最終更新:2004/05/29 土曜日 06:41:20
分散の計算 | |
次の五つのデータがある。分散はいくらか。
3,2,7,7,6
ア.2.1 イ.2.3 ウ.2.4 エ.4.4
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確率の計算 | |
1から100までの整数がランダムに発生する。その数が3の倍数でもなく5の倍数でもない 確率は何%か。
ア.41 イ.47 ウ.53 エ.59
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基数変換 | ||||||||||||||||||||||||||
すべて同じ値を表している2進数、8進数、10進数、16進数の組み合わせはどれか。
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シフト演算 | |
正の2進整数を左に4ビットだけ、けた移動(シフト)した結果は元の数の何倍か。 ここで、あふれはないものとする。
ア.0.0625 イ.0.25 ウ.4 エ.16
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2の補数表現 | |
2進数10110101の8桁の2の補数表現はどれか。
ア.01001010 イ.01001011 ウ.10110100 エ.10110110
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2進数の除算 | |
式 0.00112÷0.0012の値はどれか。ここで、x.xx2は2進数を表す。
ア.0.000012 イ.0.0000112 ウ.0.112 エ.1.12
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パック10進数による表現 | |
10進数の+432をパック10進数で表したときのビットパターンはどれか。ここで、符号は最後の 4ビットとし、+は”1100”、−は”1101”で表すものとする。
ア.0000 0001 1011 1100 イ.0001 1011 0000 1100
ウ.0100 0011 0010 1100 エ.0100 0011 0010 1101
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浮動小数点による表現 | ||||||||||||||||
数値を16ビットの浮動小数点で、図に示す形式で表す。10進数0.375を正規化した表現は どれか。ここでの正規化は、仮数部の最上位桁が0にならないように指数部と仮数部を調整 する操作である。
1ビット 4ビット 11ビット
▲ 小数点の位置 S:仮数部の符号(0:正、1:負) E:指数部(2を基数とし、負数は2の補数 で表現) ア M:仮数部(2進数 絶対値表示)
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誤差の計算 | |
面積Sの円を書くとき、Sの相対誤差を1%以下にするためには、半径rの相対誤差をおよそ 何%以下にする必要があるか。
ア.0.1 イ.0.5 ウ.1 エ.2
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論理演算 | ||||||||||||||||
論理演算”x★y”の演算結果は、次に示す真理値表のとおりである。この演算と等価な式は どれか。
ア.x OR (NOT y) イ.(NOT x) AND y
ウ.(NOT x) AND (NOT y) エ.(NOT x) OR (NOT )
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論理式 | |
論理式論理式 ・ ・ + ・B・ + A・ ・ +A・B・ と恒常的に等しい論理式は どれか。ここで、・は論理積を、+は論理和を、はX の否定を表す。
ア.A イ.B ウ. エ.
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ビットマスク演算 | |
パリティビットを含む8ビット符号において、最上位のパリティビット以外の下位7ビットを 得るためのビット演算はどれか。
ア.16進数0FとのANDを取る。
イ.16進数0FとのORを取る。
ウ.16進数7FとのANDを取る。
エ.16進数FFとのXOR(排他的論理和)を取る。
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2分探索木 | |
図の各節点の値には、A4<A2<A6<A5 <A7<A1<A3の大小関係が成り立つている。 この関係をもつ木をなんと呼ぶか。
ア.2分探索木 イ.AVL木 ウ.B木 エ.ヒ−プ
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2分探索木 | |
2分木を入力するためのテキスト表現を、次のように規定した。図のように節に番号を つけたとき、テキスト表現として正しいものはどれか。
[テキスト表現] (1)左部分木の節番号又はテキスト表現、節番号右部分木の節番号又はテキスト表現 と表す。
(2)部分木が空の時はxを書く。
ア.((1,2),3,(4,5,6)) イ.((1,2,3),x,(4,5,6))
ウ.((1,2,x),3,(4,5,6)) エ.((1,2,x),3,(6,5,4))
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ヒープへの要素追加 | |
親の節の値がこの節の値より小さいヒープがある。このヒープへの挿入は、要素を最後部 に追加し、その要素が親よりも小さい間、親と子を交換することを繰り返せばよい。次の ヒープの*の位置に要素7を追加したとき、Aの位置に来る要素はどれか。
ア.7 イ.11 ウ.24 エ.25
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整数の総和を求める流れ図の作成 | |
流れ図は、1からN(N≧1)までの整数の総和(1+2+・・・+N)を求め、結果を変数xに 入れるアルゴリズムを示している。流れ図中のaに当てはまる式はどれか。
ア.i=N イ.i<N ウ.i>N エ.x>N
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バブルソートの比較回数 | |
n個のデータをバブルソートを使って整列するとき、データの比較回数はどれか。
ア.n イ.nlogn ウ.n(n-1)/2 エ.2n
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コンピュータの高速化技術 | |
コンピュータの高速化技術のうち、一つの命令をn個の独立な処理段階に分割し、 各処理段階を並行に実行出来るようにして、複数の命令をオーバーラップさせて 実行する方式はどれか。
ア.Out-Of-Order実行 イ.キャッシュメモリ
ウ.パイプライン処理 エ.分岐予測
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アドレス方式 | |||||||
