「有理亜さん!」
まっ先に反応したのは、悔しいけど原田っつう男の方だった。奴は、捻るようにして俺の手から逃れ、音の発信言----崩れ落ちたユリアへと走り寄った。
なんで、どうして? また、発作が。
考えはグルグル頭を回ったが、身体の方は勝手に動いてた。
「ユリアに触るなって言ってんだろっ!」
走り寄り、抱き上げようとする原田より先にユリアを引き寄せる。
「ユリア、おい、ユリア!」
彼女は必死に息をしているが、それでも苦しみは治まらず、みるみる内に顔が蒼褪めてゆく。
「彼女を渡して下さい」
原田が、そう呟く。
「お前、何者だ? ユリアをどうする?」
「それに答えてる場合ではないと思いますが・・・とりあえず、害を与える者ではありません」
奴は遮る俺をものともせず、まるで医者の様な手付きで簡単にユリアを診た。
「こんな状態で・・・やはり無理矢理にでも連れ帰ってた方が良かったのかも知れない・・・」
奴は、携帯を使うとこちらに顔を向けた。
「きっと、彼女を渡してはくれませんよね、正木流矢くん」
「! どうして俺の名前を」
「やっぱり・・・聞いていたとおりの人だ、あなたは。自分の信じた者以外とは徹底的に戦うタイプらしいですね。
この事についての話は、彼女から直接聞いた方がいいでしょう。その為には、私について来て下さい」
その瞳は、嘘や出任せを言っている瞳ではなかった。それにユリアの状態は俺にどうにかできる様な感じではなかった。
何故、ついて行ったのかも判らない。気がつくと、俺はユリアを抱き上げ、いつのまにか公園前に来ていたワゴンの前に立っていた。
その中には、簡単な医療道具が積まれており、早速ユリアの顔には酸素マスクが当てられた。
「ほんの気休めです。ここでは有理亜さんを楽には出来ません」
車は走り出し、何処をどう通ったかも判らず、いつの間にか都内のホテルにつけられた。
手を貸そうとする奴等を拒み、一人でユリアを運んだ。
ベットに彼女を寝かせると、一旦廊下に追い出された。『治療に邪魔です』の一言で。
とりあえず入り口は一つしかなかったので、不承不承それに従う。そのまま廊下でドアに張り付いたまま数十分・・・やっと許しが出て、部屋にいれてもらった。
一目見ただけで判る。ユリアの顔色、呼吸・・・格段に良くなってる。それまでのやり方は全く気に入らないが、とりあえず原田に感謝の意を伝えた。
「礼には及びません。有理亜さんを守るのは私の仕事ですから」
ちょっと癇に触る様な台詞をさらっと言う。こいつは絶対友だちになれないタイプだ。
「で?」
「は?」
プツン。
きれた音がした
俺は今のユリアの置かれてる状況を把握したかった。その為に、こんなところまで、気に喰わない奴と一緒に来てやったりしたのだ。おまけに『話は後で』----確かにユリアの身体の具合の方が再優先だったからそれはそれで我慢した。それをこいつは素っ恍けた。
「・・っざけんなよっ!! 何もかも話すってゆーから黙ってついて来てやればっ!」
「・・・お言葉を返すようですが、私は『彼女から直接聞いた方がいい』と言っただけです。私が総てを話すとは言ってません。総ては有理亜さんが目覚めてから。彼女の判断に任せます」
つまりユリアが拒否すれば、俺に理由を知る権利はなくなる----と言いたいらしい。
「っめぇ・・・」
「! 静かに!」
つかみ掛かろうとした瞬間、ベットの上の身体が小さく身じろぎをし、その唇から小さな声が洩れた。
「う・・・ん、まさ・・き・・ちゃ」
ゆっくりと意識が浮き上がってくるのが判る。最初に感じるのは、もう慣れてしまった鈍い胸の奥の痛み。
ここは何処だろう。
今は、いつなんだろう?
私は、何をしてたんだろう?
