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 自由価人生創造誌

                1990年3月号
                          NANIMONAIZERO

 l.このパラグラフ(行かえによって生じるひと区切り)を指すときは、900301と言います、たとえば、私(リンサン、リンジーへ その他お好みに)に質問をして、「960110の文章についてお伺いしたいのですが」とあなたが言ったら、それは1996年の1月号の第10バラグラフを示しているのです。

 2.枚野元三(40)君はやっとインドのサイババの膝元での修行を終え、迎えに来てくれた中馬和子女史(さんではその立派さが伝えられぬ)とともに紐育に帰り、ジョン・レノンが射殺されたところの同じブロックにある高級マンションで暮らすことになりました。NYCでの披露宴は4月頃かと思われます。

 3.私は4月25日成田を発って桑港に行きます。金門橋を見たりする観光旅行でなく、上部頚椎専門カイロプラクティックの先生がた15人に私が付き添って行って、米国の博士たちとの学問的なやりとりの通訳をするのです。帰国は5月4日になります。
お見送り、お出迎えはどうぞご自由に、だなんて書くと、ほんとに誰か来てしまうかもしれない。

 4.それほど真面目なマルイトモ(生長の家では誌友と呼んでいた)はマルイホシの住人で、地球社会の会員と言ってもよいのです。その会員数はよくわからない。
人によって、30〜50億人と差があります。国連の発表が最近あったかしらん? ご存じのかたは私に知らせてください。

 5.今は1990年3月の17日午前5時38分です。また徹夜をしてしまいました。これで4晩日です。そのかわり、昼間2〜3時間チョロチョロと艦ります。ご飯はきのう16日など1食だけ。それなのに、私が二十代から保ってきた55kgから少しオーヴァーして、57kgになっています。57を元三の3で割ると、19が残ります。
19は妻愉美子の誕生日なので、私にとっての二大重要人物であることが、占数学的にわかります。

 6.世紀末の天変地異に備えるため、私は元三夫妻に先にオーストラリアに移住するよう頼んであります。向こうで農業半分、あとは第2、3次産業を営みます。私個人は青磁と白磁をやりたいので、窯を作り、韓国の専門家を招いて、よい芸術作品を作ろうと思って

                         一1一
天神だより
います。なお、私たちのマルーイコミューンに参加したいかたは、つぎの住所に連絡をして、元三君からの最新情報を得るようにしてください。

         M r.G e n z o M a k i n o
         50 W e s t 72 n d S t r e e t
A p t 811,N e w Y o r k
         N.Y., 10023.U S A 

 7.去年の3月、アルコール病院を出てからまもなくして、この『天神だより』を発刊したのですが、そろそろ一周年が来ます。長いあいだ支援してくださった諸兄姉に御礼申し上げます。50人からスタートして新陳代謝の末150人ほどになりましたが、1年間こちらがラヴレターを送りつづけてもウンともスンとも言わない、つれないマルイ愛人たちを名簿から削り落としたら、約半数になりました。

 8.3月号を月会日に出すのはとても無理でした。また、ウツが来て、モーツァルトをきくことすら出来なくなって、仕方ないので家で翻訳ばかりやっていたので、収入の点では恵まれました。

 9.突然ウツが消えたのは3月15日で、今のように創造的な活動ができるようになりました。不思議です。思い出すのはワープロ仕事で疲れたからだを治そうというので、3月14日に大分市のサウナ風呂ホテルに行って、1泊2000円で泊まったところ一睡もできなかったのです。その直後から気分の上昇が始まって、夜眠れぬ日々となりました。

 10.昨日16日にニューヨーク州ブルックリンの大岩裕さん(30)から、20枚を越す良い手紙が来ました。人から『MATOの本』を借りて読んだら、私に文通したくなったとのことです。彼は達筆達文の人で、すごく優れています。沖さんの本からヨガをやり、その後オウム真理教に入り、借金してやっと多額の金を払ったら、麻原教祖の東京立候補が失敗(500票しか取れなかった)して、あれやこれやでオウムのNYC支社がつぶれて閉鎖になって、金を返してもらいたいのにと大岩君は困っています。元三は(息子同様なので、呼びすてにする)はオウムに入ってから飛び出て、サイパパのほうに行ってしまったが、インチキらしき教祖さまと神様らしい人がからみ合って、面白いことです。

 11.いま、3月17日朝の6時30分。眠いのだけれど、今日は隣町(三重町)に行って、春の菜園作りの必需品であるゴム長、牛か馬の糞、種、石灰など買いにいかねばと思うと寝たくないのです。

                        −2/6−