機械語命令のインデックス修飾によってオペランドアドレスを指定する場合、表に示す値の ときの有効アドレスはどれか。
ア.100 イ.110 ウ.1100 エ.1110 |
処理装置の性能 | |||||||||||||
基本動作時間(クロック時間)が3ナノ秒の処理装置で、命令の実行に必要なクロック数と その命令の出現比率が表に示す値である場合、この処理装置の性能は平均約何MIPSか。
ア.5 イ.30 ウ.50 エ.100
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主記憶のアクセス時間 | |
あるプロセッサが主記憶装置及びキャッシュメモリにアクセスする時、それぞれの アクセス時間は60ナノ秒及び10ナノ秒である。アクセスするデータがキャッシュメモリに 存在する確率が80%の場合、このプロセッサの平均メモリアクセス時間は何ナノ秒か。
ア.14 イ.20 ウ.50 エ.70
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フロッピーディスクの容量計算 | |||||||
両面倍密度のフロッピーディスクの仕様が表の通りであるとき、このフロッピーディスク1枚のデータ 記憶容量は何Kバイトか。ここで、1Kバイトは1,024バイトとする。
ア.520 イ.1,040 ウ.1,064 エ.1,080
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ディスクの平均待ち時間の計算 | |
回転数が4,200回/分で、平均位置決め時間が5ミリ秒のディスクがある。このディスクの 平均待ち時間は約何ミリ秒か。
ア.7 イ.10 ウ.12 エ.14 |
磁気ディスク装置のアクセス時間 | |
図の構成の仕様のハードディスク装置において、連続した領域に格納された100Kバイトの データを読み出すとき、アクセス時間にかかわるa〜cの要素の関係として正しいものは どれか。
[ハードディスク装置の仕様] @メディア回転数:6,000回転/分 Aトラック当たりの平均データ量:100Kバイト B平均位置決め時間:10ミリ秒 Cインターフェースのデータ転送速度:5Mバイト/秒
[アクセス時間にかかわる要素] a.ヘッドの位置決め時間と回転待ち時間の合計 b.メディアとバッファメモリ間のデータ転送時間 C.バッファメモリとコンピュータ間のデータ転送時間
ア.a<b<c イ.a<c<b ウ.b<a<c エ.c<b<a
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磁気ディスク装置の性能 | |
磁気ディスク装置の性能に関する記述のうち、適切なものはどれか。
ア.磁気ディスク装置のアクセス時間は、回転速度を上げるか位置決め時間を 短縮すると短くなる。
イ.装置の記憶容量は、トラック当たりの記憶容量と1シリンダ当たりのトラック数 だけで決まる。
ウ.データのアクセス時間には、処理装置の前処理時間、データ転送後の後処理 時間も含む。
エ.データの転送速度は、ディスクの回転速度だけで決まる。
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光磁気ディスクの特徴 | |
直径12cm、厚さ1.2oのディスクで、片面1層式で4.7Gバイトの記憶容量を持つ 媒体がある。映画などの動画をMPEG2で圧縮して記録するために用いることが多い 媒体はどれか。
ア.CD イ.DVD ウ.LD エ.MD
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パソコンの入出力インターフェース | |
RS−232Cの特徴に関する記述のうち、適切な 媒体がある。映画などの動画をMPEG2で圧縮しものはどれか。
ア.全二重の双方向通信を行うことができる。 イ.通信可能な最高速度は、19,200ビット/秒である。 ウ.ディジーチェーン接続が可能である。 エ.パラレルインターフェースである。
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内部インターフェース | |
システムバスの説明として、適切なものはどれか。
ア.多くのパソコンで用いられており、モデムや周辺装置とデータを直列に 転送するための規格である。
イ.コンピュータ内部で複数の装置が共有するディジタル信号伝送路である。
ウ.ディジタル信号をアナログ信号に、又は、アナログ信号をディジタル信号に 変換する装置である。
エ.入出力装置と主記憶との間のデータ転送をCPUと独立に行う機構である。
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入出力インターフェースの特徴 | |
入出力インターフェースに関する記述のうち、適切なものはどれか。
ア.ATA/ATAPI−4(通常、IDEと呼ばれている)は 転送するための規格である。
イ.RS−232Cは、8ビットのデ−タを並列(パラレル)に転送するインターフェースであり、プリンタを 接続するために用いられる事が多い。
ウ.USBは、高速な周辺装置と低速な周辺装置向けの二つの転送モードをもち、一般的にプリンタや スキャナ、モデムなどは高速モードで利用する。
エ.セントロニクスは、赤外線通信の規格として、ノート型パソコンや携帯情報端末でのデータ交換や プリンタへの印刷データ送信などに使う。
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プリンタの特徴 | |
プリンタに関する記述のうち、適切なものはどれか。
ア.インクジェットプリンタを用いれば、カーボン複写の控えを取ることが出来る。 イ.ドットインパクトプリンタは、漢字や図形の印刷ができない。 ウ.熱転写プリンタは、カラー印刷ができない。 エ.レーザープリンタは、図形や画像も印刷できる。
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論理回路 | ||||||||||||||||
図は全加算器を表す論理回路である。図中のxに1、yに0、zに1を入力したとき、出力となる c(けた上げ数)、s(和)の値はどれか。
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仮想記憶方式 | |
ページング方式の仮想記憶方式において、実記憶上にないページをアクセスした場合の 処理と状態の順番として、適切なものはどれか。ここで、実記憶には現在、空きページは ないものとする。
ア.置換え対象ページの決定→ページアウト→ページフォルト→ページイン
イ.置換え対象ページの決定→ページイン→ページフォルト→ページアウト
ウ.ページフォルト→置換え対象ページの決定→ページアウト→ページイン
エ.ページフォルト→置換え対象ページの決定→ページイン→ページアウト
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プロセスの状態遷移 | |
プロセスは、実行可能状態(ready)、実行状態(running)、待ち状態(wait)を還移しながら 実行される。プロセスの状態遷移に関する記述のうち、適切なものはどれか。
ア.CPU処理と入出力処理が交互に現れるプロセスを複数個同時に実行させると 各プロセスは実効状態と待ち状態の二つの状態間だけを還移する。
