はるなわすれそ

切り立った崖の淵を少女が歩いています。 荷物は供をしている化け物に持たせ、太陽を背に受け、手には花を持ち、天を仰ぎながら、まだ見ぬ世界を目指して自由奔放に旅を楽しんでいます。 ともすれば崖から落ちるとも限らないというのに、少女の歩みは大胆です。 化け物は少し困ったような顔をしながらも、少女を信じ供に旅をします。
少女を愚かだと笑うのは簡単です。 しかし歩きつづける彼女の前には大きな可能性が広がっています。 少女はどこにたどり着くのでしょう。
[正位置] : 自由、大胆、好奇心、可能性、エキセントリック、旅、放浪、協力者
[逆位置] : わがまま、無鉄砲、目的を失う、浪費、職を失う、無関心