独白のとき
やまと時代
船井幸雄氏の起こした世紀末の波に乗って、精神世界に興味をもつ多くの人がリン先生につながる。全国に自然発生的な懇談会が会でき、牧野元三さんが(オウムを経て)NYで帰依されたサイババにもつながり、多くの団員とともにインドにも行かれた。しかしその流れは1995年、愉美子さんとの別れにつながる。
離婚を宣告された先生は奈良県天理市の教団宿舎(朝倉詰所)での滞在を経て、橿原市(明日香マンション→錦荘)に住まいを定められる。
そこでもワコさん、KKK、シゲマサさんなど、ユニークにして烈しい人たちとの間に散った火花は、この時代の私家版、小鹿版(小さな私家版の意)に詳しい。
やがて場面は“独白のとき”となって、神と対話を続けられた。
やまと時代
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