こういう時に見る夢はいつも決まっていて、私は一人で歩いてる、皆をおいて。
最初は、ちゃんと一緒にいたのに、気付くと私だけ早足で歩いてる。ゆっくり歩いて皆が来るのを待とうと思うのに、足は勝手にどんどん早くなって、最後は駆け出してしまう。
でも、今見る夢は、少し変わった。
今は、私が置いていかれる。皆それぞれ、仲間を見つけ楽しそうに歩いてゆくのに私の足は動かなくて。
どっちも結局、ひとりぼっち。
でも、どっちも近くにいる人は一緒。もちろんいなくなってしまうんだけど、一生懸命走って追い掛けて来てくれたり、出来るだけ待っててくれようとしてくれる。
ソレハ、ダレ?
シッテルノ、ソノヒトノコト
あいたいよ、逢いたいよ・・・
ユリアは、うっすらと眼を開き暫くぼんやりしていた。
「ユリアッ、おいっ」
「やめてください」
夢中でつかみ掛かろうとした俺を原田の野郎が止める。
「あ・・れ、わたし・・・」
「倒れたんですよ、有理亜さん。・・・こんな無茶して、御両親がどんなに心配している事か」
起き上がろうとする彼女を原田が支え、背中に枕を当てて楽に座ってられるようにした
。
その仕種は、本当に慣れていて普段もこうしているようだった。
そんな二人を見て、何となく声をかけづらい俺にユリアは気が付いた。
「流矢?! なんで原田さんと流矢が一緒にいるの?」
「---どこまで覚えておいでですか?」
どうやら彼女には記憶の混乱があるらしい。でも、原田はそれに慣れている。
なんとはなしに気持ちがざわめく。俺よりユリアのことを知ってる奴。
「あなたは日本に一人で来て、彼と会い、過ごした。そして私がそれを追い掛けて来た・・・よろしいでしょうか?」
「あ・・う、うん・・・思い出した。ごめんなさい、原田さん」
何となく茫洋とした感じだった瞳に光が戻る。いつものユリアだ。
「で、流矢・・・彼には?」
「何も。有理亜さんの思う通りになされればいいと思いまして」
「そう・・・」
改めてユリアがしっかりと俺の方を見た。そして、その次の言葉は。
「ごめんね。また、私、喘息でちゃったのね」
にっこり笑ったのだ!
まだこいつは、俺に総てを隠そうとしている。
「まさか原田さんが来てるとは思わなかったわ。こっそり日本で楽しもうと思っただけなのに。でも、捕まっちゃお終いね。おとなしく帰るとするわ」
ちょっと残念そうに、でもにこにこと話すユリア。
そうかよ、俺には関係ないってかよ。
でも、このままじゃすまさねえ。
「----待てよ」
「え?」
「帰る前に、聞きたい事がある。お前、いったい何の病気なんだ?」
単刀直入すぎると笑わば笑え。俺は、こういう男だ。
「なんの病気って・・・喘息よ。前も言ったでしょ」
「お前、俺を甘く見るなよ。お袋の職業、元何だったと思うんだ」
あ、と言う顔をした。
「それになんで突然連絡もなしに日本に帰って来た? それに尋ねても来ない。一体お前に何があったんだ? そいつはユリアから全て聞けと言った」
「それは・・・」
原田を見上げるユリア。それも腹のたつ光景だった。
「・・・何か誤摩化そうと思って考えてるなら、もう喋るな。真実以外聞く気はない。ただ、お前がこのまま帰るってんなら、俺やお袋の中には嘘のお前だけが残るだけだ。俺達の中にお前は、誤摩化した『ユリア』として残るんだ」
「誤摩化しの『私』・・・」
「そして、俺はもうニ度とお前に会わない」
そのまま、ドアに向かった。
今言った事は、本気だった。
なんか、昔育って来た『時』を否定された様な気がした。どんな事でも、俺は聞けるはずなのに、それを無視して、ユリアは『今』を否定している。
「・・・待って」
後ろで声がする。俺に一番近い少女。
「待って! 流矢!」
その必死な声に思わず、振り返る。
「話す。全部、話すわ」
その顔は苦しそうで、その頬は、濡れていた。
「有理亜さん・・・」
「ごめんなさい、原田さん。・・・席を外してもらえるかしら?」
ユリアは指で涙を拭い、原田に目を向けた。
「・・・有理亜さんが決めた事でしたら」