イ.実行可能状態とは、CPUの割り当てを待っている状態をいう。実行可能状態の プロセスは一般に複数個存在し、これらは待ち行列を形成する。
ウ.時分割処理を行っているシステムでは、実効状態のプロセスは、一定時間が 経過すると、待ち状態に還移する。
エ.マルチプログラミングシステムでは、CPUが1個でも、実行可能状態のプロセスは 複数個存在する。
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タスク管理 | |
タスク管理の役割として、適切なものはどれか。
ア.各種の補助記憶装置へのアクセス手段を、装置に依存しない形で提供し、応用 プログラム作成の負担を軽減する。
イ.仮想記憶空間を提供し、実記憶を有効に活用する。
ウ.入出力装置の制御を行い、正確かつ効率良く入出力装置を動作させる。
エ.マルチプログラミングの制御を行い、CPUを有効に利用する。
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タスクの実行時間 | |||||||||||
三つのタスクの優先度及び各タスクを単体で実行した場合の処理装置(CPU)、入出力装置 (I/O)の占有時間は、表の通りである。三つのタスクが同時に実行可能状態になってから、 全てが終了するまでのCPUアイドル時間は何ミリ秒か。 ここで、CPUは1個とし、各タスクのI/O処理は並行して処理可能であり、OSのオーバー ヘッドは無視できるものとする。
ア.3 イ.4 ウ.5 エ.6
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OSの機能 | |
OSが記憶領域の割り当てと解放を繰り返すことによって、細切れの未使用領域が多数できて しまう場合がある。この現象を何というか。
ア.コンパクション イ.スワッピング エ.フラグメーション オ.ページング
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実記憶管理 | |
ロードモジュールを、排他的に実行される複数個の部分(セグメント)に分割し、実行時に 必要なセグメントをローディングする方式はどれか。
ア.オーバレイ イ.スワッピング ウ.動的再配置 エ.動的リンキング
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多重プログラムの特徴 | |
再入可能プログラムの特徴として、適切なものはどれか。
ア.実行時に必要な手続きを補助記憶装置から呼び出しながら動作する。 実行時の主記憶領域の大きさに制限があるときに、有効な手段である。
イ.手続きの内部から自分自身を呼び出すことができる。
ウ.複数のタスクで利用するとき、一時に一つのタスクで利用が可能である。
エ.複数のタスクによって並行して実行されても、それぞれのタスクに正しい結果 を返す。
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コンパイラの機能 | |
コンパイラに関する記述として、適切なものはどれか。
ア.原始プログラムを解釈し、実行する。
イ.構文解析、意味解析を行い、オブジェクトコードを生成する。
ウ.中間コードを編集する。
エ.ロードモジュールを主記憶に格納する。
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データウエアハウスの特徴 | |
データウエアハウスについて記述したものはどれか。
ア.情報システムで利用するデータを管理することである。データの無駄な重複を なくしたり、部門ごとにバラバラだったデータを一元管理したりすることによって データ資源を把握しやすくする。
イ.データのもつ冗長性を除くことによって、データ量を削減する技術である。画像を 処理するイメージ処理では、取り扱うデータ量が膨大になるので必須技術である。
ウ.目的に応じ編成された時系列データの集まりであり、様々な視点から情報活用 分析を行えるので、意志決定に有効である。
エ.利用者間のコミュニケーションや情報の共有を実現し、グループによる作業を 効率化するソフトウエアである。
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伝送制御手順 | |
HDLC手順の受信側伝送フレームの情報部に 00000 10111 11010 というビット列が現れる場合、元の送信ビット列はどれか。ここで、ビット列は左側を 先頭とし、5ビットごとの空白は意味をもたない。
ア.00001 01111 1010(受信側ビット列の連続する5個の0のうち最後の1個を削除)
イ.00000 01111 1010(受信側ビット列の左から6ビット目の1を削除)
ウ.00000 11111 1010(受信側ビット列の左から7ビット目の0を削除)
エ.00000 10111 1110(受信側ビット列の左から13ビット目の0を削除)
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セッション層の規約 | |
OSI基本参照モデルのセッション層の規約に関する記述のうち、適切なものはどれか。
ア.伝送するデータの順序やデータの紛失に対する誤り検出・回復処理、データの多重化 などについての規約がある。
イ.リモートデータアクセス、ファイル転送などについての規約がある。
ウ.隣接するシステム間で透過的で誤りのないデータ転送を行うための誤り制御や、 回復制御の手順、送信や受信のタイミングなどについての規約がある。
エ.論理的な通信路を確立し、順序正しいデータ交換を支援するための相互動作の管理 例外報告などについての規約がある。
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誤り制御方式 | |
送信側は、伝送データを多項式とみなし、これをあらかじめ決められた生成多項式で除算 したときの余りを検査用の符号として伝送データに付加する。受信側は、受信データを 生成多項式で除算し、割り切れるか否かで誤りの有無を判断する。 データ伝送における、この誤り制御方式を何というか。
ア.群計数チェック イ.巡回冗長チェック ウ.垂直パリティチェック エ.水平パリティチェック
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伝送量の計算 | |
14,400ビット/秒の回線を用いて、90文字からなる電文を調歩式で伝送すると、一分間 に何個の電文を送ることができるか。ここで、1文字はパリティビットなしの8単位符号とし、 スタート信号とストップ信号はそれぞれ1ビットとする。また、回線利用率は80%とする。
ア.12 イ.16 ウ.768 エ.960
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LANの特徴 | |
CSMA/CD方式を用いたバス型LANの特徴として、適切なものはどれか。
ア.各ノードは、フリートークンを受け取るまで通信が出来ない。
イ.制御局に障害が発生すると、LANシステム全体が停止する。
ウ.通信量が増加した場合でも、一定期間に通信できる事が保証されている。
