップがあるんですけど、これは店頭で飾るために作ってあるスタンドポップなんですが、これを見るとPVのことを思い出すんですよね。プロモーションビデオを撮ったこと。これ何処で撮ったかって言うと、ジャケットなんかも含めてですね、今回ハワイのマウイ島で撮ったんです。実は僕は、マウイっていうのは初めて行ったんですね。今までハワイって言うとオアフしか行ったことがなくて、オアフは何度も行ってたんだけど、マウイ島ってのは初めてで「どんなとこなんだろうな」ってのもあったんだけど。実はですね、PVを見ると、知ってらっしゃる方は驚かれるし、知らない方も「えっ」て思うかもしれないけど、空気感がまったく違う場面が一杯出てきます。それはどう言うことかって言うと、ハワイの常夏の海と、マウイ島の素晴らしい、ちょうど樹が倒れてて、美しいところがあるんですよ。で、そこの中の海ん中に、真っ白の衣装で、スーツで飛び込んでたり。そこがあると思えば、同じ服なんですけど、ジャケット脱いで森の中で歌ってたり。しかも標高3000メートル以上の山があって、それはほとんど富士山と同じなんですけど、空気が薄くて凄い寒い。「これがハワイか」っていうぐらい。雪が降るっていうんですよね。まあその日は雪が降ってなかったんですが、そこは「2001年宇宙への旅」っていう映画のオープニングでサルが「キキーッ」なんつってたシーン、ご存知の方もいるかもしれないんですが「ここは何処だ」みたいな「火星か?地球か?宇宙か?なんだ?ここは」みたいな、そういう場所でですね、歌ってます。そこで、歌うだけじゃなくいろんなことしてるんですけども、PVを撮影しまして。室内も実はあるんですけどね。凄くいろんな場所へ行って。マウイ島というのは、いろんなシチュエーションのある場所で、サボテンのメキシコみたいな場所もあったりして。そのPVの出来あがり、非常に僕は気に入ってまして、見て欲しいんですけどね。
 PVってなかなか見れないよね、今ね。俺ガキの頃とかってやっぱりそういう番組がちょこっとだけあって、もうそれを凄い楽しみにして観てたけど、今、ほんとないよね。だから、もっとね、こうPVを流れるような「このαマンスリーカラーズで、テレビ局までジャック」みたいな「そういうのも(笑)いつかできたらいいね」なんて。みんなそういうハガキを書こう!(笑)なんて「そんなこと煽ってどうすんだ」っていう声も聞こえてきますけど。でも、ホントにね、一所懸命撮ってる、かわいい、作品に対して、愛情を持ってるものに関しては、やっぱり観て欲しいんですよね。だから観て欲しいし聴いて欲しいなっていうのもあって。
 そういう意味でいえばもう、今からどきどきしちゃってるんだけど、明日明後日大阪はフェスティバルホールで、コンサート、ライブやります。昨日が初日でした。まだ出来たてほやほやの状態です。今回のツアー、このフェス、どうなるんでしょうか。僕もライブだけは、自分のチカラだけでは何にも出来ません。これはファンの人がいて、一緒になって作り上げるもんなんで「これはどうなるのかな」ってのは凄く楽しみなんですけども。じゃあ、このライブの話を一杯したいとこですが、まあライブの話ってのはね、今までの失敗談とか、そういうことにもなりかねないんで(笑)。今から失敗談の話してると明日失敗しちゃいそうな気がするんで、やめときましょう。明日明後日、是非、今回近場だと、明日明後日の大阪とか、名古屋があるんで。是非来られるという方がいたらですね、京都から近いですからね。40分とか、そのぐらいで行けちゃうんで、是非聴いて観に来てくれたら嬉しいなと思っております。遊びに来てください。
 じゃあここでもう1曲、聴いてもらいたいと思います。ちょっとね、今度は趣向を変えてというか、さっきがかなり(笑)真面目な曲だったんで、今度はね、思いっきり、自分で詞を、これも同じ織田裕二が書いた詞なんですが、「嘘嘘嘘」というタイトル、「Lie Lie Lie」を聴いてください。

♪「Lie Lie Lie

 というわけで、お届けしました、織田裕二αマンスリーカラーズ、10月の第1回目。今夜は僕の近況篇ということで、主に仕事に関しての話をしたんですけど、いかがだったでしょうか。感想なんかありましたらお待ちしております。是非、お便り、FAX、Mail、待ってます。
  (ここで、各宛先の案内)
 ちなみに僕のホームページの方は、yuji-oda.com なんですけども、ここでもCD買えます。それで、いろんな情報は、ここは僕の公式ホームページなんで、是非こちらの方にもお立ち寄りください。そして、先ほどのFAX、お便り、Mailの方はですね、是非「αマンスリーカラーズ織田裕二係」まで。「織田裕二係」と、「織田へ」と書いて是非送ってください。みんなの感想を是非お待ちしております。そして、送ってくれた方、是非、織田裕二の曲の中で1曲リクエストを書いてくれると嬉しいなと、思います。それは何故かと言うのは、ちょっと、出来れば皆さんのリクエストに応えて、そうだな、最終日なんかはやってみたいな〜なんて、今思ったんで。是非、1曲、織田裕二の中でこの曲が好きとか聴きたいとかってのがありましたら、書いて、そして感想とか、いろんなこと、質問でもなんでも構いませんので、お便りください。待ってます。
 抽選で5名の方に、今目の前にある、これお店に置くために作ってる、買いたくても買えないものなんですが、スタンドポップという、「今、ここに君はいる」のスタンドポップにサインをして、皆さんの、皆さんのっていうか、あなたの、あなた方の名前を入れて、5名の方にプレゼントしたいと思います。
 というわけで第1回目のαマンスリーカラーズ、いかがだったでしょうか。来週は織田裕二のパーソナル篇と題して、今の僕の興味や関心事を中心にお話していきたいと思っています。
 じゃあ、この曲でお別れします。「Shake it Up!」

♪「Shake it Up!