奴は、彼女に軽く一礼するとあっさりと外に出ていった。そのドアが閉まるのを待って彼女は重い口を開いた。
「・・・何処から話せばいいのかなぁ----やっぱり、病気のことからかな?」
その次に唇から零れた言葉は信じられないものだった。
「----向こうに渡ってすぐ、病気になったの。もちろん喘息なんかじゃないわ」
「すぐ?」
日本を出た時はあんなに元気だったのに
。
「ええ・・・お医者様の言う事には、段々と身体中の細胞のガス交換が上手くいかなくなってしまうんですって」
だから息苦しい様な発作に襲われてたのか。
「だから向こうに行ってからの私は、病院以外何処も知らない。いつ発作が起きるのか判らないし、ふつうの処置では対応が出来ないから」
「でも治るんだろう?!」
彼女はその問いには答えなかった。その代わりに帰って来たのは暫しの沈黙。
「じゃあ、なんでそんな身体で日本に来たんだ? それも一人で」
その質問にも答えはなく、代わりに
「流矢はうちのパパの仕事、知ってる?」
唐突な質問。
「え? 学者さんだろう?」
「そう・・・科学者。なんの研究してるのかも知らないわよね」
「あ、ああ」
別れたのは、ガキの頃。隣の父親の職業なんて興味もないし、知るわけない
。
「パパは冷凍保存の研究をしてて、アメリカの企業に認められて向こうに渡ったの」
「冷凍保存・・・?」
「そう・・・そして今、その対象は人間----冷凍睡眠(コールドスリープ)の研究をしてるわ」
「冷凍睡眠? そんなのSFの世界の話だろ」
「違うわ」
すでに米ではその研究がかなり進んでいる。民間業者にもそれを生業としているところがある。ただし、まだ死体の保存のみだが。
「----1ヶ月前、病院で言われたの。もう手の施しようがないって。二十歳まで生きられたら奇跡ですって。暫く泣いて過ごしたわ。そしたら一週間前、パパが自分の研究の事を話してくれたの」
それは、信じられない様な話だった。
ユリアの親父さんは娘に『被検体にならないか』と勧めたのだ。
今現在の医学では手のつけようの無い病。だが、遠い未来、治療法が見つからないとも限らない。『今』のままの状態でいつづける、『今』死なない為の冷凍睡眠
。
彼女の親父さんは、確かに優秀な科学者であったらしく、理論上完璧な生体の保存法を組み立てていた。
だが・・・。
「理論はあくまで理論。実際どうなるかは誰も判らない。それに確かに眠りにつく方法はあっても今の技術じゃ目覚めさせられないの」
その技術さえも、未来に求める。それは娘を思う故の無謀さであった。
「どっちにしても私には未来はなかった、皆と一緒の未来が。そう思ったら、急に日本に来たくて、ううん、流矢や麗ちゃんに会いたくて・・・矢もたてもたまらず、日本行きのジェットに乗り込んでた」
「日本の記憶は、私にとって健康な、幸せな自分そのもの。
そしてそれにつながる流矢たちも。
だから逆にあなた達に会いにいけなかった。元気な自分がみんなの記憶の中にいるなら今の私は幻滅でしかないから。
でも、やっぱり一目でも見たくて近所をうろうろしたりして・・・」
「-------で、どうするつもりなんだよ」
ひとつは完全に、ひとつは殆ど目覚めないかもしれない、二つに一つしかない選択。
でも、実は俺、答えを聞くまでもなく判っていた。
『私も新しい夢を見つけてみる。どっちが先に見つけられるか競争しよ』
『新しいって・・・今、夢はないのかよ』
『今の夢? あるよ』
『なに?』
『『大人』になること』
『大人になる事』------それが夢。それをあきらめるってことは今を生きるって事。
「あと三年を、おもいっきり生きてみる。もう病院にいてもいなくても同じらしいから家に帰って、なんかしらやってみようとおもうの」
案の定、答えは俺の考えた通りだった。
「・・・それでいいんだな」
「いいもなにもどっちにしろいなくなるのは同じ。だったら少しでも皆と同じ時間を共有出来る方がいいと皆思うわ」
淡々と唇にのせられる言葉。言の葉・・・。
「みんなじゃない。『ユリア』はどう思うんだ? それで絶対後悔しないんだな」