エ.ノードは送出した信号の衝突を検知した場合、ランダムな時間だけ待機した後 、信号を再送出する。
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LANの接続機器 | |
トランスポート層以上が異なるLANシステム相互間でプロトコル変換を行うことができる機器は どれか。
ア.ゲートウェイ イ.ブリッジ ウ.リピータ エ.ルータ
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ディレクトリ管理 | |
図の階層型ファィルシステムにおいて、カレントディリクトリがB1であるとき、ファイルC2を指す 相対パス名はどれか。パス名の表現において、”..”は親ディレクトリを表し、”/”は、パス名の 先頭にある場合はルートディレクトリを、中間にある場合はディレクトリ名又はファイル名の区切り を表す。また図中の□はディレクトリを表すものとする。
ア ../A1/B1/C2 イ ../B2/C2 ウ A1/B2/C2 エ /A1/AB2/C2
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関係データベースの表操作 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
関係データベースの表操作において、表1と表2から表3を作る操作はどれか。 表1 表2 表3
ア.結合 イ.射影 ウ.選択 エ.包含
解答 |
DBMSの機能 | |
データベースシステムにおいて、複数のトランザクション処理プログラムが同一データベースを 同時に更新する場合、論理的な矛盾を生じさせないために用いる手法はどれか。
ア.正規化 イ.整合性制約 ウ.データ中心設計 エ.排他制御
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DBMSの障害管理 | |
データベースが格納されている記憶媒体に故障(媒体障害)が発生した場合、バックアップファイルと ログを用いてデータベースを回復する操作はどれか。
ア.アーカイブ イ.コミット ウ.チェックポイントダンプ エ.ロールフォワード
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クライアントサーバーシステム | |
クライアントサーバーシステムにおいて、サーバー側で処理するのが最も適切な処理はどれか。
ア.印刷結果のプレビュー処理 イ.データベースの更新処理 ウ.入力されたデータの形式チェック処理 エ.プルダウンメニューの表示処理
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コンピュータシステムの構成 | |
一方のコンピュータが正常に機能しているときに、他方のコンピュータが待機状態にあるシステムは どれか。
ア.デュアルシステム イ.デュプレックスシステム ウ.マルチプロセッシングシステム エ.ロードシェアシステム
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オンラインシステムの性能評価 | |
オンラインシステムの性能を評価するとき、特に業務処理性能を評価する指標として、最も 適切なものはどれか。
ア.実行待ち時間 イ.チャネル使用率 ウ.トランザクション応答時間 エ.ページング回数
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クライアントサーバシステムの稼働率 | |||||||||||||||
図のように、1台のサーバ、3台のクライアント及び2台のプリンタがLANで接続されている。 このシステムはクライアントからの指示に基づいて、サーバ上にあるデータをプリンタに 出力する。このシステムの稼働率を表す計算式はどれか。クライアントは3台のうち1台でも 稼働していれば正常と見なし、プリンタも2台のうちどちらかが稼働していれば正常と見なす。 ここで、LANの障害はないものとする。
ア.ab3c2 イ.a(1-b3)(1-c2)
ウ.a(1-b)3(1-c)2 エ.a(1-(1-b)3)(1-(1-c)2)
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故障の発生頻度 | |
図の曲線は、故障の発生頻度をグラフにしたものである。グラフのaで示す部分が平らになる 理由として、適切なものはどれか。
ア.初期故障が一定の確率で発生する期間だから。 イ.初期故障がほぼ出尽くし、偶発故障が一定の確率で発生する時期だから。 ウ.初期故障も摩耗故障もほぼ出尽くしてしまったから。 エ.摩耗故障が均等に発生する時期だから。
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ウォーターフォールモデルの特徴 | |
システム開発の手法の一つであるウォーターフォールモデルの説明として、適切なものは どれか。
ア.アプリケーションの部分単位に設計・製造を行い、これを次々に繰り返す。
イ.システム開発を工程順に進めるので、後戻りすればシステムの開発効率が著しく 低下する。
ウ.動作可能な試作品を作成し、要求仕様の確認・評価を早期に行う。
エ.ユーザーの参画、少人数による開発、開発ツールの活用によって短期間に開発 する。
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データフローダイアグラム | |
図は、階層化されたDFDにおける、あるレベルのDFDの一部である。その直下のレベルの DFDの記述の仕方として適切なものはどれか。ここで、プロセスnの直下のレベルのプロセスは プロセスn−1、プロセスn−2、・・・・・のように番号をつけるものとする。
ア イ ウ エ
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オブジェクト指向プログラム | |
オブジェクト指向プログラムにおいて、データとメソッドを一つにまとめ、オブジェクトの実装の 詳細をユーザーから見えなくすることを何と呼ぶか。
ア.インスタンス イ.カプセル化 ウ.クラスタ化 エ.抽象化
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モジュール分割技法 | |
モジュール分割技法の中で、データの流れに沿って、入力処理機能、変換機能、出力機能 出力処理機能へと分割する技法はどれか。
ア.STS分割 イ.共通機能分割 ウ.ジャクソン法 エ.トランザクション分割
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データのコード化 | |
コード化におけるチェックディジットの利用に関する記述として、適切なものはどれか。
ア.コード誤りの訂正にも有効である。
イ.コンピュータへの入力から出力までの処理内容の誤りを発見するのに有効である。
ウ.数字以外の文字を含むコードにも適用することができる。
エ.すべてのコード誤りを検出することができる。
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平成12年春問1 | 分散の計算 |
解答 エ
