■ 第一話
- 6時起床。最近はよく寝てるので、朝が早いわりには眠くない。気持ちも高揚してるしね。
- 昨日の夜に作った煮物とご飯で朝食。急いでる朝には和食が良い。
- さて、予定よりも30分ほど遅れてしまったが、東京ディズニーリゾートへと向かう。
お目当てはもちろん“東京ディズニーシー”だ!
でもM(カラオケ)嬢の妹さんから得た情報によると、“シー”の駐車場はまだ2つのうちの1つしか開設されておらず、駐車するのに時間がかかるそうなのだ。
彼女のお薦めによると、“ランド”の駐車場に停めて、リゾートライン(東京ディズニーリゾートをクルクルするモノレール)に乗って“シー”に出るのが良いとのこと。
我々はそのようにする予定だ。
ちなみに今回の“シー”ご招待は、このM(カラオケ)嬢の妹さん(MWちゃん)が東京ディズニーランドで働いていたおかげで実現した。
東京ディズニーリゾート(ってゆーかオリエンタルランド社?)で働く従業員達全員に、5枚ずつこの“シー”のプレビュー期間無料入場チケットが配られたらしい。
但しどの日でも良いという訳でなく、みんなが希望の日時を出して、運がよいとその日が当たるということらしい。
んで、今回6日が当たり、その日に暇そうな我々にチケットが回ってきたというわけ。すっげえ嬉しい。
MWちゃんには是非直接会ってお礼を言いたいものだ。
- 環七は予想したよりはすいていたので、遅れを多少取り戻すことに成功。
車を停めてみたら、何とミッキーエリアじゃないですか、今までで最高の場所だ。早起きは三文の得だなぁ〜。
もう目の前がリゾートラインの「東京ディズニーランド駅」だし。
- “ランド”前は大混雑。朝来るとこんなに混んでるんだぁ〜。知らなかったなぁ。
我々は今回“ランド”ではなく“シー”なのでホッとした。
MWちゃんの話によると、さすがにプレビュー期間なので“シー”はすいているらしいのだ。
なんでも、どんなアトラクションでも30分並べば乗れるくらいだとか。これは嬉しい! めっちゃ嬉しい! 倒れるほど嬉しい!
更にお土産や食べ物なども割引販売なんだよぉ〜!!
- 切符を購入し、駅へと突入。本数が思ったよりも多くて、3分おきくらいに次から次へと電車が到着する。
そしてホテルから来たらしい客達がドォーッと“ランド”へ向かっていく。
ここから乗ってどっかに行こうなどというのは我々くらいだ。ふっふっふ。
- すっかり浮かれて写真を撮りまくる我々。今日は何も恥ずかしくないぞ。
- リゾートラインに乗り込んでみると、け、結構人が乗ってるのね。
この駅で降りない人って、あとは“シー”に行くとしか考えられないんだけど … もしかして結構混んでるんじゃん?
- リゾートラインから“シー”の入場口前広場が見えてきた。ああ、やっぱ結構混んでる。思ったより混んでるらしい。
いや、でも考えてみれば、あの一列くらいなら、混んでる時の“スプラッシュマウンテン”って程度だ。
それが6本から8本くらいだから、そんなに混んでないのではないだろうか。
… なぁんて言って自分をはげましたり。
- 待ち行列のドコに並んだらよいのかが分からず、係員に聞いたり。
この待ち行列は、もうチケットを引き換えた人の列らしい。まずは引換券をチケットに引き換えなければ。
窓口を見つける。ここはそんなに混んではいない。ものの数分で引き換え終了。
急いでも仕方がないので、落ち着いて入場の列に並ぶ。
- M(カラオケ)嬢達ももう来てるのかと思い、メールしてみる。そしたらまだ実家にいるらしい。おお、そうなのか。
- しばらく並んでいたが、入場時間になったらしい、ちょっとずつ動き出した。
やっと入場というところで、我々の真ん前の客が自動改札で引っかかる。なんだよ!