「流矢・・・」
「どんな選択をしても構わない。ユリアが考えぬいて、後悔しないって思ったことなら。
でも俺は、俺自身はどんなに小さな可能性でもユリアが生きていてくれるんならそっちを選びたい。それは多分お袋やマリアさん、お前の親父さん、みんなが思ってる事だ」
ほんとは、こんな事に口を出してはいけない事は判ってる。あくまでもユリアの人生だから。でも、もし諦める心境で今の結論を出したのなら。
「・・・じゃあ、流矢は私にどうしろって言うのよ! どっちにしても私はひとりぼっちなのよ! みんなを置いて逝くか、みんなに置いていかれるか、その違いがあっても私は『ひとり』。
どんなに死にたくないって思っても、誰も居ない未来で目覚めることが、私にとってなんになるのよ!!」
「それでも、お前が生きている・・・俺達はそれだけでいいんだ・・・」
そう。例え、目覚める可能性が限り無くゼロに近くても、それでもそれは『ゼロ』ではない。死んで居なくなってしまう事に比べれば、『いつかは目覚める』ってことは残された者にとって救いとなる。
「流矢・・・」
「それに目覚めた時、一人が嫌だって言うなら、俺が待っててやる」
「・・・え?」
「オヤジになっても、ジジイになっても・・・幽霊になってもお前を待っててやる。そして目覚めた時に『おせーじゃねぇか、寝ぼすけ野郎!』って言ってやるよ」
「流矢・・・」
それ以上、ユリアはなにも喋らなかった。俺はただ、その白い頬の上を絶え間無く滑ってゆく雫を見ていた。
泣き疲れて眠り込んだユリアの上がけを直し、そっと廊下に出ると原田の野郎が立っていた。
「ユリアだったら眠ったぜ」
「・・・感謝します。有理亜さんがあなたとあったことを」
そう言った瞳。こいつも俺と同じ思いを抱えて来た事が分った。そして、それを知ってる期間が長い故により苦しんだ事も。
「あんたは」
「私は有理亜さんの父上の助手です。それ以上でも以下でもありません」
原田は、俺を送ってくれた。そして明日、向こうにユリアを連れて帰る事を告げた。
「これからどうするかは、有理亜さん本人が決める事です。でも、その決定に対して彼女が本気なら、例えどんな道でも私は全面的にバックアップします」
元気でと、差し出した手を握る。
そして、二人は帰っていった。-------それからユリアに会う事もなかった。
中庭を突っ切る形で渡り廊下が存在する。そこを白衣を纏った初老の男が少し足早に歩いてゆく。
その長い廊下を半ばまで来た時、彼の行方は突然遮られた。
「教授!」
突然の出現にかなり驚いた彼にさらに追い討ちがかけられた。それは、突き付けられたマイク。
「この度は、おめでとうございます。教授の永年の研究の成果がやっと果たされるんですね」
若い女性のリポーターは、ニコニコしながら口早に質問を投げ掛ける。
「今、まだ最中で、結果が出るとは・・・」
「また御謙遜を。世界中、このプロジェクトに注目してます。もし成功すれば人類の歴史は大きく様変わりするだろうと」
「それは確かだが」
「なぜ、このプロジェクトを始めようと? 失礼ですが教授がこの研究を手掛け始めた時は夢、妄想だとかなり学会でつるし上げをくったと伺いますが」
「夢・・・ですか
」
その一言が、微笑みと共に教授の口から言葉を引き出す一言になった。
「確かに『夢』でしょうね。あの当時、もし他の誰かが同じ事をしようとしてたら、やっぱり私も笑ったでしょう」
「それをどうして」
「変な言い方になりますが、やっぱり『夢』だったからやってこれたんじゃないでしょうか。夢を叶えるには、その大きさに対しての努力を払わねばならない。その夢が大きければ大きい程、それを叶える苦しみも大きい。
でも、その夢が、かならず叶うと思ってれば、苦しみも楽しみに変わってしまいます」
「教授の夢って・・・」
「すみません、まだこれからが勝負所なんです。そろそろ管理ルームに戻らないと」
教授は軽く一礼をして、また歩き出した。
「ちょ、ちょっと待って下さい。まだコールドスリープについての話が・・・教授?!
