御袖天満宮・浄土寺(夕陽の道)〜海岸通りの最終コース。14時45分開始で、18時30分までかかった。いやぁもう疲れたですよ。
ロープウェイ山麓駅から浄土寺までのコースは、もう足が痛くて本当にダウンしそうだったがふんばった。急斜面の町に住む人の苦労が身にしみて分かった。今日は、ロープウェイ以外全部歩きだからさわやかウォーキングになってしまったか。いやあれより過酷。坂ばっかだもん。平坦の道なんか一切なし(ウソです^^:)。鳳来寺山に登った時、以来の苦しさ。
14時45分に出発。慈観寺の前を通り、タバコ屋から小さな路地へ入る。目指すはタイル小路。映画「時をかける少女」で和子が下駄履きで走ってたタイルを敷き詰めた小路。でも、なかなか見つからない。ガイドブック通り来てるのに。何度もそこら辺をうろうろしていると気づく。舗道にタイル小路を示す案内が彫られているが、ガムテープで隠してある。うっすら見えるその矢印の方向へ向かうと、
「観光騒音のため、タイル小路を廃止します。」
「タイル小路は廃止しました。」
とある。なんと、廃止されてしまったのだ。正確には小路はあるけど、観光客が書き残したタイルが撤去されてしまって、普通の小路になったということ。タイル小路は民家の中にあるので、観光客がやかましく、住人からの苦情で廃止されたようだ。それにしても映画の公開から20年経ってなぜ今頃?残念だが引き返すしかない。引き返すとそれを慰めるかのように、尾道名物ネコがまた登場。おいどこへ行く。