草津酔いとこ(1999春・草津)その1(携帯版)
☆はじまり
うす曇りの土曜日、高坂SA。
腹黒く寝坊した約1名を除き、続々と集結!
「温泉&うまいもの・オンツーリング」の仮集合場所なのだ!!
今回、「オンツー」のオンは「温泉」のオンであり、「のおんびり」のオンなのであった。
はずだったのだが・・・・
{ろくでなし嬢(VΓ)/たけぴょ(ZRX400)/したっけ兄さん(アフリカ)/びわみわ(Ninja)/
▼(Ninja)/ひま(SHADOW)/岩(SBB)}
☆鬼畜走り
正規集合場所の「おぎのや」を目指して関越を進む。
えっ?したっけアフリカが突っついてくる。
仕方が無いので応戦だぁ!
さすがに空いた直線では負けないのだが、前が詰まってきた途端・・・
平和なリゾートに向かうクルマを、次々となぎ倒すようにかき分けて遥か前方に消えていく!!
く・くぬ~!!
誰だぁ!!さっき
「オイラのアフリカ号、ハンドルベアリングがイカレて、スピード出せないっす。」
なんて言ってたのはぁ!!
気を取り直して妙義山に。
ここはコゾーのメッカ!
はたしてコゾーとの対決は如何に?。
幸か不幸か今日は土曜日、コゾーは全く現れず。
ところが・・・
ここでもいきなり、したっけ兄さんの極悪走り!!
わざわざ最後尾からスタートし、次々ブチ抜いては
「したっけぇぇぇ」
と消えていく。
さすがに、どこかで休んでいる見知らぬ速そうなバイクを見付けると
「オイラと勝負しない?」
などと声を掛けてしまうという伝説の男である。
「のおんびり」の趣旨は如何に?
☆にせにせ
おぎのやで、無事に全員集結。
お約束の釜飯+る・う・び♪
{追加:へなみほ(エストレヤ)/のぶぞー(バンディット)/さけぞー(SR:のぶぞーボディーガード?)/
おぐらん(Ninja:ねすごし)}
県道で、松井田~倉淵~二度上峠~北軽井沢~長野原とつなぐ。
細い所もあるけれど、おおむね快適なワインディング。
みな、なかなかのペースで進む。
自称へなちょこの へなみほエストレヤ、じぇんじぇんへなちょこではないのだ!!
オラオラと、Ninjaを突っついたりしてるのだ!!
にせパフィーはニセへなちょこだった!!
☆迷子
交差点で、たけぴょZRXが止まっている。
トラブった訳ではなく、ここで左折する事を後続に知らせるためである。
こういったケースで全員が固まって待ってしまうと、他のクルマの邪魔になるばかりでなくロスタイムでもある。
自分の後ろが見えなかったら、そこで1台だけが待っていれば効率が良いのだ。
たけぴょZRXを残して前進し、次の交差点では
ワタクシのShadowが待つ事に。
後ろには、遅れが目立ってきた のぶぞーバンディット・そのボディーガードの
さけぞーSR・先程の交差点で待っていた たけぴょZRXが居るはずである。
キャベツ畑に囲まれたのどかな交差点。
日差しもサワヤカで、ノンビリと過しているのだけれど・・
こ・後続が来ない!!!いくらなんでも遅すぎる!!!
もしやトラブル発生??思わず来た道を戻る。
たけぴょZRXが待機していた交差点には誰の姿も無い。
たけぴょZRXも、異変に気づいて戻ったのであろうか?
さらに戻って見るものの・・・・
いないよう!!寂しいよう!!ひとりぽっちになっちゃったよう!!
☆すれちがい
果してどうしたものか。一人で考え込む
ひ魔「泊まる場所は判ってるハズだ。とっとと見捨てて行っちまえ!!」
ひ馬「きっと彼らは、道を間違えたのだ。走り回って探し出すのだ!!」
ひ待「テキトーに待ってれば、そのうち来るんじゃないの?」
悲ま「ハメられたのだ。オマエは嫌われているのだ。邪魔物は帰るべきだ」
選んだ結果は・・・・
当然、「ひ魔」である。
人生ってヤツはキビシイのだ!!!
一人で峠道を駆け上がり、二度上峠の展望台に。
ここで、バイクを停めてくつろいでいる先行部隊に追いつく。
うっ!そげなBAKAな!!
全員居るではないか!!
後ろに居るハズの3台まで!!
「遅いっ!!キサマ、どこをほっつき歩いていた!!!」
次々となじられる。
そ・そんなぁ!!。
嗚呼、人生ってキビシイよう!!
正解:左折を知らせる為に待っていた たけぴょZRX。
そこに辿り着いた最後尾2台は、たけぴょZRXが止まっている意味を理解できず、そのまま直進してしまったそうな。
慌てて後を追う たけぴょZRX、当然交差点は無人となる。
そこへ哀れなワタクシのShadowが、絶妙なタイミングでオロオロと戻って来たのであった。
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