<解説> n個のデータX1、X2、X3・・・Xnの分散Vは、各変量Xiから平均値を引いた値(偏差) の2乗を平均した値である。 分散を求める式に従って計算する。式を書くのが大変なのでご自分で調べて下さい。(^。^;
まず、平均を求める。 平均=(3+2+7+7+6)÷5=5
次に分散を求める。 分散=1/5{(3−5)2+(2−5)2 +(7−5)2+(7−5)2+(6−5)2} =4.4
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平成12年春問2 | 確率の計算 |
解答 ウ
<解説> 1〜100の中の3の倍数、5の倍数、及び15の倍数の個数を求める。 ・3の倍数:100÷3=33個 ・5の倍数:100÷5=20個 ・15の倍数:100÷15=6個 ここで注意したいのが、15の倍数は3と5の倍数に含まれると言うこと。 以上から、3の倍数でも5の倍数でもない整数は、 100−(33+20−6)=53個 となる。 従って求める確率は、 53÷100=0.53=53%
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平成12年春問3 | 基数変換 | |||||||||||||||||||||||||
解答 イ
<解説> 2進数、8進数、16進数の値を10進数に変換することで解くことができる。
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平成12年春問4 | シフト演算 |
解答 エ
<解説> 2進数各桁の重みは、最右端の桁から、20、21、22、・・・・・であるから、正の2進整数 を左にnビットシフトすると、元の数の2n倍になる。 従って、左に4ビットシフトした場合、24=16倍になる。
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平成12年春問5 | 2の補数表現 |
解答 イ
<解説> 2の補数は、2進数ビット列を全て反転し1を加えることで求めることができる。
元の数: 10110101 反転後: 01001010 +1 : 01001011
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平成12年春問6 | 2進数の除算 |
解答 エ
<解説> 2進小数の各桁の重みは、 2-1 2-2 2-3 2-4 (0. 0 0 1 1 )2 2-3 (0. 0 0 1 )2 であるから、
(2-3+2-4)÷2-3 と表す事ができる。
以上から、 (2-3+2-4)÷2-3=1+2-1=1.12 となる。
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平成12年春問7 | パック10進数による表現 |
解答 ウ
<解説> パック10進は、10進数1桁を2進数4桁(4ビット)で表現し、最下位の4ビットが符号を表す。
4 3 2 + 0100 0011 0010 1100
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平成12年春問8 | 浮動小数点による表現 |
解答 ウ
<解説> 10進数0.375を正規化した浮動小数点表現に変換するためには、まず10進数から 2進数に変換をする。 0.375=0.0112 次に、問題文に従って正規化する。 仮数部 指数部 0.112 × 2-1 指数は負数なので、2の補数に変換する。
1=00012
0001 ↓ 1110 + 1 ←1を加算 1111
よって、 S:0 E:1111 M:11000000000 が入る。
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平成12年春問9 | 誤差の計算 |
解答 イ
<解説> 誤差を含んだ半径をR(r>R)、半径rの相対誤差をaとすると
(r−R)÷r=a r=R÷(1−a)・・・・・@ 面積Sの相対誤差の式 (πr2−πR2)÷πR2 =1−(R2÷r2)=1−(R÷r)2≦0.01 のrに@を代入すると 1−(1−a)2≦0.01
よって、a≦0.005012
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平成12年春問10 | 論理演算 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
解答 イ
<解説> 真理値表に書き出し確認する。
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平成12年春問11 | 論理式 |
解答 エ
<解説> 分配法則を適用して考える。 分配法則 A・(B+C)=(A・B)+(A・C) A+(B・C)=(A+B)・(A+C)
・ ・ + ・B・ + A・ ・ +A・B・
↓ ↓ (・)・(・B) (A・)・(・B)
↓ ↓ (・) (A・)
↓ (+A)・
↓
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平成12年春問12 | ビットマスク演算 |
解答 ウ
<解説> あるビットを得るためには、取得したいビット位置のみを1としたビット列とのAND(論理積) を取る。
問題に当てはめて考える、 8ビット=パリティビット+7ビット、7ビットの値を仮に 1101101 とすると この7ビットを得るためには、取得したいビットを1にしたビット列とのAND(論理積) 演算をすればよい。
1101101 AND 1111111 1101101
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平成12年春問13 | 2分探索木 |
解答 ア
<解説> 2分探索木は、左の子は親より小さく、右の子は親より大きいという特徴がある。そのため、 中間順序でたどると昇順に整列されたデータを得ることができる。
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平成12年春問14 | 2分探索木への入力 |
解答 ウ
<解説> 節番号3を根とした2分木は、(左部分木,3,右部分木)で表現できる。同様に、左部分木 と右部分木も2分木であるから、左部分木=(1,2,x) 右部分木=(4,5,6)と表現する ことができる。 よって、((1,2,x),3,(4,5,6))
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平成12年春問15 | ヒープへの要素追加 |
解答 イ
<解説> 問題に従って処理を行う、 @7と親の25を比較し、7の方が小さいので親子を交換する。 A7と親の11を比較し、7の方が小さいので親子を交換する。 B7と親の9を比較し、7の方が小さいので親子を交換する。 C次に親がいないので処理が終了する。 |
平成12年春問16 | 整数の総和を求める流れ図の作成 |
解答 ウ
<解説> アルゴリズムの定番。これがスムーズに解けなかった人は要復習。 1〜Nまでの総和をxに求めるから、i=Nのときiをxに加えたら処理を終了させる。 そのため、終了判定はiの値がNを越えた時点が正解となる。
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平成12年春問17 | バブルソートの比較回数 |