正木教授!!」
あれからもう40年もの月日が流れた。
ユリアと会った事で夢を持てない筈の俺に夢が出来、俺はあれからお袋が呆れ、心配する程勉強して、医学部に入った。
卒論時のテーマは『低体温時における生体の変化』
その論文が認められ、アメリカに留学などもした。もちろん、病気の方の分析も怠らなかった。幸い、ヒトの呼吸機能、およびガス交換の仕組みがかなり明確にわかってき、あの病気も治りにくいが決して死に至る病ではなくなっていった。
あとは。
アメリカ留学時に原田に再会した。奴は独立をしており、科学者の見解から冷凍睡眠の研究を行っていた。そして、俺は医学的な見解から。
お互い、同じものを違う見方で見ている事は、とても役立った。
俺がやっと一人前の医学者となれた時、俺達はお互いに協力し会う事を約束した。
そして今日が来た
「第7エリア通過。8、9と続きます」
「体温約12.5℃。脳波、脈拍ともまだ認められません」
ルーム内に入ると、騒がしいがそれでも何処か厳粛な空気が俺を包んだ。
「教授。どこいってたんですか?」
助手が俺の姿を見つけ、足早に近付いてくる。
「いや、医療チームの方にな。そしたらレポーターに捕まってしまって」
「! こんなところにまで入り込んでたんですか? まったく、記者会見はちゃんとやると広報部の方にいってあるのに」
「ま、仕事に対する情熱は私以上ってことかな。それより患者の状態は?」
「今の所、問題ないようです。そういえば原田教授の方から、カプセルの方においで頂くよう言付かりましたが」
「わかった。今いく」
研究員がその他、いろいろな事の指示を仰ぎに来て、暫くそこに釘付けにされた。
その間も患者の状態が逐一、報告される。
「微弱ながら脳波あらわれました!」
一瞬、『おおっ』というどよめきが室内を駆け巡った。
それを背中で感じながら、俺は足早に管理ルームを出た。
もうすぐだ。
もうすぐだぞ、ユリア。
『オヤジになっても、ジジイになっても・・・幽霊になってもお前を待っててやる』
そう言ったのは、本気だったけど待ってられなかった。そんな殊勝な性分ではないのは、お前が一番判ってると思う。
待たない代わりに、迎えに行く。お前が目を覚ましたくないと言っても、無理矢理にでも起こしてやる。
俺だけじゃない、みんな待ってる。
『夢』を見せてやる。お前が手放そうと思った『夢』を。そして。
そして・・・
fin.
こんなとこまで誰が、読むのかしら?でも、はにゃ・・・疲れた・・・。
この話は、はじめて電脳世界に乗った話です。どこかで同じ話を読んだ方(そんな人はいないと思うが)そ れは私がちゃんと書いてます。
今、読み返してみるとアンジェとゼー様との話でも違和感、ないかも? 原田はエルンストで。
う〜ん、それバージョンでも書いてみようかな?
とりあえず、おつきあい頂きありがとうございました。