草津酔いとこ(1999春・草津)その2(携帯版)
☆軌道修正
このままでは「のんびり」では無くなってしまう!
ということで・・・・
長野原の酒蔵を襲撃。
造り酒屋の実演販売の様な所で、酒・ワインの試飲グビグビ!
名産のツマミの試食バクバク!!
幸せな気分で、いよいよ草津温泉に!!!
大滝の湯。
例の音頭で湯もみをするという「あわせ湯」に、男全員一斉に漬かる。
湯温48度、なかなか熱いのだ。
さぁ!ガマン大会の始まりだぁ!!
みなじっとして耐える。
そのうち相手の回りのお湯をかき回して攻める。
▼、たまらずに出る。
それを見て、みな次々と出る。
平気な顔してガマンしてたのね。
一人まだ漬っている おぐらん!つ・強ええ!と思ったら・・・
一人だけ、ぬるい湯船に潜んでいたのだ!
風呂に入っても、黒い腹は黒いままだぁ!!
ここで最後のメンバー・がまぴょXJRが合流!
いっきにクズ宴会に・・・
☆訪問者
な・なんじゃこりゃ!!!先程の酒蔵の出張所か!!!!
などと思えるほどの、有余る酒量に感激し咽び泣く一同。
持ち込んだツマミもイロイロ。
その中の酒盗!(しゅとう:シオカラ風。どんどん酒を呑みたくなる味のため、こう呼ばれる)
そんじょそこいらの酒盗ではない年代物で、なかなかオツな味なのだけれど・・・
とにかく辛い!
一つまみでゴハンを一杯食べれてしまう程なのだ。
ゴハンは無く、あわれ酒盗は罰ゲーム用グッズと化す・・
その後も、語り合う人・寝る人・プロレス?をする人・・・・・・
湯の町の夜は更けていく。
☆快晴!!
雲一つ無い朝!!
サワヤカな二日酔いのアタマを並べて、草津白根ルートを走る。
この道、一旦霧が出ると、霧だか噴煙だかが入り交じってサイヤク視界のヒドイ道。
でも今日は快晴!!来るなら来やがれ状態なのだ!
道のすぐ脇の残雪・遠く見渡せるアルプスを見ながらの快走でした。
若干クルマが多く、すぐに前が詰まっちゃうのが残念なのだけど、まるでそれがウレシイように響き渡る
「したっけぇぇぇぇ」
の声!!景色よりもブチ抜きが快感らしい。
蓮沼(奥志賀への分岐点)あたりまでの往復攻撃。
横手山付近の気温は何と9度!!
それでもサワヤカにさえ感じさせるのは日差しのお陰ですな。
☆分裂
ここで致命的な派閥争いが発生!!
意見の対立から内部分列は必至で、収拾つかずに2派に分かれた分断国家となる。
社会主義を唱えるグループと資本主義を主張するグループに分離した訳では無いけれど、あわれ仲良しツーリングもこれまでが・・・・
などと言うのはウソである。
ここで一応現地解散しただけで、
「とにかく昼飯が先!!!」派と
「やっぱり温泉 → るーび → メシが王道でしょう!」派に別れただけなのだ。
☆王道派、その後
まんじう試食を食いまくり、露天風呂でルービ!!
こりはンマい&ゴクラクゴクラク!
広い湯船ではルービのサカナに したっけ兄さん
VS おぐらん の丸出し温泉水泳対決で目の保養をして鋭気を養い、観光地独特の高マズ蕎麦を堪能し、浮き砂天国の旧国道・暮坂峠・今井峠などをひた走る。
そして沼田ICから関越道に。
相変わらずマシン不調の たけぴょZRX、ただ単に走る事には問題は無い様だけれど、ふけが悪くて80Km程度しか出せず、燃費も最悪状態なのだそうである。
赤城高原SAで休憩の際
「みんなぁ、次は上里SA、その次は高坂SAで休もうよう!!」
などと、各駅停車を要求する。
帰りの高速と言う物は、現実社会へと続く道。
んもぉ楽しくなんかありゃしない。
この先の渋滞&明日のシゴトがアタマを掠める面々は、哀れな
たけぴょに人生の厳しさを教える為に、涙を堪えて走り去って行くのであった。
{たけぴょZRX/したっけ兄さんアフリカ/おぐらんNinja/びわみわNinja/ひまShadow}
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