しばらく待ったが復旧しないようだったので、となりの列の人達に謝りながら割り込み、そっちを通る。
まだプレビューということで、色々とトラブルがありそうな気配。まあタダだから文句も言えないしなぁ。
それがプレビューなんかするねらいなんだろうし。
- そしてついに入場。東京ディズニーシー デビュ〜♪
- 何か噴水の上に地球が乗ってるのを発見。ははぁ、これが“アクアスフィア”かぁ。
想像していたのは水晶のような球体だったのだが、かなり予想が外れていた。
ってゆーか、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの前にあったやつにそっくりだったりするんだけど。
(「GW関西旅行2001」の5月2日を見てみて下さいよ)
- とりあえず、アクアスフィアの前は記念写真スポットらしいので、我々も撮っておく。
するとすかさず「写真撮ってもらえませんか?」というカップルにつかまってしまう。ホントに我々はつかまりやすいなぁ〜。
でも我々も撮ってもらったから良しとする。でもこれ以上つかまってるとたまらないので、そそくさとそこを立ち去って、奥へと向かう。
- 何やら中世風の建物があちこちに建っている。どうやらこれがホテルミラコスタらしい。
日本初のテーマパーク一体型ホテルってやつだ。泊まりたいなぁ〜。すっげぇ泊まりたいなぁ〜。
- それらの建物の向こうに抜けられる通路を発見。ここもまた中世ヨーロッパのお城の門みたいだ。
みんながそこに吸い込まれていくので、我々も甘んじてそこに吸い込まれる。
- ぱぁーっとひらけた所に出た。目の前に海が広がっている。おおー! 何か、本物っぽーい。
イタリアに行ったことのある奥さんもウキウキである。
奥さん曰く、「こんな近くに、こんなにイタリアっぽい所があるんなら、わざわざイタリア行かなくてもいいんじゃないかと思えてきちゃう」
- どこへ行ったら良いやら分からないが、この景色や雰囲気を味わいたかったので、
群衆が海の右側に消えて行くのを横目にしながら、我々は左へと向かう。
- おお! ガリオン船発見。あの辺の街の中心っぽい所を攻めているのか!
パプーパプーカンカンカンとか言いながら喜ぶ謎の夫婦であった。
- さて、そろそろ浮かれてないで、アトラクションに並ぶとしよう。
色々と考えたが、“ミステリアス・アイランド”が近かったので、“海底2万マイル”か
“センター・オブ・ジ・アース”に行こうということになる。っと、目の前に列が出来ているのを発見。
ひとまずそこに並んでみる。どうやら“センター・オブ・ジ・アース”の列らしい。
- … 様子がおかしい。奥さんが調査に向かう。どうも途中からガンガン割り込まれているような雰囲気。
でもその人達は単に通路を通ってるだけで、列に並んでる訳ではないらしい。
よく分からないまま、ある角を曲がるまで並ぶ。そのうち係員がやって来て、ここが列ではないことが判明!
“センター・オブ・ジ・アース”の列はあっちだぁ〜ということになり、その辺に並んでいた人達がゾロゾロと移動する。
押すな押すなの大混乱である。結局また長蛇の列の最後尾に並ばされる我々。
ディズニーランドではあり得ない騒動だ。やっぱりまだプレビュー期間なんだなぁ。こんなことがあっても文句を言ってはいけないのだろう。
ちなみに列は2つあって、一つはファストパスの列、もう一つが今入場する列。まあ時間がかかっても良かろうということで今入場する列に並ぶ。
- ここはジュール・ヴェルヌのSF小説「地底旅行」を元にしたアトラクションだ。
地下世界を探険車に乗っかって探険するらしい。思ったよりも早く列は進むものの、それでもやはり長蛇の列。
時々実験室などがあって、そこを見物したりして気を紛らわせることは出来るが、それでも結構ウンザリ。
- 1時間30分以上並んで、やっと乗ることが出来るかなぁという所に来た。地下へのエレベータ乗り場だ。
炭坑を思わせるような、ちょっとクラシカルなデザインの入り口だ。
お姉さんの説明を受け、やっとエレベータに乗り込む。大きなエレベータだ。中はとても広い。
エレベータは、照明や音響を駆使することで、深地下へと進んでいくイメージを作り出している。
やっとここまで来れたことにホッとする我々を乗せて、エレベータは地下へと降りていった。
- (アトラクションの内容は東京ディズニーシーに行こう!でどうぞ)
そろそろ昼食かな … 次回へ続く