最終兵器彼女のアニメ放映が終了してもう、2年目。やっとこの日が訪れましたよ。本当は最終兵器彼女巡りは昨年に行うはずだったのに、講談社のコミックの「ぱすてる・ぱられる」で登場した箇所を巡る尾道散策を優先してしまったので、順延になっていた。尾道も小樽も坂道で港町だから許してください。
今回の機材は当初は"DCR-TRV27(DVカメラ)"、"DCR-F717(サイバーショット)"であったが、雪中行軍となる予想なので、こんな重たいものばかり持って行けないと判断し"DSC-P5"か"DSC-P8"のどちらかにすることになった。結局は使い慣れているP5で。メモリスティックは128MB1枚。尾道では128、64、8Mを持参したが、氷点下の小樽ではバッテリの持ち時間が短くなることであろうから、あまり多くの撮影はできないと見込んだ。
「ごめんね、ちせ。」
小樽は今どうなっているんだろうか?普通に皆暮らしているだろうけど、比較的温暖である名古屋に住む自分にとっては、北海道の冬というものが未知数なんだよね。いや、まずその前に重要なことが!
「飛行機、初体験!」
空飛ぶ乗り物は24年生きて来て、初めてなんだなぁ。地に足を着いていない乗り物は信用しないと断言してきた自分だが、名古屋から新千歳まで1時間半という魅力と旅行会社パックツアーの安さの前に、自分のつまらんこだわりが崩れた。大体、列車で小樽へ行こうと思ったら何時間かかるねん!それも鈍行だとしたら…
旅費は結構安く、札幌パックツアーフリー2日間なので、小樽〜札幌〜新千歳空港間のJR線フリー乗車券、ホテル代込みで30,000円。自分は自宅から名古屋空港までの交通費だけ払えば良かっただけだった。この金額、尾道日帰り旅行と5,000円しか変わらないんだよね。
朝早い電車で、名鉄西春駅に向かい、そこからはバスで名古屋空港へ向かう。名古屋空港に着いた頃がちょうど夜明けくらいだった。JAL851便は8:00発なのに、6:45に空港に着いてしまったよ。とりあえず、団体カウンターで搭乗券を受取、搭乗手続を行う。その後は暇になってしまうので、送迎デッキで飛行機を観察することに。根っからの鉄道マニア(今はそれほどでもないが)だった自分は飛行機にはかなり疎いので、機種も何も分からないが航空会社名くらいは分かるよ。この送迎デッキが2日後、イラク自衛隊派遣開始によって、反対派グループの抗議行動に伴い、閉鎖されることになろうとはこのときは思いも寄らなかった。(航空自衛隊小牧基地は名古屋空港と併設なのである。)
JAL851便はかなり離れたところに仕立ててあるらしく、バスでの移動。3分くらいでJAL機へ到着。ズコズコ乗り込む。やはりいいなぁ。飛行機だね。スチュワーデスさんがいるわ。新幹線の車内販売員とは大きな差と言わざるを得まい。JR-Cよ。(←JR東海のこと)
出発時刻になり、シートベルトを締める。、何せ初めてというものは、何でも不安になるもので、「離陸は大丈夫なのか?」「墜落したりしない?」など。だから自分の手は汗で濡れていた。機体は滑走路へゆっくり向かう。滑走路に入ると、客室乗務員からまもなく離陸するとの放送があり、緊張に緊張を重ねる自分。
滑走路を離陸!
スピードはグングン上がり、ふわっと機体が浮き、傾き、上昇。結構重力来るんだなって思った。でも、その後は全然快適で、「飛行機っていいっ!」って思い始めた自分。AMBITIOUS
JAPANなのに。(←JR東海ね)
1時間20分ほどして、新千歳空港に着陸。機長さんの放送によると、新千歳空港の気温は-4度。窓から見た限り、一面に雪だし、なんか寒そう。嫌だなぁ。でも冬の北海道にしてはまだマシだということですわ。
到着ロビーからJR新千歳空港駅へ向かい、みどりの窓口でJR札幌フリー乗車票を受け取る。これは小樽〜岩見沢、千歳線全線、沼の端〜岩見沢間などが2日間乗り放題なのだ。新千歳空港〜小樽は普通片道1,740円だから、これはすごく助かるサービスなんだよね。