ディズニーシープレビュー2（たびにっきらんふぃすの屋根裏部屋）

■ 第三話

さてさて、もう少しアラビアンコーストを楽しむことにしよう。市場のようなお土産屋さんを物色したりしつつプラプラ。でもそんなに時間に余裕があるわけではない。次なるアトラクションに向かおう。
取りあえずは近場にある「シンドバッド・セブンヴォヤッジ」に行ってみる。おお！全然並んでない！早速入ろう。。。。あれ？やってないの？動作不良でやってないらしい。がっかりである。でもさすがにプレビュー。トラブルも多いね。まぁ我々は実験台だしな。タダだしお店は安いし、多少のことには我慢するぜ。
どうにもネタが尽きてきたので、トイレ行ったり、あてもなくプラプラする我々。
おお！あそこから来るのはＭ(カラオケ)嬢一家（彼女と実家のご両親と彼女の子供２人）ではないか！！まさか出会えるとは思わなかった。喜びあう我々であった。話を聞くと、殆どアトラクションに乗っていないらしい。スタートダッシュが遅れたこともあるが、お子さんを連れている点でも制約がある。まぁ今日は下調べってことで、また次にみんなで来ようよ。
Ｍ(カラオケ)嬢一家と別れ、何となくロストリバーデルタの方に歩いてきた我々。するとどこかから太鼓の音と南米風の笛の音が。。。しかもその音は前方から近づいてくる。な、何だあの謎の団体は！
特にあてもないので、その謎のバンドに付いていくことにする。すると彼らはピラミッドの前の広場で踊りつつ演奏を続けた。ここが彼らのステージらしい。みるみる見物人が集まる。
彼らは謎の祈りを捧げながら、ピラミッド神殿前にある謎の像へ何かを供えた。そして演奏とダンスに興じるかれら。最初彼らは南米風の格好をした日本人かと思ったのだが、よく見るとホンマモンだということが分かった。日本人とインディオは似てるなぁ。しかし演奏うまいっす！ダンスしながらよくここまで出来るもんだ！
楽しかった。元々南米の民俗音楽って好きだったこともあるが、かなり満喫した。退場していく彼らをしばらく追ってしまったほどだ。でも途中で彼らと別れ、端の方にあるベンチで一休み。ふぅ。
ここはロストリバーデルタの端っこだ。ってことはすぐそこはポートディスカバリーってことだ。ヒマだし行ってみっか。
ポートディスカバリーに突入。未来の港ってことだが、なるほど他の場所とは一風変わっている。すぐ向こうに本当の海が見えたり、時々モノレール（さっき乗ったリゾートライン）が通ったり、遠くに羽田へ向かう飛行機が定期的に見えたり、そういう意味でも一風変わった雰囲気を持っている。
お、また音楽が聞こえてきた。こんどはアメリカンバンド風だ。。。。な、何だあいつらは？！博士のような白衣に原色モジャモジャヘアー。更に謎の帽子をかぶっている。あ、アホ過ぎる。これが未来人の姿なのかと涙する私。
さて、とにかく数をこなそう。ひとまず無難なところで「アクアトピア」へと突入。入り口までそれほど列が無さそうだったので。入り口まで行くと列が２つに分かれている。どちらに行ったらよいか分からないままに左側へ。
なるほど、右側と左側の列では、乗りこんだ後のルートが異なるらしい。我々が並んだ左側だと、パーク側の池を走り回ることになる。通行人の見せ物状態なわけだな。友達とか家族が待っている場合などにはこっちの方が良いね。右側に並ぶと、海側にある池を走り回ることになるようだ。ちょっとした滝の裏側とかを通ったりする楽しいルートがある。右側の方が良かったかもぉ～。
アクアトピアに乗る。うん、まぁまぁというところか。もっと列が短いなら、また乗っても良かろう。（アトラクションの内容は東京ディズニーシーに行こう！でどうぞ）
もう少しメイン系のアトラクションを攻めてみるかということで、近くにあった「ストームライダー」に並ぶ。列がロストリバーデルタまで届くのではないかと思うくらい続いている。手強そうだ。覚悟しよう。
４０分くらい並んだだろうか。やっと入り口が見えてきた。今度、あるいはその次くらいには突入出来そうだとホッとする。しかし、その後ナゼかピタッと列が止まってしまった。ジリジリする我々。どうしたのかとキョロキョロしていると、入り口付近で係員のお姉ちゃんが何か叫んではペコペコと頭を下げている。まさか故障！？