解答 ウ
<解説> バブルソートとは、隣り合う要素の値を比較し、逆順で有れば交換する操作を繰り返す 方法である。 データ数がn個の場合の比較回数は次式で求めることが出来る。
n(n−1)/2
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平成12年春問18 | コンピュータの高速化技術 | ||||||||||||||||||
解答 ウ
<解説> パイプライン処理は、一つの命令の処理をn段階に分割し、一つの段階が終了した時点で 次の命令を開始出来るので、全体の実行時間が短縮される。
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平成12年春問19 | アドレス方式 |
解答 イ
<解説> インデックス修飾では、アドレス部はインデックスレジスタの番号を指定したレジスタ部と 定数部から構成される。データの有効アドレスは、
有効アドレス=インデックスレジスタの値+命令語のアドレス部の値(アドレス定数)
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平成12年春問20 | 処理装置の性能 |
解答 ウ
<解説> 命令の実行時間は、
命令実行時間=1クロック時間×命令実行に必要なクロック数
で求める事ができる。 問題では、まず平均クロック数を求める。
(4×0.4)+(8×0.5)+(10×0.1)=6.6
クロック時間が3ナノ秒だから、 (3×10-9×6.6) となり、MIPS値とは、1秒間に実行出来る命令数を106単位で表した値であるから
1÷(3×10-9×6.6)≒0.05×10-9=50×106=50MIPS
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平成12年春問21 | 主記憶のアクセス時間 |
解答 イ
<解説> 平均メモリアクセス時間を求めるには公式を利用する。 キャッシュメモリのアクセス時間をTc、ヒット率をα、主記憶のアクセス時間をTmとした時 平均メモリアクセス時間Teは、 Te=αTc+(1−α)Tm ↑ キャッシュメモリ上にデータが存在しない確率。 上記式を問題に当てはめると、
0.8×10+(1−0.8)×60=20ナノ秒となる。
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平成12年春問22 | フロッピーディスクの容量計算 |
解答 イ
<解説> フロッピーディスク1枚のデータ記憶容量は、
1セクタ当たりのバイト数×1トラック当たりのセクタ数×片面のトラック数×2(両面)
で求める事ができる。 よって、 256×26×80×2=1,064,960バイト となり、これを1K(1,024)バイトで除算すると 1,064,960÷1,024=1,040Kバイト と求めることができる。
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平成12年春問23 | ディスクの平均待ち時間の計算 |
解答 ウ
<解説> ディスクの平均待ち時間は、
平均待ち時間=平均位置決め時間+平均回転待ち時間
で求められ、平均回転待ち時間は、
平均回転待ち時間=1回転に要する時間÷2
で求めることが出来る。 よって、 (60秒÷4,200)÷2≒7 7+5=12_秒
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平成12年春問24 | 磁気ディスク装置のアクセス時間 |
解答 ウ
<解説> まず、a〜cを計算によって求める。
(a)回転待ち時間:(1分÷6,000)÷2=5_秒 平均位置決め時間:10_秒 よって、 a=10_秒+5_秒=15_秒
(b)メディアとバッファメモリ間のデータ転送時間:60秒÷6,000=10_秒
(c)バッファとメモリとコンピュータ間のデータ転送時間 100,000÷5000000=0.002≒20_秒
以上から、b<a<cが成り立つ。
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平成12年春問25 | 磁気ディスク装置の性能 |
解答 ア
<解説> イ.トラック当たりの記憶容量とは、 トラック当たりの記憶容量×1シリンダ当たりのシリンダ数×1パック当たりのシリンダ数
ウ.データのアクセス時間とは、処理装置が記憶装置に対して読み書き指示を出してから データの受け渡しが完了するまでの時間である。
エ.データ転送速度とは、 トラック当たりの記憶容量×単位時間当たりのディスクの回転数 である
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平成12年春問26 | 光磁気ディスクの特徴 |
解答 イ
<解説> DVDに関する説明である。
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平成12年春問27 | パソコンの入出インターフェース |
解答 ア
<解説> RS−232Cの特徴を以下にあげる。
・双方向通信を行う事ができる。 ・転送速度は最高20kbps。 ・シリアルインターフェース。 ・モデムやマウス等の周辺装置のインターフェースとして用いる。
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平成12年春問28 | 内部インターフェース |
解答 イ
<解説> システムバスとは、コンピュータシステムのアドレス・データ・コントロールの情報を伝達する 伝送路。パソコンでは、マザーボード上に実装されている。
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平成12年春問29 | 入出インターフェースの特徴 |
解答 ウ
<解説>
ア.ハードディスク、CD−ROMなどの転送に使われる。 イ.RS−232Cの説明。 ウ.USBについて正しく説明されている。 エ.セントロニクスの説明。
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平成12年春問30 | プリンタの特徴 |
解答 エ
<解説> プリンタの理解力を問う問題である。
ア.インクジェットプリンタは、非衝撃式(ノンインパクトプリンタ)であるため、カーボン複写 の控えを取ることができない。
イ.ドットの集合で文字の形を表現するため漢字や図形の印刷は可能である。
ウ.カラーの熱転写インクリボンを用いれば可能である。
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平成12年春問31 | 論理回路 |
解答 ウ
<解説> 全加算機とは、ある桁のxとy、および下位からの桁上がりの値(z)を含めた3つの値を入力 して加算し、和(s)と桁上げ数(c)を出力する論理回路である。 問題文に当てはめて考えると、
1(x)+0(y)+1(z)=102であるから、桁上げ数cは 1、和sは 0になる。
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平成12年春問32 | 仮想記憶方式 |
解答 ウ
