イメージ/SACさんより

イラスト:SACさま

ご本人による解説

▼小説について

「青年」は神遊君、「男」はRAYさんの小説の助手、「女」はうちのシリーズのアビスです。
タイトルは相互リンク記念と言うこともあり、「それぞれのシリーズに出てくるキャラを使って、小説を書こう」と思いついたのがきっかけです。

>青年が男のいる世界にやってきたわけ
わかりません。多分、ヴァンパイアセイヴァーの面々みたいに、男に呼ばれたのではないかと(自分で書いといてそれか)。

>青年の魔法の才能
うちのシリーズでは青年、つまり神遊君の先祖が「アビス」を創造したことになってます。なので、高名な魔法使いにでも弟子入りさせとけば、それなりに魔法は身につくとは思います。ただ、どの程度まで身につくのかは未知数ですが…。

 

▼イラストについて

右の目と鼻だけの人は、うちのシリーズのアビス(女性に変化した姿)です。
左側の男の人は、RAYさんとこの助手です。
助手の顔の色が一部違っていますが、これは「『アビス』に同化した人間」を表現するためにそう描きました。
シルエットの人は、「アビス」の創造者です。うちのシリーズの「創造者」でもあり、RAYさんとこの「創造者」でもある人です。

 

 タイトル通り「クロスオーバー」という事で、それぞれに書いているマヴカプ2小説において、SACさんのところのキャラクターの主人公とアビス、そして私めの書いた小説に出てくるオリジナルキャラクター「助手」が同時出演している小説とイラストを相互リンク記念として頂きました。ありがとうございます。
 SACさんの書かれた話のアビスと、私が書いているアビスはかなり根本的に捉え方が違います。SACさんのところは禁断の兵器であり意志を持ちますが、うちのはただの道具で意志はありません(現時点では。これ以上書くとネタバレに)。結果としてパラレルワールドになる訳ですが(書き手が違えばどれだけイメージが近くてもパラレルワールドになってしまいますけども)、そのパラレルワールドにおける接点の世界という感じですね。雰囲気がとても良く出ていたので、私としては楽しませていただきました。SACさんの書かれる小説は特に景色の表現が好きです。
 他に細かいところを申せば、助手の性格がほぼそのままなところがうれしかったです。助手は咄嗟に作ったキャラながら、結構自分でお気に入りだったりします。小説というのは人それぞれによりどうしても受け取り方が違ってくる物だと思ってますので(そのギャップを如何にして縮めるかが書き手の課題になるのでしょうけど)、ここまできちんとキャラクターを再現してくださったSACさんの力量には頭が下がります。
 なお、SACさんのところの主人公「孫神遊」君とアビスの関係は、SACさんのサイト「
水神宮―Shuishengong―」でご覧いただけます。是非。
 

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