しばらく様子を見てみる。入り口横から客らしい人が出てきて笑いあってたりする。係員がその人達に謝ってたりする。どうやらその人達は、アトラクションがトラブルで途中で止まってしまったので、一旦退場した上で、次の回にまた乗ってくれと言われたらしい。
入り口付近にいるお姉ちゃんが、またペコペコと謝っている。本当に申し訳なさそうな表情だ。しかしこのお姉さん、勇ましいくらいに太い声をしていて、男性的だ。ディズニーリゾートでは珍しいタイプの女性だな。このペコペコしているお姉さんはともかく、時々入り口横の係員用出入り口を出たり入ったりしている係員達は印象が悪かった。これだけ客を待たせているというのに、「ダメダメ、まだ直らないよ！」 とか言いながら談笑してるし。
かなり待った後、やっと整備が終わったらしく、ドアが開けられた。我々もやっと突入。腰が疲れたよ。
入ると、研究所っぽいホールになっている。何かを発射する装置みたいなものが中心にあって、正面には大きなスクリーン、そして横にはレーダー画像が映っているスクリーンがある。突如ホール中心の発射装置付近に駆け上がる人影。
「皆さん、我が研究所にようこそ！！」
あれ？さっきペコペコしてたお姉さんじゃん！ころっと態度を変え、胸を張り、勇ましいかけ声とともに、これからのミッションを説明し始めた。そうか、この人はもともとこういう役どころの人だったのか。でもずぅっとペコペコしてた映像がまだ残ってるので、いきなり勇ましくなられると妙な感じ。
彼女の説明によると、巨大なストームが研究所に接近中であり、ストームライダーからミサイルを放つことでそれを消滅させるらしい。見れば、レーダーにストームの巨大な影が見え始めている。もうすこしでこの施設に到達しそうだ。我々は早速このミッションを見届けるべく、飛行型気象観測ラボ“ストームライダー”に乗り込んだのだった。
（アトラクションの内容は東京ディズニーシーに行こう！でどうぞ）
かなり待ったので疲れたが、アトラクションの内容自体はなかなか満足なものだった。さて、そろそろインディに会いに行く時間だ。でもせっかくだから歩いていくのではなく、乗り物で移動しよう。ってことで、「アメリカン・ウォーターフロント」までちょっと歩いて、「トランジットスチーマーライン」に乗り込んだ。
… なかなか出航しない。どうしてだ？信号が赤なのが見える。で、なぜずっと赤？ また故障じゃないだろうなぁ！！
理由が判明、これから「ロストリバーデルタ」に行くわけだが、我々のいる「アメリカン・ウォーターフロント」以外にも、「メディテレーニアンハーバー」からも「ロストリバーデルタ」行きのトランジットスチーマーラインが出ている。で、時々「メディテレーニアンハーバー」から船が来る時間になると、それが通り過ぎるまで信号が赤になるというわけだ。更に、航行ダイヤ上の順番を無視することはできないらしく、「メディテレーニアンハーバー」からの船が何らかの原因で遅れたりすると、「アメリカン・ウォーターフロント」の船がずぅっと待たされることになるらしい。困りものだ。
ようやく出航。インディに遅れてしまうかと思ったよ。
ロストリバーデルタに入った。ピラミッドが見える。あ、その麓に飛行機が停まっている。 Ｃ－３ＰＯ と書かれている！インディが乗ってきたのだろうか。
到着。時間もないので、早速「インディ・ジョーンズクリスタルスカルの魔宮」に向かう。
建物前は凄い列だ。どこまで並んでいるのか分からない。でも我々はその列を横目に、ファストパスを差し出し、建物内へとサクッと突入。早いねぇ。アッという間にジープ乗車位置近くまで来ることが出来た。ファストパス無しで並んできた人達は 「やっと乗れるねぇ…」 とゲッソリしている。申し訳ない気もするが、我々も「ストームライダー」でかなり並んでゲッソリしている。お互い様ということか。
ジープに乗り込む。さぁて、今行くぜ！インディ！！
（アトラクションの内容は東京ディズニーシーに行こう！でどうぞ）
うおぉ～！すげぇ面白かった！サイコー！！特にクリスタルスカルが玉を発射するシーンが良かった。大満足であーる！

そろそろ晩飯が食いたい…