<解説> ページングの実行順序に関する問題である。 実記憶上に該当ページがない(ページフォル)が発生すると、
@ページフォルトの発生 A置き換え対象ページの決定。 BAのページアウト Cページイン(該当ページの取り込み)
@〜Cの順序で実行される。
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平成12年春問33 | プロセスの状態遷移 |
解答 イ
<解説> プロセスの状態遷移は以下の3つ。
[実行可能状態] ・・・ CPUの使用権限が与えられれば、いつでも実行に移れる状態。
[実行状態] ・・・ CPUの使用権が与えられた1つのプロセスが実行されている状態。
[待ち状態] ・・・ 入出力動作要求が出たためCPUの使用権を放棄し、入出力動作の 完了を待っている状態。
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平成12年春問34 | タスク管理 |
解答 エ
<解説> タスク管理とは、マルチプログラミングの制御(同時に複数のプログラムを並行処理する)を 行い、CPUを有効に活用しようとする事にある。
ア.データ管理の説明 イ.仮想記憶管理の説明 ウ.入出力管理の説明
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平成12年春問35 | タスクの実行時間 |
解答 イ
<解説> CPUのアイドル時間とは、入出力処理などによってCPUが使われていない時間のこと である。 実際に図に書いてみると良く分かる。
0 5 10 15 17 18 20 23 A *****======== ** B *****========** C *****========**
赤で示した部分が、アイドル時間。
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平成12年春問36 | OSの機能 |
解答 ウ
<解説> 細切れの未使用領域が多数できてしまう現象を、フラグメーション(断片化)という。
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平成12年春問37 | 実記憶管理 |
解答 ア
<解説> 主記憶上の区画の記憶容量より大きなプログラムを実行する場合、プログラム (ロードモジュール)を複数のセグメントに分割し、セグメント単位に主記憶にロード実行 する方式をオーバレイという。
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平成12年春問38 | 多重プログラムの特徴 |
解答 エ
<解説> オンラインシステムなどで利用されるプログラムは、複数の端末から同時に実行要求が 出されても、それぞれに正しい結果を返すことができる。 複数の同時実行要求に対して、タスクを並列に処理することができるプログラムを 再入可能プログラムという。
ア.オーバーレイ。 イ.再帰的プログラム ウ.再使用可能プログラム。
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平成12年春問39 | コンパイラの機能 | ||||||||||||||||||
解答 イ
<解説> コンパイラとは、高水準言語で記述された手続き型プログラムを、以下に示す過程で 機械語の目的プログラムに翻訳する言語プロセッサである。
ア.インタプリタの説明 ウ.リンカの説明 エ.ローダの説明
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平成12年春問40 | データウエアハウスの特徴 |
解答 ウ
<解説> データウエアハウスとは、企業システム全体に散財するデータを統合し、ユーザーの 効果的な意志決定プロセスを支援するためのデータの集まりである。
<データウエアハウスの定義> ・サブジェクト思考 ・統合的 ・恒常的 ・時系列 以上の4つの特性を持ち、意志決定を支援するデータの集合(ビル・インモアの定義)
ア.集中型データベースの説明 イ.圧縮技法の説明 エ.グループウエアの説明
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平成12年春問41 | 伝送制御手順 |
解答 エ
<解説> HDLC手順では、送信側で”1”が5個連続したら必ず”0”を挿入し、受信側では”1”が5個 連続した後の”0”を削除する。 問題のビットパターンでは、
ここで1が5個続くので、後ろの0を削除する。 ↓ 00000 10111 11010
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平成12年春問42 | セッション層の規約 |
解答 エ
<解説> セッション層は、下位のトランスポート層で提供されるシステムエンド間のデータ転送を制御 管理する機能である。 主に、全二重、半二重という通信モードの管理、一連の転送データの途中に目印となる 同期点を入れておき、異常があった場合は、その同期点からデータ転送をやり直す 同期点制御などがある。
ア.トランスポート層の説明 イ.プレゼンテーション層の説明 ウ.トランスポート層の説明
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平成12年春問43 | 誤り制御方式 |
解答 イ
<解説> 巡回冗長チェック方式(CRC方式)は、バースト(連続した)誤りを発見するのに適した方法で 誤り検出後に自己修正も可能である。主にフレーム同期方式で採用される。
群計数チェック・・・伝送単のブロックごとに1のビット数を合計し、その結果を 最後に付加する方式。
垂直パリティチェック・・・各符号に1つのパリティビットを付加する方式。
水平パリティチェック・・・伝送単位のブロックごとに1つのパリティビットを付加する方式。 |
平成12年春問44 | 伝送量の計算 |
解答 ウ
<解説> まず、1文字8ビットで、スタート・ストップ信号が各1ビットづつだから 1文字=8+1+1=10 90文字=90×10=900ビット 14,400ビット/秒で、回線利用率が80%だから 14,400×0.8=11,520ビット/秒 となり、 1秒当たり=11,520÷900=12.8個 問題では、1分間に何個だから 12.8×60=768個
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平成12年春問45 | LANの特徴 |
解答 エ
<解説> CSMA/CD方式とは、
@伝送路にデータ信号が流れていないかを繰り返し確認し、伝送路が空くまで送信を 見合わせる。
A伝送路が空いたら、データを送信する。
B伝送路を監視し、データ信号の衝突を検知した場合は送信を中止する。その後 一定の時間(バックオフ時間)待機して再送を試みる。
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平成12年春問46 | LANの接続機器 | |||||||||||||||||||||
解答 ア
<解説> ゲートウェイはプロトコル変換する機能があるため、異なるプロトコルのネットワークを 相互に接続する。
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平成12年春問47 | ディレクトリ管理 |
解答 イ
<解説> カレントディリクトリのB1からC2を相対パスで指定するには、B1の親ディレクトリのA1を経由して B2のディレクトリへ移動すればよい。 ”..”は親ディレクトリを示すので、答えは」「../B2/C2」となる。
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平成12年春問48 | 関係データベースの表操作 |
解答 ア
<解説> 代表的な表操作の説明をする。
選択 ・・・ 表の中から特定の条件を満足する組(行)を取り出す操作。
射影 ・・・ 表の中から特定の条件を満足する属性(列)を取り出す操作。
結合 ・・・ 複数の表に関係する属性を基準に、一つの表にまとめる操作。
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平成12年春問49 | DBMSの機能 |
解答 エ
<解説> データベースの更新処理中に、別のコンピュータが同じデータに対して更新してしまうと論理的な 矛盾が生じる。この不具合を防ぐ手法として、ある、コンピュータがデータを更新している間は、 他のコンピュータの更新処理を禁止する事を「排他制御」という。
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平成12年春問50 | DBMSの障害管理 |
解答 エ
<解説> データベースの障害回復をする操作には、ロールバックとロールフォワードがある。ロールバックは 障害の発生で中断された処理が行われる前の状態に戻す操作である。また、ロールフォワードは バックアップしたファィルを正常に動作する記憶媒体にコピーした後、バックアップを取得した以降に 行われた更新情報(ログファイル)を用いて、障害発生直前の状態まで更新する操作である。
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平成12年春問51 | クライアントサーバシステム |
解答 イ
<解説> 通常、データベースは集中化されているため、データベースの更新処理は、処理速度・整合性維持 の点からデータベースサーバでの一括処理に適している。
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平成12年春問52 | コンピュータシステムの構成 |
解答 イ
<解説> デュプレックスシステムとは、通常一方の系(主系)がオンライン処理など優先度の高い 業務用として稼動し、他系(従系あるいは待機系)で バッチ処理やシステム開発を行う。 もし、主系に障害が発生した場合には、従系は処理を中断してオンライン処理を行う。
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平成12年春問53 | オンラインシステムの性能評価 |
解答 ウ
<解説> ア.実行待ち時間
・・・ タスクの状態遷移のうち、入出力動作などが終了するのを待っている状態。 イ.チャネル使用率・・・入出力装置の制御を行う制御プログラム。 ウ.トランザクション応答時間・・・ レスポンスタイム。バッチ処理の場合はターンアラウンドタイム。 エ.ページング回数・・・ 仮想記憶を使ったシステムで、実記憶の領域の不足がわかる。
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平成12年春問54 | クライアントサーバシステムの稼働率 |
解答 エ
<解説> a(1−(1−b)3)(1−(1−c)2) = a × (1−(1−b)3) × (1−(1−c)2) |
平成12年春問55 | 故障の発生頻度 |
解答 イ
<解説> 図はバスタブ曲線と呼ばれ、初期故障・偶発故障・摩耗故障の3つに分けられる。 故障の発生頻度は、初期故障 → 偶発故障 → 磨耗故障 の順に推移する。
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平成12年春問56 | ウォーターフォールモデルの特徴 |
解答 イ
<解説> ウォータフォールモデルの特徴は以下の通り。 ・各フェーズ終了時には、各フェーズの成果物のレビューを行い、内容の正確性を検証する。 ・各フェーズごとの成果物をその下流工程に引き渡す。下流工程は上流工程から 引き渡された成果物をもとに作業を行う。このことによりシステム開発の一貫性が保証される。
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平成12年春問57 | データフローダイアグラム |
解答 イ
<解説> DFD(Data Flow Daiagram) (モジュール間)のデータに注目し、システムとデータの関係を
図的にモデル化する技法。 ア:処理1へ入る矢印の本数が一致しない。 エ:1−2の処理は外部からのデータの流れがないため適切ではない。
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平成12年春問58 | オブジェクト指向プログラム |
解答 イ
<解説> オブジェクト指向プログラミングでは、データとそれに関する操作や手続き(メソッド)を ひとまとめにしたオブジェクト単位で開発を進める。
インスタンス・・・・・オブジェクトの性質を抽象化した型枠をクラス、具体的な オブジェクトをインスタンスと言う。
カプセル化 ・・・・・オブジェクトの実装の詳細を隠蔽する事で、プログラムの 独立性が高まり保守しやすくする。
抽象化 ・・・・・システムの開発において何をするかということに焦点を当てる。
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平成12年春問59 | モジュール分割技法 |
解答 ア
<解説> ア. STS分割:プログラムを (1)源泉部分(入力データを処理する部分) (2)変換部分(入力データを出力データに変換する部分) (3)吸収部分(出力データを処理する部分) に分割し、それぞれをひとつの機能として記述し、モジュールとして定義する。
イ. 共通機能分割:共通に利用できるモジュールを独立させる分割法。
ウ. ジャクソン法:データ構造と処理構造の図式的表現法。
エ. トランザクション分割:データの流れに着目した代表的な技法。
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平成12年春問60 | データのコード化 |
解答 ウ
<解説> 外部設計の中で「コード設計」(コード化)は行われるが、その場合
(1)識別機能、(2)分類機能、(3)配列機能、(4)チェック機能
の4つの機能が要求される。チェック機能とは、入力されたコードが正しいか どうかをチェックする機能である。通常は、本来のコード部分に対して、 モジュラス11などの計算を行い、その計算結果(チェックディジット)をコードの最下位に付け加える。 ア.検出はできるが、訂正はできない。
イ.入力時の誤りチェック用であり、処理内容の誤りをチェックするものではない。
エ.正しいデータと誤ったデータのチェックディジットが、偶然一致する可能性がある。
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